濱野京子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小学生の5年生頃からぜひ子供に読んで欲しい1冊!
何気なく手に取った可愛いイラストの本。
あるある...って自分の小学生時代を思い出してサラッと読んじゃった。
200ページ程だけど、活字が苦手な子供にも読んで欲しいなぁ。
自分の夢をばかにされたり、からかわれたり、家族の事、友達の事、自分自身の事。
悩みはつきない思春期。
読んでいてやっぱみんなそうだよね、って思った。
同じ事はなくても、似たことは絶対経験する。
この1冊が誰かの支えになるかもしれないな。
差別の話もチラッとある。外国人問題ね。
私も子供の頃は外国人のクラスメイトや、ALTの先生と分け隔てなく普通に楽しく交流してた。
でも、大人になって外国人の日本での犯罪や、日々の生活での態度や行いを近くで見てきて大嫌いになってしまった。
この本を読んでいて「私もこんなんじゃなかったのになー。。」と少しさみしく思った。
何も教育せず、ただの労働力として国に入れた結果今の日本になってると思う。
きちんと、国が外国人と日本人を交流させて日本の文化を理解できるように根気よく面倒をみるべき。
それには数が多すぎると追いつかない。日本の為に力を貸してもらいたいなら、もっと丁寧に日本で働く外国人と向き合わないと行けないと思った。
その初めの対応が崩れてるから、市民の生活に支障が出てしまって外国人差別につながっちゃうなと。
でも、ルールを守らないからと話も交流もせずに外国人だから、って嫌ってしまう自分を少し反省した。
あと、バレンタインの展開はさすがにリアルではありえないから、突然リアル感なさすぎな雑な展開で笑ったw
あいつからの最後の言葉も。
小学生の男の子ってこんなことできる子いない。
大人の男性でもなかなかできないと思う。
もう少し男の子のリアルに近づけた解決方法だと丁寧で良かったなって思った。
そこだけ残念だけど、小学生独特の女の子の色んな悩みに前向きになれる素敵な1冊でした♪(*^^*) -
Posted by ブクログ
ネタバレ数年前から気になってたシリーズの1作目。
近年の入試問題頻出作家さん勢揃いの作品で読んでみたかった。メンバー勢揃いなのは珍しい。
登場人物は、小学5年生たち。
>本の数だけ、人の数だけ、遡った物語があると、わかっていただけたことと思います。
そして図書室には、あなたにぴったりな本が、必ずあるのです。
途方もないほどたくさんの本の中から、そんな本を見つけ出す……。
それは、宝探しのようなものかもしれません。その宝物を探し当てたとき、あなたの人生はきらきらと輝き、ほんの少し、あるいは、とても、豊かになることでしょう。
ほら、あなたも図書室で、宝物を探してみませんか?
このステキな言葉を胸に、運命の本を日々探していこうと思います。 -
Posted by ブクログ
人に触るのが苦手だった春哉が、柔道整復師として整骨院で働くことになる。
新人の春哉が、なのはな整骨院のお花係の小六のひかりちゃんが連れてくる小学生を診ることで、怪我以外の悩みを知ることになる。
手を通して感じるもの、見えてくるものがあるんだなと思う。
身体の具合が悪いのは内面からくるものもあるのに気づく。
野球肘だけではない精神的な苦痛もあった凌太くんや母子家庭でネグレクトかに思われた星良ちゃんや祖父の付き添いで来ていた颯佑くんのやりたいことや美桜ちゃんの我慢の理由など、みんな子どもらしくないと感じるくらいにいろんな我慢をしている。
たくさんの人と触れ合うことで新人の春哉も成長していく姿を見ることができた。
子どもを守ることは大人の責任だけど、子どもの力を信じることも大事だとまなびましたと話す美桜ちゃんのおばあちゃんの言葉に同感。
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Posted by ブクログ
児童文学作家5名によるリレー小説シリーズ。
短編集なのでサクサク読めた。作家さんそれぞれによるお話の個性があって、書き手が異なるとこうもお話の持って行き方が変わるのかと興味深い。ただ、前のお話で登場していた人物や事象が次のお話で出てくるので、全体的にお話がうまくつながっていて、同じ世界観を共有しているのがわかる。
どのお話も共通しているのは、主人公たちが猫に導かれてブックカフェに辿り着くこと。そこでは、お客さんその人にあった美味しいお菓子と飲み物が出され、飲み物を飲み終わるまで蔵にある本を読むことができる。
一番好みだったのは断トツで『呪いの行く末』。『バッドエンドのむこうに』も面白かった。 -
Posted by ブクログ
児童書に関する本はだいすきで、
短編集でしかも図書室!ということで手に取ってみた。
色々な作者さんのお話が入っていて、
でも茜色の貼り紙や髪の長い女の人は統一されていて。
次はどんな展開になるのかな?とワクワクしながら読んだ。
好きだったのは、
妖怪食堂は大繁盛/廣嶋玲子
やり残しは本の中で/まはら三桃 かな。
妖怪食堂の親方の親方っぷりが好きだった。
やり残しは本の中での、樹のスポーツバカのような
まっすぐな生き方も素敵だったし、
憎悪に駆られた王様の話はよくあるよなぁ〜と頷きながら読んだ。
他の話も読んでみたくなった!
最後の対談で、著者の方々が読んだ本も載っていたり、
物語を友達と交代で書いて完結させた話を聞くことができて
すごくおもしろいな、と感じた。
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Posted by ブクログ
文芸部に所属しているも、創作活動には参加しない、「物語を書くことはできない」という主人公。
廃部の危機にあった文芸部の部員確保のため、友人に誘われて入部した彼女は、毎年発行する部誌にもエッセイもどきを提出してお茶を濁し、創作活動に邁進する部員たちに引け目を感じながらも、それなりに楽しく部活を過ごしていました。
あらたに熱意溢れる新入生が入部したことで、自分の立ち位置やあり方を否応なしに考えさせられるようになった主人公と、彼女をそれとなく支える「妹の元カレ」との関係性はまさに「青春」そのものであるように思います。
手に汗を握るような展開があるわけでもありませんが、高校生のリアルな感情や、「創作活動」を通して自己表現する彼らの姿は読んでいてすがすがしい気持ちになりました。 -
Posted by ブクログ
▼小学生だったか中学生だったか、という女子がいて、大まか幸せな家族が大家族で。
そこに加えて親の友人(だったかな)の父娘が居候で参加して。
この居候の娘が同年代で。そして自分よりも良い子ちゃんで。周りの大人にもちやほやされて。ああ腹が立つ、劣等感。そこからちょっと意地悪を…。
▼なんだけど、やがて紐解く相手の事情。いろいろ困って貧しくて、相手も色々悩んでて。だから大人も気を使い…。ってなことがわかってきて、気まずいけれども勇気をだして、悩んだ末の仲直り…。
▼…というだけの話なのですが、そしてもちろん、子供向けの本なんですが。ところが正直、すごく面白く読んだし、なんというか…上から目線な言い方で大変に恐縮なんですが「良く書けているなあ」と思いました。
近くにパン屋があって、そこがくりぃむパンがいちばん人気で、とにかくひたすら美味しくて、いつも売り切れ必須です…という小道具が上手く活かされています。食べたくなります。
▼濱野京子さんって、上手いなあと思います。