山下紘加のレビュー一覧

  • あくてえ

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    2022年上期芥川賞候補作品
    あたしは字が書けん、本が読めん、なんにもできんー。そうやって自分ができないことをできないまま、放置してきた。言い訳という言葉の鎧で自分を固めて、人に頼り、甘え、自分が傷つかないように、傷つけられないように。

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    2023年10月01日
  • ドール

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    人形に欲情する男の子の話。

    これを読んで感じたのは本当に人形が主人公の欲の対象なのだろうかということ。

    自分に抵抗せず、自分の理想通りに、清潔に、従順にいてくれる「人」を求めているのではないかと思った。

    家族や同級生に追い込まれていくなかで、段々とエスカレートしていく行為を辿っていくのは気持ち悪く、楽しかった。

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    2023年09月26日
  • エラー

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    『飯テロ本』と帯に書いてあったので気になった1冊。
    フードファイターをスポーツ選手という目線で見たこと無かったので、その視点で見れて、トレーニングしたり、自分との戦いであることを知った。
    表現がフードファイター寄りのリアルすぎる表現で、読んでいて食欲は起きなかったかな、、、笑笑
    結局、番組成立のために裏工作してるのか、と、今後、疑った目線で観てしまいそう。笑笑

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    2023年09月16日
  • あくてえ

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    芥川賞受賞作にしては荒削りな感じがした。
    小説家になりたい、ならないと人生が始まらない、という主人公。
    著者がそうだったんだろうな。新人賞の予選通過のことを母親に話すところや、共同出版の描写とか、自己投影されてる感が強かった。真偽の程はともかくそう読者に思われるのは失敗だと思う。
    主人公のゆめはばばあの介護をする母を助けないといけない気の毒な立場ではあるけど、ゆめ自身の人柄は好感を持てない。特に彼氏とのシーンは可愛げが全くなく常にイライラして攻撃的で、そんなんで大事にされないよという感じ。彼氏はよく我慢している。
    きいちゃんは人間味が感じられずうまく描き切れていないと思った。なぜあれほどまでに

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    2023年08月16日
  • あくてえ

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    現実的にあり得る話に一気に読んでしまいました
    幸い自分は今のところ介護問題には直面してませんが、親とかを見るとあくてえをつく
    気持ちがわかる
    家族だから、終わりが見えないから
    ついついイライラしてしまう
    それが現実
    終わり方も変に希望を持たせず自然に
    終わって良かったです

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    2023年07月30日
  • エラー

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    フードファイターの話だった。
    私もTVの大食い大会とか好きでよく見てました。
    今はあまりTVで放送されないですよね。

    主人公の一果。
    トレーニングやキャラづくりとか、色々とあるんだなぁっと思って読んでました。
    最後がとっても気になる終わり方で、どうなったんだろう〜。

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    2023年07月20日
  • エラー

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    4冠達成中のフードファイターが主人公のお話。
    もっと試合中以外の人間関係や想いとかにフォーカスした作品だと思って読み始めたら、想像していたよりも試合中の見えている景色や描写が多くてまるで同じ場所に座っているかのような臨場感を感じられる。

    エンタメとして見せるべき大食い。
    恋人の的外れなアドバイス。
    自分が何を感じているのかも分からなくなる不安感。
    フードファイトに対する敬意も感じられる小説でした。

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    2023年06月14日
  • ドール

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    主人公がキッチリ気持ち悪い。
    中学生特有の「上から目線」なんじゃなくって世界に自分しかいない。
    目には入ってるのに登場人物が自分しかいない。
    まさに自分以外「人形」。

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    2023年06月01日
  • ドール

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    一見、主人公は人形(ユリカ)を性愛の対象としているようにみえるが、実際には普通の人間(後藤由里香)を対象としていて、それが叶わないために人形にその感情をぶつけている。
    とにかく主人公が気持ち悪く、このような社会における「変な人」を描いた小説は昨今のトレンドなのかもしれないが、およそ共感できるところがないという点で本作少し違うのかもしれない。
    「いじめられる方にも問題がある」というような言葉が出てくるが、作者はその言葉を肯定したいのか否定したいのかわからない。少なくとも、作品からはその言葉が説得力を以って伝わってくる。ある意味リアリスティックかつセンシティブな問題に大胆に触れている作品といえるの

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    2023年04月01日
  • あくてえ

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    ネタバレ

    好きな山田詠美氏が褒めてたので読む。
    これはきっと実体験に基づく小説だろう。
    細部がリアルすぎる。
    ”あくてえ”とは甲州弁で”悪態”のこと。
    でも、実際、弁がたち介護されているのに反抗ばかりしてきてこの孫のゆめや姑のきいちゃんを困らせてばかりいるばあちゃんは、ほんとあくてえだってつきたくなるわな。
    文中の心中だは”ばばぁ”ってずっと呼んでいる。
    このきちゃんがこれまた、何でも受け入れてマザーテレサかって思う。だから余計ゆめもいらいらすってのもわかるしね。
    なんだかんだ(まわりは疲弊してるけど)このばばあは幸せ者だと思ったね。

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    2023年03月20日
  • あくてえ

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    辛い。
    今までにない新しい辛さ。読んでる自分に主人公が乗り移ってくるような辛さと怒り。

    浮気して一方的に離婚して出ていった、単純で調子の良いイイ加減な父。義理の母に尽くす人の良すぎる優しい母。(設定的に無理がありそう、こんな嫁居る?)身内には毒をはくあくてえババア(祖母)。
    これで終わり?続きは?と催促したいラスト。
    主人公が報われるような続巻を熱望。


    個人的に、親族が山梨在住であり、方言のイントネーションが音となり、頭に入ってきた。外面の良いババアが、実家母と重なるところも辛さと怒りにつながるのかもしれない。

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    2023年03月19日
  • あくてえ

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    世の中のリアルを感じた。行き場のない苛立ちや、どうしようもなく打破できない現実。日本はこれからますます高齢化が進み、介護社会が強まってくると予想されるため、この小説のゆめやきいちゃんのような立場の若者、ばばあのような立場の高齢者の関係が多くなると思う。
    そのような現実も感じられる作品だが、それに加えて焦燥感や不安を表現するのが上手な作者だと感じた。この小説をキッカケに、作者の他の作品も読んでみたい。

    余談だが、感じる不安や焦りの種類は古市憲寿さんの「奈落」という小説で感じるものと類似しているように思った。

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    2023年03月06日
  • エラー

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    食べることや食べ物についてはかなり微細に描写するのに、人物の解像度は低い感じ。フードファイターを題材にした小説ということで興味をひかれて読んだし、十分面白くもあったけれど、なんだかいまいち踏み込めていないというか、物足りないというか。

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    2022年08月10日
  • エラー

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    最近大食いの地位が上がっていますが、食べ物を無駄にするという観点で批判を受ける事は重々承知。嫌悪感を抱く人がいる事も承知。その上で僕は大食いを見るのが好き。沢山の食べ物が華奢な人々の体に吸い込まれていくのを見るのがとても楽しいです。
    そんな大食いの世界を小説にしたのは記憶の限りこの本が最初なのではないか。
    エンターテイメント性を高めつつ、容姿がいい人が多数いて、昔のように素人がわき目も食い散らかしているというイメージは無くなりました。
    それが大食いのイメージ向上につながったと思うし、TVでの露出が多くなった切っ欠けには絶対になったはず。アイドル的な容姿の女の子が異常な量の食べ物を食べるって物凄

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    2022年02月09日
  • エラー

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    フードファイターの話。

    周囲のモヤモヤしたことでなんだか心が抉られた。

    ほどほどがいいなって思った。

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    2021年09月06日
  • エラー

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    フードファイターの心の動きが凄くリアルで、撮影の裏側はきっとこんなことも行われていたかも…って思わせるようなリアルな描写が沢山あります。(苦手な人も多いかも)
    ただ、後半からのリアルさと物語のスピード感は、実際自分も食べているような、その場に居合わせているような臨場感を感じられるので、読後感は気持ちだけでお腹がいっぱいになりました。

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    2021年09月04日
  • エラー

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    読後感が重めです。好き嫌いは分かれそう。フードファイターに元々良いイメージは無く、読んでみてもやっぱり何でそんなことしてしまうんだろうという気持ちの方が先に出てしまう。けれどもリアルな表現、臨場感、映像を見てるかのようだった。

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    2021年08月24日
  • ドール

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    主人公は目にも止まらぬ早さで狂っていくし、どんどん気持ち悪くなる。本当にいつの間にかおかしなことになっていたので、いつからおかしかったのか全く分からない。そこがクセになって一気読みした。読んではいけないものを読んでしまった気持ち。

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    2021年02月28日
  • ドール

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    ラブドールへ純粋に愛を捧げながら、現実と虚構が分からなくなったのかな?主人公の男子中学生が置かれている状況を考えると、歪んでしまうのも理解しようと思えばできるような気がするけれど、このどうしようもない性癖は、どう育ったら生まれるのだろうか? この異様で嫌悪感しか残らない話を書き上げた著者に脱帽。 「クロス」も時間をおいて読んでみたい。

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    2020年10月07日
  • ドール

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    終始、淡々とした物語でしたねぇ…作者さんが異常に若い上に女性ということが気になりますが…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    個人的にはそこまで入れ込む物語ではありませんでしたねぇ…いじめっ子が何人か登場してくるのですが、まさしく「記号」として書かれているだけな印象で、名前でのみ登場人物をかき分けているように感じてしまいました…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    主犯の少年くらいかな、キャラが立っていたのは…その他はもう…ねぇ…居なくてもいいんじゃないのかな、と思ったり。

    ん~、なぜ若い女性の作者がこのような題材を選び、小説を書いたのか理解に苦しみますがまあ、筆致は淡々としていてか

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    2019年01月13日