凪良ゆうのレビュー一覧

  • 恋愛前夜

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    せつない幼馴染みもの。「隣の猫背」というのが表題作の前に入っていて、これはトキオとナツメが10歳で出会って隣同士に住むようになってから、高校生になって別れが来るまでの年月が描かれています。
    とても詳細に二人の間の出来事が描写されているので、肌感覚でトキオとナツメの気持が理解できます。片親同士で、恵まれた環境とは言い難い子供時代を送ってきた二人だけど、良い事も嫌な事も互いの絆の一部になっていて、その積み重ねがあるからこその愛なんだなと感じさせられます。トキオのナツメに対する気持が単なる恋じゃないのが伝わってくる。なのに、ナツメには友情以上の関係がわからなくて、トキオと離別してはじめて彼の存在の大

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    2011年11月29日
  • 恋愛前夜

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    幼なじみモノ。
    出会ってから、ずっとお互いがかけがえのない存在の2人。
    ある事件がきっかけで、受けの側を離れて、先に夢に向かうことになる攻め。
    攻めの想いを知って、受けは混乱するがそれでも離れたくない。

    体をよせあうけれど、結局分かれてしまう1話目。

    離れたことで、自分の恋に気付いた受けは、今度こそと上京するが
    仕事先は倒産、攻めには恋人が…。
    彼らが再び通じあうまでの2作目が表題作。


    元々、アップダウンの激しいお話を書かれない凪良さんの
    さらに緩やかに切なく進む。

    当て馬、すごく良い人なんで、人によっては素直に萌えられないかも?
    ぜひ彼が幸せになる続編を!

    報われなくても、攻めを

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    2011年11月27日
  • 多類婚姻譚

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    凪良さん久々の新刊。残念ながら長篇ではなく、ある会社に勤める人たち(に関わる人も含む)を主人公とした5篇からなる連作短篇集だ。
    短篇だからと油断していると、のっけから足もとをすくわれる。その後も“結婚”にまつわる話が続き(失敗した身としては)少々うんざりしたが、この国において主に女性に期待される役割というものを改めて考えさせられた。と同時に男性の担うべき役割も時代と共に変化していることを感じた。
    真ん中に置かれた「小鳥たち」がとても好みだった。

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    2026年06月21日
  • 多類婚姻譚

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    結婚に対して色々な考え方があるなと思いました。
    令和的な考え方も多く、なるほど〜と…

    最初の章では、華の親の方に感情移入してしまった。
    「気を遣っていることを悟られないように気を遣うのが気遣いの真髄」
    「いい大人がなにも気遣いしないで円満にやれるなんて事はない」
    華の母が言ったが、私は年は大人の部類なのに(それも結構な)ちゃんと気遣いをしていないと反省した。

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    2026年06月21日
  • ニューワールド 凪良ゆうの世界

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    この考えが表されている凪良さんの作品が好きなんです、、と改めて痛感。

    個人と個人は違うと言うことを認め合ったうえで、分かり合えないことをわかったうえで、でも分かり合うための努力をしようというスタンス。(p.69)

    あなたが分かり合ったと思っているその関係や感情は支配じゃない?(p.69)


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    2026年06月21日
  • 汝、星のごとく【電子限定特典付き】

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    最近、とくに意識している言葉がある。
    “あわい”
    となりあった、異なる時間に司られた物事の“間”を表す言葉だと解釈している。
    “あわい”
    夜の終わり。朝の、一日の始まり。白む、というよりは、群青色のグラデーション。青色に染まってゆく“あわい”の空。
    “ブルーアワー”というのだそうだ。

    “ブルーアワー”はadieuのEP『adieu5』に収められた曲名でもある。シンプルで快活な構成ながら、夜明けどきの空の様子を、その、ほんのわずかな時間と、内省の経過をadieuは歌い上げる。“あわい”の空に、心は何を描くのか、と。

    物語の中に見つけた“あわい”の文字。以前なら、何も気にせず流れていった言葉だ

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    2026年06月21日
  • 本屋さんのある街で

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    坂木司「手にとって見てみろよ」がさっぱりしていて好きかな。推しは西月さん!言う事は厳しいけど知識の豊富さだけではなく、浅井と高木の事を考えてくれているところ。リアルな書店経営を垣間見れた。
    凪良ゆう「小鳥たち」三浦しおん「見晴らし書店の一日」は親から書店を引き継ぐという点では似ていて、キャラが混同しそうになった。

    本が好きなら一度は憧れるであろう書店経営。ただ書店の閉店が相次いでいる現在、経営は大変だとは分かる。本好きに出来る事は、実店舗で本を買うしかないんだとつくづく感じた。

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    2026年06月20日
  • 本屋さんのある街で

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    何気なく行っている本屋さんを
    舞台にした短編集
    初めて複数の作家さんが書いている
    短編集を読んだが
    内容でどの作家さんが書いていると
    わかるのが面白かった

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    2026年06月20日
  • すみれ荘ファミリア

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    凪良ゆうさん8冊目!
    単行本の小説は全部読めた気がする。

    この本は、こわかった。夏の日の夜に読む本みたいなこわさがあった。
    背表紙のあらすじに「愛は毒か、それとも救いか。」って書いてあるけど、自分にとって救いの要素は感じられないくらいこわい。
    愛の不平等さや、色々溜まってもう無理ってなった人の弁解が書かれてる。

    人を信じれなくなりそう。今度はやさしい小説が読みたい。

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    2026年06月18日
  • 多類婚姻譚

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    「結婚」がテーマの様々な恋愛観のお話たち。
    少しずつ登場人物たちの繋がりもあって、別の側面から「結婚」「恋愛」「セクシュアリティ」の話が読めて面白かった。

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    2026年06月18日
  • 汝、星のごとく【電子限定特典付き】

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    ネタバレ

    読んでいる最中、ずっとタイトルの意味を考え続けていた。
    それが最後で、ああ、ああ、そうか、とその意味が胸に沁みて来た。
    二人の男女の長い恋愛譚。狭い島から始まって歳を重ねて自由になっていく。
    ただそれだけなら面白くなかったかもしれない。
    最後まで読めて良かった。

    一気読みしたものの、暁海と櫂のこの恋物語は読んでいてつらかった。つらかったというのは、序盤が退屈に感じたのと家庭に問題がある話が身につまされて読むのがつらかったということ。
    それが中盤、挫折した櫂が心の中で暁海に語りかけながら砂浜で話し込んでいた風景を思い出して眠り込む場面で、最後まで読む気になった。
    最後、その砂浜で暁海が櫂からの

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    2026年06月21日
  • 多類婚姻譚

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     星シリーズ二つ以来の著者の作品。期待は大きい短編集。
     中身は結構濃くて読み応えと味わいあり。登場人物が少しずつ繋がっている。そして本当に嫌なやつもいれば、人の良さそうな人物もいる。その良さそうな人物も夫婦間に問題あったり。本当に全面的に良いやつがほとんどいないのが 面白い。

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    2026年06月18日
  • 滅びの前のシャングリラ

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    本屋大賞2年連続ノミネート
    ⭐︎3.5
    面白かった。終末の話。凪良ゆうさんの作品二つ目。全短編が思った以上につながっていた。終末、パニックホラー展開と思いきや終末の中で優しさや繋がりを改めて見つめるお話だった。一気読み。読みやすかった。最後の二つの短編も読むことができてよかった。気持ちよい。

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    2026年06月17日
  • 多類婚姻譚

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    面白かったです。作者の奥深さを感じました。凪良さん従来の魅力は勿論ですが、女性特有の恋愛のドス黒い感覚も描いているのが興味深かったですね。最後は綺麗にまとまっていた。

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    2026年06月17日
  • 星を編む

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    汝、星のごとくは子供の時の初恋みたいな青い恋から火花のような恋愛を描いていたけど、こっちは打って変わって凪のように穏やかな情愛を描いている。
    とにかく北原先生が結果オーライで個人的に安心した。
    来世は早いとこ好きに生きてほしい

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    2026年06月16日
  • 流浪の月

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    文の繊細さに途中で「もうお腹いっぱい」てなっちゃった…すまん…
    はよ病院行けや…あと庭仕事する人ビックリするぐらい植物引っこ抜いて捨てるからな…

    とりあえず性犯罪者とDVクソ野郎は早く死んで欲しい
    DVクソ野郎の思考回路が見えてそれが一番怖かったかも

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    2026年06月15日
  • 滅びの前のシャングリラ

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    気になっていた作者さんだったので、本屋で見かけた時に購入しました。
    様々な人たちの世界の終わりに向かう心情の中で、悲しくても生きようとする力を感じました。終わりを機に家族が繋がるのが素敵だなと思いました。
    最後の1秒で自分ならどう感じるのかをついつい考えました。

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    2026年06月15日
  • 流浪の月

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    ネタバレ

    ・凪良ゆうさんの作品を初めて読んだ。文章が読み易く、スラスラ読めた。
    ・主人公をはじめとした登場人物に感情移入することが出来ず、残念だった。
    ・最後はハッピーエンド?で綺麗に終わって良かった。

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    2026年06月14日
  • 流浪の月

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    ネタバレ

    この小説は、15年の時間を経て誘拐事件の被害者と加害者が出会ってしまい、新しい生活へと踏み出す過程を書いた話。

    登場人物全員が普通に暮らしてはいるけれども、何か足りない状態で生きている。

    主人公で被害者の家内更紗は、自分らしくいることができる時間や空間が足りない。
    加害者の佐伯文は、家族や周囲から肯定されることが足りない。

    その不足を補おうと彼らは行動するが失敗に終わる。そして、自分や当事者、周囲の人たちに迷惑をかけながら別の方法を探るということが繰り返されていた。

    世間的にはタブーだが本人達は恋愛感情を越えた関係で結ばれているという構造は、オーソドックスで読者としても満足できるものだ

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    2026年06月14日
  • 本屋さんのある街で

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    昨今の本屋の厳しい経営に触れつつも本屋は心の拠り所であり町のセーフティーネットでもあり、自分にとってもなくてはならい場所だと改めて思う。書店閉店のお知らせを見る度に悲しいが、今ある書店はこれからもぜひ続いてほしい。
    経営や働く立場からの視点がほとんどだったので一穂ミチの話は他と違ってて新鮮だった。

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    2026年06月14日