ジョジョ便乗本でことごとく切ない目にあってきているのですが、あまり懲りていません。まあ、僕はグッズとかフィギュアとかは買わず、本だけなのでジョジョラーとしては気楽な方です。
いま、あまり書店に自由に行けない身体なので、あまり使ったことがないネット書店で予約をしたら、発売日に届かない(出荷されてもいない)のに、発売後は、在庫あり、明日までに届けます、とうたっているではないですか。怒りのキャンセル。結局、なんとか行けた書店で発売から一週間ほどたって手に入れました。楽天ブックスのばか。
さて、「ガンダムで」とか「北斗の拳で」などの英語を学ぶ本を読んできましたが、それらにもまして、英語は身につきません。そもそも身につける気がない、というのも大きいのだけど、やっぱり英語という言語は野暮ったいのです。まわりくどい。英語の味わいがわかるぐらいに英語が理解できれば違うのかもしれないけれど。
そして、ジョジョの奇妙な冒険の数々の名台詞とされるものは、キャラクターが、その時間軸の中で喋ってこそ生きるものであり、それを切り取って喜ぶのはやはり無粋というものです。
けれど、その無粋を眺めていくうちに、英語にしても様になる台詞と、そうでないものがあることに気が付きました。台詞そのものが特徴的であるものと、キャラクターがすでに印象的すぎて、ほぼ何を言っても名台詞的になってしまうケースで、全然違うのです。え、違わない? 俺だけの印象?(後者の例は、シュトロハイムとか)
前書に、口を動かせ、身体を使って発生を鍛えろ、というようなことが書かれている。そう、「波紋」のように。そうすればいつか自然に英語が口をついて出るだろう、と。まあ、確かに僕も絵を見れば日本語の台詞が出てくるから、それとおんなじことを英語でも行えばいいのだろう。
けど、英語のコミックでは、「ORAORAORAORA」「MUDAMUDAMUDAMUDA」なんだそうで。というコラムが2つある他は、ひたすらジョジョの台詞の英訳です。ストイックな本です。
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが、 おれも何をされたのかわからなかった…(これの英訳もあるよ)