椎名優のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大の大人になって、小学生の頃に伝記で読んで以来久しぶりに『ヘレン・ケラー物語』を読んだ。手に取ったきっかけはちいあお文庫、ちいかわのカバーだったからである。
結果、ボロ泣き。諦めない心と、そこに注がれる情熱が、あまりにも計り知れず、美しくて尊くて。
もし自分が目も耳も不自由だったら。そして、かつては短い期間だけれど、見えて、聞こえていたのだとしたら。考えるだけでくるしい。
ヘレン自身は自分の気持ちを表す手段すら分からず、両親の自由にやらせてあげる教育方針のもと、ただ暴れることしかできなかったのたが、その矢先サリバン先生と出会う。先生は辛抱強く文字を教え、指文字を通してものには名前があるということをヘレンに伝える。そこから読唇を身につけ、やがて話すことまでできるようになっていく。もちろん、それはヘレン一人の力だけではない。彼女の強い意志を信じ、支え、背中を押してくれた人たちがいたからこそ、ヘレンは前へ進み続けることができたのだと思う。
そしてヘレンは世界中のたくさんの人に夢や希望、そして人間の可能性を伝え続けた。諦めなければ、道は開ける。自分の可能性を自分で閉ざしてはいけない。そのことを、自らの人生をもって伝え続けた彼女の生き方は、なんて高尚で、美しいのだろう。
そして何より胸を打たれたのが、サリバン先生がこの世を去るときのこと。「自分の頭にある冠を私に授けてくれました」この一文で涙腺が崩壊した。
小学生の頃にはただ有名な努力がすごい人として単純に読んでいた物語を、大人になって読み返すと、そこにある愛情や忍耐、そして人と人とのつながりの重さがまるで違って見え、心に刺さった。
いいお家柄なのも幸運だとは思うが、好奇心旺盛で、常人なら心が折れそうな失敗や試練も跳ね除け乗り越える強さがなにより彼女の思いを成就させた要因なのだろうな。 -
Posted by ブクログ
初版2019年1月
夏から貴族院2年目の開始まで。
プロローグで旧ヴェローニカ派貴族たちの陰謀(結婚式での襲撃計画)と、その子供たちがローゼマインと貴族院で一緒にいたことで陰謀を通報するという、先を暗示する場面が描かれる。
ブリュンヒルデの故郷グレッシェルへの印刷事業拡大は、貴族の意識が最大の障害だという問題点を浮き彫りにする。
これはいろんな事でどこまでもつきまとうだろうな。
はずみで始まった染色コンペは、エーファの作品だとわからずに選んで、良かったのだが、ローゼマインとしてはわからなかったことでがっかり。エーファ視点のSSも良かった。
ランプレヒトと結婚したアーセンスバッハ領主の姪アウレーリアが悪い人じゃなくてひと安心。 -
Posted by ブクログ
初版2014年10月で、第3部「領主の養女」最終巻
今期アニメ放送中だが、現時点で未放送分
前巻の最後で、旧ヴェローニカ派貴族のクーデター計画が浮上したが、考えなしのヴィルフリートを幽閉中のヴェローニカに会わせて掻き回し、無能な貴族にシャルロッテを誘拐させ、本命のローゼマインを誘拐し麻酔薬を飲ませて、おそらく黒幕のゲオルギーネのもとへ拉致しようとしたものの失敗するが、ローゼマインは緊急事態でユレーヴェに漬け込まれて2年間の眠りにつく。もし、ユレーヴェができていなかったら死んでいたのね。
今年のアニメはこの最後までやれるのか?
ブリギッテかわいそう。。。
(追記)最終回は無理やり詰め込みすぎ