田房永子のレビュー一覧
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以下自分用要約メモ
・筆者はゲシュタルト療法(セラピー)が効いた
怒りを思い出して身体で感じる→身体はどうなっている?→カッカする部分が喋るとしたら、自分がキレてしまう相手になにを言っている?(意識をその部分に集中させる)→怒っている自分が隣にいると仮定し客観視してみる。どう思うかいろんな言葉で口にする(例:まるで○○みたい)→ここまで経て、今どんな気持ち?身体のどこかが力んでいたりする?→「キレる自分(筆者の場合はお母さん)」に対して言いたいことをぶちまける→今度は「キレる自分」になり、対話する(何度か繰り返す)→最後に「キレる自分」の言っていたことを聞いてどう思うか?アホらしくなってるは -
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筆者の経験による部分が前半を占めているが、後半はしっかり具体的な解決策を提示してくれている。親以外との関係にも応用できそう。
全編漫画かつボリュームが少なくまとまっており大変読みやすかった。
以下、自分用の要約メモ。
・親の行動の種類や酷さの度合いは関係なく、子は親から自分の気持ちに耳を傾けて貰えないこと、関心を持って貰えないことに傷付く。
・人と比べて「私は辛いと思ってはいけない」と思わなくていい。自分が辛いなら「辛い」でいい。
・自分の気持ちに耳を澄まして、自分自身の味方になってあげよう。自分が1番自分の事情を聞いてあげられる
・世の中は2面に分けられる。
どうにもならないこと -
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子育てしていて感じたモヤモヤがわかりやすいイラストでそのまま描かれていて、「私が感じたことはこれこれーー!!」と心の中で絶叫しました。多様性、男女平等など昔より考えさせられるような動きはありますが、言葉の広がりとは矛盾に各家庭ではまだまだ男女平等ではないですし、社会では多様性が浸透していません。育児・家事・親の世話は女がするものしてきた社会に現在はそれにプラス仕事と女性の背負うものがどんどん増えてきています。何故男性はそのままなんでしょうか?私は男児を育てています。今がその革命の時だと思います。是非社会でも革命を起こしてほしいです。まず、正しい性教育・そして、男性の子育て家事教育を真に行わない
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ものすごく共感…。
叱る、ではない、怒りというものは、扱うことがとても難しい。
第二感情と言われるけれど、「怒り」に移るまでの第一感情を理解していないと、本人は自分の怒りを自分自身でハンドリングできないのだと思う。
第一感情を理解するためには、自分の辛い思いなど、昇華できていない過去に向き合うことが必須となってくる。
自分の精神の安全を守るために、辛い過去にふたをしている場合には、現在の自分が何に怒っているか、全くわからないけど、なんか身体の奥底からぶわーっと怒りが湧き上がってくるのだから、始末に負えない。
田房さんは子どもに向かう前に、自分の問題を解決しなくては、と気づいて、しかも行 -
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▼「女ぎらい」という上野さんの本を読んでいて。そういえば、この本を前に買って読んでなかったなあ、と思い出して。こっちを先に読みました。
▼フェミニズム入門、ということでいうとこっちのほうが読みやすいですね。ただ一方でフェミニズムというのが、「弱者が弱者のままで尊厳のある生き方ができるという理想」だとするならば、そんなに構えなくてもいいのでしょうが。
▼単純に、割と身近な?上野さんの時代や、その親の時代、つまり日本の近代以降の女性の具体的な生きづらさ、経済など、切れば血が出る具体的な「不利益の歴史」みたいなものが口語的に語られるのが非常に分かりやすかった。
▼やっぱりこっちが男性なせいか、 -
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ネタバレ初めての上野千鶴子さんの対談本。
田房永子さんは漫画で知っていたので、ちょっと身近な感じがして、手にとれた。
以前、世界からみたフェミニズムについての本を読んでもいまいちピンとこなかったのは、私が日本の近代史を知らなかったからだと思った。世界の潮流と日本の潮流は、会うときは会い、離れているときは離れている。
日本の、次の世代につながらないフェミニズムの構図は教育のせいだと思った。
「自分の中にあるミソジニーと闘い続けてきた人をフェミニストと呼ぶのよ。」という上野千鶴子さんの言葉で、私はフェミニストではなかったと気づいた。
ただの女尊男卑。
ミソジニー 「男にとっては『女性蔑視』、女にとっ -
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思ってたより、自分と同じことが書かれてて、救われた。
父が亡くなり実家に帰ることになり、今までの私の暮らしを遊びみたいに思われたり、なんでも茶化したり。
腹が立ってしかたなかったり、なんで分かってくれないのか、私がもっとしっかりしたら、1人の人として対等に扱うのかと思ったり、最近ずっと悩んで、昨日から自分の部屋に逃げ帰ってたので、このタイミングで読めて良かった。この本を注文した私は偉い。
なんでも気にしすぎだと茶化したり、わざわざ人が嫌がることを言ったり、怒ると、家族なんだから、これぐらい言ってもいい、仲良い証拠だし、どこの家族もそうだって、言われ続けて、自分がおかしいんだと思ってきたけど、 -
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ネタバレ自分は「キレる」タイプではなく、不機嫌になると「黙る」タイプで、その原因や背景は筆者とは異なる部分もあるけど、
自分の中の「どうしてこんなに不満を感じてしまうのだろう」「もっとこういう風に生きられたら楽なのに」という無意識の感覚に向き合うきっかけになった。
人間関係はつまるところ、自分の心の中(ひいてはこれまでの人生経験)の写しで、生きづらさや人への不満は、自分の心の中を見ないと変わらないのだと思った。
・状況ではなく心に焦点を当てる
・「今ここにある」ことを意識する
この2つは、これから自分の中に染み込ませていきたい。
「キレる」メカニズムがわかるので、周りの「キレている」人への接し方 -
ネタバレ 購入済み
パーソナルカラー診断で爆笑
パーソナルカラー講師の発言に爆笑
「田伏さんに似合うのは笑点の歌丸さんの黄緑と木久扇さんの黄色です」
わたしもイエベスプリングだからわかりすぎました笑笑 -
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ネタバレ怒りは6秒で収まらないし、衝動に駆られることがある。止めたいけど、どうしたらよいか分からないという方にオススメなエッセイ漫画。
作者は夫を殴ったり、物を投げたり、警察を呼んでしまったりとヘビーな状況だった。その原因は、幼少期からの母の支配や否定され続けたこと。そこからキレなくなるまで、文章やイラストで論理的に表現している。
怒りの根本の理解や改善方法、キレてる人への対応にも活かせそう。
●「今ここに意識」
キレてパニックになるのは、未来に悪いことが怒ると勝手に決めつけているから。過去と未来を行き来し、誰かにダメと言われることに怯えている。
「空が見えます」等、目の前に見える物を心の中でいう -
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少し前にコテンラジオの「性の歴史」で女性の人権が認められるようになってきたのは歴史的にもつい最近だと聞いたことと、本書で団塊の世代以降の母や女性の姿が語られていたことがリンクして、自分の母や義母や妻や妹や娘たちも思い浮かべながらリアルに女性の気持ちを想像することができた。
お互いに踏み込まない、気持ちをぶつけ合わない夫婦は結婚をナメている、そのツケは子どもに回されるというのは、確かにそうだなと思った。妻の話ちゃんと聞かないとならないし、伝える努力を怠るべきでないと思った。
それと、良くも悪くも社会の変化は極端だなと実感する。一昔前は主婦の女性が一般的だったことに対し、今では場合によっては主 -
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「キレる」の度合いが想像のはるか上で、序盤だけ読んだ時点では正直ちょっと引いちゃいました。
それと同時に、この状況を漫画という形で詳細にアウトプットできること、「このままでは良くない」と根本的に解決しようとする姿勢がただただ凄いと思いました。
「キレる」メカニズムにアプローチして、トレーニングを重ねる。
トレーニングを積めばしっかり変化できることがしっかり伝わりましたが、これは意志が強くないとなかなかできそうでできないことだなと思いました。
「ゲシュタルト療法」はこの本で初めて知りましたが、もう少し詳しく知りたくなりました。
【メモ】
・人は状況同士で話をしている
・『心』に注目するとわ