ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
入院中の祖母から、庭の様子を見てきてほしいと頼まれた村上真芽(まめ)。彼女が目にしたのは、荒涼とした景色だった。花が咲き誇った庭に、しっかり者の祖母に、いったい何が起きたのか? 庭を復活させようとする真芽は、怪しげな隣人や家の売却計画など様々な困難に直面するが、幼なじみたちの力を借りながら奮闘する。バラ、クレマチス、ミントなど植物が彩る庭を舞台に描く、あなたのための物語。(解説・岩田徹)
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
自分と妻の祖母が祖母が歳をとり認知症となった経験があり、今親が歳をとってきているので身近に感じた。物語の舞台も比較的近くて訪れたところも何ヵ所かあり楽しく読めた。ハルと真芽の周りの人々の優しさと自然体なところが心温まる。庭の前の電車が通ることの良いところにも目を向け電車の音も受け止める心のあり方がい...続きを読むいなと思いました。一万円選書していただいた本で自分なら出会えなかった本を選書してもらい大変感謝です。
何でもかんでも、物語のようにはうまくいかない、ハルさんも奇跡的に元通りの様子にはならない… だからこそ、いい物語なんだと思う。この物語に出会えてよかった。 ハルさんのバラの謎も、ガーデナーにはなるほどの背景で、そういうところも素敵だなと思う。
入院したお祖母様の荒れ果てた庭、それだけではなく、いろいろなものを孫の真芽ちゃんが再生させて行く。 綺麗事だけではない現代をあたたかく優しく包むようなハルさんの庭の植物に、読んでいる私まで包まれた。 とても好きなお話でした。
庭にまつわる自然とそこに共存する家族。 ありがちな話題をありのままに、そして優しく感動的にまとめられていて癒やされました。
嘘の無い力強い言葉が読んだ人に届く本ではないかと思います。 飾らす、夢物語過ぎずにでも希望を持つ事が出来るお話です。 人生は上手くはいきません。でも上手くいかなかった事に目をそらし人の話を聞かないでいると真実が分かりません。 出来ないと思う事でも今の自分が出来る事をやらなければ本当に出来ません。 生...続きを読むきていくうえで分かっているはずなのに知ろうとしなかった大切な事を教えてくれる本です。 読めばタイトルを皆が納得出来ると思います。 解説も是非読んで欲しいです。
素敵なお話でした。 荒れ果てた庭を、ハルばあちゃんが帰ってくる日のためにと庭を再生させようとする真芽。 その中で、真芽はいろいろな事に気がついていき、成長していきます。見えているようで見えていない事って、誰にでもきっとたくさんありますよね。 そしてお花や植物のもつ力の大きさにも改めて気が付きまし...続きを読むた。このお話を読んでいるだけでも、たくさんのお花に囲まれたような温かな気持ちになりました。 『人は花に惹かれ、癒され、ときに顔を上げる力を与えてもらう』まさにそうですね。ラストにタイトルの本当の意味を知り、ほっこりしました。
岩田書店一万円選書の一冊目。 自分じゃ選ばない本だなと思った。でもやはりそういう本からもらう刺激のような新鮮さが自分にはとても心に響いた。 とても心温まる1冊。主人公のまめとは年齢が近いせいか境遇が似ている。老健の話も独り身の祖母も、今後のことを話す両親もこの年代はみんな境遇が似ているんだなー 穏...続きを読むやかな気持ちになるし前向きになる気持ち。 庭や植物が好きな人にはとてもおすすめしたい。
『国道296、成田街道、京成本線』のワードからそわそわしていたが、予感は的中し地元の佐倉市が舞台となっていた。町並みが鮮明に蘇るので、物語がより身近に感じられた。 そして私にも認知症の母がおり、先日佐倉に帰り大掃除してきたばかり。良枝おばさんが冷淡に思えれるが、その気持ちも痛いほどよくわかる。人生...続きを読むの冬に差し掛かっている母にどう接していくか改めて考えるきっかけとなった一冊だった。 そしてやがて『ガーデン&カフェ えんどうまめ』が開店されることを期待して…
祖母のことを想い、主人公が成長して行く姿が、良かったです。花・植物に対する考え方も少し変わったかもしれません。
入院中の祖母から、庭の様子を見てきてほしいと頼まれた村上真芽。信頼していた友人に裏切られ、失業もしてどん底だったが、幼少時代に暮らしていた家の庭があまりに荒れ果てているのを見て、再生を試みる。花が咲き誇っていた庭に、しっかり者の祖母に、いったい何が起きたのか?庭を再生させようとする真芽は、様々な謎や...続きを読む家の売却計画などの困難に直面するが、幼なじみたちの力を借りながら奮闘する。やがて訪れるハルのために、自分に出来ることを模索する姿が清々しい。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
やがて訪れる春のために(新潮文庫)
新刊情報をお知らせします。
はらだみずき
フォロー機能について
「新潮文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
海が見える家
あの人が同窓会に来ない理由
会社員、夢を追う
帰宅部ボーイズ
高校サッカーボーイズ U-16
最近、空を見上げていない
サッカーデイズ
サッカーの神様をさがして
「はらだみずき」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲やがて訪れる春のために(新潮文庫) ページトップヘ