椎名優のレビュー一覧
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小神殿に攻撃を仕掛けた「ハッセ」の街をめぐる処分が決着します。
現代人としての常識や倫理観を持つローゼマインにとっては厳しい試練でしたが、一歩ずつ貴族としての生き方を身につけてゆく(呑み込んでゆく)彼女の姿は、シリーズ開始当初の自信の情熱にまっしぐら、という雰囲気が上手く隠されるようになってきていて、改めて成長を感じさせます。
神殿長としての職務も少しずつ板についてきましたし、これからは義兄や同年代の子どもとのかかわりも増えてくるのでしょうか。彼女の「経営者」「発明家」としての活躍だけでなく「教育者」としてどのような手腕をふるってくれるのか、というところにも期待が高まります。 -
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ネタバレ神殿に青色巫女見習いとして通い出したマイン。神官長に側仕えを三人つけられましたが、皆不満そう。問題児の男の子や神殿長のスパイの女の子なんてあからさまに不満をぶつけてきます。ルッツに言われ、神殿の常識を学ぼうとし、側仕えを使う側の人間として早く慣れようとするマイン。
問題児だったギルがマインに褒められて照れるところ、可愛かったです。孤児だったギルには頭をなでなでされて褒められることは無かったかもしれません。嬉しかったでしょうね。
家族に商人になることを反対されていたルッツ。神官長のおかげで丸く収まりました。神官長もベンノ同様マインの保護者として頼りになります。 -
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中高生のビブリオバトルで紹介された作品です。
あまり最近のライトノベルスは読んでいなかったのですが、転生モノとはいえ、バトルシーンもなく、(無駄な)ハーレム要素もなく、地に足のついたストーリー展開だったように思います。
本が好きな主人公が、本という文化の無い異世界に転生したことで、「本がないなら自分で作る」という固い決意のもと奮闘する(しかし年齢的・体力的な制約もあって思うようには進まない)という設定は、読書が好きな人たちにとっては魅力的だと思います。
本を書くための媒体を作ろうとする際も、実際の古代文明を参考に「パピルス」や「粘土板」「木簡」などから取り掛かる辺り、まるで文明発展の歴史を見 -
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ネタバレ面白かったです。商才を発揮しベンノと対等に交渉するマイン。人の使い方も上手です。
子どもとは思えないマインの博識さに変だと感じるルッツ。
「…お前、誰だよ」
とうとうルッツに訊かれてしまったマイン。事情を説明してルッツが望むなら消えてもいいと言いますが、ルッツは「オレのマインはお前でいいよ」と。くぅぅーとなってしまいましたよ(笑) ルッツ、本当にいい子だ!
そして、マインのことを周囲が怪しまないのは何故かと思ったら、突拍子もない行動をとると思われているギュンターお父さんの子だからなのですね。受け入れられているなら良かった(笑)
すぐ熱をだすマインが実は“身食い”という病気であることが分か -
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ネタバレ再読。
娘が携帯のアニメ動画で観ていた時、音声だけ聞こえてきて気になっていました。だからマイン、ルッツ、ベンノさんという名前は知っていました。
めちゃコミ無料分の漫画を読み、いよいよ原作小説へ手を出してしまいました。
本に囲まれて生きていたいほどの本好き女子大生が異世界の病弱な5歳の女の子マインに転生し、その世界では本が高価で手に入らないため本を作ろうとする話です。
生まれ変わったマインの身勝手さに比べ、病弱なマインの面倒をみる一歳上の姉トゥーリや近所の男の子ルッツがとてもいい子に思えました。
マインは本の為なら周りが見えないところがあって、それがマインの生きる目標になっているからいいのか -
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ネタバレ今巻は少しうるっとしたり泣きに泣けるシーンがいつもよりありました。
(内容)
最初の(37話)にはマインを急いで迎えに来たルッツが(手の怪我を)心配して走って来るシーンで、思わず「良い子だなぁ⋯」とうるっときました。
次の(38・39話)での記憶を探る為の魔術具を使用し、麗乃時代の現代日本の映像や日本食そして麗乃の母が登場します。
マインの姿で、母に謝るシーンでの言葉ですが⋯⋯
「逆縁の親不孝でごめんなさい」そこからはもう涙涙でして⋯⋯⋯そこからは香月美夜先生(あとがき)の言葉ですが「涙なしには読めません」と言葉道理でした。
(40話)ではヨハンがあるコトを(マインとベンノに)頼みに行く -
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ネタバレ前巻でやり込められた、義兄ヴィルフリートの廃嫡回避のために色々と条件が出される。
再教育のためにカルタも活用されたりするが、ヴィルフリートの側近はつい忖度してしまい、発奮にならないので、マインと対戦して向上心をだしてもらうことに。
ユストクス登場。
諜報活動を趣味として、その為なら下町にその装いその言葉使いで潜り込んだり、女装もしたりする変人気質な人。
ハッセの孤児の扱いとかについて情報を得て、どう策を巡らすかマルク中心に画策してみたり。
前神殿長の倣いのまま、マインたちをもてなすハッセの町長。
昼間から酒をドドンってどんな歓待されてたのやら。
銀盃を供されて、「重っ!」ってなるのもさも