はらだみずきのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
文哉が購入した空き家には、蛇もムカデもいる、外には猪や熊が出る、、、山間の風景は美しくて癒やされるけれど、自然の厳しさを思い知らされるような描写が続きます。まさに‘’山に抱かれた家‘’です。そんな限界集落で生きていくと決めた文哉と凪子の強い意志に感銘を受けました。
文哉は、空き家が住みやすくなるよう工夫と勇気をもって色々と手を加えたり、地域の人たちからアドバイスを受けながら畑の梅を育てたり、頑張っています。その姿と心意気がすごいと思います。
苦労しながら収穫した梅を初めて出荷した時の喜びは大きく、お金では替えられない幸せとか充実感が伝わってきました。
「人はだれでもよ、自分が住みてえとこ -
Posted by ブクログ
漢字 大人レベル
フリガナ あり(全ての漢字に)
文字の大きさ 小
長さ 長い(300ページ)
出版年 2010年(オリジナル2008年)
内容 主将を下ろされたことで初めての挫折を味わう主人公を中心に、小学校六年生のサッカーチームが、危機を乗り越えてチームとして団結し思い出に残る一年を過ごす物語。
感想 監督と選手の関係、実力差のあるチームメイト間の関係、ポジション争いなどチームスポーツで誰もがぶつかる問題を軸に、個々の選手が少しずつ自分の課題を乗り越えていく様子や、自信をつけていく様子などが細やかに描かれている。サッカーについても本格的に描写されている(サッカーを知らないとよく分からない用 -
Posted by ブクログ
高校生ではサッカーをすると決めていた晴彦。しかし、入部した新設高校にサッカー部はなかった。同じ気持ちでサッカーをしたい、玉井、田村などとサッカー部設立に向け動き出す。
部活に限らず大きなことで言えば企業、身近なことでいえば習慣を作るなど「0から1」を作り出すことの難しさ、達成感が分かる作品。部活を作ることは企業とかに比べると大きい劇的ではないことに感じる。しかし、劇的じゃなくてもそれまでの当事者にだけできる精一杯に感動できる。
生徒が部活を作っていくのでもちろん顧問ならずコーチもいない状態。そんな中で晴彦のように初心者も多くおり部の設立の努力もしながらチームのレベルアップも行っていく。