【感想・ネタバレ】スパイクを買いにのレビュー

あらすじ

41歳の岡村は、息子がサッカー部を辞めた理由を知るため、地元の草サッカーチームに参加する。思うように身体は動かないが、それぞれの事情を抱える仲間とボールを追ううち、岡村の中で何かが変わり始める……。

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Posted by ブクログ

何かを始めることに、遅いということはない。決断に時間がかかっても、その時がベスト。
そんな励ましをもらえるような一冊。サッカーボーイズと少しリンクしています。

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2021年06月18日

Posted by ブクログ

20150531

はらたみずき氏の代表作であるサッカーボーイズシリーズは、中三でサッカー部の長男が読んでいて、いつも面白いと言っていた。

そこで、はらだみずき氏の新しい文庫本だなぁと思って書店で手に取ってみたら、今度は41歳のサラリーマンが主人公で、その子どもが中三のサッカー部という、自分自身と同じような設定にすっかりはまってしまった。

ほとんどが作者の実体験に基づいた話のようで、経験してきた事も作者によく似ていて、情景や感情が手に取るように理解出来た。

しっかりと練られた展開はありきたりのものではなく、サラリーマンとしても、親としても大人が充分に楽しめる内容で、最後まで本当に面白かった。

年とか関係無く、サッカーかフットサルかでも初めてみようかと本気で思わせられた。日々の仕事は忙しいし帰りも遅いけど週末ぐらいなら出来るかな。

はらだみずき氏には、どんどん大人向けの作品も書いて欲しい。

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2015年05月31日

Posted by ブクログ

サッカーボーイズ全部読んでからこの本を読みました。変わらず爽やかで面白い。

おまえにはおまえのサッカーがある、もうここには来るなというセリフが印象的だったなぁ。

年齢重ねてもあーいう仲間がいて、サッカーができるのはうらやましい!

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2025年03月22日

Posted by ブクログ

小規模な出版社の編集者だった岡村は慣れない営業へ異動となり、少々ヘコタレ気味。長男陽平は中2にしてサッカー部を辞めてしまう。
ある休日、缶ビール片手に眺めていたサッカーの試合終了後に真田から誘われて草サッカーを始める。齢41、季節はゆっくりめぐり、人生もゆっくり好転して行く。劇的なことは何も無いけれど、一生懸命にやってれば良いことあるさって話し。人生いくつになっても何か始められるし、決して遅すぎることは無い。

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2021年12月04日

Posted by ブクログ

何かを始めるという事はきっかけなんでしょうね。
この場合はサッカーでなんですね。
ほのぼのした感じがします。

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2021年04月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

はらだみずきは「帰宅部ボーイズ」を読んで知っていた。とても好きになった。3年後、ガキがオイラの机にこの本を置いていった。ガキは高2でサッカーをやめた。普段は口もきかないのに、その時ばかりはオイラの部屋に伝えに来た。あいつと真剣に話をしたのはその時だけかも。やめた理由のホントのところは今でもわからない。そのうち、酒飲みながら話せる時があるのかな。いまはオイラがやるオヤジ同士のフットサルに顔を出している。ガキからメッセージなのかな。やっている者同士でしかわからないこと。嫁はそんなオイラたちにヤキモチ妬くから内緒だな。

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2017年03月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「いちばん大切なのは、信じられるかどうか」
「サッカーのチャンスは信じる者、ボールは強い気持ちを持った者に転がってくる。」って誰かが言っていたっけ。

サッカーから野球にシフトした少年が大きくなり、
子どもを育てるようになって、その子がサッカーをしていると、
改めて、サッカーの楽しさ、素晴らしさを実感している今日この頃。

この本には導かれるように手に取ることになりました。
作者の想いは、スポーツをする親の想いに似ている。
この本を読み終えて、そう感じました。
”生きている限り、活躍できるチャンスはある。”
思春期の子どもを持つ、サッカー初心者の父親。
大人の草サッカーを通じて、子どもの気持ちに近づいていく・・・。

子どもたちが思春期になるとこういう気持ちになり、
そして、一つのことに熱中する素晴らしさを
一緒に享受できることを教えてくれました。
また、子どもが小学校高学年になったら改めて読みたいと思います。

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2015年12月03日

Posted by ブクログ

サッカーをやめた息子と慣れ親しんだ職場を離れる父親。父親は息子のサッカーをやめた原因を探るためにコーチがやっているサッカーチームに入るってお話なんだけど、まさに青春小説ッて感じ。

動機付けが若干弱い気もするけどリアル感は感じる。なかなかか読後感さわやかな作品でした。

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2014年06月21日

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大好きなはらださんのシリーズ。感情描写、人物の魅力的な動き、ストーリー展開など、どれもぐいぐい引き込まれる。仕事に疲れたパパが、息子の辞めたサッカーに触れ、そこから日常や家族の関係に変化反応が起きていく様子がとてもリアルだし、読後に希望を持てる。

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2014年05月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

岡村
編集部から営業部へ異動。真田にサッカーに誘われて始める。

陽平
岡村の息子。中学三年生。小学一年生から地元の桜ヶ丘FCでサッカーを始めた。

田辺
営業部長。四十七歳。

相場
編集長。

真田達郎
桜ヶ丘FCのコーチ。

五十嵐
小学校時代に陽平とチームメイト。

斉藤
入社三年目の営業マン。

ケイさん

山崎

ミネ
峰岸。

関塚
営業部。七年目。主任。

水沼
営業部のパート。

蓮見忠義
サッカーチームの長老。

松浦
編集部。

小笠原

松本


岡村の娘。

西牧

マッチャン

須藤

望月
大型書店のフロアマネージャー。

ハツ
中村匠。焼き鳥屋『鳥匠』の若店主。

木暮
桜ヶ丘FCの元コーチ。

タクさん

保坂
編集部に中途入社。

松浦
編集部。




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2025年03月02日

Posted by ブクログ

読み初めはなんだかテンポが合わないなと感じたけど、中盤からは一気に読んだ。フレンドリーマッチの章がお気に入り。

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2022年02月01日

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