はらだみずきのレビュー一覧
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ネタバレ緒方文哉
大学を卒業し就職したが、一ヶ月で退職。父が急死し、残してくれた海が見える家に住み一年が経つ。
緒方芳雄
文哉の父。急死。不動産会社に勤めていたが、会社を辞めて青春時代に過ごした南房総の海の見える家に引っ越し、十軒の別荘の管理業務を請け負っていた。サーファーだった学生時代、この地で出会った女性、和海の姉、夕子と恋に落ちていた。
川上美晴
文哉の元彼女。会社を辞めた文哉に短いメールで別れた。
坂田和海
カズさん。南房総の住人で芳雄の友人。便利屋。ベテランサーファー。
宏美
文哉の三歳上の姉。婚約者に騙されあきらめかけていた雑貨屋を海が見える家の一部をリフォームしてはじめた。渚銀座と呼ばれる歓楽街のスナックで働きはじめた。が、田舎の生活が合わないと出ていった。
凪子
和海の姪っ子。亡くなった夕子のひとり娘。十八歳。引きこもり気味だが、流木のオブジェや貝細工をつくる非凡な才能を持っている。
夕子
凪子の母で和海の姉。離婚して南房総に戻って来て、しばらくして海で亡くなった。
寺島
別荘の住人。七十歳。経営していた会社を息子に任せ、悠々自適な生活を送っている。
中瀬祐二
南房総の住人。元町内会長。
幸吉
南房総の住人。偏屈で愛想はないが、野菜づくりだけは上手い。
カレン
芳雄と親しかったホステス。フィリピンパブ「歌恋」をオープン。
植草
別荘の住人の父が亡くなり、遺産として別荘を相続した。
近藤不動産
南房総のあたりの別荘を取り扱っている。
永井
いちばん広い別荘の住人。未亡人。
山野井彰男
中瀬の親戚の長男。三十過ぎのひとりっ子。
山野井信子
彰男の母。
秀次
潜水漁師。
東
別荘の住人。
梅本
別荘の住人。六十代の夫婦。
稲垣
別荘の住人。キャリアウーマン風の女性。
海坊主
リサイクルショップ海坊主の店長らしき人。
山口
別荘の住人。
栄子
中瀬の妻。婦人会のリーダー。
波乃
秀次の妻。元海女。
山村
学者のような風貌の七十過ぎの紳士。
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Posted by ブクログ
こちらも会社の先輩からお借りした一冊。
前回の続きの物語。
小説も3冊目くらいになると、マンネリになったり、一旦ダレることがあるのだが、この本はずーっと面白いし読みやすい。
題名が逆風だけに、もっと辛い物語と思いきや、相変わらず逞しい文哉がそこに居た。
逆風は台風。千葉県を襲った大型の台風によって、広い範囲が被災してしまう。
台風は容赦なく別荘地にも。。。
管理を任されている別荘もかなりの被害を被った。
別荘地の被害、畑の被害、、、
この先どうやって食べていけばいいのか悩む文哉。
そんな中、地元の人の復興の手伝いをしながら、新たな決意が芽生える。
次回作も期待大o(^▽^)o -
Posted by ブクログ
真っすぐでがむしゃらな少年たちを描いたスポーツ青春小説、完結編!
はらださんやってくれますよー
完結編ということで、桜ヶ丘中サッカー部にあれこれと試練を与えてくれます
中学最後の大会となる夏の総体には草間監督は倒れ入院、遼介はケガで負傷し試合に出れない、星川はおばあちゃんの不幸があり試合を欠場、ここまで試練を与えるとさすがに勝てませんよ、はらださーん!
案の定、試合はPK戦の末敗れる…
そして、彼らの夏は終わり「引退」を迎える
しかーし、完結編というだけあってチャンスも与えてくれます
「青葉市ユース∪―15サッカー選手権大会敗者復活戦」という大会への参加資格があるんです
これが正真正銘の最後の大会となる
チームに残る者、受験を控えチームを去る者、チームを去るが復帰する者、いろいろな苦難を乗り越えもう一度チームを作り直し最後の大会に望む彼らの姿は輝かしい!
そして、最後の大会、最後の試合は・・・
試合に勝利することはもちろん大事だが、同じぐらい大切なこと、
それはサッカーを楽しむこと!
エンジョーーイ!
フットボール!
15歳の中学生の彼らには「引退」という言葉は早いかもしれないが、「引退」といえばあの人を思い出します
『中田英寿』
現役最後の試合となったW杯のブラジル戦
試合終了の笛が鳴りセンターサークルで仰向けに倒れ込んだあのシーン、今でも覚えています
29歳、まだまだ早すぎる引退だった
日本のサッカー界を引っ張っていく姿をもう少し見たかったです -
Posted by ブクログ
4部作の最終話。
最後の展開もよく、読んでよかったです。
都会で暮らしていた文哉は、疎遠だった父の死をきっかけに、海の見える父の別荘を相続する。
最初は単純に売却し手お金に代えてしまうつもりであったけれど、別荘で出会った地元の人たちとの交流から人生が変わっていく。
過去に読んだ本の中に、日本は貧しくなった、本当に貧しくなったけれど、社会資産(ことばが違ったかもしれません)、というお金には換えられないとても大きな資産がある、と説かれていました。
地元の人と会話するだけでその土地柄が見えてくる。助け合いだったり、思いやりだったり。
まさにこの本に描かれている人々の暮らしは、そういうものだろう。
今年になって、日本の税負担率が47.5%である、というこの数値が話題になった。
これに消費税、会社負担(年金、雇用保険、健康保険)など労使折半しているものが含まれているかどうかは定かではない。
しかし、10万円稼いで、そこで実際に使えるお金は5万円を明らかに切っている。
そして、10%か、これから15%、20%の消費税も払うわけだ。
一揆がおきるのは5:5になったとき。
超えましたよ。素直に怒りましょう。
田舎のくらしには、助け合いがある。
相互の物々交換がある。
家に野菜や魚が届く。
これには税金がかからない。
そう、政府が把握できない経済活動だ。
だからこそ、気持ちにもお金にも豊かに暮らせるのは田舎なのかもしれない。
マイナンバーカードを持つと2万ポイントもらえる。
契約するなら、すべての責任は自分になる。
契約した君たちの責任だ、というわけだ。
枠と同じ流れ、同じような割合の80%の国民が契約した。
契約書には、政府側の一方的な契約変更に承諾する旨の条項があることはご存じでしょうか。
銀行の取引履歴の参照を認めすべてのお金の流れを差し出し、顔写真までも提供。
街中には監視カメラあり、AIと連動している。
政府がしたいことはなんだろう。
2万ポイントと引き換えに差し出すものの代償は大きいかもしれません。