濱野京子のレビュー一覧

  • レガッタ! 水をつかむ

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    ネタバレ

    青春部活もののYAはよくあるが、ボート部というのが珍しくて読んだ。
    ボートを漕ぐにしても色んな役割があるのが未経験者としておもしろく、マネージャーに転向せざるを得ない子や部を辞めてしまう子の事情や心の動きもきちんと描写されているのがよかった。
    ただし恋愛要素が途中半端なのが気にかかるので、続編を期待してみたい。

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    2012年11月05日
  • 木工少女

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    こういうタイトルに惹かれる。「鉄のしぶきがはねる」とか、あと気になっているのが「園芸少年」。なんでかなあ。
    読み始めたとき、小説とはいえ主人公の言葉遣いが気に入らなかったが、だんだん作者のメッセージが伝わってきて、読後感は爽やかだった。ラストがもうちょっと、先まで(卒業式のようすとか、見楽が東京に発つときまで)描いて欲しかった。

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    2012年10月05日
  • レガッタ! 水をつかむ

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    女子校ボート部。熱いです!
    挿絵はかわいいけど、やってることはパワフルです。熱血一直線です。
    挫折、仲間の励まし、友情、ちょっぴり恋?があって―いいですねぇ。
    読んでる自分も熱くなります。
    競技のボートもかっこいいけど、個人的には、公園のボートを漕ぐシーンが好きです。
    有里、キラキラしてます。
    水をつかんで、つかんで、風をきる。
    この熱さがすごく気持ちいいです。

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    2012年08月15日
  • 木工少女

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    表紙からイメージされる印象を裏切らない、あたたかくやわらかな物語だった。父親の仕事の都合で、1年という期限つきで、東京から周りにコンビニひとつなく、あるのは山と森と空だという、ど田舎に引っ越してきた美楽。1年限定ということで、学校でも特にクラスに馴染もうともせず、友達も作ろうとしない美楽だったが、家具職人のゲンさんと、木工との出会いによって、変化が訪れる。親でもなく、先生でもない、1対1で自分に向き合い、影響を与えてくれる大人との出会いが素晴らしいと思った。

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    2012年07月10日
  • 木工少女

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    デンさんが素敵だなー
    ミラクのキャラもいい。山田もいい。

    そして林業について興味を持ちました。

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    2012年06月14日
  • 木工少女

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    古本屋でタイトルに惹かれて買った一冊。
    物語全体の時が淡々と流れていて、その流れが静かでゆったりしてるんだけど、どこか強さがある印象だった。

    木工を通して少しずつ変化していく主人公の女の子。
    本人が変わっていくことで、周りとの関わりも変わっていった。
    そう、変わっていったのが主人公だけだった。……ように感じた。
    でも周りの登場人物は変わらない。
    そのギャップが、より、主人公の変化を強くしているのだろうか。

    久しぶりに良い本読んだなぁ、と思いました。
    ……児童書だけど。

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    2012年03月18日
  • フュージョン

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    親に感じた苛立ちを吹き払うように自転車を走らせていた朋花は、公園で縄跳びをしている3人の同級生に出会う。2本の縄を操り軽やかに跳ぶダブルダッチ。朋花にとって初めて出会った「夢中になれるもの」だった。共通点のなさそうな4人がダブルダッチを通して少しずつ深く結びついていく。空の下、2本の縄の中で風を感じて跳びながら…。

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    2013年07月27日
  • レッドシャイン

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    青春!という感じ。
    登場人物がいっぱいいるから余計そう感じるんだろうか。
    もう少し家族内の出来事なんかも書いてくれたらもっと深みが出たかなあ。

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    2011年11月24日
  • 木工少女

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    小6女子でこんな子って、ちょっと好きかも。
    登場人物がたくさんいるので、その後の彼らを想像すると楽しい。
    美楽の高校生活編が読みたい。

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    2012年06月14日
  • 木工少女

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    女の子なのに、なにそのくちのききかたは!?
    って言われそうなかんじの主人公、ミラク。笑

    父親がなかなかいい味だしてるなぁー

    何かに夢中になれるように、なる瞬間って一瞬なんだよねー。それが、何かはそれぞれだけど、もちろん。

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    2011年09月09日
  • 木工少女

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    都会の少女が山奥の町に期間限定で転校する。林業が盛んな地域で木工にはまった美楽の、山での生活を綴る。

    木のぬくもりというけれど、じわっとあたたかい気持ちになれる良書。ベンチの寄贈のシーンでうるっときた。

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    2011年08月03日
  • 木工少女

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    お父さんの単身赴任で、コンビニもないど田舎に転向してきたミラク(美楽、と書く)。こんなところがもうたまらなく嫌だったミラクだが、山の中で木工細工を作っているデンさんと出会い、木工を始めてみると、不思議とその面白さにひかれていく。

    「こんな小学6年生の女の子のいるか?」と言うくらいミラクが変に大人ぶってて口調もおかしくて、最初はなかなか違和感が抜けなかったんですが、読んでくとその性格でもって周りを洞察する様子がなかなか面白く、またそんな大人っぽさの合間に6年生女子らしさがたまに垣間見得えて、性格とのギャップでよりこの年頃っぽい悩ましさも伝わってくるように思います。そして最後の卒業式のくだりまで

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    2011年06月28日
  • 木工少女

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    父の仕事で東京から田舎に一年間だけ住むことになった小学生の美楽。
    最初は1年経てば東京に戻るから、友達なんていらないと、教室でみんなと距離を置いていた。
    でも、木工の工房の明野さんに出会い木工を教わるうちに、美楽の態度が変わってきた…。
    そして、クラスメイトとの関係にも変化が。

    美楽が木工を始めてから、徐々に変わっていく様子が微笑ましい。
    都会育ちと田舎育ちの違い、でもその中で自分らしく生きていくために、もがいているんだな。

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    2011年06月09日
  • フュージョン

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    躍動感あふれる爽やかな物語だった。ダブルダッチ、実際に見てみたい。思春期の不安定な心の機微や、不器用さもうまく描かれてたな。濱野京子さん、小学校高学年の女の子にどうかな〜と読み始めたのだけど、この作品はちょっと早いかな。このあたりの作家さんは小学生向けにはやはり一冊一冊ちゃんとあたって選んでいかないと、だな。でもいい本だった。

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    2011年05月31日
  • 木工少女

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    …デンさん、一体いくつくらいなのよ!
    三十半ばくらいかな。
    せやったら美楽が惚れるのも頷ける(妄想)。

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    2011年05月25日
  • フュージョン

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    予備知識なしで、何気なく借りた本。
    でも、一気に読んでしまった。おもしろい。
    思春期特有の、この感覚。
    懐かしくもあり、愛おしくもあり。
    女の子同士の友情もいい。
    自分自身が、こういう友だち関係を気付いてきたので、分かるなぁ。
    チビたちが中学生ぐらいになったら読んでほしい。
    跳べ!

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    2011年01月27日
  • フュージョン

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    主人公の朋花(ともか)は中学2年生。
    家にいたくなくて、苛立つ心にまかせて自転車を暴走させていた夏休み、
    朋花は「ヤツら」と「ダブルダッチ」と出会う。
    何かと悪い噂の多い問題児玲奈と、学年一の完璧な優等生美咲。
    この二人が一緒にいるだけでもあり得ないのに、
    二人は縄を2本使う複雑な縄跳びをしていた。
    朋花は次第にダブルダッチに夢中になり、
    玲奈、美咲、玖美と、少しずつ距離感を縮めていく。

    ダッチと仲間を通じて、少女たちは、
    知らなかった自分に気づき、
    見ようとしなかったものに向き合い、
    力をたくわえ、成長し、新しい世界を開く。

    評判に違わず、さわやかな上質のYAに仕上がっていて、
    とっても

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    2009年10月13日
  • レッドシャイン

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    ソーラーカー・レースにうっかり巻き込まれた高専生男子。器用でなんでもこなせるのが悩みの種で、将来への夢もみつからない…そんな彼が、超個性的な仲間と付き合ううちに、自分の中の可能性に気付き始める。淡い恋もありの好編。濱野京子にしてはストレートであっさりめの物語かな。
    若いっていいな、って感じです。

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    2009年10月04日
  • フュージョン

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    主人公は優等生二人と不良一人にあと一人。
    一見不釣り合いな、この四人が一緒にダブルダッチ(縄跳び)のチームを組む。

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    2009年10月04日
  • くらくらのブックカフェ

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    猫にいざなわれ、たどり着ける蔵カフェ(*^^*)ステキなマスターと美味しい飲み物とスイーツ(*´﹃`*)自分にぴったりの本を読める!(゚∀゚)このカフェは絶対行きたい!(๑•̀ㅂ•́)و✧しかしこの本に登場する小学生の皆さんは必ずしもスッキリ、ハッピー♪というわけではないのが嫌かも?(-_-;)

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    2025年06月10日