田房永子のレビュー一覧

  • 男社会がしんどい ~痴漢だとか子育てだとか炎上だとか~

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    私は東京育ちだけど、ほとんど痴漢に遭ったことがないのだが、理由は分からない。
    本書にも、「制服を着なくなると一気に減る」とあったので、私服の高校だったせいもあるのかな。

    触られたことはないけど、電車とバスで座席やドア横のポジションに囲われるようにされたことはあり、あれは怖かった。

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    2020年06月08日
  • しんどい母から逃げる!! ~いったん親のせいにしてみたら案外うまくいった~

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    こんなにも抑圧された環境で育ちながらも「正しく生きようとする本能」は決してあきらめず、抵抗し続ける。もちろん個人差はあると思うが、こういった本能がある限り、どんな状況でも、人は間違いに気づくことができる。そのことが喜ばしい。

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    2020年05月22日
  • 母がしんどい【電子特典付】

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    毒母に育てられて、そこから自立するまでの話だが。強烈で読んでいてもしんどい。
    分かり合えなくていい関係もあるんだと思う。

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    2020年05月05日
  • 「男の子の育て方」を真剣に考えてたら夫とのセックスが週3回になりました

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    読書感想文に

    たまたま目につき、読書感想文に書きました。
    田房さんの人生や男性に対しての気持ちがよく現れていると思います。
    もし、このエッセイを読書感想文で書こうと思う方がいるのならば最終学年で書くことがおすすめです。
    何を思われてもあと一年で終わりますからね。

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    2020年04月10日
  • 母がしんどい【電子特典付】

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    これ正に私の話しです…
    最近の親子のニュースを見ていると、こういう方は私以外にも沢山いると感じていましたが今作で確信してホッとしました 自分だけじゃないんだという思いで
    たぶん、歴史的に見ると家族の幸せのかたちというのは政府の操作で戦後教育等であったのでしょうね
    それが、時間と共に情報の開示やら多様性やらで個人が幸せの形が描き辛くなってきたのと、子育ては母親の責任という時代の教育を受けて核家族化・少子化が重なって過干渉になり、束縛ハンパない母親が増えた結果が今作に反映されていると思います
    子供の立場からすると自分が幸せを感じる子供時代を過ごして来なかったので何が幸せかわからない…親になってみて

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    2020年03月30日
  • キレる私をやめたい ~夫をグーで殴る妻をやめるまで~

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    難しいけど面白かった

    こちらの作者の独親に関する本をいくつか読んでいました。毒親というのはその影響をいつまでも引きずる厄介なものですね。

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    2020年03月21日
  • 上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!

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    田房永子さんが、上野千鶴子さんに質問していくかたちでフェミニズムについて学べる一冊。良書だった。
    私自身、フェミニズムって日本で広まったのは伊藤詩織さんの事件や#MeToo運動などからで、海外に触発された思想だと思っていたのが無知すぎて恥ずかしい。
    上野先生が青春を過ごしたいわゆる全共闘時代から、学生運動に参加していた女性たちも性差別を受けていたし、それに対してずっと毅然と闘ってきていたんだ。
    女は男によって選ばれるものであり、当時の日本では女性が大学に進学すること、ましてや未婚であることは規格外だった。
    田房永子さんは毒母に苦しめられてきた経験を著作にしているけれど、上野先生とほぼ同世代のお

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    2022年02月23日
  • キレる私をやめたい ~夫をグーで殴る妻をやめるまで~

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    ネタバレ

    二人目の子が生まれたころからイライラしやすくなった。今までならこんなことでイライラしなかったのにって思うことが多くて凹んだ。身体の中でメラッとする感覚、そう、そんな感じ!今まではうまくできてたのに、上の子の赤ちゃん返りが自分を否定されているようでツライ。そのイライラを子に当たってはイカンと、代わりに夫に当たってたかも。。私のイライラはそこだったのかなあ。私も井戸の底にいるのかもしれない。

    「今ここにいる」というエクササイズ、私もやってみよう。これ、本当に私が最近よくパニックになるやつ。。わかりすぎる。。そういうことだったのか、なるほど、、という感じ。。

    未来に悪いことが起こると勝手に決め

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    2020年01月05日
  • ママだって、人間

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    ママの性の話が多い。
    セキララ。
    田房さんの作品は、「母がしんどい」など読んできたが
    今回も、ぶっとんでいて面白い。

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    2019年10月30日
  • キレる私をやめたい ~夫をグーで殴る妻をやめるまで~

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    おもしろかったです

    私はキレる人間ではないのでわからないのですが、とても興味深かったです。

    知り合いのメンタルクリニックにいる人は『アル中でも賭博中毒でも、何かに依存してしまう人は、さみしい人なんだよ。』と言っていました。

    問題行動を起こす人には、その裏に何かがあるのでしょう。
    自分を愛せない、自分の心と向き合えない、そんな人を知ることができるとてもよい本でした。

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    2019年07月05日
  • お母さんみたいな母親にはなりたくないのに

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    初期より絵が細かくなっている点は賛否両論あると思われる。内容としては、「出産経験」「子供のため」という印籠を持った有象無象が、脳筋系善意を一方的に押し付けてくる様子がリアルであり、著者の冷徹な分析が光る。

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    2019年04月06日
  • 呪詛抜きダイエット

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    これまた恐ろしい話し。毒親だけでなく、ばあちゃん、叔母さん、皆で寄ってたかって、永子さんを追いんで行く。こんな状況は、脱するしかない。

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    2019年03月10日
  • ママだって、人間

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    妊娠・出産の不安や悩みを本当に赤裸々に書いたコミックエッセイ
    出産前後の女性の性欲や世間のステレオタイプに対するストレスなど
    男性目線では気付かないだろうことも多い。

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    2018年11月23日
  • 男しか行けない場所に女が行ってきました

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    風俗やAVなど男性のための場所に女性である著者が取材し
    男女公平な立場から感じるし違和感を語る
    自分の欲望や感情も非常に赤裸々に表現していて
    女性の心理を理解する意味でも面白い

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    2018年11月23日
  • キレる私をやめたい ~夫をグーで殴る妻をやめるまで~

    購入済み

    こういう本が欲しかった

    自分が怒っている姿は間違いなく母の様。分かっているけど止められない、誰も解決法を教えてくれない、このままじゃ我が子も同じ目に合わせてしまう、と本当に悩んでいた矢先にやっと出会った本です。ここに書いてあることは大いに参考にさせていただきたいと感じました。この問題に取り組んでくださってありがとうございます。

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    2018年09月19日
  • 呪詛抜きダイエット

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    ネタバレ

    言葉って呪いだと思います。
    悪意のある、または悪意のない(つもりの)言葉が人を傷つけ、自分を縛る。
    この本の著者の田房さんは自分が不健康に太っているという自覚があり、それではダメだという強い思いももっている。
    が、食べてしまう。異常に。運動もしない。
    人前に出るのも苦しく、笑いを誘わせようとするデブネタも恐怖だ。
    過食症や強迫症、死を思うことでしか心を落ち着かせられない時もあった。
    それではいけないといろんな試行錯誤をした記録が本エッセイ。

    私だったら「だまされるんじゃないか」と思って手を出さないと思う前世セラピー、自己啓発CDや河合隼雄さんで有名な箱庭療法、ゲシュタルトセラピーなど様々なこ

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    2018年08月23日
  • 女子校育ちはなおらない

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    ネタバレ

    女子高出身の漫画家たちが、女子校での経験や実態を描いた作品集。
    偏に“女子校”といっても、校風とかバラバラで「女子校だからこう!」というのは一概には言えないのかなと。

    蟹めんまさんの“ヴィジュアル系好きが理解されない”という経験に驚いた。
    多分同世代だと思うのだが、そこまで認知されない!?
    それこそ女子校だから?地域性?

    私は大学のみ女子大だったが、入学して一番驚いたのは、「女子大なのに男がいること」(サークルの勧誘に来ていた)であった……。
    そして大学生活は、恋愛のゴタゴタがなくとても平和だった。

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    2018年06月23日
  • 呪詛抜きダイエット

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    漫画で大変読みやすい。すぐ読める。

    ダイエット本、というより自分の内面との向き合い方で大変参考になる。

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    2018年03月02日
  • 男しか行けない場所に女が行ってきました

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    自分の中の分類でいくとエッセイになってしまうのだが、一般的にこの分類で想定されるものよりもかなり強いメッセージ性のある作品だと思う。
    知らず知らずのうちに、男性の性欲というものがしょうがないものとして社会に受け入れら、女性はそれを優しく見守ることという考え方が当たり前のものになっている「男性中心社会」について、筆者の実体験を通じて異議を唱えている。
    男性自身、女性自身でさえ気づかなくなっていることを気づかせてくれる作品。男女問わず読むべき。

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    2018年01月13日
  • うちの母ってヘンですか?

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    いろいろなタイプの毒母が載っている。親子であっても他人をコントロールしようとしてはいけないという点は誰もが注意しないといけない。

    事情を知らない他人が「でも血のつながりは大事、親は大切」って善人面して言うのって害しかないと昔から思う。親の大切さなんて自分で気付くしかないし、家族や家に縛られて不幸になる話なんて昔からたくさんあるのにね。

    自分の家はおかしかったのは父と、二人目の父だったのでちょっと感覚が違うんだけど、やっぱり救われたのは一人暮らしと結婚だった。
    それに夫の親が良い人だったことに最初は戸惑ったり、娘は絶対欲しくないと思ったりとやっぱり呪縛はあったなあ。
    もし、周りに家庭問題を抱

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    2017年10月11日