田房永子のレビュー一覧
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読書感想文に
たまたま目につき、読書感想文に書きました。
田房さんの人生や男性に対しての気持ちがよく現れていると思います。
もし、このエッセイを読書感想文で書こうと思う方がいるのならば最終学年で書くことがおすすめです。
何を思われてもあと一年で終わりますからね。 -
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これ正に私の話しです…
最近の親子のニュースを見ていると、こういう方は私以外にも沢山いると感じていましたが今作で確信してホッとしました 自分だけじゃないんだという思いで
たぶん、歴史的に見ると家族の幸せのかたちというのは政府の操作で戦後教育等であったのでしょうね
それが、時間と共に情報の開示やら多様性やらで個人が幸せの形が描き辛くなってきたのと、子育ては母親の責任という時代の教育を受けて核家族化・少子化が重なって過干渉になり、束縛ハンパない母親が増えた結果が今作に反映されていると思います
子供の立場からすると自分が幸せを感じる子供時代を過ごして来なかったので何が幸せかわからない…親になってみて -
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田房永子さんが、上野千鶴子さんに質問していくかたちでフェミニズムについて学べる一冊。良書だった。
私自身、フェミニズムって日本で広まったのは伊藤詩織さんの事件や#MeToo運動などからで、海外に触発された思想だと思っていたのが無知すぎて恥ずかしい。
上野先生が青春を過ごしたいわゆる全共闘時代から、学生運動に参加していた女性たちも性差別を受けていたし、それに対してずっと毅然と闘ってきていたんだ。
女は男によって選ばれるものであり、当時の日本では女性が大学に進学すること、ましてや未婚であることは規格外だった。
田房永子さんは毒母に苦しめられてきた経験を著作にしているけれど、上野先生とほぼ同世代のお -
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ネタバレ二人目の子が生まれたころからイライラしやすくなった。今までならこんなことでイライラしなかったのにって思うことが多くて凹んだ。身体の中でメラッとする感覚、そう、そんな感じ!今まではうまくできてたのに、上の子の赤ちゃん返りが自分を否定されているようでツライ。そのイライラを子に当たってはイカンと、代わりに夫に当たってたかも。。私のイライラはそこだったのかなあ。私も井戸の底にいるのかもしれない。
「今ここにいる」というエクササイズ、私もやってみよう。これ、本当に私が最近よくパニックになるやつ。。わかりすぎる。。そういうことだったのか、なるほど、、という感じ。。
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未来に悪いことが起こると勝手に決め -
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おもしろかったです
私はキレる人間ではないのでわからないのですが、とても興味深かったです。
知り合いのメンタルクリニックにいる人は『アル中でも賭博中毒でも、何かに依存してしまう人は、さみしい人なんだよ。』と言っていました。
問題行動を起こす人には、その裏に何かがあるのでしょう。
自分を愛せない、自分の心と向き合えない、そんな人を知ることができるとてもよい本でした。 -
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こういう本が欲しかった
自分が怒っている姿は間違いなく母の様。分かっているけど止められない、誰も解決法を教えてくれない、このままじゃ我が子も同じ目に合わせてしまう、と本当に悩んでいた矢先にやっと出会った本です。ここに書いてあることは大いに参考にさせていただきたいと感じました。この問題に取り組んでくださってありがとうございます。
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Posted by ブクログ
ネタバレ言葉って呪いだと思います。
悪意のある、または悪意のない(つもりの)言葉が人を傷つけ、自分を縛る。
この本の著者の田房さんは自分が不健康に太っているという自覚があり、それではダメだという強い思いももっている。
が、食べてしまう。異常に。運動もしない。
人前に出るのも苦しく、笑いを誘わせようとするデブネタも恐怖だ。
過食症や強迫症、死を思うことでしか心を落ち着かせられない時もあった。
それではいけないといろんな試行錯誤をした記録が本エッセイ。
私だったら「だまされるんじゃないか」と思って手を出さないと思う前世セラピー、自己啓発CDや河合隼雄さんで有名な箱庭療法、ゲシュタルトセラピーなど様々なこ -
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Posted by ブクログ
いろいろなタイプの毒母が載っている。親子であっても他人をコントロールしようとしてはいけないという点は誰もが注意しないといけない。
事情を知らない他人が「でも血のつながりは大事、親は大切」って善人面して言うのって害しかないと昔から思う。親の大切さなんて自分で気付くしかないし、家族や家に縛られて不幸になる話なんて昔からたくさんあるのにね。
自分の家はおかしかったのは父と、二人目の父だったのでちょっと感覚が違うんだけど、やっぱり救われたのは一人暮らしと結婚だった。
それに夫の親が良い人だったことに最初は戸惑ったり、娘は絶対欲しくないと思ったりとやっぱり呪縛はあったなあ。
もし、周りに家庭問題を抱