はらだみずきのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
亡くなった父の後を受けて、田舎で別荘管理なんかをして暮らす文哉。
地元の人や別荘所有者の人たちに助けられながらも、日々なんとか暮らしている。
文哉は就職した会社を1ヶ月で辞め、父の死をきっかけにこの地へ居座っている。
恋人には「逃げた」と言われ、自分の人生を考えてみたりする。
でも、人生を楽しめているならいいではないか、自分は自分の人生を自分なりのやり方で日々生きている。
働くということとか、人との繋がりとか、都会では考えたことのなかった生活。
読むだけでも、すごく元気になれる。
まだ続編があるみたいなので、文哉のその後も読んでみたい。
2023.10.13 -
Posted by ブクログ
真っすぐでがむしゃらな少年たちを描いたスポーツ青春小説、完結編!
はらださんやってくれますよー
完結編ということで、桜ヶ丘中サッカー部にあれこれと試練を与えてくれます
中学最後の大会となる夏の総体には草間監督は倒れ入院、遼介はケガで負傷し試合に出れない、星川はおばあちゃんの不幸があり試合を欠場、ここまで試練を与えるとさすがに勝てませんよ、はらださーん!
案の定、試合はPK戦の末敗れる…
そして、彼らの夏は終わり「引退」を迎える
しかーし、完結編というだけあってチャンスも与えてくれます
「青葉市ユース∪―15サッカー選手権大会敗者復活戦」という大会への参加資格があるんです
これが正真正 -
Posted by ブクログ
4部作の最終話。
最後の展開もよく、読んでよかったです。
都会で暮らしていた文哉は、疎遠だった父の死をきっかけに、海の見える父の別荘を相続する。
最初は単純に売却し手お金に代えてしまうつもりであったけれど、別荘で出会った地元の人たちとの交流から人生が変わっていく。
過去に読んだ本の中に、日本は貧しくなった、本当に貧しくなったけれど、社会資産(ことばが違ったかもしれません)、というお金には換えられないとても大きな資産がある、と説かれていました。
地元の人と会話するだけでその土地柄が見えてくる。助け合いだったり、思いやりだったり。
まさにこの本に描かれている人々の暮らしは、そういうものだろう