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Posted by ブクログ 2024年04月13日
この本を読んで学んだことは
読書は絶望に近い孤独を埋めるかもしれないということ。
昔は知り合いに数名いた読書家のいう、活字中毒の意味が理解できませんでしたけど
(アホの子なので)
あくてぇ
芥川賞カテゴリ。
90年代生まれの作家さんです。
甲州弁で悪態をあくてぇと言うそうです。
主...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月04日
ずっと苛苛する文が続いて、ずっと嫌な気持ちのまま進んでイライラしっぱなし!!!!
なのに読みやすくてスルスル読めるのは、現実的な内容だから感情移入しやすいのかな?と思いました。
登場人物全員イライラしました笑
祖母も母も父も彼氏も……
この中に書かれてることが本当に人の人生ぽいなと思いました。...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月06日
こんなところで終わるのか。
"あたしが書く小説は必ず終わりを迎えるし、良くも悪くも決着がつくのに、現実はそうではない。ずっと続いていくのだ。"
だからこの終わり方でいいのだ。
ずっと「きいちゃん、いい人すぎるよ。できすぎだよ。」と思っていた。途中でその優しさ、善良さがゆめを...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月29日
確かほんタメ!で取り上げられていた本。
キツかった。主人公は環境に恵まれていない。いろんな種類の毒を持った家族に囲まれ搾取され舐められている。生々しかった。
母親も父親も「ババア」にも彼氏にも腹が立ち主人公が不憫で仕方なかった。あくてえを何度ついたって変わらない現状。
全てをなあなあにして受け入...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月18日
パワフルな悪態小説。
19歳小説家志望のゆめと90歳の悪態ばばあの舌戦が止まらない。
前作「エラー」も激しかったが本作は更に勢いを増している。
ゆめは母親のきいちゃんと祖母の三人家族。
父親は不倫の末、子を持ち新しい家庭で暮らしている。
何が理不尽かって、ゆめと一緒に暮らしている祖母が父方の祖...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月08日
いざ目の前にすると言葉は零れ落ち、あくてえばかりついてしまう。
映画カモンカモンにも通ずるものを感じた。
言葉は美しく、とても便利なものだけど、それゆえに繊細で頼りないものだと思わされる。
小説には必ず終わりがあるけど、現実は残酷に続く。救いだけじゃなく、それが死だとしても終わりがあるから楽になれる...続きを読む
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