椎名優のレビュー一覧
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本が好き過ぎる女の子を巡る物語
あらすじについては説明文にある通りなのですが、とにかく主人公のマインがとても魅力的です。
女の子としてどうこうではなく、人として好きになれる凄くいいやつ。
本好き、というよりもはや本狂いと言った方がいいくらい(笑)で、本を読みたいがための行動力が引き起こすあれこれが本当に楽しい。
世界観、舞台背景、人物設定がしっかりしていて物語の世界に引き込まれます。
登場人物も皆キャラが立っていてそれぞれ魅力があり、キャラ同士の掛け合いが素晴らしくてついつい読みふけってしまう。
私は特にマインとベンノ、マインと神官長の掛け合いが凄く好きです。
マインがひたすら本にしか興味が無いため恋愛ごとに発展しないのもいい方向に作用していると思いますね。
Web発の小説なのですが、嬉しいことにWebの方では先日無事完結を迎えました。
つまり余程のことがなければ打ち切や放置停滞になったりせず完結まで続くということで、安心して購入できるのもよい点ではないでしょうか。
Web発小説の中では1、2位を争う傑作だと思います。
ぜひ一度読んでみてください。 -
Posted by ブクログ
ネタバレルッツがマインに対して不信感を持ち始めてからフリーダ登場まで
web版の第30話の最後のあたり〜第39話の途中まで
第15話 ルッツの最重要任務
第16話 紙作り開始
第17話 ルッツのマイン
第18話 商業ギルド
第19話 仮登録と商談
描き下ろし番外編「硬貨と物の価値」
書き下ろしSS「細工師見習いゼグ」
1部前半の最大の盛り上がりポイント
俺のマインはお前でいいよ
がやって来る!
書下ろしSSが1本
細工師見習いゼグ
マインが竹ひごや簀の加工を依頼した細工師工房で弟子として働いている、見習いのゼグ視点で書かれている。
マインから簀の発注がされて、簀に関わりはじめる話し。 -
購入済み
心配な方はWeb版からお勧め
最近で一番ハマってる作品です。
出だしの頃は確かに感情移入が難しい主人公の心情ですが、先に進むにつれて改善されていきます。これは主人公の成長物語でもあります。
自分に合うか心配な方は、是非「小説家になろう」のWeb版から入る事をお勧めします。せめて第二章が終わるまでは読み進んでみて欲しいです。
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Posted by ブクログ
(おすすめのポイント)
・セーラは父と母が亡くなってしまい、貧乏で、悲しい生活の中でも優しい心を忘れず、他の貧乏な下働きの人に食べものを分けてあげるところです。
・最初はお金持ちだったセーラ。でもお父さんが亡くなってしまい、セーラは夜おそくまで働かされます。でもクリスフォードさんに助けられていたり、そこがおもしろかったです。
・セーラという女の子が、新しい学校に転こうしてきていじめられます。でもセーラはいじめをのりきって成長していきます。ふしぎなこともあって、おもしろい作品です。
・私は、セーラが貧乏になっても、ずっと、いつまでも王女様の気持ちを忘れずに、やさしくしていたのでとてもいい人だと思ったからです。 -
Posted by ブクログ
シリーズ完結。数々の伏線がきれいに消化かされてすごかったです。ケイが、時間の巻き戻った春埼に記憶を思い出させるために起こした行動で、泣いてしまいました。名前の由来とか、わざわざ相麻と話をしたりとか。初めてケイが泣くのは春埼のためなんですね…。みんなの能力がうまいこと組わせて使われてて気持ちよかったです。問題が必ずしもきれいに解決したわけではないけれど、そこがまたいいのだと思います。みんなでこれから、咲良田をよりよくしていくのでしょう。
相麻とケイ、春埼の関係も、なんとかなってよかった。
小説の最後の文章、わけもわからず涙が出ました。スケールの大きな話でしたが、結局は、二人の女の子と一人の男の子の物語だったんだなと思いました。
春埼がリセットした間の耳目ことを思い出して、ケイに語るシーンは、すごく、よかったです…回りくどくて不器用で素直じゃなくてややこしい二人がしあわせになってよかった。春埼とケイの成長があたたかったです。これから相麻がしあわせになれますように。 -
Posted by ブクログ
物語がクライマックスに向けて動いています。激動です。前回からの続きで、ケイと春埼の関係がどうなるのか不安だったのですが、思った以上にしあわせな関係になっていてすっごくしあわせな気持ちになりました。しかし、そのしあわせな展開からの、相麻との会話や、浦地の計画、春埼の時間が巻き戻ったりと…怒涛でした。絶望的な気持ちになりました。このあと1冊しかないのに、みんながしあわせになるのか、計画は阻止できるのか。記憶は無事に戻るのか、心配です。ケイがどこまで信念を元に行動できるのか。彼の素敵な能力と言葉と対話で世界が、桜田が救われることを望みます。そして相麻と浦地も救われますように。
河野先生は、やはり言葉がきれいです。切なくてでも暖かくて、気持ちがいい。哲学的なお話も新しい視界が開ける気がします。独特な考え方や独自の世界観が大好きです。 -
Posted by ブクログ
三巻にしてようやくケイ、ハルキ、相麻の出会った二年前の話。ここでようやく張り巡らされていた伏線がすこし回収されてすっきりしました。ハルキとケイがどうしていまの信頼関係を築けたのかわかってよかったです。あと、やっと智樹の出番がきてうれしかった。ハルキが、そしてケイもとてもうつくしくて尊い人で、だれよりも善人である二人が、とても愛しい生き物に思えました。感動的な場面でもないのに、二人のあまりの澄み切ったうつくしさにある場面で泣きそうになりました。ハルキの涙はうつくしい。
そして、相麻が無事生き返ったことによる今後の展開が気になります。相麻の目的や意図が不明なのが、いいですね。どんどんおもしろくなっていて、物語に引き込まれます。作者の不思議な言い回しや比喩表現、哲学的な話が大好きです。自分にはない思考で、いつも考えさせられます。 -
Posted by ブクログ
4つのお話からなる、連作短編集。
それぞれのお話で主人公がかわりますが、
必ず脇役に死神の少女が登場しており、誰かの死に方が語られています。
死ぬ前につくと決意した嘘、死ぬ前に自分がやるべきこと、
死ぬ前に諦めたくないこと、死ぬ前に守りたいもの。
書かれているのは死ぬ前から死の瞬間までですが、
それによって描かれているのは生き方なのだと思います。
綺麗な死に方、ひいては綺麗な生き方、
そういうものはどういう形をしているのか、思わず考えさせられました。
色々なライトノベルがあると思いますが、
個人的にはライトノベルの型だけには閉じ込めたくないと思える作品でした。
魂のリサイクルという人の死後の考え方や、
4つのお話の微妙なつながりも素敵です。
ちょっと澄ましたような文体も好みでした。
本の終わりには突然道が開けたかのような、
しばらく心に残る爽快感があります。
短編集なのでどこから読んでも間違いはありませんが、
1つめの物語から順に読み進めていくのがおすすめ。