凪良ゆうのレビュー一覧
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一気読み系だった。
前半の家族関係や地域関係に関してはリアリティをとても感じた。絶妙な不自由感とか出口が見つからないような閉塞感の表現に共感した。経験者なのかと思うほど。
ただ大人になってからのストーリーで特に後半は、あまり個人的には共感できず、あまりにドラマティックすぎて物語から心が自然と遠ざかってしまった。
でもこんな息苦しくて絶望的な話なのにバーっと読ませる文体がとても素晴らしい。ドラマティックな物語が好きな人には刺さりまくるだろうな、と思う。
そもそも共感するしないは、その本の素晴らしさとは全く関係なく個人的な相性だから、それを一旦脇に置いて向き合うと、とても面白いしこの本が好き -
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ネタバレ結婚の在り方や性の多様性
ヤングケアラーなど、現代における
難しい問題にも触れられており
とても素晴らしい作品だったと思います。
ですが
櫂の女性関係や
行き詰まるとお酒を大量に飲んでしまう点
そのせいで胃がんになってしまった?
これらの点で櫂の人物像に対してどうしても嫌悪感が残ってしまい、感動、とまではいきませんでした、、こう考えてしまう私は幼稚でしょうか?それとも、櫂の人物像を深く読み解けていないのでしょうか?
作品としては好きですし
いろんな人と共有してもっと深くこの
物語を知りたいという気持ちがあります。
今、続編の星を編むを読むか悩んでいます
やはり深く知るには続編は必読でしょ -
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とても優しくてホッとする短編集。
しかし失礼ながら10代、20代の琴線に触れることができたかは疑問
どのお話も、昔の良き本屋さんが主役のお話でした。
私が住んでいる町は都会ではないけど田舎でもありませんが小さな書店と古書店が私鉄の駅前にあります
昔と違って、とにかく常連さん以外入りにくい。何か買わないと出られないような雰囲気も怖い。学校の体操服や水着も取り扱っているけど、絶対買わないといけないものを売っているので愛想が悪すぎて怖い。
小さな本屋さんがたくさんあるのが理想だけど買うか買わないか決めてない状態で、入りやすく手に取りやすいのは明るくて広い書店なんだよなぁ、と思いながら読んでいま -
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ネタバレオーディブル読書。
いやー辛っ…
子どもの頃って、どんなに苦しくても簡単には逃げられない。家族が安心できる場所じゃなくて、重荷になってしまうなんて苦しくて堪らない。
そんな環境だからこそ、暁美と櫂の距離が近づくのは自然だと思ったけど、いつ恋愛になったんだろうと少し不思議だった。そんな簡単に好き→愛してるに発展するものなの?
一人は寂しいから誰かと生きたい。それならシェアハウスでも、同性同士でもいいと思うし、暁美と北原先生の互助会みたいな結婚にも納得できた。でも、恋愛感情はないはずなのに寝たのはなぜなんだろう?櫂の時のような情熱が欲しかったのか。平穏を求めていたはずなのにそれだけでは満たされない -
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両親の中もよくなんの不自由もなかった更紗
父親の死後、母親は恋人を作り蒸発。
叔母の家族に引き取られるも
従弟からの性的嫌がらせを受ける。
自身の身体が未発達で成長が止まり
性愛の対象として見なくてもいいという理由から小児愛者である、文と公園で出会う。
暫く更紗は文の家で幸せな生活を送っていたが
小学4年生であったため捜索願いが出され
叔母の家へ帰ることとなる
10年後
更紗は一回り年上の亮と付き合い同棲開始
亮は結婚なども意識していたが
暫くするとDVや暴力などを振るうようになる
そんなある日カフェで働く文と再開するも、
亮にバレて嫌がらせをされる
やっと亮と別れ更紗は世の目を気にし -
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凪良ゆう、こういうタッチの作品も描けるんだと新鮮。
エンタメ要素が強そう、とちょっと敬遠していた作品だけれど、一気読み。面白かった。
良い意味での人間臭さがリアリティに満ち溢れ、ところどころ、登場人物達の心情に心揺さぶられ、最後、なんだか心がじんわり温かくなる、そういう作品だった。
家族全員、キャラ立ちしていて、特に好きだったのは静香。愛情の塊って感じでいい。
P218
愛情はそんなものとは無関係に生まれることを信士はわかっていない。幼いころに親から愛情を与えてもらえなかったからだ。人は食べたことがないものの味を知ることはできない。
P358
ただ死がやってくるのを待つのは耐えられない。そ -
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些細なことでも噂が街中に広まる地方に生まれ育ち、狭い世界で生きることの苦しさや虚しさ、不自由さをあきみとかいの視点から描いた作品。
どうしょうもない母親がいる共通点と、どこか人と違う者同士が惹かれ合い、すれ違っていくやるせない作品。
作品としての面白さは評価しにくいのだが、誰にも理解されなくても大切な人にだけ伝われば良いという大まかなテーマは誰にでも響くものはある。
生涯孤独なんて有り得ないわけで、自分自身がどこに属して生きるのか、何に縛られながら生きるのかという選択をすることの自由を問いただしている。
遠回りでもたどり着いた場所には意味があるんだと…
とまあかなり生きるとは!的な内容がこ -
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本屋さんに纏わる話しを描いた5編のアンソロジー
本屋さんを舞台に描いたら恐らく作家さんの数だけ数々のエピソードが創作されると思いますが、本書は5人の作家さんのそれぞれの特徴がキチンと出ていましたが、想像していたのと少し違う方向の作品が多くて、強く揺さぶられることはありませんでした
まさか瀬尾作品のあのキャラクターに再会できるとは思いもしませんでしたので、本書を読んで一番のサプライズです❗️
好きな話しは、瀬尾 まいこさんの『続きは書店で』と坂木 司さんの『手に取って見てみろよ』の2編です❗️
一穂 ミチさんの作品は一番切なく、凪良 ゆうさんの『小鳥たち』は『多類婚姻譚』の1作なので、ちょ -
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現代らしい作品。
良くも悪くも、「個人の自由」を尊重してる。
押しつけの思いやりや、外部からのレッテルの貼り付けへの批判が題材だと思う。「好きに生きるからほっといてほしい」ということだろう。
人には知られたくないことがあって、知らない方がいいこともたくさんあって、時にそれが人の心を守る。たとえそれが「健全」とは言えなくても。
共感できる点や、納得できる点も多くあったが、他方で、「普通」と違うことを受け入れることを必要以上に迫られているようにも感じた。
私は小児性愛者を「個性」として受け入れることはやはり難しい。
本人たちにしか分からない問題があることは理解できるが、それだけを他人が口出し