はらだみずきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小学6年生の主人公が、ジュニアサッカーチームでの最後の1年を
悩み迷い、どんなサッカーをしていくか、、を
チームメイトや監督と一緒に成長していくストーリー。
負け続きで、監督には叱咤され続けるチームで
どんなサッカーをやっていくのか、自分はどんなプレーをしたいのか、が
小学6年生と言う、思春期に入っていく年頃らしく、
自我や反抗がリアルに描かれているのではないかと思います。
主人公が所属している桜ヶ丘FCは、
選抜チームでも、特別強いチームでもなく、
地元に昔からあるスポーツ少年団のようなチーム。
ものすごい才能に恵まれた選手が一躍プレーヤーに!!
…と言うものとは少々異なりますが、
選手、教えてくれる監督や先生、支えてくれる父兄、は
私自身、小学生から続けていた剣道の道場を思い出します。
また、FCメンバーのストーリーだけではなく、
監督のサイドストーリーも入っているので、
サッカー小説というのではなく、
サッカーを通じた人たちの生き方の話でもある気がします。
小学生の選手本人達にとっては、
ただ「負け」を非難されているだけと感じていたとしても、
監督たちは、それなりに意味を持って接していることを、
彼らが大きくなった時に気がついてほしいな、と思います。
ちなみに、この「サッカーボーイズ」シリーズは
・サッカーボーイズ(本作品)
・サッカーボーイズ13歳
・サッカーボーイズ14歳
が出版されていて、
今年3月にはスピンオフ小説「スパイク買いに」も出ています。