宇野常寛のレビュー一覧
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「自己承認なんてものは、もはや断片的で確率的なものでしかあり得ない」
失われた10年だったのがいつの間にか20年になって、僕たちが青春を過ごした時代が無意味だったかのようなことを言われちゃって、それを聞く僕たちも、何となくそんな気分になっていたけど、それに異を唱える人がいる。そのうちの二人が著者...続きを読むPosted by ブクログ -
東日本大震災によって既存の枠組みに対する絶望感が生まれる中、日本人はどこに「希望」を見出したらいいのか?
戦後日本の社会構造、日本におけるインターネットの発達史などを紐解きながら、2010年代の「希望」へとつながる萌芽を探っていく本。
実世界とコンピュータがより密接につながりリアル空間を広げてくれ...続きを読むPosted by ブクログ -
今までの社会構造の矛盾や限界に対して、大変共感できる整理と今後の方向性を打ち出している事に感銘を受けた。この考え方に立った何らかの試みを実現したいと思う。Posted by ブクログ
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いやー、面白かった。特に第Ⅲ章「希望」を考えるはすごくなるほどと。目指すべき方向性は全く同感。私ももっと勉強せねば。Posted by ブクログ
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__しかし、もはや読者/観客の多くは、作品そのもの(虚構)ではなく、作品についてのコミニュケーション(現実)に関心の重心がある。作品の表現よりも、作家の人生に関心があるし、他のみんなが褒めている/貶しているものに、自分がのるかそるか、どちらにすればポイントが稼げるかという現実に興味がある。
_...続きを読むPosted by ブクログ -
序章がながい笑
軸となる事件?が起きるまでが長い(笑)
葉山先生が亡くなった時点で事件は始まってるはいるんだけど。
森本の独りよがりが、ちょっときつかったなぁ。残り3分の1くらいになって、ようやくエンジンがガーッとかかってきた感じでキタキタぁ!ってなり、真相は異星人的な話じゃないの?と思ってたら、え...続きを読むPosted by ブクログ -
ブーム。何故それがブームになっているのか。人々が求めているから。なぜ人々はそれを求めるのか。
この作品が描いていることは何か。表現のされ方、方法は適切か。過去や他の作品の比べて、どうか。
ただ受け取るだけでなく、さまざまな角度から検証してみる必要がある。Posted by ブクログ -
日々に忙殺されていたり、自身に価値が無いと感じる人に刺さる内容だと感じた。
ひとり遊びの代表格であるテレビゲームがなぜ面白くなくなっていくのか、それを踏まえた上でどう面白くしていくか、そしてそれを生活にどう転用していくかのパートが特に面白い。Posted by ブクログ -
久しぶりにこの手の文化批評を読んだが、理解に時間がかかった。
最近の文化作品の批評集であり、各作品の抱える問題点や作品から見える現代の想像力について数ページで解説される
個人的には『SPY×FAMILY』、『カムカムエヴリバディ』あたりはおもしろく、気付きのある形で読めた
感情的に作品を楽しむ...続きを読むPosted by ブクログ -
宇野さんの著書の中でもスイスイ読める部類
宇野さんの紹介するひとりあそびがおもろしろく
忘れてきた何かを思い出させてくれるものだった
人間関係のネットワークから離れて没頭できるひとりあそびがあると生活が豊かになると思った
SNSに執着しているような人に特にオススメしたいPosted by ブクログ -
「14歳の世渡り術」ってシリーズの一冊。50年前は、14歳にとっては「世渡り」って言葉自体が、ちょっと避けたいものだったような気がしますが、これだけAIに仕事奪われる、とか、アクティブラーニングの必要性とか、少子高齢化とか、未来への心配事が山積していると、現在の中高生にとって「世渡り」はポジティブな...続きを読むPosted by ブクログ