はらだみずきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
真っすぐでがむしゃらな少年たちを描いたスポーツ青春小説、完結編!
はらださんやってくれますよー
完結編ということで、桜ヶ丘中サッカー部にあれこれと試練を与えてくれます
中学最後の大会となる夏の総体には草間監督は倒れ入院、遼介はケガで負傷し試合に出れない、星川はおばあちゃんの不幸があり試合を欠場、ここまで試練を与えるとさすがに勝てませんよ、はらださーん!
案の定、試合はPK戦の末敗れる…
そして、彼らの夏は終わり「引退」を迎える
しかーし、完結編というだけあってチャンスも与えてくれます
「青葉市ユース∪―15サッカー選手権大会敗者復活戦」という大会への参加資格があるんです
これが正真正銘の最後の大会となる
チームに残る者、受験を控えチームを去る者、チームを去るが復帰する者、いろいろな苦難を乗り越えもう一度チームを作り直し最後の大会に望む彼らの姿は輝かしい!
そして、最後の大会、最後の試合は・・・
試合に勝利することはもちろん大事だが、同じぐらい大切なこと、
それはサッカーを楽しむこと!
エンジョーーイ!
フットボール!
15歳の中学生の彼らには「引退」という言葉は早いかもしれないが、「引退」といえばあの人を思い出します
『中田英寿』
現役最後の試合となったW杯のブラジル戦
試合終了の笛が鳴りセンターサークルで仰向けに倒れ込んだあのシーン、今でも覚えています
29歳、まだまだ早すぎる引退だった
日本のサッカー界を引っ張っていく姿をもう少し見たかったです -
Posted by ブクログ
4部作の最終話。
最後の展開もよく、読んでよかったです。
都会で暮らしていた文哉は、疎遠だった父の死をきっかけに、海の見える父の別荘を相続する。
最初は単純に売却し手お金に代えてしまうつもりであったけれど、別荘で出会った地元の人たちとの交流から人生が変わっていく。
過去に読んだ本の中に、日本は貧しくなった、本当に貧しくなったけれど、社会資産(ことばが違ったかもしれません)、というお金には換えられないとても大きな資産がある、と説かれていました。
地元の人と会話するだけでその土地柄が見えてくる。助け合いだったり、思いやりだったり。
まさにこの本に描かれている人々の暮らしは、そういうものだろう。
今年になって、日本の税負担率が47.5%である、というこの数値が話題になった。
これに消費税、会社負担(年金、雇用保険、健康保険)など労使折半しているものが含まれているかどうかは定かではない。
しかし、10万円稼いで、そこで実際に使えるお金は5万円を明らかに切っている。
そして、10%か、これから15%、20%の消費税も払うわけだ。
一揆がおきるのは5:5になったとき。
超えましたよ。素直に怒りましょう。
田舎のくらしには、助け合いがある。
相互の物々交換がある。
家に野菜や魚が届く。
これには税金がかからない。
そう、政府が把握できない経済活動だ。
だからこそ、気持ちにもお金にも豊かに暮らせるのは田舎なのかもしれない。
マイナンバーカードを持つと2万ポイントもらえる。
契約するなら、すべての責任は自分になる。
契約した君たちの責任だ、というわけだ。
枠と同じ流れ、同じような割合の80%の国民が契約した。
契約書には、政府側の一方的な契約変更に承諾する旨の条項があることはご存じでしょうか。
銀行の取引履歴の参照を認めすべてのお金の流れを差し出し、顔写真までも提供。
街中には監視カメラあり、AIと連動している。
政府がしたいことはなんだろう。
2万ポイントと引き換えに差し出すものの代償は大きいかもしれません。 -
Posted by ブクログ
1986年、大学を卒業して、紙の業界の仕入部に就職した航樹。それは、希望した業界と違ったけど、現実と夢の間で奮闘することに。
バブル景気の頃の上向きな時代。自分のデスクでタバコを吸うことが許されたり、携帯電話がない時代。上司も今なら、コンプラに引っかかりそうな、理不尽な要求があったりと、今の環境からは想像もできないものがあったり。でも、登場人物で、この人は憎たらしいなと思う人がいても悪い人はいないんですよね。
新入社員どうしの絆、面倒だなと思う時もありますが、言いたいことを言える唯一対等な関係。今思うと、自分も最初の会社でもう少し頑張れたらと思う。
航樹の想い人の梨木さんは、良く分からない存在だと感じたのは、女心が分かっていないからだろうか。
今は出版社の経営も厳しく、電子書籍、ペーパーレス化など、紙にとっては厳しい時代ですが、暖か味でいったら、紙が一番だと思います。
コロナ禍の今、slackやメールなど、コミュニケーションの手段も変わりましたが、この時代の仕事への熱意を羨ましく感じました。