はらだみずきのレビュー一覧

  • あの人が同窓会に来ない理由

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    なんだかとてもエモい気持ちにさせてくれる作品だった。
    でも30も半を過ぎてそんなに中学時代にこだわり続けてる人ってそんなにいるのかな。
    それは自分が同窓会に行かない側の人間だからそう思うのか。
    卒業して2、3年なら懐かしい気持ちで会えるけど2、30年経っちゃうと変わってしまった自分を見せたくないし変わってしまった同級生も見たくないよね。

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    2026年05月09日
  • 海が見える家

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     父親の死後、生前の父親を知っていく物語です。

     主人公はようやく決まった就職先を会社の風潮に馴染めず1か月で辞めてしまった青年。生活費が乏しくなる中、突然知らない番号からの連絡で父親の死を知る。仕事人間だった父親とは疎遠にしており、数年前に引っ越したと連絡を受けたものの一度も訪れたことはない。きっと寂れた田舎の街で一人孤独に生きていたのだろうと勝手に思い込んでいたものの、父親の亡くなった後の手続きや家の片づけなどをしているうちに、生前の父親の姿が少しずつ見えてくる。それは全く自分の知らなかった、想像すらしたことのない姿だった。地域の人に慕われ、別荘地に固定の顧客を何人も持って、海でサーフィ

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    2026年05月04日
  • やがて訪れる春のために(新潮文庫)

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    「与えられた場所であるものを生かし、ないものは求めず、生きるために深く根を張ろう。幸せという花は、どんな場所にでも咲かせることができる」

    グッとくる文がいくつもありましたが、こちらの文が一番印象に残りました。

    特に「あるものは生かし、ないものは求めず」という箇所がすとんときました。

    私はないものを求めがちですが、ないものを求めても仕方がないと潔く諦めて、あるもので勝負できるようになりたいと改めて思いました。

    お話の最後の最後の言葉。二重の意味になっていて、素敵だなぁと思いました。

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    2026年04月24日
  • 海が見える家

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    ネタバレ

    私の期待を大きく超えなかったという点で 星3つ。
    それでも都会の社会人生活にうまく なじめなかった若者が、 海のそばの父が残した家を受け継いで、自分の幸せを見つけていくストーリーにはエールを送りたい。
    自然で心の中にスッと入ってくる話の展開。
    私も願わくば、そんな家で若い頃暮らしたかったな。

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    2026年03月10日
  • やがて訪れる春のために(新潮文庫)

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    入院中の祖母の家を訪ねた真芽。
    荒れ果てた庭を目にして、庭を片付け、植物を育て始める。
    やがて、真芽の心にも訪れる変化。
    いい話なのだけれど、こんな風にうまくいくかな?と、ここでやさぐれた私が出てきてしまう。
    でも、整えることが再生に直結するのは、すごくよく解る。そして自然のパワーをあなどることなかれ、ということも。
    本の中には、沢山の植物たちが…。
    春になったら、色とりどりの花が揺れている、そんなイメージがわいて、一つ空きのある鉢植えに、お花の苗を植えてみようかと只今、思案中。

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    2026年02月28日
  • 最近、空を見上げていない

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    出版社の営業作本をめぐる連作短編4編。
    書店員の野際や出版社の他部署との関わりが書かれている。マイペースでできることを頑張る作本に好感がもてる。本や本屋が好きな人はこれからも本を買わなきゃと思うんじゃないだろうか。

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    2026年02月27日
  • されどめぐる季節のなかで

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    続編。前回の登場人物に少しずつ変化が起こっていく。全部綺麗事だけじゃなくて人は老いに抗えない事実も書いてあっていい。

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    2026年02月20日
  • やがて訪れる春のために(新潮文庫)

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    自分だけの庭を若くして持てるのはいいなと思う。わたしはガーデン系より家庭菜園系のほうが好きだなと思うけど、ガーデンの描写が目に浮かんで素敵だった。

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    2026年02月20日
  • されどめぐる季節のなかで

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    楽しみにしてた続編。

    もっと思ってること言えば良いのに!
    と最初からちょっともどかしいと思ってしまった。
    でもトイレ詰まりのモヤモヤはちゃんと施設に言えて良かった!!
    ゆっくり2人らしくこれから歩いて行くんだろうね。
    花育てるのとか畑のこととか
    全然興味なかったけど、ちょっと気になってきたかも。

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    2026年02月19日
  • 帰宅部ボーイズ

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    ネタバレ

    お初の作家さん

    小4の息子が学校で問題を起こした。
    妻から相談を受けた主人公 矢木直樹(やぎなおき)は自分が初めて人を殴った12歳の自分を思い出す。
    「やぎ」という名前をバカにされ、入学式の日に出会った梅木を殴ったのだ。

    主人公 直樹の中学時代の友人たちとの出会い、キラキラした日々、苦い思い出、
    別れ・・・
    大人になりきれないけれど 子どもではない 
    何も考えていないようだけど いつも真剣に向き合って
    短いけれど 一瞬一瞬がとても大切で 決して忘れられない
    そんな時間を過ごした直樹

    あまり深く考えないで クラスメートのように
    直樹たちを見守りたい
    そんな気持ちにさせる作品でした。

    小中

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    2026年02月15日
  • やがて訪れる春のために(新潮文庫)

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    主人公や幼なじみの考え方がどうしても子供っぽく思えたり(大学卒業して二、三年ならそんなものかもなとも思いますが)、展開にもフィクション味を強く感じざるを得ないところはありますが、こういったほのぼの系?小説の中では楽しむことが出来た一冊でした。
    メインテーマではないかもしれませんが、主人公が想像していた場面や背景が裏切られることを繰り返しつつも、現実と向き合おうとする姿勢にはひたむきさがあって良かったです。

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    2026年01月28日
  • されどめぐる季節のなかで

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    続編あるといいなと思っていたので楽しめました
    花が好き
    自然を大事に
    口にする食べ物にこだわりたい
    要領良くは生きられないけど
    理想は捨てない
    年老いていく寂しさ
    未来に不安を持つ若者
    便利さの代償
    いろいろ考えさせられたけど
    読後感は爽やかです

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    2026年01月26日
  • やがて訪れる春のために(新潮文庫)

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    ネタバレ

    「やがて訪れる春のために」・・・読み終わってみて、良いタイトルだなあと。タイトルであると同時に、本を締めくくるフレーズでもあるわけですが、最後に「春」には二重の意味が込められていることが分かり、胸が温かくなりました。雰囲気を重視した展開や設定に引っかかる瞬間があり(遠藤くんの身長が無駄に180cmとか、気になったのは私だけ?笑)、登場人物に感情移入して読むという感じではなかったけれど、物語の根底にある価値観には大いに共感しました。「故郷」とか「家族」とか、そういう一見わずらわしいものが、思いがけず人生の指標や支えになることがある。植物は自分で生きる場所を選べない、そこに生を享けたら、そこで生き

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    2026年01月20日
  • 山に抱かれた家 迷い道

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    人との繋がりの大切さを感じた。
    何に時間を使うか、時間の使い方
    自分が楽しく感じることや大切にしたいことは何か考えること
    それらを自分が選択し行動に移すこと。自分次第で人生は楽しくできるという奥深いものを感じた。

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    2026年01月17日
  • 山に抱かれた家 迷い道

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    タイトル通り色々と苦戦
    日陰での梅の栽培に害獣被害、自分の手で家を直すことの大変さ
    小さなコミュニティでの人付き合いは、煩わしい面もあれば助けられるときももちろんあり
    最後には狩猟にも挑戦
    そして狩猟の厳しい現実にも初回から直面する文哉。
    そうか、かかって欲しい害獣だけがかかるわけじゃないよなってことに自分も気づき、天然記念物がかかってしまったときの文哉の動揺がすごく伝わってきた
    それでも一つずつ進んでいく文哉はすごい
    次の回では凪子ともまたうまくいってほしいなぁ

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    2026年01月16日
  • 山に抱かれた家 迷い道

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    2026年一冊目。
    終わったものだと思っていた、はらだみずきさんの山に抱かれた家・海が見える家シリーズの続編。
    山で暮らし始めた文哉と凪子。
    サブタイトルにあるとおり、今回は苦しい展開が続く。
    文哉は順調に山で暮らしに適応していき、今回は猟にも取り組んでいく。
    一方で凪子はうまくいかず、今後どうなってしまうのか不安なまま終わってしまう…
    早く続編をお願いします笑

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    2026年01月08日
  • あの人が同窓会に来ない理由

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    タイトルから想像した内容とまったく違ったのは、私が同窓会に行かない方の人だからか。
    思ったよりサスペンス的な感じで楽しんだ。

    変わってしまったことも理由になるけど、変わってないことも行かない理由になるよね。
    いつか行こうと思う日が来るのかな。

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    2025年12月14日
  • 海が見える家

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    お父さんにも青春があったのです。子どもたちがそのことに気づけてよかった。僕もそろそろ会社を卒業して、青春したい!

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    2025年12月11日
  • されどめぐる季節のなかで

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    やがておとづれる季節の続編。
    庭が再生してカフェも素敵に育っていく様子がとても嬉しい。遠藤くんとも良い関係が発展していく様子が微笑ましい。
    何もしない畑、自然の持つ力を信じる農法が素晴らしい。

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    2025年11月30日
  • されどめぐる季節のなかで

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    「やがて訪れる春のために」の続編。知らずに手に取ったけど、読んでいてよかった。未読の方は要注意。
    前作同様にゆったりと季節が流れ、物語が進んでいく。
    ハルの認知症がぐっと進み、施設で起こるトラブルや真芽たちとの噛み合わない会話が切ない。
    畑の野菜の育て方、人との関わり方のそれぞれの試行錯誤がなんとなくリンクしているように感じられた。
    人間も植物も自然に任せて…が一番なのかなという気持ちになる本。

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    2025年11月28日