椎名優のレビュー一覧

  • サクラダリセット6 BOY, GIRL and ──

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    物語がクライマックスに向けて動いています。激動です。前回からの続きで、ケイと春埼の関係がどうなるのか不安だったのですが、思った以上にしあわせな関係になっていてすっごくしあわせな気持ちになりました。しかし、そのしあわせな展開からの、相麻との会話や、浦地の計画、春埼の時間が巻き戻ったりと…怒涛でした。絶望的な気持ちになりました。このあと1冊しかないのに、みんながしあわせになるのか、計画は阻止できるのか。記憶は無事に戻るのか、心配です。ケイがどこまで信念を元に行動できるのか。彼の素敵な能力と言葉と対話で世界が、桜田が救われることを望みます。そして相麻と浦地も救われますように。
    河野先生は、やはり言葉がきれいです。切なくてでも暖かくて、気持ちがいい。哲学的なお話も新しい視界が開ける気がします。独特な考え方や独自の世界観が大好きです。

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    2015年11月23日
  • サクラダリセット3 MEMORY in CHILDREN

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    三巻にしてようやくケイ、ハルキ、相麻の出会った二年前の話。ここでようやく張り巡らされていた伏線がすこし回収されてすっきりしました。ハルキとケイがどうしていまの信頼関係を築けたのかわかってよかったです。あと、やっと智樹の出番がきてうれしかった。ハルキが、そしてケイもとてもうつくしくて尊い人で、だれよりも善人である二人が、とても愛しい生き物に思えました。感動的な場面でもないのに、二人のあまりの澄み切ったうつくしさにある場面で泣きそうになりました。ハルキの涙はうつくしい。
    そして、相麻が無事生き返ったことによる今後の展開が気になります。相麻の目的や意図が不明なのが、いいですね。どんどんおもしろくなっていて、物語に引き込まれます。作者の不思議な言い回しや比喩表現、哲学的な話が大好きです。自分にはない思考で、いつも考えさせられます。

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    2015年10月18日
  • 大きな森の小さな家

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     「私もそんな暮らしがしてみたい!羨ましすぎる!」
    私がこの本を読んでまず思ったのは、こんなことです。
    すごく面白かったです。

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    2015年09月29日
  • サクラダリセット(2) CAT,GHOST and REVOLUTION SUNDAY

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    面白かった。人にお勧めできる作品です。

    ラストの「セーブ」のポーズがやけにキザだな〜とか思っていたら、そう繋がるか!って感じで、良かったです。

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    2015年09月23日
  • サクラダリセット(1) CAT,GHOST and REVOLUTION SUNDAY

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    絵も良いし、キャラも立ってるし、何より設定が面白い。この難しい設定でストーリーをどう料理していくのか、見ものです。

    あ、原作はラノベなのね。

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    2016年10月19日
  • ベイビー、グッドモーニング

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    4つのお話からなる、連作短編集。
    それぞれのお話で主人公がかわりますが、
    必ず脇役に死神の少女が登場しており、誰かの死に方が語られています。
    死ぬ前につくと決意した嘘、死ぬ前に自分がやるべきこと、
    死ぬ前に諦めたくないこと、死ぬ前に守りたいもの。
    書かれているのは死ぬ前から死の瞬間までですが、
    それによって描かれているのは生き方なのだと思います。
    綺麗な死に方、ひいては綺麗な生き方、
    そういうものはどういう形をしているのか、思わず考えさせられました。
    色々なライトノベルがあると思いますが、
    個人的にはライトノベルの型だけには閉じ込めたくないと思える作品でした。

    魂のリサイクルという人の死後の考え方や、
    4つのお話の微妙なつながりも素敵です。
    ちょっと澄ましたような文体も好みでした。
    本の終わりには突然道が開けたかのような、
    しばらく心に残る爽快感があります。
    短編集なのでどこから読んでも間違いはありませんが、
    1つめの物語から順に読み進めていくのがおすすめ。

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    2015年06月14日
  • ベイビー、グッドモーニング

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    連作短編集。どの話も切なくてやさしくてあたたかくて、すべての話で泣いてしまいました。死神の存在があくまでおまけで、各話の主人公たちの生き様や死に様のお話でした。淡々としているのに冷たくないあたたかい著者の書き方がとてもきれいで大好きです。命が循環して生まれ変わる。そんなことはどうでもいい。死神はいいことを言いますね。

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    2014年06月15日
  • 猫の地球儀 その2 幽の章

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    何度読んでも響く作品。夢を追うことは辛くて幸せだ。誰の意見を聞いたって結局決めるのは自分だし、果たすのも自分。
    とか真面目な話より、クリスマスと幽のひとりぼっちの二人がひとりぼっちじゃなくなるところに泣ける。ひとりぼっちなんだけれどひとりぼっちじゃない。エピローグは、何度読んでも泣いてしまう。

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    2013年12月01日
  • サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA

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    ネタバレ

    ついに最終巻。一気に読み終えてしまった。

    今までに出てきたキャラクターがみんな出てきて、そのキャラクターたちの能力を組み合わせて使ったりして、ハッピーエンド。
    どうやって能力を忘れさせないようにするのかと思ったらまさかの盲点。
    完全なハッピーエンドとはいえない部分もあるにはあるけど、面白かった。

    ベイビー、グッドモーニングもそのうち読んでみよう。

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    2013年11月17日
  • サクラダリセット6 BOY, GIRL and ──

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    始まりは日常的な感じだったけど、最後の方は続きが気になって仕方がなかった。いろいろな伏線が回収された。

    次巻はついに最終巻だけど、どうなるのやら・・・。

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    2013年11月14日
  • ベイビー、グッドモーニング

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    表紙には黒髪の可愛らしい少女が描かれていて、ありきたりなライトノベルと思ってしまったことが恥ずかしい。とんでもない。この作品は名作と断言できる。
    イラストに魅了されたのが理由でもいい。手に取って読んでほしい。この少女は目立たない脇役であり、肝心な部分は、彼女が関わる4人の主人公の繰り広げる、死との対面である。全ては衝撃のラストで綺麗に収まる(後味の良い本だ)。

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    2013年09月23日
  • サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY

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    ネタバレ

    初めの話では春埼がケイの喋り方を真似たあたりが面白かった。
    ある日の春埼さんもニヤニヤしながら読めた。

    短編のホワイトパズルも面白かった。やっぱりハッピーエンドはいいなぁ。

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    2013年09月01日
  • サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL

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     1巻はこんなもんか、という程度だった。しかし、2巻まできて、これは期待出来るかもしれないと感じる。1巻からの続きというよりは、上に折り重なるようにしっかりとかみ合っている。

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    2013年08月01日
  • サクラダリセット3 MEMORY in CHILDREN

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    今回は過去編。2年前の浅井ケイと春埼美空の出会いから相麻菫の死まで。
    そして、ついに未来視能力者の相麻菫が復活。
    復活したのは本物なのかどうか・・そもそも死んだ理由は…などなど謎がまだ残ってます。

    なぜ春埼がケイを信頼しているのか、なぜ春埼が髪の毛を切ったのかなんかが明かされて面白かった。

    次巻も楽しみ。

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    2013年07月28日
  • 小公女セーラ

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    ロンドンの寄宿学校に特別寄宿生としてやってきた富豪のクルー大尉の一人娘、セーラ・クルー。誰に対しても優しく、素敵な物語を作るのが得意な彼女は、まるでお姫様の様に贅沢に過ごしながらも決して高飛車になることなく、たちまち皆の人気者に。同級生のアーメンガルドに小さなロッティ、召使いのベッキーと仲良くなる彼女に、しかし悲劇は唐突に訪れる。クルー大尉が亡くなり、無一文で身寄りのない孤児となってしまった!? まさに天から地へ落ちるが如く一変し、まるで奴隷のような生活を強いられてしまうセーラ。しかし持ち前の想像力でどんな苦境も乗り越えていく彼女に、ある日信じられない奇跡が起こり――

    世界的に名作なバーネットの一編がついにつばさ文庫に登場。以前は「秘密の花園」を読みましたが、「秘密の花園」以上にこの「小公女」は私の姉が大好きな作品で、前からちゃんと読みたいなと思っていました。姉と話がしたかったので。ダイジェスト版で何となくストーリーは知っていたり、あと09年に放送された志田未来ちゃん主演のドラマを見ていたりしたのですが、ちゃんとしたのを読んだのは初めてです。普通のつばさ文庫よりも文字がびっしりでひょっとすると完訳に近いかも?
    最初はセーラが完璧超人過ぎて、読んでいるうちに自分が好きなのは、と言うよりもむしろ興味があって自分が描いてみたい、内面を掘り下げてみたいと言う人物は、ラヴィニアとかミンチンなど意地悪な方なんだなあ、と感じたり。セーラをついつい妬ましく思ってしまう、そういうのってすごく人間臭い、自然な心の動きですよね。だから自分は「人間臭い」キャラクターが好きなんだなって。セーラが(まるで八犬伝の八犬士が「仁義八行の化け物」と呼ばれたようにではないけど)まるで人間離れしてるとかそういうことを言っているのではなくて、他で言うと落語とか、自分の好きな文芸や芸能では私達に近い人物(卑小な人物)が主人公となっているから、そう言う小さい人物にある物語ってのを自分はより好むんだろうなと思いました。そちらの方がより説得力があると言いますか。
    思わず落語が出たけど、セーラが自分の語る物語に自分でも熱中してしまうところはまるで噺家のようだ(笑)と思ったりw ああそう、さっきの文脈で言うとセーラよりも「秘密の花園」のメアリの方がどっちかと言うと好きです。でもセーラも好き。だけどセーラだってメアリみたくなる可能性はあったわけで、そうならなかったのはクルー大尉の育て方が良かったのか、それともセーラ自身持って生まれたもので何か違っていたのか、という。でもセーラだって全部素晴らしく出来た完璧超人と言うわけでなくて、ちゃんと怒ったり、ミンチン先生を嫌いだと思ったり、もう駄目だと思ったり、エミリーに当たったり、そういう負の面も書かれてて(当たり前なのかもしれないけど)よかったです。「プリンセスのように」とよく書かれるけど、それは人として誇り高くあれ、どんな過酷な状況においても希望を捨てるな、諦めるな、夢を見続けろ、そういうことなのだろうなと思いました。特に好きなのはアンにパンをあげるところ。じわっときました。あとドナルドからの6ペンスを貰ってしまうところとか。自分もこうだったのだ、とあさましく思うところ。セーラ以外ではアメリア先生がミンチン先生に最後ぶちぎれるところとかすごく好きです。それとラストシーンのパン屋でのアンとセーラもすごく。
    「小公子」もその典型だけどこの「小公女」も一種の貴種流離譚で、でも最後には(勧善懲悪と言うわけじゃないけど)スカッと胸がすくわれる、報われる話なのできっと日本人ウケがいいんじゃないでしょうかこの話。私もセーラのようにどんな苦境においても相手を想える想像力や誇りや夢、希望を失わず生きていきたいな。

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    2013年07月24日
  • サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL

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    魔女の脱出方法や岡絵里の能力の回避方法など予想外のところが今回も多かった。
    前巻で謎だった少女の名前も判明。次巻あたりから登場しそうな感じ。

    面白かったー。

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    2013年07月08日
  • サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY

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    タイムリープものでミステリーもので青春もの?な作品。
    登場人物のほとんどが特別な能力を持っていて、予想外の使い方をしたりして面白かった。

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    2013年07月01日
  • 猫の地球儀 その2 幽の章

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    猫の地球儀後篇、夢の実現に向けて動き出す幽と、彼との闘いを求める焔、交錯する2匹の想いの果てに、スカイウォーカーたちの抱いた夢の結末は如何に。
    登場人物たちが猫だったこともあり、ハードな描写もあったものの穏やかな印象の残っていた前巻に比べ、よりハードでシリアスな展開に驚いた。
    エピローグの描写には、じんとくるものがあった。

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    2014年11月18日
  • サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY

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    とりあえず、時間軸の話が読みたくて、検索したりお店に行ったりして買った本です。
    このシリーズは何度も読み返しました。

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    2013年03月16日
  • 猫の地球儀 その2 幽の章

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    気軽な気持ちで読んでほしい、猫が好きだからとか、すこしふしぎ、が味わいたいとか、兎にも角にも絵が可愛いだとか、開いて見ればあっという間にとりつかれ、最後は切なくて愛しくて胸がいっぱいになってしまう。皆が大好きになってしまう。
    ほんとにいい本を書く人だなあとしみじみ思いました。人に薦めたいほんってこういうのだったりします。
    ほんと、みなさん読んでみて、猫がとっても可愛いの。

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    2013年03月06日