はらだみずきのレビュー一覧

  • 最近、空を見上げていない

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    単行本『赤いカンナではじまる』収録の「赤いカンナではじまる」、「美しい丘」、「最後の夏休み」を加筆修正し、新たに「最近、空を見上げていない」を書き下ろしたもの。

    前回読んだ短編集『はじめて好きになった花』が良かった。
    中でも表題作は情感あふれる恋愛小説だった。
    本作は恋愛小説ではないが、同じすっきりとした読後感を味わえる短編集だった。

    普通の人の、ちょっとだけ特別な瞬間を切り取った物語たち。
    これくらいがちょうどいいのかもしれない。
    ネガティブかもしれないが、あまり大きな成功だと、その後に下り坂が待っているような気がしてしまう。

    いい意味で、ハラハラしない。
    安心して読める。

    「赤いカ

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    2020年10月07日
  • 高校サッカーボーイズ U-16

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    過去の作品と比べてリアルな描写が増した。
    高校生になると将来が見えてきて、それを踏まえた心情にジンと来る。今を誠実に生きること。

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    2020年04月04日
  • サッカーボーイズ 14歳 蝉時雨のグラウンド

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    学生時代のサッカー部、こんな思いでできていたらまた今の自分は変わったんだろうな。正面から向き合ってるところはおっさんになればなるほどジンとくる。

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    2020年02月01日
  • あの人が同窓会に来ない理由

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    あの人はなぜ同窓会に来ないのか?幹事3人が奮闘する。そこには何か秘密があるのか?
    続きが気になってしまい一気読み。
    それぞれの人物にそれぞれの生き方がある。後味もいい。楽しく読めた。

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    2020年01月08日
  • あの人が同窓会に来ない理由

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    あの人は何故同窓会に参加しないのか。幹事の宏樹が、かつての仲間たちの消息を訪ねた結果、当時の知られざる真実が明らかになる。切なくてほろ苦い大人のための青春小説。
    学生時代のクラスの人気者は、いつまでも色褪せることのない最も身近な永遠のヒーローだ。でも現実には、そんな彼らも大きな社会の一員に過ぎなくなる。「誰かに会いたい」同窓会は、一方で、今の自分の位置を確認する場であり、栄華と屈辱の発表会でもある。現実は残酷だが、それでも恥ずかしく思う必要はない。

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    2018年10月15日
  • あの人が同窓会に来ない理由

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    中学校の同窓会に参加したいかと聞かれれば10年前なら『参加したい』5年前なら『参加しても良い』今は『参加しなくても良い』と答えるだろう。
    同窓会の目的は誰かに会うため!その誰かが今の自分にはいないような気がする。
    でも本書を読み終わって少しだけ会いたい人達の顔が浮かんだような気がする。


    同窓会の幹事をやる羽目になった主人公、幹事グループは前回の出席者よりも参加者を増やす事を画策する。
    同窓会に来ない人の理由を考えて調べていくうちに、かつてのクラスの中心人物達に『何か』がある事に気付く!


    本書は今まさに同窓会の出欠ハガキの欠席に丸を付けようと思っている人に読んでほしい。
    もしかすると気持

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    2018年09月29日
  • ホームグラウンド

    ネタバレ 購入済み

    身につまされ最後はほっこり

    空き地でボール遊びしたい
    ちょっと、公園でサッカー練習したい
    なんて思っても、看板には禁止の文字が。
    遊びもだけど、試合するグラウンドさえも
    なかなか見つからない、のは経験済みで
    身につまされながら読み進めました。

    このグラウンドは、サッカーを愛する者たちの
    ユートピアですね
    心地よいものが全部揃っています
    グラウンドに吹く風の香りと陽の光も
    伝わってきました
    こんなホームグラウンド 身近にあったなら…

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    2018年07月02日
  • ホームグラウンド

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    上司が教えてくれた言葉に、「物を大切にしない奴は、人も大切にしない」というのがある。雄藏にとって由紀子は大切な娘だけど、突然のことにうまく接することができなかったんだと思う。親父としては当然だ。孫ができて嬉しくない親は稀だろう。きっと、孫の顔より由紀子の将来を思いあぐねいたんだ。雄藏は君枝に元気を与え、自身の命の恩人である男の子にもう一度会うために、庭に芝のグラウンドをつくることで再び生きる活力を得て、それを手伝う圭介と春奈、修司も人生にとって大切なものに気づかされる。まわりのひとたちと一緒じゃなくても幸せになれる。大切なのは自分にとって何が必要なのかを知ることなんだと思う。簡単じゃないけど。

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    2018年04月07日
  • スパイクを買いに

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    ネタバレ

    はらだみずきは「帰宅部ボーイズ」を読んで知っていた。とても好きになった。3年後、ガキがオイラの机にこの本を置いていった。ガキは高2でサッカーをやめた。普段は口もきかないのに、その時ばかりはオイラの部屋に伝えに来た。あいつと真剣に話をしたのはその時だけかも。やめた理由のホントのところは今でもわからない。そのうち、酒飲みながら話せる時があるのかな。いまはオイラがやるオヤジ同士のフットサルに顔を出している。ガキからメッセージなのかな。やっている者同士でしかわからないこと。嫁はそんなオイラたちにヤキモチ妬くから内緒だな。

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    2017年03月02日
  • サッカーボーイズ 14歳 蝉時雨のグラウンド

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    キャプテンぶりが板についてきた主人公。周囲の友人との絆を深めつつサッカーに邁進する姿がうれしいねえ。
    もう完全に保護者目線。
    コーチの苦悩する姿の方にシフトしてしまう。
    自分の子どもがこういったことで悩んだり成長したりする姿みせてくれたら最高だね。

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    2016年06月01日
  • スパイクを買いに

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    ネタバレ

    「いちばん大切なのは、信じられるかどうか」
    「サッカーのチャンスは信じる者、ボールは強い気持ちを持った者に転がってくる。」って誰かが言っていたっけ。

    サッカーから野球にシフトした少年が大きくなり、
    子どもを育てるようになって、その子がサッカーをしていると、
    改めて、サッカーの楽しさ、素晴らしさを実感している今日この頃。

    この本には導かれるように手に取ることになりました。
    作者の想いは、スポーツをする親の想いに似ている。
    この本を読み終えて、そう感じました。
    ”生きている限り、活躍できるチャンスはある。”
    思春期の子どもを持つ、サッカー初心者の父親。
    大人の草サッカーを通じて、子どもの気持ち

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    2015年12月03日
  • 最近、空を見上げていない

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    書店員と出版社の営業を中心にした中篇集。
    ストリッパーになった幼馴染に会いに行く「美しい丘」が一番好き。ストリッパーになったとしても、本を好きという根本的なところは変わっていないところを明かしてくれたラストが最高。
    全体的に秋空のように突き抜けるような爽快感と寂寥感を併せ持った読後感。

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    2015年09月28日
  • サッカーの神様をさがして

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    安定した編集者の仕事を捨て食えないサッカーライターとなった春彦。息子が入学した高校名から、自らの高校3年間のサッカー漬の生活を振り返る。そこで出会った八千草との関係。人生の一番熱い時期を振り返る。

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    2015年09月12日
  • 最近、空を見上げていない

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    出版社で営業をしている作本さんのお話。書店員さんとの絡みもありとても面白かった。謎解きではなく日々のお仕事が描かれていて良かった。

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    2015年03月30日
  • 帰宅部ボーイズ

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    ライトノベルかと思ったが違った.童心に戻り,懐かしさが蘇る大人のための物語.それと同時にふと我が子のことを思う.親の願いはいつの時代も同じなのだと.
    以下あらすじ(巻末より)
    まっすぐ家に帰って何が悪い!入部した野球部に馴染めない直樹。喧嘩早くクラスで浮いた存在のカナブン。いじめられっ子のテツガク。学校にも家にも居場所のない3人が、共に過ごしたかけがえのない時間。喧嘩、初恋、友情、そして別れ…。帰宅部にだって汗と涙の青春はあるのだ。「10年に一冊の傑作青春小説」と評された、はみだし者達の物語。

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    2015年02月01日
  • サッカーボーイズ 再会のグラウンド

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    【本の内容】
    ジュニアサッカーチーム・桜ヶ丘FCの武井遼介は、6年生になって早々に、キャプテンの座もレギュラーポジションも失い、初めて挫折を味わう。

    そんな中、新監督・木暮との出会いを通して、遼介は自分がサッカーをやる意味を見つめはじめる…。

    個性的なチームメイト、大人たちとの関わりの中で、悩み、もがき、成長していく少年たち。

    ひたむきな気持ちを呼び起こす、熱く切ない青春スポーツ小説。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    「少年サッカーチームのコーチ経験がある」と著者自身があとがきで述べているが、これは実際にサッカーボーイズたちを間近に見てきた人にしか書けない物語だと、あとがきを読む前か

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    2014年09月02日
  • スパイクを買いに

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    サッカーをやめた息子と慣れ親しんだ職場を離れる父親。父親は息子のサッカーをやめた原因を探るためにコーチがやっているサッカーチームに入るってお話なんだけど、まさに青春小説ッて感じ。

    動機付けが若干弱い気もするけどリアル感は感じる。なかなかか読後感さわやかな作品でした。

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    2014年06月21日
  • スパイクを買いに

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    大好きなはらださんのシリーズ。感情描写、人物の魅力的な動き、ストーリー展開など、どれもぐいぐい引き込まれる。仕事に疲れたパパが、息子の辞めたサッカーに触れ、そこから日常や家族の関係に変化反応が起きていく様子がとてもリアルだし、読後に希望を持てる。

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    2014年05月15日
  • 最近、空を見上げていない

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    本にまつわる、本と関わる人々の物語。けれど本にまつわるミステリのようなものではなく、あくまでそこに出てくる人々の物語。登場人物を魅力的に描くのではなく、登場人物それぞれにまつわるエピソードを描くことで、逆にその人物の内面をくっきりと浮き彫りにしていて、親近感や愛着を湧かせ、そして自分自身に重ね合わせてしまう。とても巧みなように感じました。

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    2014年03月17日
  • サッカーボーイズ 14歳 蝉時雨のグラウンド

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    好きなサッカー小説なので楽しんで読んだ。サッカーだけでなく中学生特有の不安定さも結構な分量で描かれているので、サッカー描写が少なく物足りない部分もあった。

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    2014年02月11日