はらだみずきのレビュー一覧

  • 海が見える家 旅立ち

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    「些細なことでこんなにも喜べることに心を惹かれた。ささやかなことに心を動かせるならば、それは多くのことに幸せを感じる機会にもなり得る」
    嘘がない登場人物が多く出てくることに心を洗われる。
    対して難問の数々。


    だけど、文哉くんの自分の気持ちを信じて突き進むところ、感覚を大切にするところ、優しいところが全開だな、と思いました。
    途中も何度も「どうなるかと思った!」とハラハラしましたが、全てに納得がいってとても良かった。
    まだまだこれからが気になります。
    イトさんの笑う顔を無垢な少女のようと思える文哉くんがとても素敵です。

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    2026年04月07日
  • 海が見える家 逆風

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    自然と共に暮らす中で、逆境に直面した時人はどう振る舞うのか。
    食べることと生きること、頭でその密接な関係は分かっていても、環境によってそれは薄い感覚になる。
    強く生きるってすごいことだな、と思います。
    そして、心から、強く生きることは自分の小ささを知ることなのだな、と思います。
    「えぇー」と言うところで終わった…。

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    2026年04月02日
  • 海が見える家 それから

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    文哉が寺島からビジネスの知恵を教えて貰ったり、懇親会で島に暮らす人、別荘に暮らす人達との交流で新たなな人との繋がりが増えていく様子が描かれており、読んでいて凄く面白かったです。

    姉の予想外過ぎる行動に振り回される文哉ですが、芯を貫き通す様子が勇ましいと思いました。

    下記は個人的に一番考えさせられる一文です。
    引用 284P

    物事は、見る立場が変われば、見え方はまったくちがってくる。そのことをシンプルに表現している。おそらく芳雄にとってこの景色は、額縁に飾りたくなるほど美したのだ。芳雄だから見いだせた、最も思い出深い瞬間だったのだ。

    美しいとされる場所を検索して訪れるのではなく、自分自身

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    2026年03月30日
  • されどめぐる季節のなかで

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    読んでいてじんわりと心が温かくなる一冊

    忙しなくすぎる日々にちょっと一息つきたいとき、この本の世界に入り込んで、ゆったりした時の流れに心地よさを感じられるはず。

    なんでもスマホ1つで完結してしまう今、すごく便利になったけれど、便利さや早さ、効率さばかりを追い求めて、生産者も消費者も生活している。
    それは本書において、主人公が取り組む自然農法や自給自足と、農薬を使った慣行農業の対比からも読み取れる。

    人間にとっての本当の豊かさとは?
    を問いかける一冊。

    特に最後のページには、作者のメッセージが主人公の視点を通して描かれていた。

    続編に期待。

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    2026年03月22日
  • 海が見える家 それから

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    ネタバレ

    とてもワクワクしてときめきました。自然農を本格的に始めた私にとって、主人公の生活、アドバイスしてくれるプロや相談に乗ってくれる人達が側にいることは本当に羨ましいです。
    とても良い一冊だったのでこれからどうなってしまうのだろう。しあわせに充実した毎日を送っていて欲しいです。

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    2026年03月21日
  • 海が見える家

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    『されどめぐる季節のなかで』を昨年ジャケ買いしてからはらだみずきの別作品を読んでみようと思い本書を読みました!

    父が亡くなって主人公文哉が父が生前何をしてたかを辿っていくうちに父の生業、人脈が読み進めていくと、だんだん見えてくる話でした。

    父が残してくれた生業、人脈が文哉の人生を大きく変える出来事になったと思います。

    続編の『それから』も読みます。とても楽しみです!

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    2026年03月06日
  • 山に抱かれた家 迷い道

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    ネタバレ

    山暮らしを始めた文哉と凪子。

    空き家だった家と土地はやらなければならないことが沢山ある。
    凪子は危険の多い山で自由に歩き回ることもできず一人山を去ることに…。

    文哉は着々と設備?を整え次々と目標を決めていく。
    なんともたくましい。
    それを支える周りの人たちが優しい。
    そういうふれあいがこのお話しの魅力の一つかも。

    凪子はもう戻らないのか…。
    とても気になるところだけれどもまた次の巻が出るのを楽しみに待つことにします。

    (Word)
    世界を変えるのは、そんなにむずかしいことじゃない。だって僕にとっての世界は、自分の世界に過ぎないのだから。自分さえ変われば、たちまちそのせかいも変わる。

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    2026年02月24日
  • やがて訪れる春のために(新潮文庫)

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    お花や物の描写が繊細に表現されているところに持ってかれました。例えば無数のお花の名前が出てくるところや色や季節の表現など普段あまり聞くことがないような表現が魅力的でした。
    読んだ後、この本の題名の意図が伝わってきました。今の私にできることをやっていくしかない、挫折をしながら環境に閉ざされる時もありながらも、下を向くばかりではない主人公のまめ子ちゃんに出会うことができて嬉しく思います。

    そして認知症という世の中の人々が頭を抱えるテーマ、その人の背景や支える人々、医療人、関わりがあるからこそ暮らせていること、そう思うと今過ごしている環境で周りの人たちに支えられているんだよなと改めて思うと同時に感

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    2026年02月19日
  • されどめぐる季節のなかで

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    “めぐる季節のなかで、草木らと同じように日々を生きるしかない
    スープのアクを丹念に掬いとるように
    ささやかであれ、自分にとっての花を咲かせるために
    人生の種まきを続けながらーー”

    という文章が心に残りましたし、私もそういう風に生きたいと思いました。やがて訪れる私の春のために。

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    2026年02月18日
  • 山に抱かれた家 迷い道

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     山は遠くから眺めていれば美しい。
     しかし、ひとたび足を踏み入れれば、目に入れたくない現実が否応なしに突きつけられる。自然本来の姿がむき出しになる。
     文哉はそのことを強く思い知った。
     ここまでは、p316からの引用です。
     文哉の覚悟がひしひしと伝わってくるフレーズです。梅の剪定、イノシシの侵入を防ぐ柵づくり、網戸や風呂をつくる・・・山に抱かれた家で直面する様々な課題を一歩ずつ乗り越えていく姿に心の中で応援しながら読み進めていました。
     凪子とのこれからが、どうなっていくのかも心配・・・
     続編が待ち遠しくなります。

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    2026年02月07日
  • 山に抱かれた家 迷い道

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    自分さえ変われば、たちまちその世界も変わる。
    その言葉が突き刺さりました。読んでよかったと思えた瞬間でした。
    自分を大切にできていれば、間違っても大丈夫。やり直せる。そんなふうに思えました。

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    2026年01月25日
  • 海が見える家 逆風

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    逆風に遭った時どう進むべきか、が描かれていると思いました。生きるために自分のために取り組むことが、周りの人も幸せにしていけるような道を探るところに好感が持てます。

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    2026年01月24日
  • 海が見える家 それから

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    読んでいてワクワクしてきます。自然の中で人の助けを借りながら生きていくということについて考えさせられました。若者に対する温かな視線が素敵です。

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    2026年01月24日
  • 海が見える家

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    続編があるので最終の結論は分かっていたけど、とても納得。
    自然の恩恵と恐ろしさを怖がりすぎることなくきちんと捉えて生きていきたい、と思わせてもらえる。
    うちも海も近いしサーフィンやってみたいな。続編も楽しみ。

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    2026年01月07日
  • されどめぐる季節のなかで

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    まめこちゃんと、遠藤くんのかわいいラブストーリー。滝羽麻子さんの「京都」シリーズのかわいさに似て、大好きな感じのお話。

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    2026年01月04日
  • されどめぐる季節のなかで

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    ネタバレ

    続編もとても良かった!あたたかくて可愛い二人。
    読んでいるだけで前を向けるような。
    いろいろなことが起こるけど、きっと二人ならうまくやれるだろうな、と思わせてくれる。

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    2025年12月20日
  • やがて訪れる春のために(新潮文庫)

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    はらだみずきさんの本は、いつも読み終わった後に心地よい気持ちにさせてくれる。
    そして、逆境に立ち向かう主人公から勇気や希望をもらい、人生苦しいこともあるけど、頑張っていれば、生きてさえいれば、人との繋がりを大切にしていれば、いつかいいことが起こるんだと、だから「自分も頑張ろう」
    そんな気持ちを奮い起こさせてくれる気がする。

    主人公のハルも人間不信や祖母の入院、家族からの反対など苦しみながらも、「ハルをもう一度この家に」という希望を実現させた。
    ハルにとって真芽にとってのやがておとずれる春が素晴らしい春であってほしいと願いたい。

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    2025年12月19日
  • されどめぐる季節のなかで

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    「やがて訪れる春のために」の続編です。

    祖母の庭を譲り受けてオープンガーデン&カフェを営むようになった主人公の真芽。
    でも、なかなか集客数が伸びません。
    そこで、自分の店だけのものを見つけようと考えます。自分たちで育てて収穫したものを調理して店に出す。と言うことを始めます。
    畑の作り方は読んでいて勉強になりました。また、将来、畑を管理するようになった時の参考になりそうです。いいですよ~。草取りを頑張らなくて良いのは。そして、少し先の将来に自分たちが食べる分だけの野菜たちを物語の中のやり方で育ててみたいな〜と思いました。
    そんな自然豊かな情景がたっぷり浮かぶ今作も前作同様に癒され穏やかな気持ち

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    2025年10月27日
  • 山に抱かれた家 迷い道

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    初読みの作家さんなのにこんなにも響いたのは、たぶん登山を趣味としているからだろう。作中に出て来る花や植物、山容は馴染み深くて想像できた。読み終えて、本書は続編で前に『山に抱かれた家』があるのを知り、登場人物が分かりにくかったのもそいう言う事だったからと得心がいった。
    文哉が縁もゆかりもない土地、限界集落の旧い家屋に住み、休耕地だった畑に手を入れ、模索する日々は尊い。若い頃から農薬に疑問を感じ無農薬野菜を中心に食べて来たので、共感できる部分が多かった。私の場合は自ら畑を耕さずに購入して食べるだけだから、文哉の熱意と行動力には感服するしかない。封建的な集落でクラフト作家の凪子との共同生活に踏み切る

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    2025年10月09日
  • されどめぐる季節のなかで

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    個人的に表紙のあたたかいイラストに惹かれたのと家庭菜園が興味があったので手にとってみました。


    主人公の同級生
    遠藤くんの家が生花店を営んでいる事もあり植物関係の哲学的な発言や豆知識を真芽に一生懸命話している所がとても印象的に残っています。

    とても読みやすくかったです。

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    2025年09月26日