あらすじ
2026年春から読売テレビ・日本テレビ系全国ネット
土曜夕方5時30分枠にてTVアニメ放送開始!(※一部地域を除く)
TOKYO MXでも放送決定!(※放送時間は未定)
2025年7月から読売テレビ、TOKYO MXにてTVアニメ1期~3期再放送開始!
読売テレビ:7月3日から毎週木曜25時34分~
TOKYO MX:7月7日から毎週月曜21時25分~
※放送予定は都合により変更になる可能性がございます。
「このライトノベルがすごい!」(宝島社刊)
殿堂入り!
シリーズ累計1000万部突破!(電子書籍を含む)
本編では描かれない、第四部「貴族院」の面々の物語を集めた初の番外編!
書き下ろし短編を多数収録!
【あらすじ】
春の卒業式を終え、貴族院の図書館は静けさを取り戻していた。司書を務める教師ソランジュはローゼマインが入学してからの、刺激に満ちた一年間を振り返る。
「今年の貴族院は特別な思い出がたくさんあります」
本編とは異なる視点で描かれる学園生活。ヴィルフリートやハンネローレ、オルトヴィーンといった一年生の領主候補生たちを中心に、ローゼマインの側近たちや、エーレンフェスト寮の学生、寮監なども登場。貴族院の知られざる毎日が今、鮮やかに蘇る!
本編の二年生を目前に控え、思い出噺に花が咲くビブリア・ファンタジー!
大幅な加筆修正に加えて、書き下ろし短編×10編を含む合計18編を収録した、シリーズ初の番外編!
椎名優描き下ろし「四コマ漫画」も収録!
<収録短編>★は書き下ろし
★ソランジュ視点 プロローグ
★コルネリウス視点 護衛騎士として、兄として
ローデリヒ視点 貴族院のとある一日
ハンネローレ視点 独り言が起こしたディッター
★ルーフェン視点 素晴らしきディッター
ヴィルフリート視点 優雅でいられない貴族院生活
ハンネローレ視点 間が悪いのです
★ヴィルフリート視点 女のお茶会
★アンゲリカ視点 神殿の護衛騎士
★ユーディット視点 置いてきぼりの護衛騎士
ハルトムート視点 ダンケルフェルガーの女
★ヴィルフリート視点 男の社交
★トラウゴット視点 予想以上にひどい罰
ヴィルフリート視点 叔父上の側近
ハンネローレ視点 エーレンフェストのお茶会
★オルトヴィーン視点 ドレヴァンヒェルの姉弟
ハンネローレ視点 エーレンフェストの本
★ソランジュ視点 閉架書庫と古い日誌
著者について
●香月美夜
本作でデビュー。
主人公以外の視点で短編ばかりを書き下ろすのは結構大変でした。長編の連載の方が、私は楽かも……。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ユストクスが語る母であるリヒャルダの生き様
常に命令で動いてきたにもかかわらず、厚い信頼と愛情溢れる絆
ステキな女性
号泣
別視点からのお話の数々
物語に厚みが増し、益々楽しくなった
本編と読み合わせるのも楽しい
web版でいうところの閑話やSS等他者視点で語られるローゼマインの
奇行…もとい偉業やその影響についてのエピソードが好きならばぜひどうぞ。
書き下ろしや加筆も多いですので。
二年生編、三年生編と続刊が出てほしいなぁ。
外伝なのに、主人公の存在感
外伝短編集。
本編では脇役になるキャラクターの視点から、いろいろな出来事の裏を見せてもらえる、という趣向です。本編の理解がさらに広がって、愛読者には堪らないところ。
それにしてもこれだけ多数の人間の学園生活を綴りながら、すべて主人公の行動が影響を及ぼし、話の中心になり続けるという。何とも存在感が強いというか、はた迷惑というか……。
その存在感が、表紙にまで現れているところが、素晴らしいですね。
やっぱり、いいよね
アンゲリカ視点のssは最高!二万文字くらいあって、読みごたえも十分!なにより、普段から困ったわのポーズでいろいろとやり過ごしているアンゲリカも、色々と考えているという事実がとても新鮮だった。アンゲリカファンには是非とも読んで頂きたい!
Posted by ブクログ
やっと連続刊行の最新刊に追いつきました!(笑)
外伝だけで1冊分という、超超超待ちわびていた1冊。本編はローゼマイン視点のみなので、彼女から見た物語の、裏側を知ることができて嬉しい。
こうやって外伝を読んでいて思うのは、登場人物1人1人のキャラクタ設定がしっかりしているということ。作者の香月美夜さんの脳みその中の創造力の緻密さよ! 異世界転生してしまったローゼマインが引き起こす様々なドタバタが、どれだけその世界の常識から外れているのか、というのを、ローゼマイン以外の視点から記述してくれるとよく分かる。なんと素晴らしい外伝集!
そして、椎名優先生のキャラクタデザインが素敵。本編ではあまりスポットが当たらないキャラクタについて書かれた外伝だから、イラストになる登場人物も意外なところが多くて嬉しかった。
18の物語が入っていて、どれも面白かったのだけれど、特に興味深かったのは、神殿でのアンゲリカと灰色神官・巫女たちとの交流の話、トラウゴットに対するユストクスの言動の話、そしてソランジュ視点での政変時の司書たちの話…。この世界の価値観やこれからの物語を理解するのに必要な情報に溢れている(他の話ももちろんそうだけど)。
あとはね、ハルトムートとクラリッサのあのシーンにイラストが付いたのが嬉しいですよね(笑)。「常識」が違うって、恐ろしいですよねー。ハルトムートの心境までわかってお得な話でした(笑)。
すでに結末のわかっている物語だけれど、外伝から知る話はすべて新しくて面白い。香月先生は大変だと思うけど、頻繁に外伝集出してほしいわ。
ふぁんぶっく以上にファンブック
書籍版を一度読んだのみではピンとこないであろう話も多く、
Web版含め何度か通読しているファン向け。
そういったファンにとっては複数視点の面白さが存分に発揮されており、二年次以降も外伝が楽しみ。
Posted by ブクログ
ネット外伝に大幅加筆の嬉しい一冊。
表紙と口絵に視点登場人物がいるのですが、誰かと思えばルーフェンが…。
今までなかった視点"ルーフェン、トラウゴット、オルトヴィーン、ソランジュ、アンゲリカ、ユーディット"がとても楽しかったです。
Posted by ブクログ
ローゼマインの貴族院1年目を他のキャラ視点で振り返る1冊。
ダンケルフェルガーにディッターを申し込まれた経緯や、ハルトムートが婚約者を決めた経緯が詳しく分かって面白かった。
Posted by ブクログ
前に読んだ時はまだしっかりとキャラを把握できてなかったからまた読み直したい!
一年生とつけるなら…二年生三年生と続けて出して欲しいなぁ〜もっと読みたい。
匿名
どれもこれも面白かった…!
特にアンゲリカ視点のお話は珍しくて印象深かったです。普段は感情表現豊かなほうではないけど、意外と内面は色々なことに傷ついたり、モニカの笑顔に貴族とは異なる温かみを感じたり…色々と考えていたんだな、とアンゲリカが愛しくなりました。
エックハルトとの婚約の裏側にはあんな会話があったんですね!あの結婚相手の条件には、そりゃエックハルトがぴったりだわ、と感心しました笑
アンゲリカの短編
お気に入りはアンゲリカの短編です。
内容には触れませんが、残念美少女であるアンゲリカがその内面でどのように考え悩んでいたのか。
そして神殿の灰色神官巫女とどのように触れ合い、関係を築いていったのか。
非常に楽しく読めて幸せです。
Posted by ブクログ
この物語の登場人物は全員がそれぞれ個性的で、しっかり思考した上での行動が考え抜かれていて本編ではちらっとしか描写がなかったり描写自体がなかったりしたことが色々な視点で描かれていてとても面白かった。
アンゲリカが好きなのですが、私は考えるの嫌ーい放棄ーという感じではなく、考えるのは苦手だから他のものに託し、その分他に出来ることを探し護衛を全力で頑張るという姿勢になんだか感動しました。より好きになりました。
本編をもう一回読みたくなっちゃいますね…
貴族院一年生の時のお話。ローゼマイン視点でないお話も新たな発見が色々あって良いなあと思う。ヴィルフリートも頑張ってるんだよねえ。彼の視点からのお話を読むとよくわかるなあと。
面白かった。
Posted by ブクログ
ローゼマイン以外の視点で語られる貴族院一年生。ルーフェンてただの筋肉バカな先生じゃなかったのね。ディッターに異常に力を入れているのもちゃんと理由があったのか。自領の領主候補生に苦言を呈することもできるまともな人なのね。トラウゴットは一時の甘い考えでの行動が将来にわたって自分を苦しめるのね。ボニファティウスの第二夫人の息子である父親のコンプレックスの影響でトラウゴットもコンプレックスが凄いのね。ハンネローレの間の悪さはこれからもネタとして使うのかな。本が好きじゃなかったのはびっくり。
違う視点で
本編では出てこない人の視点で描かれているものもあって、いつもと違ってまた別の面白さがある。
アドルフィーネが結構好きです。
もっと外伝を書いて欲しい。
満足のおもしろさです
外伝ということで、あまり購入意欲はなかったのでずっと読まずにいましたが、本筋を読み終わってから外伝を読むと見えていなかった世界が見えてきてもう一度本編を読みたくなります。本当にどのキャラクターも生きているんだなって実感しました。
読んだ事がない方絶対
「本好きの」は本当におすすめできます。これは紙の本を買っていたのですが、保存や読みやすさ(いつでも空き時間に読める)で電子書籍による購入になってしまいました。本編は段々とマインがかわいそうになって、読むのも辛くなってきましたが、外伝は、本編を思い出しながら楽しく読めました!
これはいい!
本編はマインがメインだけど、これは色々な視点で貴族院の様子が知れるから読んだ損はない!
トラウゴットのその後の詳しい内容も知れてよかった!
外伝も良い
やっぱり面白い。
本編ではわからない登場人物たちの心情を掘りさげて書かれてます。
トラウゴットの護衛騎士をやめた後の話など、知りたかった後日談が目白押し。
是非2年生・3年生と続きをお願いします。
世界観の掘り下げがすごい
本編もめちゃくちゃ面白いけど、外伝も面白かった……!
アンゲリカのお話やソランジュ先生のお話でうるっとしてしまいました。
他人の言動や行動を注意深く見ているキャラには情報が多いし、あまり注意深くないキャラなら見落としやも多い。
どこで誰がいつどんな情報を得て、どう動いていたか、どんなことを考えてたかがわかって、とても興味深いです。
Posted by ブクログ
ソランジュの回想から始まって、閉架図書の日誌を持ち出すところで終わる貴族院1年生外伝。
個人的にはハルトムートとクラリッサの話がおすすめ。
・護衛騎士として、兄として コルネリウス
・貴族院のとある一日 ローデリヒ
・独り言が起こしたディッター ハンネローレ
・素晴らしきディッター ルーフェン
・優雅でいられない貴族院生活 ヴィルフリート
・間が悪いのです ハンネローレ
・女のお茶会 ヴィルフリート
・神殿の護衛騎士 アンゲリカ
・置いてきぼりの護衛騎士 ユーディット
・ダンケルフェルガーの女 ハルトムート
・男の社交 ヴィルフリート
・予想以上にひどい罰 トラウゴット
・叔父上の側近 ヴィルフリート
・エーレンフェストのお茶会 ハンネローレ
・ドレヴァンヒェルの姉弟 オルトヴィーン
・エーレンフェストの本 ハンネローレ
・閉架図書と古い日誌 ソランジュ
Posted by ブクログ
貴族院の各キャラ視点での外伝。
本編とは違う面白さでした!!
ハンネローレの時の女神ドレッファングーアに忘れられてるんじゃないかってくらいの壊滅的な間の悪さとか、ルーフェン先生ただの脳筋男じゃなかったんだねとちょっと見直したり(笑)とか。
最後のソランジュ視点の過去の司書達の話が切なくてグッときました。
『あぁそうだ。我等は知識の番人。出身地に意味はない。重要なことは人類の英知に敬意を払えるかどうか、それだけだ。』この台詞が特に印象に残りました。平気で焚書坑儒をする国に聞かせたいですね。
また外伝が出るといいなと思います。今度は成人貴族の話を読んでみたいです。ユストクスとかカルステッドとかフロレンッィアとか。
Posted by ブクログ
いつも飄々としているユスクトスの内面にいっぽ踏み込んだ短編はとても良かった。母親に対する深い敬意と愛情を感じられたので。トラウゴッドは絶望的な立場になってしまったけれど、深く考えずに自分の責務を投げ出した結果なので仕方ないのかなぁ。教育は大事。
Posted by ブクログ
本好きの下剋上外伝。第4部6巻のあとに読みました。
本編と比べてどうかなぁと思いましたが、本編同様に面白かったし、これを読んでいないと分からなかったことがあり、第4部の途中で読んで良かったです。
ハルトムート視点とトラウゴット視点が良かった。トラウゴットは、本編ではムカついたけど、本人視点でその後のところまで読むとちょっとかわいそう。子供だから、いつかやり直しができてもいいかもしれない、と思ってしまいました。
ハンネローネが本好きじゃなくてびっくり。
Posted by ブクログ
面白かった。
やっぱりダンケルフェルガー面白い。
ルーフェン先生、アンゲリカがおもしろい。
そして、トラウゴット視点が面白かった。ざまぁ(笑)
ハンネローレが可愛い。
Posted by ブクログ
個人的に、ヴィルフリートの話とトラウゴットの話がおもしろかったです。
ヴィルフリートに関しては、側近の派閥の違いがこんなに思考の違いに影響するのか〜と驚きでした。ライゼガング系の側近たちがどれだけいらついているのか、微塵も察せてないんですね。逆に、ヴィルフリートはヴィルフリートで主人公の側近に不満を持ってると。価値観の違いは本当に恐ろしいです。
トラウゴット…。ローゼマインに謝罪した時点では、まだ理解できてなかったんですね。ローゼマイン視点で読んでると、本人がトラウゴットに興味なさすぎて全くその辺りの機微が伝わってこないので…。とりあえず、どの視点から見てもユスクトスは有能だとわかりました。
Posted by ブクログ
間が悪いと落ち込みながらも頑張っているハンネローネが好きだな。
ルーフェン先生のことは、ずっと『NARUTO‐ナルト‐』の「マイト・ガイ」をイメージして読んでいた。
レスティラウトと剣を交えている挿絵を見て、認識をとても改めた。
ダンケルフェルガーの貴族で、オレンジっぽい金髪、熱の籠もった青い瞳。
マイト・ガイなわけなかった。
ソランジュ先生が、司書仲間達と楽しくお仕事する日が早く訪れますように。
Posted by ブクログ
貴族院1年生の出来事を他の人視点で描かれたSS集
時系列で書籍本編と併読したので、この本だけの感想は書きにくい
やはり意外だったのはルーフェンかな
本編だけだとディッター狂いウザい教師にしか思えないけど
ちゃんとディッターを通じた生徒の成長や、ディッターの意義、ダンケルフェルガー出身として領地の将来、次期領主のことなど考えていたのだなとわかる
アンゲリカも自分が出来ないことを自覚していて、その上で他の人に任せられること、自分が出来たほうが良いことをちゃんと理解している
ま、一般的な貴族らしからぬことは変わりないけどね
ローゼマインが帰還した後の事はヴィルフリート視点でしか語られてなかったけど、ブリュンヒルデ視点ではその大変さも違って見える
領主一族の側近ってどんな立ち位置なんですかね?
命令の指揮系統としては自分の主が第一なんでしょうけど、他の領主一族の指示を蔑ろにして良い訳では無い
まぁ、この場合はヴィルフリートの拡大解釈と粗忽さ故の行き違いですけど
その影にはやはりオズヴァルトがいるんだよなぁ
つくづくその考えが一般的なのかどうか判断かつかないですね
トラウゴット視点で見るとユストクスの優秀さが際立つなぁ
本来の側仕えの仕事は当然として、事務処理能力の高さ、マルチタスクをこなす能力、情報収集の数々の手法、独りで素材最終できる程度の強さ等など
オルトヴィーン視点でのドレヴァンヒェルの姉弟
本編の感想でも書いたけど、苦労人ですよねぇ……
ソランジュ視点で出てきた日誌
これは後に本編でローゼマインに貸し出されるやつですね
書かれてある内容は普通の業務日誌だけど、その背景は結構重いというのがこれを読むとわかる
ローゼマインがラオブルートに疑われる要因でもあるけど、ソランジュとしては善意なんだよなぁ
何だかんだ言って、本編だけではわからないユルゲンシュミットの常識や、他の人視点でローゼマインの特殊性など、よく綻びが出ないように整合性が取れている構成力に脱帽
Posted by ブクログ
【引用】何がどうなったらそうなるのだ!?(p.104)
【評価】楽しく読みました。
【感想】いつもの巻末にある、他者視点のお話が集まってる感じでローゼマイン周辺の人びとがいかに苦労しているか描かれ、おー、背景ではこんなことがあったんかとか思えるけど、このシリーズでこの本を最初に読むのはあまり適切ではないと思う(そんな人おらんやろけど)。
Posted by ブクログ
読む順番が違ったかもしれない。
第四部Ⅳ巻よりも先に、こちらを読んでしまった。
ローゼマインが貴族院一年生の時に起きた出来事について、ローゼマイン以外のそれぞれの当事者たちの視点で語られる外伝短編集。
ひとつひとつの話も短いものが多いし、本編よりもボリュームが少ないにもかかわらず、本編ほどのめり込んで読めなかった。
ハンネローレやヴィルフリートの視点の話が多かったかな?表紙にもなっているくらいだし。
だからかぶっちゃけ、個人的にはどうでもいい話も多かった(笑)
トラウゴット視点のものは、どこまでも自分本位で愚かな彼にイライラしたけれど、ユストクスが良い仕事をしていて、グッジョブ!ユストクスと叫びたくなった。
あとはアンゲリカが益々好きになった。
短編は、本編のおまけ的に読む方が好き。