男しか行けない場所に女が行ってきました

男しか行けない場所に女が行ってきました

小説・文芸
1,320円 (税込)

6pt

ベストセラー『母がしんどい』『ママだって、人間』の著者がこっそり報告します……お宅のダンナ(カレシ)、こんな楽しいことしてますよ…。羨ましすぎるっ!(怒)
エロ本の取材現場を「女目線」で覗いて気づいた「男社会」の真実。
男しか行けない場所、男たちが行く風俗はどんなところなのか。女たちは知らされていない。知らされることなく、「男がそういう場所に行くのは当たり前」「許すのが賢い女」と言われる。今こそ知って考えたい。男しか行けない場所が、どんなところなのか。そこでは一体どんなことが繰り広げられているのか。

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男しか行けない場所に女が行ってきました のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    話題のチョイスも、知りたかったかゆいところに手が届く、イイ感じなのだが、

    それよりも何よりも、筆者の人物や社会に対する観察眼がもんのすごい。

    近くにいると、仲良くなれそうな方だと思った。

    0
    2023年02月25日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白い本だった。
    水商売系の広告・書籍に携わる出版社で働いている女性のとんでも話や、エクストリームな体験について書かれているのだけれど、その中に筆者自身が女性であることを強く意識するシーンがあったりしていて、内省的な内容にもなっている。

    この本のメインの部分はもちろん、こんなビックリ世界があるんですよw のところでなく、その氷山の一角の母体とその母体がどういうものであるか考えることを提起するものである。

    少し前にコンビニのエロ本は無くなったけれど、Youtubeの広告や性的な表現を想起させるものが、無意識化のうちに日常に同化されていて、それを認知しながら指摘しないのが当たり前になっている。

    そういうことをまずは皆んなが自覚しないといけない。
    自覚することで行動が変わることはたくさんあるはずだ。

    フェミニズム的な視点から男性権力に立ち向かうようなやり方ではなくて、むしろその懐に潜り込んで切りつけるような名著でした。あともちろんビックリストーリーたちもかなり面白かったです。

    あと他のレビューで、女性的に扱われないことから美人への僻みが〜的なことを書いているのがあったけれど、そういう感覚は一切受けずむしろ綺麗に線引きされて書かれていたと思いました。

    0
    2020年06月15日

    Posted by ブクログ

    女性の漫画家の筆者が男性にしかいけないところ(風俗店など)のレポートについての体験をエッセイとして記載した本。

    前半は風俗レポートが書かれている。様々な風俗店があること、女性からみて何の需要なのか理解できない滑稽さ(男性の自分からもよく分からないもの多数)が面白い。
    人の好みは多種多様で、他人にとっては無駄なくだらないものでも、それを真にを求める人がいる。でもそのくだらなさが人間らしく面白いな、とか思う。

    ここまでだと単純に色モノ的なレポートにとどまる印象なのだが、このエッセイの魅力は中盤から後半にある。

    中盤から後半に関しては風俗店のレポートではなく、筆者が漫画を掲載していたエロ本の編集者だとか、身近な人々との関係性の話になってきて俄然面白くなる。筆者とのコミュニケーションの中で見えてくる人間の業のようなものを鋭く切り取っている。

    世の女性にとっては常識な感覚なのだろうが、女性目線で見た場合の男性は、いつまでも幼稚な部分があり、女はその男性の性質をわかったうえで、純粋だったり何もわからないふりをして、男性を立てるような振る舞いをする。

    この筆者もそのようなふるまいを仕事などを潤滑に進めるための技として当然のように使ったいるのだが、心の底ではその男性のニブさなど、男女差の不条理さなどに違和感を感じている。

    そんな中男性しかいけない場所に行くことで、女性として男性目線を体験をすることは、女性としては非常に無理のある、ばからしい行為であるからこそ、男性の滑稽さ、女性が女性を演じる滑稽さが浮き出てくる。

    私は男性なので、やはりこのような目線で男性の性に関する考え方を語られることが非常に新鮮だった。というか、女友達とかからこのような発言を断片的に聞いたことがあるので、今更ながら腑におちて理解しやすかった。という感覚に近い。

    最後の方に記載してあるAKB48への考察が非常に面白かった。モーニング娘とも違うAKB48の立ち位置と、お母さんと息子の関係、おばあちゃんと息子の関係性に例える部分の、絶妙さ。

    0
    2017年12月28日

    Posted by ブクログ

    度々噴きだしました。見方によっては少しフェミニズムっぽいところがありますが、確かにと納得させられる鋭い視線。男と女ってやっぱ根本的に違うということがありありとみえた。エロ本から広がるファンタジー。

    0
    2017年01月16日

    Posted by ブクログ

    とても良かった。こういう視点での話しをTVで見る事は殆ど無い。その事にもいかに男中心に世の中が回っているかを感じる。何故か男にだけは許される寛容な世界。性風俗はそれが最も端緒に現れ女がただの物として男の付随物として消化される世界。風俗に行った事を笑い話のように平然と言ってのけられる環境と、それを許容してこそイイ女という自然と社会に浸透している風潮。この方の他の著書も読みたいと思う。

    0
    2017年01月05日

    Posted by ブクログ

    「業界」話のような、表層的な興味本位の読者を対象にしたものかと思いきや、むしろ180度逆、「業界」にいたからこそ切実に圧倒的に抱かざるを得ない「女性としての違和感」が表現されている。
     女性が性について、性的なテーマについて、考えたり言葉にすること(の難しさ)にここまでまっしぐらに取り組むのは並大抵のことではない。
     一気に読んでしまう、読まずにはいられなかった。

    0
    2015年11月13日

    Posted by ブクログ

    漠然と思っていたことを言葉にしてもらった!というところがあったり、うーんと思うところがあったり、すごく面白かったです。
    最初から最後まで田房さんが自身の言葉で、性産業について書かれていたのが印象的でした。

    0
    2015年08月26日

    Posted by ブクログ

    イースト・プレス、やっぱりいい仕事するなぁ。女性から見た風俗って、ありそうでなかった本やと思った。世の中の男にとって、総量としてはたぶんいちばんおっきな産業やと思うけど、その実態を知る機会はめったにないので、こういうお仕事は尊いものやなぁと思う。著者の名前は、見たことはあるけど、という程度でしたが、こういう活動をしていたのか、と感心。

    0
    2015年04月29日

    Posted by ブクログ

    風俗やAVなど男性のための場所に女性である著者が取材し
    男女公平な立場から感じるし違和感を語る
    自分の欲望や感情も非常に赤裸々に表現していて
    女性の心理を理解する意味でも面白い

    0
    2018年11月23日

    Posted by ブクログ

    自分の中の分類でいくとエッセイになってしまうのだが、一般的にこの分類で想定されるものよりもかなり強いメッセージ性のある作品だと思う。
    知らず知らずのうちに、男性の性欲というものがしょうがないものとして社会に受け入れら、女性はそれを優しく見守ることという考え方が当たり前のものになっている「男性中心社会」について、筆者の実体験を通じて異議を唱えている。
    男性自身、女性自身でさえ気づかなくなっていることを気づかせてくれる作品。男女問わず読むべき。

    0
    2018年01月13日

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