はらだみずきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「やがて訪れる春のために」の続編です。
祖母の庭を譲り受けてオープンガーデン&カフェを営むようになった主人公の真芽。
でも、なかなか集客数が伸びません。
そこで、自分の店だけのものを見つけようと考えます。自分たちで育てて収穫したものを調理して店に出す。と言うことを始めます。
畑の作り方は読んでいて勉強になりました。また、将来、畑を管理するようになった時の参考になりそうです。いいですよ~。草取りを頑張らなくて良いのは。そして、少し先の将来に自分たちが食べる分だけの野菜たちを物語の中のやり方で育ててみたいな〜と思いました。
そんな自然豊かな情景がたっぷり浮かぶ今作も前作同様に癒され穏やかな気持ち -
Posted by ブクログ
初読みの作家さんなのにこんなにも響いたのは、たぶん登山を趣味としているからだろう。作中に出て来る花や植物、山容は馴染み深くて想像できた。読み終えて、本書は続編で前に『山に抱かれた家』があるのを知り、登場人物が分かりにくかったのもそいう言う事だったからと得心がいった。
文哉が縁もゆかりもない土地、限界集落の旧い家屋に住み、休耕地だった畑に手を入れ、模索する日々は尊い。若い頃から農薬に疑問を感じ無農薬野菜を中心に食べて来たので、共感できる部分が多かった。私の場合は自ら畑を耕さずに購入して食べるだけだから、文哉の熱意と行動力には感服するしかない。封建的な集落でクラフト作家の凪子との共同生活に踏み切る -
Posted by ブクログ
文哉が購入した空き家には、蛇もムカデもいる、外には猪や熊が出る、、、山間の風景は美しくて癒やされるけれど、自然の厳しさを思い知らされるような描写が続きます。まさに‘’山に抱かれた家‘’です。そんな限界集落で生きていくと決めた文哉と凪子の強い意志に感銘を受けました。
文哉は、空き家が住みやすくなるよう工夫と勇気をもって色々と手を加えたり、地域の人たちからアドバイスを受けながら畑の梅を育てたり、頑張っています。その姿と心意気がすごいと思います。
苦労しながら収穫した梅を初めて出荷した時の喜びは大きく、お金では替えられない幸せとか充実感が伝わってきました。
「人はだれでもよ、自分が住みてえとこ -
Posted by ブクログ
漢字 大人レベル
フリガナ あり(全ての漢字に)
文字の大きさ 小
長さ 長い(300ページ)
出版年 2010年(オリジナル2008年)
内容 主将を下ろされたことで初めての挫折を味わう主人公を中心に、小学校六年生のサッカーチームが、危機を乗り越えてチームとして団結し思い出に残る一年を過ごす物語。
感想 監督と選手の関係、実力差のあるチームメイト間の関係、ポジション争いなどチームスポーツで誰もがぶつかる問題を軸に、個々の選手が少しずつ自分の課題を乗り越えていく様子や、自信をつけていく様子などが細やかに描かれている。サッカーについても本格的に描写されている(サッカーを知らないとよく分からない用