はらだみずきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
幼い頃に一緒に暮らした祖父母の家
祖父が亡くなり、1人で暮らしていた祖母ハルばあの庭は荒れ果て、家の中も冷蔵庫の中も酷い状況だった。忘れてしまうことが多くなっていた日々の積み重ねがそこにあった。
夢から遠ざかり、日々を過ごしていた孫の真芽は、1人で祖母の家を片付け、荒れ果てた庭を少しずつ取り戻していく。
幼なじみの力を借りながら、丁寧に再生されていく庭に、幼い頃祖母に話した小さな夢が広がっていく。
目の前のことに向き合い、大切に思うことを日々繰り返していく中で、真芽の人生も動き出す。
やがて訪れる春のために
岩田徹さんの解説もあたたかいです。
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Posted by ブクログ
新卒入社した会社を数カ月でやめた主人公のもとに
3年会っていなかった父の突然の訃報が届く。
訪れた事もなかった父の終の棲家は千葉の館山にある海が見える古い家。
真面目な仕事人間だったという記憶しかない父親だったが…、というあらすじ。
仕事も貯金もなく焦る主人公だけれども、周囲の人たちに助けられ、
全体的にさわやかな人生の夏休みのような物語。
海の恵みを頂き、海で遊び、時にその荒々しさに危険を感じる。
海を身近に感じて過ごしたことがある人には懐かしい情景だと思う。
ただ一点、姉がひどすぎて。
そんな姉を受け入れる主人公にももどかしさを感じる。
続編があるようなので、そこで補填されるのかな。