【感想・ネタバレ】ひとりあそびの教科書のレビュー

あらすじ

たくさん「ひとりあそび」の方法を知ってから大人になる人こそが、世界を面白くできる――他人の見方や他人からの評価などを気にせず、純粋に、自分が触れたものに喜びを感じる方法を学ぶ。

他の人の反応なんか気にならないくらい、「あそび」に夢中になっていい。
ランニング、虫採り、旅、コレクション、模型、ゲーム、映画……
「みんな」ですることじゃ「ない」楽しいことが、この世界にはたくさんある。
そのことを覚えよう。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

日々に忙殺されていたり、自身に価値が無いと感じる人に刺さる内容だと感じた。
ひとり遊びの代表格であるテレビゲームがなぜ面白くなくなっていくのか、それを踏まえた上でどう面白くしていくか、そしてそれを生活にどう転用していくかのパートが特に面白い。

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2023年10月19日

Posted by ブクログ

目的なんかあるとすべて義務感や使命感になる。無目的でただ走る、ただ見つけて観察して愉しむ、ただ集めて触れていつくしむ。正解。

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2023年09月03日

Posted by ブクログ

宇野さんの著書の中でもスイスイ読める部類

宇野さんの紹介するひとりあそびがおもろしろく
忘れてきた何かを思い出させてくれるものだった

人間関係のネットワークから離れて没頭できるひとりあそびがあると生活が豊かになると思った

SNSに執着しているような人に特にオススメしたい

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2023年07月27日

Posted by ブクログ

「14歳の世渡り術」ってシリーズの一冊。50年前は、14歳にとっては「世渡り」って言葉自体が、ちょっと避けたいものだったような気がしますが、これだけAIに仕事奪われる、とか、アクティブラーニングの必要性とか、少子高齢化とか、未来への心配事が山積していると、現在の中高生にとって「世渡り」はポジティブな能力として始めっから認識されているのかもしれませんね。久々に宇野常寛の言ってること聞こうと思い、手にした次第。非常に「らしい」展開で、一気に読んで楽しみました。なにかというと「コミュ力」とか言ってみんなとの協調性を強要する大人をしり目に、「ひとりあそび力」のこそ必要な能力というメッセージでした。『「共感」するのをやめてみよう』とか『「発信」することで人間はつまらなくなってきた』とかドキッとするものもいっぱいですが、いや、そうかもしれない…と思わせてくれます。『読書とは「ゲーム」をつくること』は自分の中でのアンダーライン大賞かな…。そしてこの本はこれから社会に出る14歳に向けて書かれた教科書という体はとっていますが、これから会社とか仕事とかいう枠組みから外れる64歳にとっても教科書になるんじゃないかな、と思いました。実は「14歳の世渡り術」は「64歳の生き残り術」?

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2023年07月08日

Posted by ブクログ

☆3.5 あるやうでなかった本
 ひとりあそびを紹介しつつ、終章は評論で締めてゐる。縛りプレイの「目的」どほりにやってもつまらないといふくだりは、おなじ14歳の世渡り術シリーズの『オタクを武器に生きていく』と共通点を感じた。
 1章2章のランニングと虫取りは参考になった。終章の評論は凡庸なインターネットポピュリズム批判みたいなもので、余計かな。

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2023年07月04日

Posted by ブクログ

目的をもたない。人と繋がらない。人間ではなく、ものごとを楽しむ。

周りの基準ではなく、自分基準で生きるためのひとりあそび。周りがどう思うかよりも、自分がどう思うかを生きることが大切。

いつまでも子供心をもって、ひとりをあそびつくそうと思った。

宇野ファーム物語が面白かった。私もジオラマを始めてみようかなって思った。

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2023年07月02日

Posted by ブクログ

メッセージの中心的な部分は非常に共感できるものがあります。つまり、タイトルにあるような主張は、わたしにはおおむね正しいように思われました。

ただ、全体的には鼻につくような感じがしましたし、やはり教科書というのとはちがうと思います。あくまでもこの著者のやり方、ということです。

これを読んで、なるほどこういうことでいいのだ。なにも大勢で無意味に集まってはしゃぐことは、必ずしも褒められたものでもないのだ。そういうことに気がつければいいと思います。

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2023年05月26日

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