椎名優のレビュー一覧
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「四」 この数字は「死」を連想させる。そう、死神を。しかし、読みすすめるうちにもう一つ連想させられる。心臓は四つの部位でできている、即ち「生」を。そして生まれた物語に、命に、語りかける。「ベイビー、グッドモーニング。」
「生と死」ではなく「死と生」を描いてるのだ、この作品は。しかしその「生」はなかなかやってこない。各編で魂を集め新しい魂を創ると死神は語るのに、私たちは気付かない。隠しているからだ。強い「死」のイメージによって。だからこそ最後にやってくる「生」に、より強く心を、魂を揺さぶられる。そして「生」で終わることは、私たちに未来をもたらしてくれる。それが、河野裕の作品の透明感なのだと思う -
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ネタバレサクラダリセット最終巻。
この本はライトノベルに、はまったキッカケでもあるので最終巻は読んでいて感慨深いものを感じた。
この本を読んで感じたことは、当たり前のことなんだけど物語がページをめくるたびに終わりに近づいていくなと言う事だった。何を当たり前のことをと思う方もいるかもしれないけど、本当に一つ一つの要素を順番に拾っていき読んでいる途中に「これはここに来るわけだ」とか納得しながら読んだ。なんだかパズルのような作品だったなと思う。
後書きにも書かれていたけど、この作品は現在のライトノベルの主流の要素をあまり取り入れていない。でもそれがこの作品のいいところを作っていると思う。少なくとも私は、今ま -
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ネタバレ咲良田市は市内限定で能力を発揮できる人のいる街です。
能力と言ってもアニメにあるような具体性のあるものは少なく、
1人が1つの能力に限られています。
そうした能力に目覚めた人達が社会的に問題を起させないよう管理する局があり、
その創設者の1人である魔女と呼ばれた女性の未来視により
問題が起こるのを未然に防いでいました。
主人公の高校生ケイは外から移ってきた絶対記憶能力を持ちます。
彼のパートナーである美空と言う少女は特定時間をセーブし、
3日以内であればリセットして過去に遡らせる能力を持っています。
リセットすると皆リセットされた分の時間の記憶は失ってしまいます。
だからケイの能力がリセットに -
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ネタバレ6巻きた―――――!!!!!
もう、サクラダ大好きすぎる!
7巻完結なのであと少しで終わってしまうのがさみしいです……
個人的には智樹が大好きです。
ほんとにいいやつです智樹。
愛を叫んで女の子が笑えば、宇宙がハッピーなんです!
一番好きなシーンは、
皆実ちゃん「ちょっとききたいことがあるんだけど」
智樹「なんだ?好きな女の子のタイプについてか?」
皆実ちゃん「いや違うけど……」
智樹「胸が大きくて頭が良くてクールな年上さ」
皆実ちゃん「おぉ、きいてもないのに言いきった。ストロングだね中野くん」
だったりします。(セリフうろ覚え)
智樹の好きなタイプの女の子村瀬さんっぽいなと -
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面白い。シリーズ一気に5冊読んでしまった。
設定としては、ジョジョ4部の杜王町に近い。
バトルのない(頭脳戦はある)杜王町。要するに能力戦。
この能力が良くできている。
一見すると無意味と思われる脇役の能力が、
最後のパズルのピース足りえるところとか、能力の違った使い方を見せられたりとか、とにかく「うまい!」と思わせる。
淡々と一人称で語られ、途中視点を変えながら進んでいく形式は珍しくもないが、個人的にはこの形式は割と苦手。
それでも爽やかな世界観と、主人公のよくわからない正義感ってところにも感情移入してしまった。まぁそれは人によるかもしれませんが。
おすすめです。 -
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ネタバレちょっとラストが駆け足の感があった気はするけど、これ以上引き延ばしても意味はないのかもしれない。
結局、ジャンがヴィクトルの名を奪い取ることでつけた決着。そう来るかーと思いました。
ジャンがジャンであるまま、ヴィクトルと対決するのかと思っていたのでね。でも、そうじゃなかった。
ただ、ヴィクトルにもヴィクトルの正義と主張があり、それがあまり語られることがなかったのが残念。もちろん、これはジャンの物語なので、必要以上にヴィクトルのことが語られる必要はないと思うのだが。
ヴィクトル側からでも一本物語が書けるよね、と思ってしまった。
ラストはクリスとの淡い想いを実らせる感じで、よかった。その後、姫 -