椎名優のレビュー一覧
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購入済み
心配な方はWeb版からお勧め
最近で一番ハマってる作品です。
出だしの頃は確かに感情移入が難しい主人公の心情ですが、先に進むにつれて改善されていきます。これは主人公の成長物語でもあります。
自分に合うか心配な方は、是非「小説家になろう」のWeb版から入る事をお勧めします。せめて第二章が終わるまでは読み進んでみて欲しいです。
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Posted by ブクログ
(おすすめのポイント)
・セーラは父と母が亡くなってしまい、貧乏で、悲しい生活の中でも優しい心を忘れず、他の貧乏な下働きの人に食べものを分けてあげるところです。
・最初はお金持ちだったセーラ。でもお父さんが亡くなってしまい、セーラは夜おそくまで働かされます。でもクリスフォードさんに助けられていたり、そこがおもしろかったです。
・セーラという女の子が、新しい学校に転こうしてきていじめられます。でもセーラはいじめをのりきって成長していきます。ふしぎなこともあって、おもしろい作品です。
・私は、セーラが貧乏になっても、ずっと、いつまでも王女様の気持ちを忘れずに、やさしくしていたのでとてもいい人だと思 -
Posted by ブクログ
シリーズ完結。数々の伏線がきれいに消化かされてすごかったです。ケイが、時間の巻き戻った春埼に記憶を思い出させるために起こした行動で、泣いてしまいました。名前の由来とか、わざわざ相麻と話をしたりとか。初めてケイが泣くのは春埼のためなんですね…。みんなの能力がうまいこと組わせて使われてて気持ちよかったです。問題が必ずしもきれいに解決したわけではないけれど、そこがまたいいのだと思います。みんなでこれから、咲良田をよりよくしていくのでしょう。
相麻とケイ、春埼の関係も、なんとかなってよかった。
小説の最後の文章、わけもわからず涙が出ました。スケールの大きな話でしたが、結局は、二人の女の子と一人の男の子 -
Posted by ブクログ
物語がクライマックスに向けて動いています。激動です。前回からの続きで、ケイと春埼の関係がどうなるのか不安だったのですが、思った以上にしあわせな関係になっていてすっごくしあわせな気持ちになりました。しかし、そのしあわせな展開からの、相麻との会話や、浦地の計画、春埼の時間が巻き戻ったりと…怒涛でした。絶望的な気持ちになりました。このあと1冊しかないのに、みんながしあわせになるのか、計画は阻止できるのか。記憶は無事に戻るのか、心配です。ケイがどこまで信念を元に行動できるのか。彼の素敵な能力と言葉と対話で世界が、桜田が救われることを望みます。そして相麻と浦地も救われますように。
河野先生は、やはり言葉 -
Posted by ブクログ
三巻にしてようやくケイ、ハルキ、相麻の出会った二年前の話。ここでようやく張り巡らされていた伏線がすこし回収されてすっきりしました。ハルキとケイがどうしていまの信頼関係を築けたのかわかってよかったです。あと、やっと智樹の出番がきてうれしかった。ハルキが、そしてケイもとてもうつくしくて尊い人で、だれよりも善人である二人が、とても愛しい生き物に思えました。感動的な場面でもないのに、二人のあまりの澄み切ったうつくしさにある場面で泣きそうになりました。ハルキの涙はうつくしい。
そして、相麻が無事生き返ったことによる今後の展開が気になります。相麻の目的や意図が不明なのが、いいですね。どんどんおもしろくなっ -
Posted by ブクログ
4つのお話からなる、連作短編集。
それぞれのお話で主人公がかわりますが、
必ず脇役に死神の少女が登場しており、誰かの死に方が語られています。
死ぬ前につくと決意した嘘、死ぬ前に自分がやるべきこと、
死ぬ前に諦めたくないこと、死ぬ前に守りたいもの。
書かれているのは死ぬ前から死の瞬間までですが、
それによって描かれているのは生き方なのだと思います。
綺麗な死に方、ひいては綺麗な生き方、
そういうものはどういう形をしているのか、思わず考えさせられました。
色々なライトノベルがあると思いますが、
個人的にはライトノベルの型だけには閉じ込めたくないと思える作品でした。
魂のリサイクルという人の死後の -
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