感情タグBEST3
Posted by ブクログ
うん、これは面白かった!タイトルに惹かれて読んでみたのだが、いわゆる批評の集まりだった。
以前読んだ武田砂鉄さんのものよりは、しっくりくる感じで、最後は久しぶりに読み終わるのがもったいない感じが得られた本だった。
特に、京都の話かな、こういう考え方をする人は基本的に好きなので、もっとこの人の書いたものを読みたいと思ったし、この本もやっぱり買いたいなと考えている。
Posted by ブクログ
宇野さんの洞察力の深さに感嘆させられる。ただ、読み手側がその作品を見たり読んだりしていないと、イマイチ理解出来ない。作品を見れば良いんだろうけど。
読み終わって頭に浮かんだのは、宇野さんが「で、これからどうする?」って、言ってるイメージ。物事の本質を考え、今後それをどう発展・変革していくのか、そこから未来が始まるような気がする。さて、どうしていこうか?
チームラボにも、行ってみたい!
Posted by ブクログ
この方の本は初めて読んだ。
確かに、水曜日と土日休みだとどの平日も休日と隣り合わせになるんだ。私たちはあまりにも休まないことに慣れてしまってるんだなぁ。
張りつめた糸は切れやすいって話や、内面と向き合わないとどんなに外に向かっても何も掴めない話は納得。
Posted by ブクログ
第2部は、これまで知っていた評論家としての宇野常寛の世界。それをはさむ第1・3部は、朝井リョウみたいな日常生活を説き直すようなPart。もちろん、第1・3部も、時代を深く捉え直している。
タイトルに限らず、本当にそうなのかを問いかけてくる一冊。コロナ禍やカレンダーの休日にまどわされず、そんな風に生活していることは意味はと考えるための本。
Posted by ブクログ
同著者の「ゼロ年代の想像力」を読んだ流れで新しいものを読みたく購入。
SNS時代を踏まえて、コロナやオリンピックを踏まえて著者が感じたことがまとめられている。
「議論は相手を打ち負かすゲームではない、重要なのは問題そのものの解決あるいは解体することであること、お互いの考えを聞くことで自分の思考の手がかりとしたいと思っていただけだ。」
という部分にコミュニケーションの望ましい形が端的に示されていると強く感銘を受けた。
エッセイ調なので評論を読まない人にもおすすめです。
Posted by ブクログ
タイトルにすっかりやられてしまった。
クスッとさせられるエピソードから考えさせられるエピソードまで。
確固たる信念がありながらも排他的でない宇野さんのスタンスに魅力を感じた。