はらだみずきのレビュー一覧

  • やがて訪れる春のために(新潮文庫)

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    お花や物の描写が繊細に表現されているところに持ってかれました。例えば無数のお花の名前が出てくるところや色や季節の表現など普段あまり聞くことがないような表現が魅力的でした。
    読んだ後、この本の題名の意図が伝わってきました。今の私にできることをやっていくしかない、挫折をしながら環境に閉ざされる時もありながらも、下を向くばかりではない主人公のまめ子ちゃんに出会うことができて嬉しく思います。

    そして認知症という世の中の人々が頭を抱えるテーマ、その人の背景や支える人々、医療人、関わりがあるからこそ暮らせていること、そう思うと今過ごしている環境で周りの人たちに支えられているんだよなと改めて思うと同時に感

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    2026年02月19日
  • されどめぐる季節のなかで

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    “めぐる季節のなかで、草木らと同じように日々を生きるしかない
    スープのアクを丹念に掬いとるように
    ささやかであれ、自分にとっての花を咲かせるために
    人生の種まきを続けながらーー”

    という文章が心に残りましたし、私もそういう風に生きたいと思いました。やがて訪れる私の春のために。

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    2026年02月18日
  • 山に抱かれた家 迷い道

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     山は遠くから眺めていれば美しい。
     しかし、ひとたび足を踏み入れれば、目に入れたくない現実が否応なしに突きつけられる。自然本来の姿がむき出しになる。
     文哉はそのことを強く思い知った。
     ここまでは、p316からの引用です。
     文哉の覚悟がひしひしと伝わってくるフレーズです。梅の剪定、イノシシの侵入を防ぐ柵づくり、網戸や風呂をつくる・・・山に抱かれた家で直面する様々な課題を一歩ずつ乗り越えていく姿に心の中で応援しながら読み進めていました。
     凪子とのこれからが、どうなっていくのかも心配・・・
     続編が待ち遠しくなります。

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    2026年02月07日
  • 山に抱かれた家 迷い道

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    自分さえ変われば、たちまちその世界も変わる。
    その言葉が突き刺さりました。読んでよかったと思えた瞬間でした。
    自分を大切にできていれば、間違っても大丈夫。やり直せる。そんなふうに思えました。

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    2026年01月25日
  • 海が見える家 逆風

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    逆風に遭った時どう進むべきか、が描かれていると思いました。生きるために自分のために取り組むことが、周りの人も幸せにしていけるような道を探るところに好感が持てます。

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    2026年01月24日
  • 海が見える家 それから

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    読んでいてワクワクしてきます。自然の中で人の助けを借りながら生きていくということについて考えさせられました。若者に対する温かな視線が素敵です。

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    2026年01月24日
  • されどめぐる季節のなかで

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    まめこちゃんと、遠藤くんのかわいいラブストーリー。滝羽麻子さんの「京都」シリーズのかわいさに似て、大好きな感じのお話。

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    2026年01月04日
  • やがて訪れる春のために(新潮文庫)

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    はらだみずきさんの本は、いつも読み終わった後に心地よい気持ちにさせてくれる。
    そして、逆境に立ち向かう主人公から勇気や希望をもらい、人生苦しいこともあるけど、頑張っていれば、生きてさえいれば、人との繋がりを大切にしていれば、いつかいいことが起こるんだと、だから「自分も頑張ろう」
    そんな気持ちを奮い起こさせてくれる気がする。

    主人公のハルも人間不信や祖母の入院、家族からの反対など苦しみながらも、「ハルをもう一度この家に」という希望を実現させた。
    ハルにとって真芽にとってのやがておとずれる春が素晴らしい春であってほしいと願いたい。

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    2025年12月19日
  • されどめぐる季節のなかで

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    「やがて訪れる春のために」の続編です。

    祖母の庭を譲り受けてオープンガーデン&カフェを営むようになった主人公の真芽。
    でも、なかなか集客数が伸びません。
    そこで、自分の店だけのものを見つけようと考えます。自分たちで育てて収穫したものを調理して店に出す。と言うことを始めます。
    畑の作り方は読んでいて勉強になりました。また、将来、畑を管理するようになった時の参考になりそうです。いいですよ~。草取りを頑張らなくて良いのは。そして、少し先の将来に自分たちが食べる分だけの野菜たちを物語の中のやり方で育ててみたいな〜と思いました。
    そんな自然豊かな情景がたっぷり浮かぶ今作も前作同様に癒され穏やかな気持ち

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    2025年10月27日
  • 山に抱かれた家 迷い道

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    初読みの作家さんなのにこんなにも響いたのは、たぶん登山を趣味としているからだろう。作中に出て来る花や植物、山容は馴染み深くて想像できた。読み終えて、本書は続編で前に『山に抱かれた家』があるのを知り、登場人物が分かりにくかったのもそいう言う事だったからと得心がいった。
    文哉が縁もゆかりもない土地、限界集落の旧い家屋に住み、休耕地だった畑に手を入れ、模索する日々は尊い。若い頃から農薬に疑問を感じ無農薬野菜を中心に食べて来たので、共感できる部分が多かった。私の場合は自ら畑を耕さずに購入して食べるだけだから、文哉の熱意と行動力には感服するしかない。封建的な集落でクラフト作家の凪子との共同生活に踏み切る

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    2025年10月09日
  • されどめぐる季節のなかで

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    個人的に表紙のあたたかいイラストに惹かれたのと家庭菜園が興味があったので手にとってみました。


    主人公の同級生
    遠藤くんの家が生花店を営んでいる事もあり植物関係の哲学的な発言や豆知識を真芽に一生懸命話している所がとても印象的に残っています。

    とても読みやすくかったです。

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    2025年09月26日
  • 山に抱かれた家

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    はらだみずきさんのこのシリーズが好き。
    今憧れている生き方だけど、現実はなかなか厳しいんだろうということが突きつけられる。
    でも後悔の少ない人生なんだろうなと思う。

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    2025年08月23日
  • 山に抱かれた家

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     文哉が購入した空き家には、蛇もムカデもいる、外には猪や熊が出る、、、山間の風景は美しくて癒やされるけれど、自然の厳しさを思い知らされるような描写が続きます。まさに‘’山に抱かれた家‘’です。そんな限界集落で生きていくと決めた文哉と凪子の強い意志に感銘を受けました。
     文哉は、空き家が住みやすくなるよう工夫と勇気をもって色々と手を加えたり、地域の人たちからアドバイスを受けながら畑の梅を育てたり、頑張っています。その姿と心意気がすごいと思います。
     苦労しながら収穫した梅を初めて出荷した時の喜びは大きく、お金では替えられない幸せとか充実感が伝わってきました。
    「人はだれでもよ、自分が住みてえとこ

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    2025年08月19日
  • 海が見える家 旅立ち

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    また文哉が強くなった。故郷でもなんでもない、都会から逃げて住んだ土地とは思えない、地元の人たちとの交流。築いた信頼も普遍的なものではなく、それにすがることなくただ自分の信条を貫くために、住み慣れた土地を離れる。次の試練もきっと乗り越えられる。続きが本当に楽しみ。

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    2025年08月17日
  • 海が見える家 逆風

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    ネタバレ

    しんどかった。実際にあの台風を経験した房総の人たちはきっと最後まで読めないだろうと思う描写。甚大な被害を受けても前を向いて進もうとする文哉の逞しさに驚き、かつ助けてもらえるのには文哉がここまで築いた地元への貢献や信頼があってこそ。

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    2025年08月17日
  • 山に抱かれた家 迷い道

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    久しぶりにシリーズを読みました。
    今回は主人公の気持ちが生々しくてでもそれが人と暮らす現実だよな〜と綺麗事だけではなくて良かったです。
    まだまだこの先はどうなっていくのかとても気になりますし楽しみです。
    生きるって大変、自然相手も人との付き合いも諦めず、気を抜かず、策を考え。
    だからこそ何の条件も無しに親切な人に出会えたらそれってものすごく幸せな事なんだな〜と。
    主人公がこれか自分の希望と相手の気持ちをどう折やって何を目指して生活していくのか続きを早く読みたいです。

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    2025年08月16日
  • 海が見える家 逆風

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    主人公の文哉は都会を離れてたくましく生きている。また地元の人からの信頼も得られて最初の巻からは想像も出来ないほど成長している。
    このように生きられたら幸せなんだろうと思う。でも自分には出来ないのが悲しい。

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    2025年06月28日
  • 山に抱かれた家 迷い道

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    2025.06.25〜06.27

    文哉が悩みつつも、前進していく姿。成長してるね。

    「自分で考えて工夫して生きていく」、それが、私にはできない。わかっていても、できない。それが出来る文哉を羨ましく思う。

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    2025年06月27日
  • 海が見える家

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    読んで良かった、人との繋がりや温かさを感じる作品で、父親が残していったもの知っていく中でなにかが変わっていく様子が美しい。
    自分も父親と腹割って話すことが苦手だなって思い続けて28年生きてきたけど、どこかでもっと向き合わないといけないと思っていた。
    この本を読んだ後は向き合いたいなって変わるぐらいなにかが変わったと思う、良い作品だった

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    2025年06月26日
  • 山に抱かれた家 迷い道

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    今一番続きが楽しみなこのシリーズ。
    決して自分が経験していないことなのに、自分の過去に照らし合わせて反省したり自信がつけられる臨場感が好き。
    田舎暮らしへの憧れを真っ向否定するような厳しさはなく、「日々の暮らしこそが、自分の世界、言わば自分の庭であり家なのだ」と、どこに住んでも自分の考え方次第ですぐに世界は変えられると優しく導いてくれる。
    自然本来の姿がむき出しの世界にいる文哉が、何でも上手くやろうなんて思わず、うまく行かないことも自分の考え方次第で生きやすくなると悟る今作品。
    感動が心底からじんわりと込み上げました。

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    2025年06月19日