【感想・ネタバレ】太陽と月 ~ジュニアユース編~のレビュー

あらすじ

育成年代のリアルを描く、サッカー小説!

小柄で野性的な太陽は、Jリーグのジュニアユースへ入団する。Aチームへと順調に昇格するが、本来のポジションであるフォワードではなく、ミッドフィールダーとして試合で起用されることに苦しんでいた。一方、大型で知性的な月人は、街クラブへ入った。身長の伸びに身体感覚がついてこない状態に陥るも、祖父のサポートや、ラダートレーニングの成果もあり、成長にフィットした動きを手に入れる。試合でも活躍し、地区のトレセンに呼ばれるようになる。活躍を聞いた太陽は、月人の試合を見に行く。そのプレーに感化され、太陽の迷いは吹っ切れた。そして、二人は三年ぶりに対決する。
「サッカーボーイズ」シリーズに並ぶ、育成年代のリアルを描いた本格サッカー小説!

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Posted by ブクログ

Jリーグの下部組織と街クラブのジュニアユース、プロ入りへの近道か自身の成長か。続編を期待したいです。

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2025年02月15日

Posted by ブクログ

太陽と月 ~ジュニアユース編~

著者: はらだみずき

育成年代のリアルを鮮明に描く、サッカー小説の真骨頂!小柄で野性的な太陽はJリーグのジュニアユースへ入団し、順調にAチームへ昇格しますが、本来のフォワードではなくミッドフィールダーとして起用されることに苦しみます。一方、大型で知性的な月人は街クラブに入団。身長の伸びに身体感覚が追いつかず悩むものの、祖父のサポートやラダートレーニングで成長に適応した動きを手に入れます。地区のトレセンに呼ばれるほど活躍する月人の試合を観に行く太陽。そのプレーに感化され、太陽の迷いは晴れ、二人は三年ぶりに対決します。リアルな育成年代の悩みや成長を描いた本格サッカー小説です。

シリーズ第二弾となるジュニアユース編では、思春期の中学生特有の心の葛藤や悩みがリアルに描かれています。成長期に現れるオスグッドやクラムジーといった身体的な悩みがサッカー人生を左右することは、実際に私自身も体験しているので非常に共感できました。チーム選びや自己アピール、将来設計の重要性についても深く描かれており、サッカーをする子どもを持つ親にはぜひ知っておいてほしい内容が詰まっています。物語としての楽しさに加え、サッカー選手を目指すための有益な情報も得られる一冊です。

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2024年08月04日

Posted by ブクログ

サッカーボーイズに次ぐ、物語
サッカー続ける限りどこかで巡り合うし、ライバルがいることはとても幸せなこと
中学年代の葛藤もあり、リアルに書かれているのでおもしろい

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2023年07月17日

Posted by ブクログ

太陽と月人は別々のチームに所属していたが、セレクションを受けた時に2人は知り合う。セレクションはその時不合格であったがその後も別々のチームで努力し前よりも上手くなっていた。そんな2人がまたもやセレクションで再び会う。次のステップで同じチームでやるのか?同じ世代なのでまた、何処かで会うこともあるだろう。夢はJリーグ選手。厳しい道だが2人ならやっていけるかもしれない。続編はあるのだろうか?気になる。

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2025年02月23日

シリーズ作品レビュー

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