山下紘加のレビュー一覧

  • 私の身体を生きる

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    思ってたんと違った‥
    というのがまず第一印象。

    タイトルから「生」の話だと思っていた。
    それぞれ病気や障害、特性などを抱えながら「私の身体を生きる」というような内容だと思っていたし、そういう内容が読みたかった。

    ‥それはそれとして、読み進めると
    こんなに明け透けに自分の体験や性被害や性癖や生き方を世間に曝け出して大丈夫なのか?と心配になるような内容が多くて驚いた。

    そして、みんな色々な事を抱え、考え生きているんだな‥と改めて考えさせられた。
    普通に見えるあの人も、幸せそうだと感じるあの人も本当は色々な事情を抱えているのかもしれないと。

    「性」に対する考え方・感じ方・捉え方も本当に様々で

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    2025年08月01日
  • あくてえ

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    終わりが見えないところが現実を描いているなと感じた。介護は厳しいな…自分が介護する可能性が高まり、自分が介護される側(してもらえない可能性の方が高いが)も近いので、冷え切った気持ちが残った。

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    2025年06月16日
  • 私の身体を生きる

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    2025/03/08予約 110
    少し思っていた内容と違った。
    性被害の経験を語る人が多かった。自分の体の特性を認め生きていく事は自分自身が楽に生きていくために必要だ。でもそれが難しい。

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    2025年06月14日
  • 可及的に、すみやかに

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    生きていくのは切なく,苦しい。そう簡単にはいかないものなんだな,と思う。思い通りにいかないけれどなんとか踠きながら,生きていくのが人生なんだなぁと。

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    2025年05月19日
  • 煩悩

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    支配と依存の話に見えた。支配と依存を嗜癖しててそれが煩悩ってことかもと思った。涼子は安奈が自分の意思で恋をし、誰かと肉体関係をもつのが嫌なんだろうなと思った。自分の許可なく脱毛するのですら嫌がるくらいだから。支配下から離れて自分の意思を持たれるのが嫌なんだよね。肉体関係の数でマウントをとるようなふしもあるし正直涼子みたいな人が身の回りにいたらわたしはあからさまに避けてしまうと思った。こういう人間関係をつくろうとする人って性別年齢問わずいて、自分にも身に覚えがあるからこそ苦い読後感があった。でも読んでこういう感想持つってことは描写が巧みなんだと思う。

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    2025年04月13日
  • エラー

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    フードファイターの本な読んだことがなかったからだいぶ新鮮で味に飽きるとかお腹いっぱい以前に顎が疲れるとか手首が痛いとか思いもしなかった。自分の体を理解して試行錯誤し、トレーニングする姿はアスリートそのもの。不正や闘争心や焦りの描写がリアルだった。

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    2025年04月04日
  • ドール

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    いじめられっ子の中学生がダッチワイフを性の対象とする話。アブノーマルな世界がさらりと暗くなりすぎずに読みやすく描かれています。そのためか、表面的に腫物をなぞっただけのような、本来根深いどろどろとした陰湿な部分が中途半端に描かれ、登場人物の個性がぼやけてしまったように感じました。

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    2025年02月28日
  • 可及的に、すみやかに

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    子供のあれこれで精神に強い影響受けるのって母親ばかりだな。それほど責任を強く感じてるし距離が近いからだろうけど。狂気を感じる。

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    2025年02月04日
  • エラー

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    ずっと前にポッドキャストでおすすめされていたことを本屋で見かけた際にふと思い出しすぐに読んでみた。
    一果という女性フードファイターが主人公の話。
    真王という人気大食い番組を4回優勝していたが、水島という方が優勝して負けるところから始まる。
    作者の描写からは1ミリも可愛さは感じられないが、彼女の評判は可愛く美味しそうに食べることでテレビ映えする大食いタレントだ。
    初めて負けたことによって一層胃を拡張するために味の無い麺などを食べてトレーニングに励んだりして
    そもそも大食いとはなんなのか、なんのために大食いをしているのかが不思議に感じた。
    作者の食べ物の描写が絶妙だった。美味しいとかの味ではなく咀

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    2025年01月21日
  • 可及的に、すみやかに

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    うまくいかないことがあると、どこかで発散したくなるよな。誰かに理解してもらえたら、もっと楽になるのかも。他人に気づいてもらうために起こす行動って人それぞれなのかもしれない。

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    2025年01月19日
  • 可及的に、すみやかに

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    人とひとの関係は、見る方向(立場)が変わると全く違ったものとなるのだろう。相手の立場で考えることは重要だが相手になって見ることは不可能であり、想像するのが精一杯。そういった意味からも考えさせられる作品であった。

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    2024年11月30日
  • 可及的に、すみやかに

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    ふたつの話が入っていた。連作。
    表題作の『可及的に、すみやかに』は子どもが小さかった頃を思い出した。
    『掌中』はもやもやする話だった。万引きを繰り返してしまう初老の女性と引きこもりの息子。
    おそらく認知症のふりをした(もしくはまだらボケ)の高齢女性。出てくる人たちの誰にも共感することができず、きみの悪さにゾッとした。

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    2024年11月30日
  • 可及的に、すみやかに

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    前作、煩悩でかなり食らった私。すっかり作者山下紘加さんに魅せられて、さぁ今作と期待値大。前情報は何もないまま、読み始める。今回は連作短編が2作か。前作とは打って変わって雰囲気違うぞ。
    しかし、そこは流石の山下氏、しっかりした文章で読ませてくれます。また会話の端々にリアリティを感じさせ、現代の純文学作家を読んでいる時間を享受しました。

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    2024年09月23日
  • エラー

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    本でお腹がいっぱいになった作品は初めてかもしれない。
    フードファイターってただ食べてるだけかと思いましたが、トレーニングとか色々あるんですね。これは少し勉強になりました。
    非常に読みやすいのでちょっとした時間に読んでみてはどうてしょうか。(^-^)

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    2024年03月01日
  • エラー

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    食べ物が題材の本はいろいろ読んできたが、主人公がフードファイターなのは初めて。
    表紙のラーメンが美味しそうなので、飯テロほっこり系をイメージしていたが、開いてみると想像とは全然違った世界で、今まで読んできたグルメ小説とは一風変わって新鮮だった。

    番組の裏工作などが明らかとなる中で、主人公 一果が食べ物を大切にしている姿勢が、すごくよかった。
    一果は最後どうなったんだろう…とラストの展開が気になった。

    ごはんの量は八分目が一番、ほどよい量を美味しいね〜ってゆっくり食べるのが一番だな。。今日も食べ物に感謝!

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    2024年02月16日
  • 煩悩

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    女性の濃い友情というか、束縛というか、
    緩やかな支配というかそんな感じ。

    濃い付き合いは苦手で、あっさりした付き合いしかしてこなかったので
    共感というよりは、そうなのか〜と思った。

    身体に関する描写は共感するところが多かった。

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    2024年02月09日
  • ドール

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    ピュアドールを1度は……w

    ってな事で、山下紘加の『ドール』

    人間を好きになり切れない人は、ドールにハマって行くんかな……。

    ドールを愛してしまうと妄想と現実の狭間で、幻想と現実の壁が崩壊して自分だけのワールドでしか生きれなくなって、現実へは戻れない……。

    怖いね

    2018年89冊目

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    2024年01月22日
  • ドール

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    彼は、ただ話し相手が必要だから、僕を利用しているだけなのかもしれない。その証拠に、僕という人間にも、僕という人間が置かれている状況にも、全く興味がない。
    それでも僕は長谷川に声を掛けられたり、彼の話に相槌をうっている時、ほんの少しいい気分になることがあった。混乱しているのかもしれない。僕は、友達というものが、よくわからなかった。(P.86)

    人形に恋をし、学校ではいじめられ、女子の机に精液を入れたりと主人公の行動も性格も理解できず、ただただ気持ち悪い。好きなものを好きと言って何が悪いと担任に吐き出した言葉は、きっと彼の本心なのだろう。しかし、周囲の人間から見れば少年は異常で歪んだ性癖を持っ

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    2024年01月17日
  • あくてえ

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    ネタバレ

    読み終わって感じたことは、「老い」て介護が必要な人と、仕事や家事があり尚且つ老人介護しなければならない人とは、分かっていても感情的及び感覚的に相容れないところがあるということ。それでもまた、受け入れていかなければ生き辛いということ。
    この小説の「ばばあ」も長く生きてきて、自分なりの生き方がある。当然これからも同じような生き方をしようとする。が、介護している方からみれば、危なっかしいし、考え方も古くて現在では通用しないものも多い。そこで溝が生じる、
    「ばばあ」は負けない、我を通す。回りが自分のことを心配し、自分のためにしていることとは分かっていても、自分のやりたいことをやらせてくれない、自分の思

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    2024年01月14日
  • 煩悩

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    あくていが良かったので本作も読んでみた。
    変わらず文体と表現が好きだ。
    ただまだ表現のリフレインは化ける余地がありそう。
    物語の筋はドロドロ過ぎて好みじゃなかった。

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    2023年12月17日