田房永子のレビュー一覧

  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    ネタバレ

    水無田先生以外の方の本は読んでいたのでより深く理解できた。「母がしんどい」「さよなら、お母さん」「母は娘の人生を支配する」など事前に読んでおかれるといいかもです。
    今まで対談形式の本は面白いと思ったことがなかったけど、これは最後まで飽きることなく読めた。
    特に水無田先生ところがググッと来る。明治30年以降の急速な変化の中で、良妻賢母とロリコン言説と少女趣味と、家父長制の強化と幼児虐待と言うのは、同時期に発生している云々

    あぁ、それ以前に帰りたい(笑)

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    2014年04月09日
  • キレる私をやめたい ~夫をグーで殴る妻をやめるまで~

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    最初に思ったのは読んでて辛くなった。自分とは違う感性や悩みを持つ人の内容過ぎて、もし自分がそうなったらとかそういう人と付き合ったらとか家族がそうなったら…とか。たられば話になってしまうけど、衝動的な怒りや怒ってる人への対応が納得できる所が多かった。

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    2025年11月10日
  • いつになったらキレイになるの?~私のぐるぐる美容道

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    年齢、流行、周囲からの言葉。自分軸が定まってないと様々な外野の声に翻弄される。かと言ってまるっきり自分が無いわけじゃ無いために、中途半端にいろんな思想が入り混じったキメラのようなヘンテコな中年女性が爆誕したりする。自分のこころを大切に、したいことをして、したい姿でいる。それだけで人類みな素敵なのだと思う。綺麗とは中国語由来の漢語で、「綺」が「綾織の美しい絹」を、「麗」が「形が整っていて美しい」を意味する、よって「美しく、汚れのない、整然としたさま」を表す言葉だそうだ。私は多少歪でもユニークで味のある活き活きとした自分でありたい。

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    2025年10月30日
  • なぜ親はうるさいのか ──子と親は分かりあえる?

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    なぜ親はうるさいのかを子どもの視点からと、大人になってみて振り返った視点と、自身が親になってからの視点で書いている本。私も子どもの頃親がうるさくて嫌だったけど絶賛反抗期の我が子にとってうるさい親になってることは間違いないと冷静に読みました。うるさいこと言われたくないし言いたくないけど、やっぱりうるさくて言っちゃうのはどうしてなんでしょうね。

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    2025年10月27日
  • 喫茶 行動と人格 (1)

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    ネタバレ

    面白い。
    漫画版の自己啓発っていうのかな。

    喫茶店にいる様々な客の会話を盗み聞きし、その客が退店した後お店を閉め、盗み聞きした会話の内容をテーマにスタッフであれやこれやと議論し合う。

    ここだけ聞いたら、噂好きの人が集まった井戸端会議をカフェでやってるだけの、お前ら仕事せぇ界隈やけど、漫画だからそこは良しとする。

    カップルの喧嘩、主婦たちのいざこざなど、日常でありがちなトラブルを上手に言語化してる。

    人間関係において問題が起きた時、どういうふうに整理して話し合ったらいいのか、その本質が丁寧に描かれている。

    なるほど、「行動」と「人格」に分けて考えると整理できることが学べるのか。

    普通

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    2025年10月18日
  • 母がしんどい【電子特典付】

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    田房さんの本を一通り読んだ。
    私も親に対して複雑な思いを持っているが、自分自身が親になってしまったいま、過去起きたことと今の自分の気持ちを整理して、今後より心穏やかに生きていくために読んだ。
    一番大きな気づきは、「私は母親の人間性を求めていたのではなくて、母性を求めていたんだ」ということ。毎晩暴力があるような夫婦喧嘩をしないで欲しかった、あなたはこうするのよ、と私の感情を否定してそれが正しいかのように私の人生を進めないで欲しかった、上手くいったらいったで嫉妬するような、蹴落とすような言葉を投げかけないで欲しかった。でも、母親のことを嫌いになりきれなくて、自分自身の感情を否定してきたけど、あの時

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    2025年09月30日
  • キレたくないのにキレてしまうあなたへ

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    後半にワークが出てきて、実際にやってみました。
    自分は暖かい家庭に生まれて、暴力も虐待も無く大切に育ててもらったと思っていますが、何故かワークをやっていて涙が溢れた。
    自分にはこんな部分に引っ掛かりがあったんだと、気がつきました。
    しかし分かったからといっても、自分と向き合うのは難しいですね。

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    2025年08月06日
  • 上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!

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    2人の会話形式で進むので読みやすい
    フェミニズムという概念について自分で勉強しようとしないとふわっとした理解しかなかったということを思い知らされるが、タイトルの通り入り口を提供してくれる本だと思う
    上野先生の言葉はイメージ通り鮮烈で興味深く読み進められる
    田房さんの漫画やイラストも可愛らしく読みやすい

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    2025年07月27日
  • キレる私をやめたい ~夫をグーで殴る妻をやめるまで~

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    読みやすかった。
    ゲシュタルトセラピーが気になった。
    私もたまにキレやすいのでちょっとだけ共感できた。

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    2025年06月16日
  • 上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!

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    社会の流れ自体を簡単に変えることはできなくて、幼い頃から刷り込まれて教育されるものに今すぐに抗うのは難しいし、上野千鶴子先生が生涯をかけて戦ってきても社会には微々たる変化しかない。だからそこに期待するのは難しい。
    その上で、「個人的なことは政治的なこと」と言う言葉の意味を深く捉えて理解し、自分が変えたいと思う目の前の人を変えていくこと、そして自分自身が考え続けて変わることが求められるのだなと思えた本だった。

    余談だが、通学電車内で読もうとしたら何度か気まずくて本を閉じてしまった。電車内で安心して読めるほど私も社会に安心し切ってはいないらしい。

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    2025年05月22日
  • キレたくないのにキレてしまうあなたへ

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    田房永子さんの「人間関係のモヤモヤは3日で片付く」がとてもよくて、こちらも読んだ。人がキレるのは、育ってきた環境の中でできた、自分を縛る呪い•思い込みのようなものが原因とのこと。その呪いをとくゲシュタルト療法が紹介されている。(自分でできるよう書かれているが私は難しく感じたので、必要なら著者のオンラインセラピーとかを受けたいと思った)
    私自身、周りが思うかを気にしてしまう面を自覚している。「自分がどうしたいか」も大切に生きていきたい。

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    2025年04月20日
  • 喫茶 行動と人格 (1)

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    行動と人格は別物だって分かってはいても正直思考に馴染んでいたかというとそうではなかったけど、この本読むと普段の思考に落とし込めたような気がする!すごい分かりやすくて面白かった!行動と人格を分けて考えることがこの本の肝ではありつつ、登場人物は自分の生い立ちや今まで受けてきた発言等から考え方がそれぞれなのも受け入れられていて良かった。

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    2025年03月04日
  • キレる私をやめたい ~夫をグーで殴る妻をやめるまで~

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    本作品に出てくるゲシュタルト療法に俄然興味が湧きました。
    私自身はキレるタイプではないのですが、自分の気持ちを言葉にするのが苦手、且つ自己肯定感が低くて自分を後回しにしがちです。そして(こちらの作者の母親程ではないですが)メンタル不安定で過干渉な母親との関係に悩んでいます。
    自分の人生を一段階上げるために、自分自身と向き合いたい。でも何をしたらいいか分からないと思っていたので、とても為になる情報でした。
    最後に。巻末に載っていた「ゲシュタルトの祈り」ひびきました。写真に撮ったので、折に触れて見返そうと思います。

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    2025年02月25日
  • キレる私をやめたい ~夫をグーで殴る妻をやめるまで~

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    夫に対してどうしてもキレてしまう著者が、その悩みを克服するまでを描いたコミックエッセイ。
    相手の肩を殴ったり、裸足で外を飛び出したり、怒鳴り散らかしたり、赤ちゃんを抱えたままキレたり…。
    そして我に帰った後、自己嫌悪に陥る。
    ヒステリックという言葉で片付けられてしまいがちだけど、内情を覗き見するとここまで深刻な葛藤があるのか…といたたまれない気持ちになった。
    毒親や過去のトラウマが原因なことも多いそう。
    どうしてもキレてしまう自分との向き合い方、そういう人に対する接し方を考えるきっかけになった。

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    2024年12月20日
  • 上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!

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    女の選択肢は増えたけどそもそもが男社会。これを当たり前として育てられたら、自分に不都合でもない限りその偏った構造に気づけない。不都合がある者、つまり女ばかりが声をあげるから、フェミニズムは偏った考え方だと非難されやすい。
    私もフェミニズムについて理解しきれていない。この本に書かれていること全てに賛同できるというわけでもない。ただ日本のジェンダーギャップ指数の低さは日本人全員が恥ずべきことだと思う。そしてそれをもっと問題にしていくべきだと思うし、男女共に考えていかなければいけない。フェミニズムは女性だけの問題ではない。正直、日本はジェンダーギャップ指数が低いですと言われても、でしょうねとしか思わ

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    2024年11月05日
  • 人間関係のモヤモヤは3日で片付く -忘れられない嫌なヤツも、毎日顔を合わせる夫も-

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    心にあるモヤモヤをどのように解消するかについて描かれています。
    タイトルに『人間関係の』とありますが、対人関係のトラブルだけではなく自分自身についてのモヤモヤやテレビで見る有名人など会うことのない人に対するモヤモヤについても触れられているのでいろんな場面に活用できると思います。
    本の中でモヤモヤしてスッキリして、が繰り返されるので、主人公がとてもかわいく思えてきました。

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    2024年08月26日
  • 大黒柱妻の日常 共働きワンオペ妻が、夫と役割交替してみたら?

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    職場の方から勧められた本
    ワンオペ育児の妻とモラハラ夫(T ^ T)

    なんと、ワンオペ妻から大黒柱妻になり 
    夫と役割交代してしまうストーリー

    妻、夫それぞれの感情も描いていて
    面白くて、スルッと読める

    日本は妻や母親に対して厳しいと思う
    でも、妻は夫育てまでしなくていい!

    男性も(夫)ぜひ読んでほしい


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    2024年05月07日
  • 喫茶 行動と人格 (1)

    購入済み

    田房永子さんの漫画はだいたい買うことにしてます。この作品もたくさん気づきになるところがあって残りました。夫婦で言い合いになりそうな時に参考にしてみたいと思います。

    #タメになる #共感する

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    2024年05月04日
  • 「男の子の育て方」を真剣に考えてたら夫とのセックスが週3回になりました

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    ネタバレ

    自分の感情や思考回路の原因をとことん考えて追求して向き合っていてすごいと思った。自分自身が遭った被害を受け止めること大事。
    無意識のうちにジェンダーでかたにはめる発言を子どもにしてしまうのも気をつけようと思った。
    膜の話は本当にそうだなーと思った。
    最後の方のおちんちん談議は笑いながら読んだ…笑

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    2024年03月23日
  • 上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!

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    申真衣さんのフェミニスト表記に興味をもち、オススメされてたこの本を読みました。
    社会的な偏見や個人的な偏見がクリアになり、より自分に忠実な概念を大事にしたいと思いましたわ。

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    2024年03月17日