【感想・ネタバレ】多類婚姻譚のレビュー

あらすじ

一緒に生きる。わかりあえないあなたと。

一番近くにいる他人-こいびと-。どうして結婚はこんなに難しくなってしまったのだろう。
『流浪の月』『汝、星のごとく』で二度の本屋大賞を受賞した著者が描く、今そこにある愛のかたち。

セクシュアリティ/ジェンダー、金銭感覚、世代間格差、成育環境……
あらゆる価値観の対立の中で現代を生きるわたしたちの祈りと叫び。

【凪良ゆう コメント】
「文芸書としては『星を編む』から2年半、ようやく新刊をお届けできます。
今作は結婚について。
婚姻譚と銘打ちながらも、婚姻への道のりがはてしなく遠い!! これは果たして婚姻譚と言えるのか、と担当さん達と首をかしげる場面もありました。
読んでくださった方たちと”現代の結婚”について語り合ってみたいです。」

【収録作 紹介】
「Thank you for your understanding」
家族の期待に応え、ついに恋人と帰省する決意を固めた華。
「Beautiful Dreamer」
結婚したい。ありふれた夢のはずなのに、東京ではこんなにも遠い。
「小鳥たち」
離婚して、実家の書店を継いだ一葉。そこに偶然、初恋の人がやって来て--。
「Position Talk」
入籍を目前にした男女。性差を越え、個としてわかり合える日は来るのか。
「C'est la vie」
仕事も恋も、魂を分けあった二人。だが、夢のような時間にはいつか終わりが来る。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

女性にオススメです。日頃のストレスをすっきりさせましょう。ただ男性には読ませないように注意して下さい。落ち込むかも知れませんので。

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2026年10月04日

Posted by ブクログ

27歳独身関東圏OL実家暮らしの立場からすると、これからの人生考えることが多すぎて、途中、読みづらかったけど読んでよかった。
親も含めて、私の周りの結婚してる人たちって本当にすごいことなんだなって思ったし、日々の幸せを噛み締めたいと思った。
私が一番刺さったのは「Beautiful Dreamer」で、別れ際にの「初めて会った自分たちにまで全力で気に入られようとしてて、痛々しくて見てられなかった。ああいう子とつきあうなら、ちゃんと結婚するか早めにリリースするか決めるのが誠意だ」とのセリフ。香織ちゃんすごく頑張り屋さんなのにやるせないし、本音を隠して生きる自分と重なって痛い。

5話が絶妙にからみあっていて、感情の描写も、フェミニズム的な考え方もすごく好きで、ほかの作品も読みたいと思った。

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2026年10月04日

Posted by ブクログ

勢いで読み切ってしまった。
前向きな終わり方で幸せってなんだっけって思い出させてくれる短編集だった。
読み終わって、みんな抱えているものはあって、でも荷物を降ろすみたいに心が軽くなっていくような気がしました。目の前の大事にしたいことを大事にします。

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2026年10月04日

Posted by ブクログ

5話の短編集だが、5話とも関係する人物が登場して、それぞれがスピンオフみたいな感覚で読めた。個人的には5話が1番心に残った。今の幸せを当たり前に思って、幸せを失う人もいると思うし、幸せの基準が人にはわかってもらえないけど、それで良いという人もいる。

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2026年10月05日

Posted by ブクログ

全体の構成がよく練られている。それぞれの登場人物が重層的に描かれており,特に女性の描写が生々しい。ほっこりする話もあれば,叙述トリックや,怖い話もあって,バリエーション豊かなんだけど,それが一本の線で繋がってる。リアルな男女の機微が精緻に描かれている。
本屋大賞だけ獲ってるってこういうことかと。エンタメ小説としての完成度が高い。

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2026年10月03日

Posted by ブクログ

凪良ゆうさんの本が出たと思って買っておいたけど、短編かぁ、と読まずに置いていて。
読んで下さい! 1話目読んだら虜になって次々と進む。
登場人物が職場やどこかで繋がっているのも面白い。
わたし自身が決めつけていたことに気付かされたり。
登場人物に共感したり腹が立ったり。
いろんな感情がでてきます。
気づきも面白い。

結婚て難しい。これ読むといろんな感情で結婚がより難しくなりそう。

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2026年10月03日

Posted by ブクログ

1話目の途中からの母からの視点転換にハッとさせられ、主人公達のそれはだめだなぁという行動の違和感に全く気づかず、深く共感しながら読んでいたんだと感じた。
短編だが、登場人物達が細やかにつながり、それぞれの人達が印象的な知り合いに思えて、すいすいと読めた。とても面白かった。

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2026年09月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

やはり凪良ゆうの作品は良い!短編集はあまり得意ではないけど、全ての作品が少しずつ混ざっていてとても読みやすい。結婚に対する諍いや悩みをこんなに上手に言語化できるのは凪良ゆうだけだと思う‥。あっとゆう間に読めてしまうし引き込まれてしまう。恐ろしい才能の持ち主。これからの作品にも期待✨️

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2026年09月29日

Posted by ブクログ

鋭くて苦しくて、でもどこか救いのある一冊。

明確に名のつく関係でなくても、一緒に生きていくことはできるはず。
いくつになっても人生が完成することはない。

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2026年09月29日

Posted by ブクログ

とっても面白かった。
恋愛や結婚の話だから、人間のどうしようもない部分がたくさん描かれていたけど、どうしようもないなぁ~と思いながらするする読んでしまった。

結婚の悪いところばかりがクローズアップされている気がするし、物語だからキャラクターも誇張されてるんだけど、結婚のいいところも書いて欲しいなぁと思った。

これを読んだ人があまりにも悲観的になって欲しくない。

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2026年09月28日

Posted by ブクログ

とある会社繋がりでの短編集です。
それぞれの生き方が描かれていて、生活感を感じられ、情景が浮かびやすくて読みやすかったです。
みんな違った価値観で主張も筋が通っていて、共感できる部分が多かったです。

特に、2話目の子の生活に対する不安感などは共感しやすい人が多いのではないかと思います。

それにしても、最初のお話の相手に関しては、まんまとやられたと思いました(笑)

それぞれ、まさに生きてるなぁと感じました。

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2026年09月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

現代の結婚や男女間の心情について、言語化されていて興味深い。女性の社会での活躍とともに、結婚や育児の考え方は、今後、大きく変わっていくのだろう。

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2026年09月27日

購入済み

様々な愛の形が描かれる連作短編集です。年齢、性別、社会的地位やセクシュアリティなど悩みは尽きませんが、支えてくれる周囲の人を大切にしながら生きるしかないなと思わされました。面白かったです。

#切ない #タメになる

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2026年09月24日

Posted by ブクログ

最後の章をまだ読んでないけども。
今の価値観が変わりかけている世代に苦しめられてる人々の話だと思った。自分も含めて。
ポジショントークが今までの登場人物に起きている話を客観視するようでとてもよかった。
本文中にもあるように、女性の社会進出や、共働きでないと生活できない今の世は今まで上の世代が作り上げてきた罪の帳尻合わせなのだろう。女性が長く、閉じ込められてきたことでうまくいってた『どうしようもない』理不尽の世界が崩れてきたように思う。だが、そう言う理不尽をひっくるめて歴史の帳尻合わせ中なのだろうか。なのに我々は結婚をするのはなぜなのだろうか。考えれば法で縛られ大変なことばかりなのにそれでも好きな人と一生一緒にいる選択をしたいと思うのが人なのだろうか。公平ってなんだろう。って律が語るシーンが印象的だった。女性の立場が擁護されすぎて、今の男性は生きにくいだろうな。昔の立場と令和の家庭を重んじる責任まで求められている。昔のように0:100の方が上手く家庭は回るんじゃないかと思う。自由な選択をできるようになった今の時代は、それだけ自分で手立てを考えなければいけないことが多い。

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2026年10月02日

購入済み

一気に読みました。

汝、星のごとくシリーズや滅びの前のシャングリラが好きで本作の発売を楽しみにしていました。
立ち止まって一気読みするほど物語にのめり込みました。まだまだずっと続きを読んでいたいです。

#エモい #深い #共感する

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2026年06月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

都会の結婚と愛を描く5編の連作短編集
1話目の母親の言葉には胸に刺さった!

結婚後、仕事をどのようになるのか
結婚を選ぶ基準を色々考え過ぎると難しい‥損得勘定を考えるとキリがない
と思うが‥人それぞれだな。

ふと、改めて考えると自分は何を考えて結婚したんだろう?

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2026年10月04日

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登場人物がリンクしてたのは凄く好き。
第三者からはそういう評価の人だったんだねー(社会的には)って仕掛けが好み。

好きになる人は選べないし、ままならないこともいっぱいあるけど。愛の形ってわかりづらいんだなって思った。
正しさだけでは成り立たないし、しんどいけど。

恋愛以外の愛の形を今の自分は知りたいんだなって思った。

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2026年10月04日

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共感できる言葉が、登場人物のセリフとしてたくさん出てきました。
なぜ嫌なのかはっきりと答えることはできないのに、男性に言われると嫌なこと。どんなに丁寧に説明しても男性に理解してもらえないこと。
それを小説を通して伝えてくれていて、読んでいて心がすっきりしていきました。
男性にぜひ読んでもらいたいです。

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2026年10月04日

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連作短編集 どれもハッピーえんぢとはいいきれないけれど、前向きな終わり方で気持ちいい
男性としては耳が痛い

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2026年10月03日

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「なんとか譚」にロクな本はないと思っていましたが、なんのなんの。
一つ、既読の話が入っていましたが、全て楽しく読むことができました。

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2026年10月03日

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ネタバレ

同性愛、キャリアと仕事、婚活、不妊など現代の恋愛の悩みを集めた短編集
それぞれの話がバラバラなようで少しずつ関わりあっている点が面白い
20代後半の私には、気が強い女性と包容力のある男性の同じ会社の同期カップルの話が身近に感じた
結婚を考えるうえで、キャリアアップを目指していても家庭を持ちたいのであれば手放さないといけないのは女性側だよな

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2026年09月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

結婚に悩んでる女性に読んで欲しい
自分の考えを整理させてくれる小説
5章に分かれているので短く重すぎなくていい
第1章の母の言葉と第5章の最後の終り方が印象的

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2026年09月29日

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期待通りの面白さでした。凪良さんの書くテキストは本当にセンスがあって読みやすくて感心します。

「Position Talk」の書き出しの8行とか、うまいなあ、と思ってしまいした。

書き出しが優れているとどんどん惹き込まれてしまいがち。

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2026年09月28日

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緩やかにつながる5つの連作短編集。
いつもは構成のしっかりした長編ミステリーが好きだけど、今作は行間から背景を想像させる雰囲気がすごく良かった。
静かで独特な空気感がすっと琴線に触れた一冊。

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2026年09月28日

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気になっていた本。読み始めたら一気読みでしたら。凪良ゆうさんの本はずっと読みたいと思っていて、やっと。引き込まれる文章センス、言語化力。読んでいて説得され、圧倒され。

この時代の結婚観、5つの短編であるけど繋がっていて飽きずに読めた。私は地方住みだから、都会となるとキャリアの壁は絶対でかいだろうなと。子どもか仕事かは選ばなくてはならない。それじゃぁ、少子化は進むよと思いつつ、自分の意思をしっかり持った、うーん持ちすぎてちょっと苦手な登場人物もいたが、女として生きること考えさせられた。

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2026年09月28日

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令和の世に生きる人の話だなと思う。あまりに現実を描きすぎていて苦しくなる。『イン・ザ・メガチャーチ』とは違う意味で。
特に「Beautiful Dreamer」なんて苦しすぎる。この時代に、この国で、家が裕福でもない地方出身者で、もうすぐ若くなくなる女はどうやったら"あがり"になれるのか? 誰も彼も『風、薫る』のりんと直美になれるわけではないのだ。
環境を恨んでいるわけではない。ただ、どうしようもないだけ。

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2026年09月27日

Posted by ブクログ

現代小説。共感できる心情描写が多かった。自分が今、恋愛と婚姻、ひいては将来に対して恐れていること、嫌だと思うこと、憧れていることを読みながらわからせられる。たとえば、「己の正しさを最上位に置いている人間と話すのは死ぬほど面倒くさい」という一節に共感しつつ、それは努力不足や行動不足など、自身に足りないものを暴かれる怖さからの逃避だと言われてるように感じた。自分に足りないものを実感できる本だった。166,272,313

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2026年09月27日

Posted by ブクログ

「汝、星の如く」があまりにも素晴らしかったので、期待しすぎたかな?と言った印象。良くもなく悪くもない。「結婚」という契約には多くの考え方、捉え方があり、更に人それぞれ価値観が違うのだから、多様性を積極的に受け入れる現代では「結婚」自体が難しくなっているのかなと考えさせられる作品。ただ、読んでいてワクワクもドキドキもしなかったので、エンタメ小説好きとしては不完全燃焼。

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2026年09月30日

Posted by ブクログ

女性であるがゆえのキャリアの悩み、恋人、夫婦関係の悩みを抱えていないわたしは共感できず、あまり楽しめなかった。

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2026年09月28日

Posted by ブクログ

少しずつ交差した5つの短編小説
結婚、恋愛ってめんどくさいなって思うところが多かったけど、あっという間に読めました
1番よかったのは「小鳥たち」
同級生の越智くんの一言一言がとてもいい
中途半端って悪いことばかりじゃないとか
共感しました

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2026年09月27日

Posted by ブクログ

女性の生き様、結婚やパートナーとの関係性について5つの短編があり、多様な考え方に触れられた。

20代など若い方におすすめかも。
とても読みやすい文体。

ただ、5年前の本かな?とでも思うような、既視感ある設定だったり展開だったので、何か新しい気付きなどはなかった。

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2026年09月27日

Posted by ブクログ

女性同士の恋、不倫、婚約破棄、浮気、などにまつわる人々の心の揺れ動きの描写が丁寧。サラッと読める。世の中の人間関係は恋愛が絡み合っているし、年齢関係ないんだな、と。1話目の女性同士の恋の話、好きな人が同姓ってだけで、家族との関係に悩み、何もしてなくてもこんなに辛い言葉や気持ちにさせられるんだな、と考えさせられた。

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2026年09月11日

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