椎名優のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ咲良田市は市内限定で能力を発揮できる人のいる街です。
能力と言ってもアニメにあるような具体性のあるものは少なく、
1人が1つの能力に限られています。
そうした能力に目覚めた人達が社会的に問題を起させないよう管理する局があり、
その創設者の1人である魔女と呼ばれた女性の未来視により
問題が起こるのを未然に防いでいました。
主人公の高校生ケイは外から移ってきた絶対記憶能力を持ちます。
彼のパートナーである美空と言う少女は特定時間をセーブし、
3日以内であればリセットして過去に遡らせる能力を持っています。
リセットすると皆リセットされた分の時間の記憶は失ってしまいます。
だからケイの能力がリセットによる問題解決で効果を発揮します。
そうした街にあって、管理局を創り、能力のある世界を維持する為に人身御供となった父親を見
能力を不公平なものとして捉える管理局員の浦地という男が世界からの記憶消滅を目論みます。
前巻までで中学時代に自殺した同級生の少女を生き返らせる事を目指して行動し、
様々な能力を併せていく事で遂に生き返らせた少女も、
人と会話を交わす事で未来を見られる能力の持ち主。
実は再生に至り、浦地の目論みまでを少女・菫は想定しての自殺だった訳ですが、
この巻で「サクラダリセット」と言うタイトルの意味が具体化されるのですね。
てっきりリセット能力を持つ美空と、それを利用しながらも関係を深めていく
ケイとの物語だと考えてきていただけに、ここでの展開の変化には正直言って脱帽しました。
最初から普通の能力者の話とは雰囲気が異なるなとは感じておりました。
基本淡々と物語が進み、能力の利用場面では特別華やかさのある演出をする訳でもなく、
でありながらどことなく余韻を感じさせる物語と文筆には見るべきものがありますね。
次巻でラストを迎えますが、とても味わい深い良い作品です。
イラストを手掛ける椎名優氏もまた作品に彩りを添えていますね。
「れじみる」「アカイロロマンス」「モーフィアスの教室」「偽りのドラグーン」等の
イラストを手掛けておりますが、恐らくこの作品ほど氏の絵柄が
シンクロした作品はないとすら感じます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ6巻きた―――――!!!!!
もう、サクラダ大好きすぎる!
7巻完結なのであと少しで終わってしまうのがさみしいです……
個人的には智樹が大好きです。
ほんとにいいやつです智樹。
愛を叫んで女の子が笑えば、宇宙がハッピーなんです!
一番好きなシーンは、
皆実ちゃん「ちょっとききたいことがあるんだけど」
智樹「なんだ?好きな女の子のタイプについてか?」
皆実ちゃん「いや違うけど……」
智樹「胸が大きくて頭が良くてクールな年上さ」
皆実ちゃん「おぉ、きいてもないのに言いきった。ストロングだね中野くん」
だったりします。(セリフうろ覚え)
智樹の好きなタイプの女の子村瀬さんっぽいなと思いました。
サクラダリセットはほんとに綺麗だと思います。 -
Posted by ブクログ
面白い。シリーズ一気に5冊読んでしまった。
設定としては、ジョジョ4部の杜王町に近い。
バトルのない(頭脳戦はある)杜王町。要するに能力戦。
この能力が良くできている。
一見すると無意味と思われる脇役の能力が、
最後のパズルのピース足りえるところとか、能力の違った使い方を見せられたりとか、とにかく「うまい!」と思わせる。
淡々と一人称で語られ、途中視点を変えながら進んでいく形式は珍しくもないが、個人的にはこの形式は割と苦手。
それでも爽やかな世界観と、主人公のよくわからない正義感ってところにも感情移入してしまった。まぁそれは人によるかもしれませんが。
おすすめです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレちょっとラストが駆け足の感があった気はするけど、これ以上引き延ばしても意味はないのかもしれない。
結局、ジャンがヴィクトルの名を奪い取ることでつけた決着。そう来るかーと思いました。
ジャンがジャンであるまま、ヴィクトルと対決するのかと思っていたのでね。でも、そうじゃなかった。
ただ、ヴィクトルにもヴィクトルの正義と主張があり、それがあまり語られることがなかったのが残念。もちろん、これはジャンの物語なので、必要以上にヴィクトルのことが語られる必要はないと思うのだが。
ヴィクトル側からでも一本物語が書けるよね、と思ってしまった。
ラストはクリスとの淡い想いを実らせる感じで、よかった。その後、姫様がジャンを好きになってしまって、という展開もあるのだろうな。
恋愛面では、ラフエッジのエピソードに泣いた。『五分だけ号泣する』という言い方がたまらない。