はらだみずきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
密かに探していた「DIVE!!」や「一瞬の風になれ」のようなスポーツ青春もののサッカー版。
個性豊かな登場人物たちが衝突しながらも切磋琢磨していく様がもう理想通り!
あっという間に読破してしまった。
作者がサッカー少年団の元コーチらしく、綿密な情景描写からサッカーシーンの絵が浮かび易かった。
爽やかでいてどこか切ない。
一年一年が宝物の時期だからこそ輝いて見えるのかな。
特にスポーツに打ち込んだ事のない自分からしたら眩しすぎてもう!
続きを予感させるエピローグから、本屋が閉まるギリギリの時間だったにも関わらず続編を買いに行ってしまった。 -
Posted by ブクログ
理想は、過酷な現実に。それでも人は山と生きる。
前作の希望に満ちたラストから一転、自給自足の「厳しさ」を真正面から描いた第6弾。獣の気配や過酷な気候など、都会生活では想像もつかない自然の猛威に翻弄され、文哉と凪子の関係までぎくしゃくする展開には胸が締め付けられました。
便利さに慣れた現代人には「無理だ」と思わせる厳しさがある一方で、それが本来の「生きる」姿なのかもしれないと考えさせられます。もがきながらも着実に成長していく文哉の姿には、やはり心打たれるものがありました。苦しみの先に少しだけ光が見える幕切れに、次巻への期待がさらに高まります。 -
Posted by ブクログ
最後まで読むとタイトルの真意はこうだったのかな?と、思わず読んでいる時に「そういうこと?!」と小声で発してしまったのが個人的ハイライト
花に限らず、草花の種類がたくさん出てきます。
知っている花でも種類によっては全く想像出来ないものもあったし、調べると「へー」といった具合で、ちょっぴり詳しくなれた気分に。それが、主人公と心なしかリンクしているようで良かったです。
認知症患者との向き合い方について、考えさせられるものがあります。当人も相手側も、許容範囲があり、時に犠牲を払わざるをえない場面もあるのだと思います。
ページ数は約300。比較的読みやすい印象でした。