あくてえ

あくてえ

1,650円 (税込)

8pt

あたしの本当の人生はこれから始まる。小説家志望のゆめは90歳の憎たらしいばばあと母親と3人暮らし。ままならなさを悪態に変え奮い立つ、19歳のヘヴィな日常。第167回芥川賞候補作。

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あくてえ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    先日亡くなった祖母と母の関係を思い出す。
    老いや孤独を武器に好き放題に悪態をつく祖母に母は頭を悩ませていたし、時には泣いたりしてた。

    老いからくる孤独感や疎外感、自分が思うように身体がついてこないことへの苛立ちなどは、自分がその状況に置かれなければ完全に理解できるものではないと頭の隅では理解してい

    0
    2025年07月05日

    Posted by ブクログ

    幼い頃から一緒に暮らしてきて、かわいがってもらった時期や、甘えていた時期もあったはずなのに、今ではわずかでも肌に触れることに抵抗を感じ、日常的な会話のキャッチボールをするのにも妙な緊張感を覚える。(p.14)
    食べることが生きることに直結しているのだ、おそらく、本能的に。(p.17)
    あたしにとって

    0
    2024年10月06日

    Posted by ブクログ

    この本を読んで学んだことは
    読書は絶望に近い孤独を埋めるかもしれないということ。

    昔は知り合いに数名いた読書家のいう、活字中毒の意味が理解できませんでしたけど
    (アホの子なので)

    あくてぇ

    芥川賞カテゴリ。
     
    90年代生まれの作家さんです。
     
    甲州弁で悪態をあくてぇと言うそうです。
     

    0
    2024年04月13日

    Posted by ブクログ

    怒鳴りながらも愛を持って祖母の世話をしたり、次の瞬間には殺意が湧いてみんなで死にたくなったり。
    ストレートすぎる感情たち。
    まさに出口のない日々。

    0
    2023年07月18日

    Posted by ブクログ

    一瞬で読み終わった。情景がすごく浮かぶ。
    主人公に幸せになって欲しい、、介護、家族関係、恋愛、ストレスばっかりで可愛そう。

    0
    2025年09月10日

    Posted by ブクログ

    日々の苛立ちがたくさん詰まってたのに嫌な気分にはならなくて、寧ろもっと怒ってほしいとさえ感じたのが不思議。

    0
    2025年08月17日

    Posted by ブクログ

    家庭内での祖母との対峙を中心に義理の親子という家庭環境が味付けとなり主人公のもどかしい日常が描かれています。登場人物が少ない分、主人公の心情の機微もわかりやすく描かれていますが、ただタイトルの「あくてえ」はただの暴言ではないはずで、著者の表す「あくてえ」の真意が十分伝わってきませんでした。全体する的

    0
    2025年01月04日

    Posted by ブクログ

    自分の家族にもババアのような存在がいたこともあり、まるで自分の生活が描かれているような不思議な体験をした。
    現代における日本の家族って、こういうババア多いだろうなぁとも思う。

    主人公である「ゆめ」が、ババアや親父に
    悪態をついてることが、私にとって救いだった。
    悪態をつくことは、
    思い通りにならな

    0
    2024年06月02日

    Posted by ブクログ

    殴り書き。
    起承転結がないのがより現実を描いてるようで辛かった。
    この小説をきっかけにもっと介護の家族問題に目を向けるようになってくれる人が増えたらなと思う。

    0
    2024年05月25日

    Posted by ブクログ

    ずっと苛苛する文が続いて、ずっと嫌な気持ちのまま進んでイライラしっぱなし!!!!

    なのに読みやすくてスルスル読めるのは、現実的な内容だから感情移入しやすいのかな?と思いました。

    登場人物全員イライラしました笑
    祖母も母も父も彼氏も……

    この中に書かれてることが本当に人の人生ぽいなと思いました。

    0
    2024年02月04日

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