宇野常寛のレビュー一覧

  • 遅いインターネット

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    言語が国境に規定され、いわゆる母国語としての壁を超えるには、外国語を習得した上で、外国語の媒体を読み解くか、直接外国人と交流するという方法がある。インターネット以前は、これには物理的な限界があった。今、ネット上では、グローバルな距離は縮み、かつ、タイムリーに情報が公開され氾濫する。更に、機械翻訳も可能。とても便利な時代になって、情報も民主化され、より平和な世界市民的社会が到来するのだ…と無垢に考える人はいないだろう、残念ながら。

    フェイクニュース、快楽のための生贄探しや炎上、排外的なヘイト、欲望を刺激するための性的ポルノや消費を煽るリコメンドが溢れる。ここでいう遅いインターネットとは、アナロ

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    2024年10月20日
  • 水曜日は働かない

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    働き方改革的な内容を期待してたので、星は低目。内容自体は面白かったけど、小説なのか、エッセイなのかルポなのかわからなかった。東京住みにしかわからないネタが多く、そっちも分からなかった

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    2024年10月01日
  • 遅いインターネット

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    グローバルな市場にドメスティックな政治→「民主主義って本当に最良のルールなのか、世界をまわって考えた」参照。
    大きく風呂敷を広げているが、もっとネットリテラシーを持てという話。

    ※単行本にて読書

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    2024年02月17日
  • チーム・オルタナティブの冒険

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    ネタバレ

    前もって情報をほとんど得ない状態で読み始めて、ミステリーなのかと思っていたら、終盤、主人公が○○したのには驚いて笑ってしまった。そういうお話だったのね。

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    2024年02月09日
  • 2020年代の想像力 文化時評アーカイブス2021-2023

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    ドライブマイカー評における「直子でも鼠でもない特異点」の話、ドンブラザーズ評における井上敏樹論の話は良かった。

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    2024年01月29日
  • 水曜日は働かない

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    ミニカーの応募券をもらうため、免許が無いのにディーラーに行き、店員と妄想で会話する場面が面白かった。

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    2023年08月20日
  • ゼロ年代の想像力

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    どこかのブックガイドから。ハヤカワ文庫から、ってのがちょっと意外な気もしたけど、JAのラインだとこういうのもアリなんかな?2000年をまたいでの前後10-15年くらいにおける、主にエンタメ界隈からのぞいた世相論。取っつきにくい印象だけど、小難しい部分を半ば読み飛ばすくらいの感じで読むと、それなりに楽しく読み通せる。でも、文中で大きく取り上げられている作品のうち、おそらく半分以上に触れてきていないこともあり、理解は不十分。かといって、それら作品に触れた上でもう一度本書を、とまでは思わんかな。

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    2023年07月21日
  • ひとりあそびの教科書

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    ☆3.5 あるやうでなかった本
     ひとりあそびを紹介しつつ、終章は評論で締めてゐる。縛りプレイの「目的」どほりにやってもつまらないといふくだりは、おなじ14歳の世渡り術シリーズの『オタクを武器に生きていく』と共通点を感じた。
     1章2章のランニングと虫取りは参考になった。終章の評論は凡庸なインターネットポピュリズム批判みたいなもので、余計かな。

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    2023年07月04日
  • ひとりあそびの教科書

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    目的をもたない。人と繋がらない。人間ではなく、ものごとを楽しむ。

    周りの基準ではなく、自分基準で生きるためのひとりあそび。周りがどう思うかよりも、自分がどう思うかを生きることが大切。

    いつまでも子供心をもって、ひとりをあそびつくそうと思った。

    宇野ファーム物語が面白かった。私もジオラマを始めてみようかなって思った。

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    2023年07月02日
  • 砂漠と異人たち

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    SNSの隆盛で承認ゲームになってる世の中に対し、アラビアのロレンスや村上春樹の行動や発言から洞察する精神状態を考察し、その欠陥を浮き出すことにより、遅さから得る自己の取り戻しの持論に繋げる本

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    2023年06月17日
  • ひとりあそびの教科書

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    メッセージの中心的な部分は非常に共感できるものがあります。つまり、タイトルにあるような主張は、わたしにはおおむね正しいように思われました。

    ただ、全体的には鼻につくような感じがしましたし、やはり教科書というのとはちがうと思います。あくまでもこの著者のやり方、ということです。

    これを読んで、なるほどこういうことでいいのだ。なにも大勢で無意味に集まってはしゃぐことは、必ずしも褒められたものでもないのだ。そういうことに気がつければいいと思います。

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    2023年05月26日
  • 遅いインターネット

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    2020年2月に刊行された著書の文庫版で、2023年現在を踏まえた新章が加えられている。解説も成田悠輔という…贅沢。
    早すぎるインターネットによる弊害が嫌というほど書かれていて、自分の中でも反芻しながら読み進めた。宇野さんの全てに賛同するわけではないし、それも歓迎してくれるのが宇野さんだとも思う。podcastの「a scope」でも出演していて、本書を理解するうえでの補完になる。
    いろんな考えに触れられる読む喜びをこれからも享受していきたい。そして、その後の行動も大切だ。

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    2023年04月23日
  • 水曜日は働かない

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    タイトルに惹かれたけれど、思っていたような内容とは違った。
    ただ、「水曜日は働かず、こうやって物事を深く掘り下げて考える時間にしようよ」っていう提案なのかも。
    みんな本当に働きすぎだから、そのくらいの時間は持てるように水曜日は働くのやめよ〜よ、ってノリは好きだ。

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    2022年06月05日
  • 日本文化の論点

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    ネタバレ

     経済的、社会的に日本は疲弊・衰退してしまったが、本当にすっかりだめになってしまったのか、という問い立てに対し、筆者が「オタク文化が育んだ想像力にこそ、現実を変革する力があり、現代の日本が武器とするべきはそこだ」というようなことを論じていく、というような内容。「昼の世界」(経済力など)が衰退した「失われた20年」の裏側では、「夜の世界」が着実な成長を遂げていたのだ、という感じ。

     面白く読んだ箇所も決して少なくはないけれど、論じ方としてはやや荒っぽい印象を受けた。言葉の定義が雑(インターネットという言葉が、ネット上のコミュニティを指すのか、提供するサービスを示すのか、どのサービスまでを含むの

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    2022年05月25日
  • 楽器と武器だけが人を殺すことができる

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    世の中にはいろんなコンテンツがあるけれど、そのコンテンツとの向き合い方もいろいろあるんだなぁと思った。
    AKBとかマンガとかドラマとか自分は全く詳しくないけど、めっちゃハマって時間とかお金とかかけてる人がいるのは知ってる。
    でもこんな風に、それがどういう仕組みでこういう原理で、それでどういう意味なのかみたいなことを考えてる人がいるのは初めて知った。

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    2022年02月16日
  • ゼロ年代の想像力

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    「大きな物語」が失われたゼロ年代を生きる者へ。

    著者の言っていることはわかるようなわからないような。ゼロ年代が終わり、エヴァは完結し、ソシャゲの存在感が大きくなっている。今、著者は何を考えているのだろう。

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    2021年08月02日
  • AKB48白熱論争

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    全盛期に起きた事件について政治を絡めて話す4人に驚いた。
    ただ推しについて語るだけでなく、その当時の時代背景を元に論争を繰り広げていて面白かった。

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    2021年05月31日
  • 母性のディストピア I 接触篇

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    総論はなかなか読ませるし、富野由悠季論は頷けるところも多いのだが、宮崎駿論がしっくりこない。宇野常寛は宮崎駿が嫌いなのかなと思ってしまう。別の著書の村上春樹論はもっと辛辣だったような気がするのだが、好き嫌いは特に感じなかったんだけどな。あんまりジブリ見てないから分からないだけかなとも思うけど、ガンダムも別に見てないんだよな。何でだろ?

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    2021年01月30日
  • ゼロ年代の想像力

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    ネタバレ

    …本来、日常という「死」へ向かう最大にして最後の物語に対峙することを求めながらも、それを恐れている人間こそが、それが手に入らないことに傷ついては「自分は非日常的なロマンティシズムがないと満たされない特別な人間だ」と(根拠もなく)思い込むことで、プライドを保とうとする。だが、彼らに必要なのは決して「非日常的なロマンティシズム」でもなければ、「超越」でもない。肥大した自己評価を捨て、素直に自分の欲望と向き合う謙虚さでしかないのだ。そしてそれは、決して不幸なことではなく、むしろ私たちに与えられた最大の可能性のひとつなのだ。

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    2020年03月08日
  • 楽器と武器だけが人を殺すことができる

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    サブカルチャーに関するエッセー集。タイトルはその中のひとつ。仮面ライダーアギト、ファイズの話だった。他にアニメ、朝の連ドラ、村上春樹、AKB等の話題。

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    2019年03月26日