椎名優のレビュー一覧

  • サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA

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    ついに最終巻。読み終えたあとは気持ちよさと、もう終わりなんだというさみしさがあった。
    今回は能力による部分は少なく、一人一人の内面的な話が主だった。なのでワクワク感はあまりないかもしれないが、言葉がキレイで読んでいて気持ちが良かった。

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    2012年07月01日
  • ベイビー、グッドモーニング

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    誰かのために願い、祈る人々の姿のなんと美しいことでしょうか。
    楚々とした語り口とも相まって、とても澄んだ世界観を通して見えるのは、やはり作者の誠実さでしょう。

    今より前向きに過ごせるような、誰かに優しくなれるような、その後押しをしてくれる言葉に、この作品で出会えるかもしれませんよ。

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    2012年06月13日
  • サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA

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    ネタバレ

    果てしなく綺麗な、少年と少女の「祈り」の物語でした。

    早く続きが読みたいけれど、読み終わりたくない。
    そんな矛盾した気持ちを抱きながら、読み進めていました。
    最終巻は一番分厚いですが、一番早く読み終わってしまったように思います。
    咲良田の能力についての問題の結論と、ケイと春埼と相麻の関係への終止符がいかに打たれるかが気になって仕方がありませんでした。

    ケイと浦地。二人は似ているけれど相容れない。
    二人の思いの果てにあるのは常に優しさで、どちらが正しいとは決められない。そんな平行線からどう脱出するのか。
    二人の心理戦にはページをめくる手が止まりませんでした。
    そして、ついにケイと春埼と相麻の

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    2012年06月08日
  • サクラダリセット6 BOY, GIRL and ──

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    激動の巻でした。
    序盤は、温かで幸せな日常風景。そこから段々と、咲良田全体を巻き込んだ問題が発生していき、いよいよクライマックス。
    最終巻一歩手前なだけあって、ケイも春埼も1巻から随分と変わりましたね。
    二人の関係の変化は、見守ってきた側からすれば嬉しいし微笑ましい。
    でも、菫ちゃんの事を考えると、本当に切ない。終盤の、彼女が胸の内を晒すシーンでは、ケイでなくても胸が痛くなりました。

    一方で、能力はあった方がいいのか、無い方がいいのかという問題にも直面します。
    二人の思惑の果てには一体何が待っているのか。
    多くの人が笑えるようなハッピーエンドを願うばかりです。

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    2012年06月08日
  • サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA

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    端正な美しい小説だった。それは物語がすべて結末に向かって見事に収束しているせいでもあるが、なによりも誠実に生きることを志すキャラクターたちをリリシズムな文章で描き上げていることが一番大きいと思う。

    デビューから完結までは一気に駆け抜けて、この素敵な物語をプレゼントしてくれた作者に深く感謝する。

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    2012年06月05日
  • サクラダリセット3 MEMORY in CHILDREN

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    今までちらほら出て来ていたケイ達の過去が明らかになり、すっきりしました。
    そして相変わらず春埼は可愛い。
    2年前の過去話が中心でしたが、相麻菫の事もまだ謎は多いけどわかってきたし、ケイや春埼の感じが2年後とは違って新鮮で楽しく読めました。

    次巻が気になる引きで、早く続きが読みたくて仕方ありません。

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    2012年05月25日
  • ベイビー、グッドモーニング

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    ミニスカートと白いTシャツの死神の話、ということだけど……死神の女の子はあくまでおまけというか。物語のアクセントとして置かれているだけで、重要なのはそこじゃないです。4つの短編がそれぞれ少しずつ繋がって、なんかこう最後は良い感じにまとめる話。

    こういう「綺麗な死」を扱った作品は少なからずあって、例えば電撃の『しにがみのバラッド。』とか、例えばSDの『テルミー』とか、例えばファンタジアの『神様のいない日曜日』とか。この作品は、それらと比べても頭一つ抜けていたと言って良いんじゃないかな。

    死神だとか、魂の循環だとか、そういうのがなかったとしても。
    生きている人、これから生まれてくる命が、死んで

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    2012年05月14日
  • ベイビー、グッドモーニング

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    オセロの最初の並び方と、心臓の4つの部屋と、4人の人間の命が佐伯ちゃんの妹や弟として生まれてくるということに感動しました。

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    2012年05月13日
  • ベイビー、グッドモーニング

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    死んだ人間の魂を集める死神の少女が出会った、4人の人間の物語。

    素直になれない少年。
    自分を殺す作品を出版し、その後本を書かなくなった作家。
    突然の事故で命を落とす予定となった青年。
    誇り高きクラウン、若しくは、誇り高きピエロ。

    彼らは死神に出会い、自身の死を知らされます。
    終わりが見えたからこそ見えてくるものもある。
    ただ一言いうのなら、彼らの死に様、そして生き様は、見事なものでした。

    そして、また、新しい物語が始まります。
    ベイビー、グッドモーニング。


    作者はサクラダ・リセットの河野裕。
    淡々としていながらどこか透明感のある文章は健在です。
    ぜひ多くの人に読んで欲しい作品ですね。

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    2012年09月23日
  • ベイビー、グッドモーニング

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    死神の少女とそれに出会った人々の様子を描いた連作短編が四編収録されています。

    死神と出会った人たちというのはすでに近いうちに死を迎えることが決まっていてそのため読後感は少し寂しいものになるのかなあ、などと思いながら読んでいったものの決して虚無的に終わるだけではなく、どの短編も心に温かいものを残していってくれます。

    どの話のメッセージもとてもまっすぐに感じられました。生と死というテーマながらも変に凝った方向にいかず一番綺麗なところでどの話も幕が閉められているなあ、と感じました。

    一番印象的だったのが『八月の雨が降らない場所』この話の主人公となるハラダの「ねずみ講」の考えがとても好きです。そ

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    2012年05月04日
  • ベイビー、グッドモーニング

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    4つの魂の話を収録した連作短編。
    基本的に話としては独立している感じだが、死神の少女(ユニクロの服着用)が看取る点他微妙に4つの作品が影響しあっているのがいい。

    どれも清々しいというか綺麗で心が洗われるいいお話。
    最後の「生」へもってくるところもいいね。

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    2012年05月01日
  • サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA

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    やはり物語の終わりは、楽しみでもあり、寂しくもある。ただ、「サクラダリセット」に出会えたことは、途方もなくありがたいことだった。


    よく似ている二人。ちょっとだけ違う二人。それぞれの結論には、正しいも間違っているもない。ただ、一つ違うことは、ケイの結論のほうが高い次元にあるということだ。弁証法的に管理しようとしたのだ。


    シリーズとして格好がいい。無駄なく、ブレずに、結末を向かえた。聖なる物語の結末を。読み返すごとにあちこちに散りばめられた物語のカギを見つけては楽しめる、素晴らしい作品でした。

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    2012年04月28日
  • サクラダリセット3 MEMORY in CHILDREN

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    2周目です。


    ここにもしっかり浦地が登場している。ただ2巻での浦地と関連性が少なく、気づけないのは憎い演出です。


    ついに相麻を複数の能力を駆使して「予定通り」蘇らせた。彼女は相麻菫なのか、違う存在なのか。この部分も最終巻にかかってくる。

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    2012年04月22日
  • サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA

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    彼らの能力やその根源となった想いというのは、欲望や願望と言うこともできるかもしれないけど、やはり祈りという言葉が一番しっくりきます。
    大切な人のために、ただひたすらに純粋に祈り続けられる彼らは、やはり物語の主役足り得る強さや魅力に満ち溢れています。

    なるべく濁りのないクリアな言葉を読者に届けようとする、初巻から一貫している作者の姿勢が非常に印象的で、
    この作者の一読者で本当によかった、と思わせてくれました。
    これからもできるだけ多くの言葉を私たちに語りかけて欲しいものです。

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    2012年04月18日
  • サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY

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    つい先日最終巻を読んで、やっぱりいいシリーズだったなぁと思い、2周目に入りました。


    初見では当然目につかなかった伏線が2周目では見えてきて、そういうところが2周目の面白さだと思います。

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    2012年04月16日
  • ベイビー、グッドモーニング

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    「四」 この数字は「死」を連想させる。そう、死神を。しかし、読みすすめるうちにもう一つ連想させられる。心臓は四つの部位でできている、即ち「生」を。そして生まれた物語に、命に、語りかける。「ベイビー、グッドモーニング。」

    「生と死」ではなく「死と生」を描いてるのだ、この作品は。しかしその「生」はなかなかやってこない。各編で魂を集め新しい魂を創ると死神は語るのに、私たちは気付かない。隠しているからだ。強い「死」のイメージによって。だからこそ最後にやってくる「生」に、より強く心を、魂を揺さぶられる。そして「生」で終わることは、私たちに未来をもたらしてくれる。それが、河野裕の作品の透明感なのだと思う

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    2012年04月08日
  • サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA

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    前半は前の巻から続く、咲良田に能力を残すか消すかの話で、後半は相麻菫と春埼美空の物語って感じでしたね。
    いやー相麻ファンとしては、心からの幸せを願っていましたが、まあ落としどころとしては、こんなもんでしょうねー
    ま、でも一応全員救われたと見て良いのでしょう。

    本シリーズは女の子は確かに沢山出てくるけど、萌え方向なものは一切なくて、最後まである意味硬派なつくりで楽しめました。
    古いけれど、NHKでやってたSFドラマみたいな感じかな。
    作者様、本当にお疲れ様でした!

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    2012年04月02日
  • サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA

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    ネタバレ

    サクラダリセット最終巻。
    この本はライトノベルに、はまったキッカケでもあるので最終巻は読んでいて感慨深いものを感じた。
    この本を読んで感じたことは、当たり前のことなんだけど物語がページをめくるたびに終わりに近づいていくなと言う事だった。何を当たり前のことをと思う方もいるかもしれないけど、本当に一つ一つの要素を順番に拾っていき読んでいる途中に「これはここに来るわけだ」とか納得しながら読んだ。なんだかパズルのような作品だったなと思う。
    後書きにも書かれていたけど、この作品は現在のライトノベルの主流の要素をあまり取り入れていない。でもそれがこの作品のいいところを作っていると思う。少なくとも私は、今ま

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    2012年03月31日
  • サクラダリセット6 BOY, GIRL and ──

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    ネタバレ

    咲良田市は市内限定で能力を発揮できる人のいる街です。
    能力と言ってもアニメにあるような具体性のあるものは少なく、
    1人が1つの能力に限られています。
    そうした能力に目覚めた人達が社会的に問題を起させないよう管理する局があり、
    その創設者の1人である魔女と呼ばれた女性の未来視により
    問題が起こるのを未然に防いでいました。
    主人公の高校生ケイは外から移ってきた絶対記憶能力を持ちます。
    彼のパートナーである美空と言う少女は特定時間をセーブし、
    3日以内であればリセットして過去に遡らせる能力を持っています。
    リセットすると皆リセットされた分の時間の記憶は失ってしまいます。
    だからケイの能力がリセットに

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    2012年03月18日
  • ウルは空色魔女(2) なつやすみは魔法クレープ!

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    私は、いつも、夏休みに、プールに行きます。
    でも、私は、この本をよんで、お料理をするのもいいなと思いました。

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    2012年02月25日