凪良ゆうのレビュー一覧

  • すみれ荘ファミリア

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    ほのぼの系の話かなと思って読み始めたけど、徐々に差し込まれる違和感。
    ざらっとした感じ。愛はゆがむと毒にもなるよね。身内だって家族だって。ひとつひとつは小さなことだけど、塵が積もると愛情も不満もとんでもない方向にいってしまうことがあるのね。
    ぞくりとするような怖さ。心がざわざわする小説でした。
    主人公の一悟は優しい人なのに、とんだとばっちりだよね。自分のせいではなくて呪われていた?毒をもられていた?不憫すぎるけど、最後まで穏やかでいい人で。こんな人生を受け入れている彼の人間性ってある意味すごいかも。

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    2026年06月09日
  • すみれ荘ファミリア

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    家族は一番最初に出会う他人、らしいけど、
    屈折して屈折して、
    もはやどっち向いてるか分かんない。
    家族同然、の信頼が崩れてしまった後で、
    関係が切れることなく再構築されそうな事に、
    安堵している。

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    2026年06月07日
  • 滅びの前のシャングリラ

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    凪良ゆうさんの小説初めて読んだ。
    シリアスを少し足してユーモアを少し少なめにした伊坂幸太郎みたいな感じがした。
    器用な感じ。
    とても読みやすく、読み進めやすかった。
    でも心を持っていかれるような展開はなかった。

    凪良さん関係なく、この手の世界が終わる系の話を読むと、本当に隕石落ちて来なかったらどうするんだろ?と思ったりする。
    この報道が現実で起きたとき、この小説で書かれているほどに世界は荒廃するかどうか?私は意外としないのではないかというほうに賭けている。

    人間は弱いので、一縷でもいちぱーでもなんでもとにかくどんなに低い確率でも生き残る可能性があったら、そこにすがってしまうのではないか。

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    2026年06月02日
  • 滅びの前のシャングリラ

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    人類滅亡までの限られた時間を描いた物語だが、単なる終末小説ではなく、「生きるとは何か」を問いかける作品。

    信士が友樹の父親だったことが明らかになり、親子のつながりや後悔について考えさせられた。また、静香の「自分のことなのにわからないことが多い」という言葉には共感する部分がある。

    世界の終わりを前にした登場人物たちを通して、「生きているとは何なのか」「人は何を求めて生きるのか」という問いが強く心に残る。

    読後感は希望よりも切なさが大きかった。しかし、その切なさの中に人とのつながりの大切さも感じられる作品。

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    2026年06月02日
  • わたしの美しい庭

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    屋上に庭園のあるマンション、庭園の奥には悪い縁を切ってくれるという「縁切り神社」があります。
    宮司である統理(とうり)、その友人の路有(ろう)、統理の血のつながらない娘・百音がメインに話が進みますが、なんかドラマ見てるみたいでキャストを考えたくなりました。
    そこに、以前そのマンションに住んでいた桃子や基のエピソードが加わっていきます。
    桃子や基、路有の抱える問題、生きづらさ。仕事でのモヤモヤや親との関わり方などは身につまされながら読みました。
    しかし恋愛の部分。みんな相当引きずっていて「シャキッとせい!」と思ってしまった。まぁ、そこでジタバタするのがリアルだし、そこまでの過程がじっくり描かれて

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    2026年05月31日
  • 神さまのビオトープ

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    ネタバレ

    ひとは見た目だけでは判断できない
    人から何と思われようと一途に思い続けるうる波が素敵
    そして凪良さんの物語りに出てくる男子はいつもかっこいい

    これを購入するためにはじめてBLコーナーへ(内容はBLでは無かったけれど)
    学生さん向けなのか、非常に読みやすかった

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    2026年05月31日
  • すみれ荘ファミリア

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    凪良ゆうらしい作品だが、ほっこり感はなかった。
    人間の裏の顔、人間の本音の部分をしっかりと言語化した作品。

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    2026年05月26日
  • 神さまのビオトープ

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    凪良ゆうさんの作品を読むと いつも切なくなる。好きな人を無くした寂しさや悲しさを愛と一緒に丸ごと抱えて生きていく主人公、他人から見ると切ないなという感情すら余計なお世話なんだ。ただ相手が居ればいい。形は人それぞれで愛も幸せも自由なんだ。

    色々考えてしまうけど、一章ごとのタイトルが秀逸。

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    2026年05月21日
  • 積木の恋

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    ネタバレ

    【2026年72冊目】
    恋愛詐欺師である蓮が次のターゲットに定めたのは、医者の家系の長男である加賀谷だった。初邂逅からすんなりとベッドインに持ち込んだ蓮は、狙い通りに加賀谷から少しずつ金銭を巻き上げていく。だが、加賀谷に対してこれまでの詐欺とは違った感情が湧き上がり始めて――。

    凪良ゆうさんの初期の頃の作品のようです。案外すぐにくっついたなぁ、まだページ半分以上あるけど、ここからどうなるのかしら、とか思ってたら、あとがきにもあったように、なかなか思い展開でした。これは、確かに書くのも大変だっただろうなぁ。感情の移り変わりで物語の展開を魅せる話なので、初期の頃からこんな難しい話を書いていたのか

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    2026年05月17日
  • すみれ荘ファミリア

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    この物語は、令和の時代に「下宿」というファンタジーのような箱庭を用意しなければ成立しない、お互いの弱さに甘え合う共依存の空間で描かれる人間ドラマであると同時に、ミステリーとして読むことができる。
    ただし、その謎の核心は下宿の中の人間関係にあるのではない。本当のミステリーは、「管理人である主人公・一悟が、これまでいかに生きてきて、周囲とどう関わってきたか」という、彼自身の人生の歩みそのものに隠されている。

    一見すると、登場人物たちの「平衡感覚のなさ」ばかりが目につく。
    あの下宿は、一悟自身が過去から逃れるための場所だったのではないか。
    一悟がこれまで「良かれ」と思って積み重ねてきた生き方、その

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    2026年05月17日
  • すみれ荘ファミリア

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    アットホームでほんわかした作品だと思っていたら全く違い、ミステリー要素もあり何度もゾワゾワとさせられた。装丁の柔らかな雰囲気とギャップがありすぎやしませんか?泣

    幼い頃から身体が弱かったため、働くこともままなず母親の代わりに下宿すみれ荘の管理人を務める一悟。
    家族のような入居者たちと穏やかな日々を過ごしていた一悟のもとに、生き別れの弟と思われる芥が引っ越してくる。

    決して自身の正体を明かさない芥。
    一方で芥の出現によって、すみれ荘での一悟の平穏な日常が少しずつ変化していく・・・

    人間がもつ表の顔と裏の顔を描く本作。
    次々と明らかになっていく入居者それぞれが抱える秘密。中でも強烈な裏の顔を

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    2026年05月15日
  • すみれ荘ファミリア

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    凪良ゆう作品全作読み終えました。
    この作品も他作品と同じく、一見して分からない人間の思いや、愛のエゴが生々しく描かれています。

    内容としては面白いものの、リアリティに欠くかな部分はあるかなと思ったところもあります。

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    2026年05月10日
  • 神さまのビオトープ

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    私は、とにかくお話を知りたいので本を読むスピードは速く…なんなら速読くらいの勢いで読む。で読み終わってからじわじわとくるんだけど、凪良ゆうさんのお話は特に本を閉じてからが世界が広がる感じがする。
    この本に登場する人はそれぞれ何かにとらわれている…それが悪いのか良いのか?とにかくうる波さんは、幽霊の鹿野くんと暮らし続けていることで、1人になってしまった自分を上手にケアしながら日々を生きているのだと思う。自分の相手は自分でするんだよと言われた言葉を思い出した。1人だからこそすがるというか、支えというか…そんなものが必要なのかも?と思えた。

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    2026年05月10日
  • 神さまのビオトープ

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    夫であるかの君を亡くし、かの君の幽霊と一緒に暮らすうるは

     恋人を殺害?したちかちゃん

     小4好きな大学生

     美大希望の大人びた高校生男子

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    2026年05月10日
  • すみれ荘ファミリア

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    ほんわか系かと思ったら普通に怖かった。ずっとあんなんされてたと思うと人間不信になるし、親もだしアバンギャルド老人もだし、歪んでんな〜
    『おじさん』呼びもツラいし、唯一芥との関係性に癒された。

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    2026年05月09日
  • 未完成

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    両親の激しい諍いは、毎日のように続き、居場所のない高校生が、夜遊び先で偶然知ったのは、英語担当教師がゲイであったこと。見た目が良く取っ替え放題の女たちには、急激に興味がなくなり、いつしか先生こそが、生きる実感となる。
    頭では整理しようもない心の爆発。二人の恋の行方は。
    粗野な高校生の成長痛

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    2026年04月17日
  • 新装版 積木の恋

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    うーん、私は医者の彼がどうしても、思いやりがない?人に思えて仕方がない。思いやりっていうか、相手の立場とか境遇を察することができない?というか。そこがひっかかって仕方なかったなぁ。

    2026.4.9
    56

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    2026年04月09日
  • 神さまのビオトープ

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    突飛な「普通では無い人達」を取り上げて普通な人なんていない、と集約されていて引っかかった

    全体の空気感は好きだった

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    2026年04月04日
  • 汝、星のごとく(2)

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    再読を好まない身としては、漫画化はありがたい。原作の内容はほとんど覚えておらず、でも確か良かったよな~、みたいな場合は特に。

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    2026年04月03日
  • 美しい彼(6)

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    ネタバレ

    「美しい彼」原作シリーズの「美しい彼」の最後に入っている「月齢14」と、「悩みしい彼」のお話。

    ドラマよりも原作に近い。
    そして原作の平良を絵でみると・・・まじでキモいな、こいつ(褒めてる。ほめてる?)
    そしてドラマよりも原作よりもなんか生々しい。
    この巻からは二人が恋人になってからのお話なので、ちょくちょくイチャイチャからの~~~~があるんですが、
    あんなにびくびくおどおどしている平良がちゃんと「雄」になるのがとてもいい。

    平良が夜勤して帰ってきて、
    清居が寝ている部屋の扉をあけられない。きっとこの扉の部屋には美しい清居が寝ていて、その絵のような世界に自分という異物を入れたくない。
    って

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    2026年03月26日