水曜日は働かない

水曜日は働かない

1,870円 (税込)

9pt

3.8

水曜日が休みになると1年365日がすべて休日に隣接する――毎週水曜日を「自分を大切にするための時間」に充てることにした著者の日常を綴った、笑えてそして思わず考えさせられるエッセイ集。働かない、飲み会に参加しない等、何かを「する」でなく、「しない」ことから見えてくる幸福論の第一部「水曜日は働かない」。批評家として「テラスハウス」「大豆田とわ子と三人の元夫」「ジョーカー」「花束みたいな恋をした」等近年の作品を論じた第二部「2020年代の想像力」。チームラボの猪子寿之や、香港の政治運動家である周庭との交流などを綴った第三部「水曜日も働く人たち」。

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水曜日は働かない のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年08月11日

    うん、これは面白かった!タイトルに惹かれて読んでみたのだが、いわゆる批評の集まりだった。
    以前読んだ武田砂鉄さんのものよりは、しっくりくる感じで、最後は久しぶりに読み終わるのがもったいない感じが得られた本だった。
    特に、京都の話かな、こういう考え方をする人は基本的に好きなので、もっとこの人の書いたも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月25日

    同著者の「ゼロ年代の想像力」を読んだ流れで新しいものを読みたく購入。
    SNS時代を踏まえて、コロナやオリンピックを踏まえて著者が感じたことがまとめられている。
    「議論は相手を打ち負かすゲームではない、重要なのは問題そのものの解決あるいは解体することであること、お互いの考えを聞くことで自分の思考の手が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年07月09日

    タイトルにすっかりやられてしまった。
    クスッとさせられるエピソードから考えさせられるエピソードまで。
    確固たる信念がありながらも排他的でない宇野さんのスタンスに魅力を感じた。

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    Posted by ブクログ 2023年08月20日

    ミニカーの応募券をもらうため、免許が無いのにディーラーに行き、店員と妄想で会話する場面が面白かった。

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    Posted by ブクログ 2022年06月05日

    タイトルに惹かれたけれど、思っていたような内容とは違った。
    ただ、「水曜日は働かず、こうやって物事を深く掘り下げて考える時間にしようよ」っていう提案なのかも。
    みんな本当に働きすぎだから、そのくらいの時間は持てるように水曜日は働くのやめよ〜よ、ってノリは好きだ。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年03月14日

    第2部は、これまで知っていた評論家としての宇野常寛の世界。それをはさむ第1・3部は、朝井リョウみたいな日常生活を説き直すようなPart。もちろん、第1・3部も、時代を深く捉え直している。
     タイトルに限らず、本当にそうなのかを問いかけてくる一冊。コロナ禍やカレンダーの休日にまどわされず、そんな風に生...続きを読む

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