はらだみずきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
密かに探していた「DIVE!!」や「一瞬の風になれ」のようなスポーツ青春もののサッカー版。
個性豊かな登場人物たちが衝突しながらも切磋琢磨していく様がもう理想通り!
あっという間に読破してしまった。
作者がサッカー少年団の元コーチらしく、綿密な情景描写からサッカーシーンの絵が浮かび易かった。
爽やかでいてどこか切ない。
一年一年が宝物の時期だからこそ輝いて見えるのかな。
特にスポーツに打ち込んだ事のない自分からしたら眩しすぎてもう!
続きを予感させるエピローグから、本屋が閉まるギリギリの時間だったにも関わらず続編を買いに行ってしまった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルと表紙の雰囲気に惹かれて読んでみたが、ゆったりとした空気や風を感じて心地よかった。あのようなほったらかしのような野菜の育て方あるんだなと感心した。その農法で作ったサトイモを食べたハルさんの反応が良かった。今の野菜は味がないなと感じる時かある。特に、安い値段で買ったキュウリとトマト。昔のトマトは味が濃厚だった!
「自分の目でよく見ることって、とても大切なんだよね!何かを見てすぐに反応するんじゃなくて、よく観察してみること。ぱっと見て、すぐに行動に移してしまうと、見えるものも見えなくなってしまうから」という真芽の言葉が心に残った!自分の目で観察し、考え、試してみること。改めて日々実践した -
Posted by ブクログ
理想は、過酷な現実に。それでも人は山と生きる。
前作の希望に満ちたラストから一転、自給自足の「厳しさ」を真正面から描いた第6弾。獣の気配や過酷な気候など、都会生活では想像もつかない自然の猛威に翻弄され、文哉と凪子の関係までぎくしゃくする展開には胸が締め付けられました。
便利さに慣れた現代人には「無理だ」と思わせる厳しさがある一方で、それが本来の「生きる」姿なのかもしれないと考えさせられます。もがきながらも着実に成長していく文哉の姿には、やはり心打たれるものがありました。苦しみの先に少しだけ光が見える幕切れに、次巻への期待がさらに高まります。