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ベストセラー『母がしんどい』『ママだって、人間』の著者がこっそり報告します……お宅のダンナ(カレシ)、こんな楽しいことしてますよ…。羨ましすぎるっ!(怒)
エロ本の取材現場を「女目線」で覗いて気づいた「男社会」の真実。
男しか行けない場所、男たちが行く風俗はどんなところなのか。女たちは知らされていない。知らされることなく、「男がそういう場所に行くのは当たり前」「許すのが賢い女」と言われる。今こそ知って考えたい。男しか行けない場所が、どんなところなのか。そこでは一体どんなことが繰り広げられているのか。
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Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白い本だった。
水商売系の広告・書籍に携わる出版社で働いている女性のとんでも話や、エクストリームな体験について書かれているのだけれど、その中に筆者自身が女性であることを強く意識するシーンがあったりしていて、内省的な内容にもなっている。
この本のメインの部分はもちろん、こんなビックリ世界があるんですよw のところでなく、その氷山の一角の母体とその母体がどういうものであるか考えることを提起するものである。
少し前にコンビニのエロ本は無くなったけれど、Youtubeの広告や性的な表現を想起させるものが、無意識化のうちに日常に同化されていて、それを認知しながら指摘しないのが当たり前になっている。
そういうことをまずは皆んなが自覚しないといけない。
自覚することで行動が変わることはたくさんあるはずだ。
フェミニズム的な視点から男性権力に立ち向かうようなやり方ではなくて、むしろその懐に潜り込んで切りつけるような名著でした。あともちろんビックリストーリーたちもかなり面白かったです。
あと他のレビューで、女性的に扱われないことから美人への僻みが〜的なことを書いているのがあったけれど、そういう感覚は一切受けずむしろ綺麗に線引きされて書かれていたと思いました。
Posted by ブクログ
女性の漫画家の筆者が男性にしかいけないところ(風俗店など)のレポートについての体験をエッセイとして記載した本。
前半は風俗レポートが書かれている。様々な風俗店があること、女性からみて何の需要なのか理解できない滑稽さ(男性の自分からもよく分からないもの多数)が面白い。
人の好みは多種多様で、他人にとっては無駄なくだらないものでも、それを真にを求める人がいる。でもそのくだらなさが人間らしく面白いな、とか思う。
ここまでだと単純に色モノ的なレポートにとどまる印象なのだが、このエッセイの魅力は中盤から後半にある。
中盤から後半に関しては風俗店のレポートではなく、筆者が漫画を掲載していたエロ本の編集者だとか、身近な人々との関係性の話になってきて俄然面白くなる。筆者とのコミュニケーションの中で見えてくる人間の業のようなものを鋭く切り取っている。
世の女性にとっては常識な感覚なのだろうが、女性目線で見た場合の男性は、いつまでも幼稚な部分があり、女はその男性の性質をわかったうえで、純粋だったり何もわからないふりをして、男性を立てるような振る舞いをする。
この筆者もそのようなふるまいを仕事などを潤滑に進めるための技として当然のように使ったいるのだが、心の底ではその男性のニブさなど、男女差の不条理さなどに違和感を感じている。
そんな中男性しかいけない場所に行くことで、女性として男性目線を体験をすることは、女性としては非常に無理のある、ばからしい行為であるからこそ、男性の滑稽さ、女性が女性を演じる滑稽さが浮き出てくる。
私は男性なので、やはりこのような目線で男性の性に関する考え方を語られることが非常に新鮮だった。というか、女友達とかからこのような発言を断片的に聞いたことがあるので、今更ながら腑におちて理解しやすかった。という感覚に近い。
最後の方に記載してあるAKB48への考察が非常に面白かった。モーニング娘とも違うAKB48の立ち位置と、お母さんと息子の関係、おばあちゃんと息子の関係性に例える部分の、絶妙さ。
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