はらだみずきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
新卒入社した会社を数カ月でやめた主人公のもとに
3年会っていなかった父の突然の訃報が届く。
訪れた事もなかった父の終の棲家は千葉の館山にある海が見える古い家。
真面目な仕事人間だったという記憶しかない父親だったが…、というあらすじ。
仕事も貯金もなく焦る主人公だけれども、周囲の人たちに助けられ、
全体的にさわやかな人生の夏休みのような物語。
海の恵みを頂き、海で遊び、時にその荒々しさに危険を感じる。
海を身近に感じて過ごしたことがある人には懐かしい情景だと思う。
ただ一点、姉がひどすぎて。
そんな姉を受け入れる主人公にももどかしさを感じる。
続編があるようなので、そこで補填されるのかな。 -
Posted by ブクログ
シリーズ完結編。
父が遺した海が見える家。
台風で壊れたり、コロナで管理している別荘にも持ち主がやってこなかったりと、精神的にも収入面でも不安定になる文哉。
日常を取り戻せない中、文哉は農業の師匠だった幸吉のことを思い出す。
幸吉の土地を譲り受け、農業を続けたいという思いがあったが、幸吉の息子たちの遺産相続やこの土地で暮らしていくことへの疑問等、文哉の中で何かが変化していた。
そして、幸吉のことを良く知る、山で暮らしている市蔵を訪ねることにした。
そこでの山での日々が、文哉に何かを気付かせた。
自分なりの暮らし、新たな生活に一歩を踏み出す。
最初の時のあまっちょろい文哉はもういなくて、自分の生 -
Posted by ブクログ
ネタバレ緒方文哉
亡き父が遺してくれた南房総の海が見える家に住む。就職して間も無くブラック企業と感じた会社を辞めた。幸吉の突然死により、借り受けた休耕地は使えなくなった。「自分の土地を持て」との幸吉の遺言で群馬と長野の県境にある山間の集落にたどり着いた。
芳雄
亡くなった文哉の父。別荘管理という畑ちがいの仕事に自ら就き、地元の人に慕われながら楽しく暮らしていた。
宏美
文哉の姉。
カズさん
坂田和海。文哉に父の死を報せたたぶっきらぼうな男。
坂田凪子
和海の姉の娘。姪。凪子の母は、芳雄の若かりし頃の恋人だった。
夕子
凪子の母。夕暮れの海でボートから落水し、遺体は揚がってない。
幸吉
元ビ