はらだみずきのレビュー一覧

  • 海が見える家

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     父と息子の物語。かつて父に言い放った言葉が自分に返ってくる、というのは、少し私にも心当たりがある。とはいえ、このお話では、主人公にとって父親の生き方が、知れば知るほど眩しいものであるから、かつて自身が言い放った言葉の重みと深さに自身の生き方を変えられていくのであって、私にとっては父親の生き方は全くそういうものではないのだけれども。自分の人生を評価するのは、自分自身なのだ。他人には、好きに言わせておけばいい。その他人が恋人だとしても、父親だとしても。

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    2025年07月27日
  • 山に抱かれた家

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    文哉の田舎暮らしシリーズは海から山へ、それも縁のない群馬の妙義山麓へ。ここでもやはり甘くはなく自分が頼り。房総で培ったスキルで荒屋の点検や梅畑で収穫した梅を農協や無人販売所で売って稼いだお金に充足感ややり甲斐を見いだす。また、農薬を消毒と呼ぶことに疑問を覚え自分は薬に頼らない農業をやりたいと目標も見えてくる。
    凪子も運転免許取得に挑戦。2人とも本当にたくましくなってきて今後の展開が楽しみ。

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    2025年07月19日
  • 海が見える家 旅立ち

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    海編、完読。文哉の成長、人生の送り方、幸せの感じ方、人との関わり方、全てが参考になった。とはいえ自分は人生完全に折り返している。でも自分の場所で自分らしく生活していくために人としてスキルアップしていきたい。
    山編も楽しい

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    2025年07月17日
  • 山に抱かれた家 迷い道

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    文哉と凪子は海から山へ向い、そこで小さな小屋を安く手に入れることが出来て、山での生活が始まった。しかし、そこでの生活は危険を伴い、風呂にも中々入れない大変なところだった。クラフト作りも海とは違い、良い物が作れずとうとう海の家に帰ることを決断した凪子。文哉は山で色々な人と出会い、風呂を作ることができ、山での生活を堪能している。
    次回作が楽しみ。

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    2025年07月15日
  • 海が見える家 逆風

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    シリーズ3作目。台風による甚大な被害、しかも文哉の家や畑だけでなく契約者の別荘までも及んでいることに絶望を感じる。それ以外にも農地法のことなどピンチの連続。そんな中にも食べていくことと向き合って、狩猟も経験して山を学んで行くことに人としての成長を感じた。続きが楽しみ

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    2025年07月14日
  • 山に抱かれた家 迷い道

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    房総から群馬に越した文哉。凪子とうまくいかなくなった。農業で食えるようになるのか?

    梅を育てるとか浴槽をどう設置するとか、都会に住んでいる想像できないことを三次元で想像させてくれる。知的欲求を満たしてくれる。自分も貧乏な生まれだから言いたい。内向的過ぎる文哉、頑張れ!

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    2025年07月13日
  • 海が見える家

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    新卒入社した会社を数カ月でやめた主人公のもとに
    3年会っていなかった父の突然の訃報が届く。
    訪れた事もなかった父の終の棲家は千葉の館山にある海が見える古い家。
    真面目な仕事人間だったという記憶しかない父親だったが…、というあらすじ。

    仕事も貯金もなく焦る主人公だけれども、周囲の人たちに助けられ、
    全体的にさわやかな人生の夏休みのような物語。
    海の恵みを頂き、海で遊び、時にその荒々しさに危険を感じる。
    海を身近に感じて過ごしたことがある人には懐かしい情景だと思う。

    ただ一点、姉がひどすぎて。
    そんな姉を受け入れる主人公にももどかしさを感じる。
    続編があるようなので、そこで補填されるのかな。

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    2025年07月13日
  • 山に抱かれた家 迷い道

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    大好きなシリーズの最新作。
    山での暮らしも海のときと同じで、うまくいかないことがたくさん書かれているのがすごくすきです。
    凪子とうまくやってほしいなー!

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    2025年06月26日
  • サッカーボーイズ 再会のグラウンド

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    サッカーの楽しさとは何かを教えてくれた本。
    勝っても負けても走らされ、何のためにサッカーをしていたのか分からなかった高校時代。
    この本を読んでいたらもう少しサッカーを楽しめたのかもしれません。いや、まず監督が読むべきだろ。

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    2025年06月22日
  • 山に抱かれた家 迷い道

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    家シリーズ6作目。山の中での暮らしは困難の連続。周りの住民と交流を重ね、山での暮らしを頑張る文哉。梅栽培に畑仕事に野生生物との戦い、経済的にも苦しいなかで、ひとつずつ解決に向けて動き、たくましく成長していく。まだ続編がありそうで楽しみ。

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    2025年06月21日
  • 山に抱かれた家 迷い道

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    山の中での自給自足生活に憧れるが、作物の管理や不便さ、獣害など、厳しい現実も、しっかりと描かれている。

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    2025年12月07日
  • 海が見える家

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    ブラックだった会社を辞めた頃、疎遠だった父の急逝により、想定外の田舎暮らしが始まる。
    田舎の近所付き合い。昔はこんなだったよな〜と思いながら読み進む。プライバシーって何?ってくらいつかつか入ってくるようで、ちゃんと気遣いはしてくれて、、、助け合いや見守りが普通に存在している世界。
    自分の人生、ちゃんと楽しめてるのか、自分らしく生きるって何かを改めて考えさせられました。

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    2025年06月15日
  • 海が見える家

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    ネタバレ

    宮崎駿のインタビュー本が一向に読み終わらないので読み始めたら面白かった。海のある街もいいし、ご近所付き合いによる人との関わりも良い、正しくこんな暮らしがしたい。この姉弟は今までと違う人生をこの街で送れるかもしれないけど、どんなに父親のことを知れても二度と会えないし話さないし許し合えないというのは、寂しいし哀しくて遣る瀬無いなと思うが…。もう少し大人になったら、和海さんのように、若い人を導く存在になりたい。

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    2025年06月13日
  • 海が見える家 それから

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    ネタバレ

    主人公の生活は憧れのスタイルだなと思いつつ、年金だとか健康保険とかは払えているのかなと夢のないことを思いながら読んでしまった。自分はつまらん大人になってしまったんだと思う。

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    2025年06月08日
  • 海が見える家

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    新社会人からひと月でワイプアウトした文哉、疎遠だった父の訃報が届いた。残された館山な高台の古い家とそこでの父の暮らしを通して自分の生き方を見つめることに。
    終盤高齢のご婦人に言われる、
    『あなたたちにはたくさんの時間が残っている。どうぞ芳雄さんの生き方を、ひとつのよすがとしてください』 響いただろうな、

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    2025年05月28日
  • 海が見える家 旅立ち

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    シリーズ完結編。
    父が遺した海が見える家。
    台風で壊れたり、コロナで管理している別荘にも持ち主がやってこなかったりと、精神的にも収入面でも不安定になる文哉。
    日常を取り戻せない中、文哉は農業の師匠だった幸吉のことを思い出す。
    幸吉の土地を譲り受け、農業を続けたいという思いがあったが、幸吉の息子たちの遺産相続やこの土地で暮らしていくことへの疑問等、文哉の中で何かが変化していた。
    そして、幸吉のことを良く知る、山で暮らしている市蔵を訪ねることにした。
    そこでの山での日々が、文哉に何かを気付かせた。
    自分なりの暮らし、新たな生活に一歩を踏み出す。
    最初の時のあまっちょろい文哉はもういなくて、自分の生

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    2025年04月30日
  • 山に抱かれた家

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    ネタバレ

    緒方文哉
    亡き父が遺してくれた南房総の海が見える家に住む。就職して間も無くブラック企業と感じた会社を辞めた。幸吉の突然死により、借り受けた休耕地は使えなくなった。「自分の土地を持て」との幸吉の遺言で群馬と長野の県境にある山間の集落にたどり着いた。

    芳雄
    亡くなった文哉の父。別荘管理という畑ちがいの仕事に自ら就き、地元の人に慕われながら楽しく暮らしていた。

    宏美
    文哉の姉。

    カズさん
    坂田和海。文哉に父の死を報せたたぶっきらぼうな男。

    坂田凪子
    和海の姉の娘。姪。凪子の母は、芳雄の若かりし頃の恋人だった。

    夕子
    凪子の母。夕暮れの海でボートから落水し、遺体は揚がってない。

    幸吉
    元ビ

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    2025年04月25日
  • やがて訪れる春のために(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ハルばあが残そうとした庭、枯れたと思った草花は確かにそこで根を張っていて、ハルばあの思いはちゃんとまめ子に届きます。
    文章が丁寧過ぎるぐらいで、タイトルの意味が少し変わるけれど、本質は変わっていません。まめ子は遠藤君やナスビー、あずき達と今できることを、やがて訪れる春のためにしていきます。
    嫌に写る叔母にもきっと葛藤がある。出てくる登場人物の誰であってもそれぞれに抱えるものがある。見方一つで少しずつ受け入れられるまめ子の成長を見守るようでした。、

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    2025年04月15日
  • スパイクを買いに

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    サッカーボーイズ全部読んでからこの本を読みました。変わらず爽やかで面白い。

    おまえにはおまえのサッカーがある、もうここには来るなというセリフが印象的だったなぁ。

    年齢重ねてもあーいう仲間がいて、サッカーができるのはうらやましい!

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    2025年03月22日
  • 海が見える家

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    房総の風景が目に浮かぶ良い小説だった。
    社会に挫折した若者が、分かり合えなかった父親の真実に触れる再生の物語。幸せの尺度は自分自身が持っていると言うことを思い出して欲しいとう、それぞれの人生の応援歌でもある。自分で納得していない人生なんて意味がない。まったくその通り。

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    2025年03月09日