荒木飛呂彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今、読み終えた直後。
結局、話は一歩も進展はしない感じ。
冒頭と終わりで事態は何も動かない。
次回予告で決着とあるが、それが本当かどうかも分からない。
なにせ、ジャンプコミックであるのだから、行き当たりばったりは当たり前、基本自転車操業で、その時々でいかようにも展開は変化する。
決められた道を歩くことはない。
それを我々は昭和の頃に始まったジョジョを少年期に体験して知っている。
あの頃はまさかここまで続くシリーズとは思っていなかった。
当時はこち亀とゴルゴ以外の長期連載など西岸良平ぐらいしかなかった。
その時代と今は違う。
ONE PIECEもNARUTOもBLEACHもしっかりと伏線回収するのが当たり前であり、後付けもそうとは見せない工夫で誤魔化す努力をしている。
しかしそれが却って世界観のスケールをショボくしているともいえる。
男一匹ガキ大将から連綿と続く、後先考えない大風呂敷マンガ。
それは今やジョジョだけかもしれない。
そんな気持ちで読んでいる。
小さな辻褄合わせなど気にするな。
面白く話が転がればそれで良いんだ。
ツゥ訳で、今のところは話が面白くローリングストーンしているので、次巻もまだ買うつもり。
私はもはや連載作品は惰性では読まない。
だから、つまらなくなって久しい「はじめの一歩」はもう追っていないし、今後単行本を買うこともない。
読者はシビアで良い。
なにしろ時間は有限であるのだから、無駄な読書で人生を浪費するのは損失やんけじゃん? -
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今、読み終えた直後。
結局、話は一歩も進展はしない感じ。
冒頭と終わりで事態は何も動かない。
次回予告で決着とあるが、それが本当かどうかも分からない。
なにせ、ジャンプコミックであるのだから、行き当たりばったりは当たり前、基本自転車操業で、その時々でいかようにも展開は変化する。
決められた道を歩くことはない。
それを我々は昭和の頃に始まったジョジョを少年期に体験して知っている。
あの頃はまさかここまで続くシリーズとは思っていなかった。
当時はこち亀とゴルゴ以外の長期連載など西岸良平ぐらいしかなかった。
その時代と今は違う。
ONE PIECEもNARUTOもBLEACHもしっかりと伏線回収するのが当たり前であり、後付けもそうとは見せない工夫で誤魔化す努力をしている。
しかしそれが却って世界観のスケールをショボくしているともいえる。
男一匹ガキ大将から連綿と続く、後先考えない大風呂敷マンガ。
それは今やジョジョだけかもしれない。
そんな気持ちで読んでいる。
小さな辻褄合わせなど気にするな。
面白く話が転がればそれで良いんだ。
ツゥ訳で、今のところは話が面白くローリングストーンしているので、次巻もまだ買うつもり。
私はもはや連載作品は惰性では読まない。
だから、つまらなくなって久しい「はじめの一歩」はもう追っていないし、今後単行本を買うこともない。
読者はシビアで良い。
なにしろ時間は有限であるのだから、無駄な読書で人生を浪費するのは損失やんけじゃん? -
Posted by ブクログ
ネタバレ「漫画術」と銘打たれているが、そこで語られている手法は漫画制作にとどまらず、著書の執筆全般にも応用できるものだと感じた。
また、悪役の作り方に限らず、主人公やそれを支える仲間、家族といった多様なキャラクターへと発展させられる考え方が示されている点が非常に印象的である。
読み始める前は、想像上の荒木飛呂彦はどちらかといえば温厚で優しい人物像を思い描いていた。
しかし実際に本書を読み進めると、その印象は大きく変わり、非常に人間味があり、岸部露伴を思わせるような強烈なこだわりを持つ人物であることが伝わってくる。
一方で、その強いこだわりの中にも柔軟性が垣間見えるのが、第7部におけるヴァレンタイン大統領の容姿の変化は、その象徴的な例だろう。
読者ウケを意識して安易に自身の信念を曲げるのではなく、あくまで緻密に組み立てたキャラクターたちを、物語として成立させるために最適な形へと調整していく姿勢が面白かった。
思考実験にも似たプロセスでキャラクターと物語を構築していくことで、作品全体の整合性が高まり、読者に違和感を抱かせないストーリーが生まれるのだと理解することができた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレどんな話なのか全く知らずに読んだ。
ジョジョ好きには面白いが、やはり文章だけではバトルシーンやスタンドのビジョンがイメージできなかった。
時代は2部と3部の間、まだ「スタンド」という名前で呼ばれる前のスタンド使いの話。
他作品の登場キャラクターとしては、唯一リサリサが登場する。もちろん波紋使いだが、最後の最後、90歳を超える老婆として再登場した時は、スタンド「ザハウスオブアース」の使い手として登場する。
そして前半は仲間だったのに最後は敵として対峙するオクタビオとホアキン。悲しい2人。ホアキンのスタンドから生まれる化物はビジュアルが凄そうなのでやはり荒木先生の漫画で見たかった。
ホアキンはオクタビオの能力から生まれたスタンドだったという事実はなんとも悲しい。でも「フォスターズホーム」の「イマジナリーフレンド」と同じだとも思った。
やはりジョジョは漫画が良い。 -
Posted by ブクログ
2025/11/08〜2025/11/08
『荒木飛呂彦の漫画術』の続編。
漫画家や漫画家をめざす人に向けて書かれた本であることが明言されているが、荒木飛呂彦作品のファンが読んでも楽しめるようになっている。
前作でも言及されていたし、荒木飛呂彦展でも公開されていたし、インタビューなどでも折に触れて紹介されてきたのでファンにはお馴染みの身上書。
一人一人別個にに身上書を書き上げていくのではなく、複数のキャラクターを同時に作り上げていく荒木先生の手法は以前も紹介されていたが、対極となる主人公とライバルの身上書は一緒に書き上げるべきだと言うことがよく理解できた。
“石”仮面、エイジャの赤“石”、“石”の矢、“岩”人間……と、シリーズを通して石が重大な要素となっているという点は目から鱗が落ちる思いだった。 -
Posted by ブクログ
なんやかんやでこのシリーズを読むのは三作目。今回の作品を執筆する作者さんたちはもはやお馴染み、といった感じで、安心して読む事ができた。
今作でいちばん面白かったのは「シンメトリー・ルーム」という作品。
とある大学の一室で学長が不審死を遂げる。その事故現場となった部屋が、なにからなにまで左右対称のシンメトリー・ルームで、、という展開のお話。
「ジョジョっぽく」ある必要はないわけだけど、それでもやっばり原作のテイストを感じさせてくれる作品の方が読んでいてワクワクする。そういう意味では、本作が一番ジョジョっぽくて面白かった。
全身シンメトリーの男とか荒木さんも好きそうだし、漫画にしたらどんな感じになるかな、なんて考えながら読んだ。
とはいえ他作品もクオリティが高く、とくに「楽園の落穂」という作品なんかは、漫画ではなく小説だからこその演出や面白さがあって楽しんで読めた。
というわけで⭐︎三つ。 -
Posted by ブクログ
岸辺露伴を主人公としたJOJOのスピンオフ作品「岸辺露伴は動かない」シリーズの短編小説集。
外伝やスピンオフ作品の存在を、原作を親としたら子供のようなものみたいな表現がありますが、スピンオフ作品(漫画)の小説集というのは、x親等の存在になるのかしら。甥姪?
実写ドラマ化が話題となることが多い「岸辺露伴は動かない」シリーズ。自分も楽しみにしています。オリジナル要素を混ぜ込んでドラマの岸辺露伴として魅力的でいいですね。ドラマだと六壁坂を物語の核に据えたシリーズが好きでした。
ドラマに小説集の方から「くしゃがら」のエピソードが扱われていたので、小説も追いかけないと楽しめないな、と思って読み始めました。小説集「岸辺露伴は叫ばない」です。
「くしゃがら」「Blackstar.」「血栞塗」「検閲方程式」「オカミサマ」の5篇。
毎度のことながら露伴センセーは、好奇心で頭を突っ込み、心身を危険にさらして、漫画のネタを探しています。受動でも能動でも、結果的にネタ探しになっているというか、しているというのが業の深さです。
スタンドであれば原則人間同士なのですが、「動かない」シリーズで相対するのは、ほとんどが人間以外の存在であるので、下手に触れてはいけない分野なんだよな。
己のテリトリーに侵入した。発動条件を満たしてしまった。罠にかかってしまった。
なんにせよ、トリガーが動いてしまったら逃れることはできないというのが基本で、そこをヘブンズドアーというイカサマみたいなもので掻い潜っているのが露伴センセーです。
「血栞塗」が好きです。
あの司書を、荒木飛呂彦が描いたあの司書を見たい、というのが最初にきた感想で、追い詰められてゆく時の迫力が圧倒感が良かった。強者のプレッシャーで動けない、というよりも、逃れられないの絶望と諦観の混じった脱力があったように思います。
強者としてだけの立居振る舞いよりも、得体のしれなさが先に立つのがJOJOの登場人物に感じる迫力で。ディオになくてDIOにあるのはそれ。それがカリスマ性につながっているのではないでしょうか。あの司書にも、同様の得体のしれなさがありました。
文字だけで登場人物の激昂台詞を読むと、なかなか違和感を感じてしまう。「オカミサマ」とか。あのJOJO特有の台詞回しといいますか、漫画の絵と言葉で構成されているから、印象が強く効果的なんだな、と再確認。 -
Posted by ブクログ
荒木飛呂彦「バオー来訪者」。
秘密組織「ドレス」によって、生物兵器・バオーに改造されてしまった橋沢育郎の復讐と逃避行。こういう物語だったのか、と初めて知ります。
人の生命の尊厳を損なう奴には死を持って贖え、というテーマは、のちの『ジョジョ』の人間讃歌に通じるものがあると思いました。最初は、バオー自身へ危害を加えるものに対する防衛→攻撃だったものが、スミレとの旅の中で守るべき大切なものは何かということに気づいてゆく、という展開は王道で良い。
短期連載になってしまったので、育郎が自分自身と生物兵器であるバオーとの乖離に悩む描写があまり見えなかったのも、シンプルな構成でなっていて良かったかな。そもそも、敵であるドレスの元からの逃避行なので、謎の組織に追われているということでもないし、育郎が天涯孤独にした仇というのも判明しているので、復讐の矛先を間違えることがないのは当然か。
技名が長くてくどい。ただ、声に出して言いたい欲求があります。
バオー・ブレイク・ダークサンダー・フェノメノン!
好きなのは、バオー・シューティングビースス・スティンガー・フェノメノン!ですね。
あれだ、スペースリパー・スティンギー・アイズ!に通じるものがあります。
吸血鬼が出す目からビーム!のあれ。
作品としては、波紋の「ジョジョ」1部2部と同一の精神だと思います。 -
Posted by ブクログ
「岸辺露伴は◯◯ない」は「叫ばない」しか読んだことがなく、本作で二作目。
「叫ばない」は複数の作者さんによるアンソロジー形式の作品だったが、本作は北國ばらっどさんだけが筆をとっている。
北國ばらっどさんの岸辺露伴はけっこうテンションが高く、また会話のテンポがとても良いため楽しんで読むことができた。
ところでこの岸辺露伴シリーズではスタンド同士の戦いではなく、岸辺露伴がなんらかの「怪異」に遭遇してそれをヘブンズドアーでなんとかする、という展開が多い。
展開は面白かったものの、個人的にはもう少しヘブンズドアーが活躍してほしかった。
というわけで⭐︎三つ。