【感想・ネタバレ】荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論【帯カラーイラスト付】のレビュー

あらすじ

【帯カラーイラスト付】荒木飛呂彦がこよなく愛するホラー作品の数々は、『ジョジョの奇妙な冒険』をはじめ、自身が描いた漫画作品へも大きな影響を与えている。本書では、自身の創作との関係も交えながら、時には作家、そして時には絵描きの視点から作品を分析し、独自のホラー映画論を展開する。巻頭には「荒木飛呂彦が選ぶホラー映画 Best20」も収録。ホラー映画には一家言ある著者の、1970年代以降のモダンホラー映画を題材とした偏愛的映画論!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ホラー映画は実は苦手で、ここに出てきた映画はほとんど見たことがなかったんだけれど、ホラー映画がなぜ面白いのか?という観点から、荒木先生のホラー映画に対する美学を論じていて、非常に面白かった。
怖いのだけれどなぜか観てしまう。それはなぜだろう? と言うようなエッセンスを汲み取ってジョジョはできているのか…と考えさせられた。

あとがきの一節が印象に残っている。

“”芸術作品は「美しさ」や「正しさ」だけを表現するのではなく、人間の「酷さ」だとか「ゲスさ」とか、そういった暗黒面も描き切れていないと、すぐれた作品とは絶対に言えません。
恐怖映画は一見すると、暗くて不幸そうで、下品で、そのうえ変な音楽まで流れていてレベルが低そうであり、異様な雰囲気さえ持っています。しかしすぐれた恐怖映画は、きちんと観てみると精神の暗部をテーマにしていて挑戦的な映画とも言え、どの場面もカット編集や変更ができないほど脚本や演出も完璧なまでに計算構築されています。そして本当にすぐれた作品は何よりもーーこれが大事な要素なのですけれどもーー「癒される」のです。””

今まで踏み込んでこなかったホラー映画作品を、これからは「怖い」だけではなく「なぜ怖いと思ってしまうのか?」という観点で、食わず嫌いせずに観れるものから観てみようかなと思った。

にしても、さすが荒木先生文章がうますぎる…

0
2024年12月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 荒木先生による、ホラー映画から受けた影響と、なぜホラー映画には「癒し」の要素があるのかという解説、分析を堪能できる一冊。

 僕がホラー映画史上で一番好きと言っても過言ではない、『28日後…』を「栄光の一作」とベタ褒めしていたり、「極限状況にあっても店内は物質的に充足しているという状態は、僕にとってもう癒しとしか思えない」など、とてつもない共感を得ることが出来たので、読んでいてものすごく楽しかったです。

 ただ、僕が発狂するほど好きな『ぼくのエリ 200歳の少女』は、タイトルは挙げたものの「解説は100作まで」というルールによって封じられてしまったので、そこだけ引っかかってしまいました。

 ホラー映画好きに限らず、逆にホラー映画が苦手な方にこそ読んで欲しい本です。

0
2024年11月06日

Posted by ブクログ

ホラー映画を理論的に楽しめる良本。
ホラーに対してのクリエイティブな考え方はとても参考になる。
ゾンビにリーダーはいらない理論は納得してしまった。

0
2023年09月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「邪悪なものを描くことで、それに対抗する人間の心の美しさも同時に描くことができる。そういうところも含めてもっとホラー映画を探っていきたいと、そう考えるきっかけになったのがこの『エクソシスト』でした。それほどホラー映画は凄いもの、表現手段として優れたものだということを教えられた作品です。--P.195

荒木飛呂彦が選ぶホラー映画Best20
01.ゾンビ完全版('78)
02.ジョーズ
03.ミザリー
04.アイ・アム・レジェンド
05.ナイスゲート
06.エイリアン
07.リング(TV版)
08.ミスト
09.ファイナル・デスティネーション
10.悪魔のいけにえ('74)
11.脱出
12.ブロブ 宇宙からの不明物体
13.28日後…
14.バスケット・ケース
15.愛がこわれるとき
16.ノーカントリー
17.エクソシスト
18.ファニー・ゲームU.S.A.('07)
19.ホステル
20.クライモリ

・吉良吉影という影
 第四部を連載で読んでいて、吉良吉影は相当、著者のアレコレを背負わされているのではないかと思ったことがある。本書の中でも、若者やカップルへの一方ならぬ思い入れがあることが読み取れ、やはりそうなのかと。

・私的ホラークイーン・コンテスト
 著者が定義する、以下のような特徴を持つヒロインのことを指して言う。
 1.やや暗い性格。心に傷を負っている
 2.キビキビと動ける反射神経の持ち主。トロくない
 3.カワイイけどSEXYではない。清潔感がある。エロくてはいけない
 4.アスリートのような引き締まった筋肉質の体。けれどマッチョではない
 5.恐怖を克服する強い意志の持ち主。恐怖に固まったりしない

 空条徐倫という存在について、ずっと疑問があった。ストーンオーシャンを読み進めてみて、主人公が女性である必要性、必然性といったものが感じられなかったことによる。女性でいけないわけではないが、女性である必要もない。やってることはいつものジョジョだし。
 ホラークイーン論で「ああ、やってみたかったのだな」と腑に落ちた。

・各章の扉絵
 うろ覚えで描いちゃったエイリアン萌えw

0
2022年09月28日

mac

ネタバレ 購入済み

厳しい現実に対する予防接種

一部ご紹介します。
・かわいいもの、美しいもの、幸せで輝いているものを好むのが人間である。
しかし、現実はそういう美しいもので満たされているわけではない。
むしろ美しくないもののほうが多いことを、人は成長しながら学ぶ。
・この世の中には、汚いものや醜いものがある。
現実の世界は悪意に満ちているし、自分の中にも悪意は存在する。
災害、理不尽な暴力、厳しい環境。
人はそういった過酷な体験をしつつ、傷つきながら成長していく。
現実の世界はきれいごとだけではすまない。
そのことを、誰でもいずれ学んでいかざるを得ない。
・ホラー映画の存在意義とはなにか。
世界の醜く汚い面に向き合うための予行演習に他ならない。
それは少年少女のみならず、大人にとっても有効なものだ。
そして恐怖を相対化できるようになればどうか。
ホラー映画はそれをフィクションとして楽しむことのカタルシスを教えてくれる。
ホラー映画が描いているのは人間にとってのもう一つの真実だ。
現実や人間の暗黒面を描いた芸術表現といっていい。

ゾンビ完全版(ジョージ・A・ロメロ監督 ’78):無個性、匿名性がもたらす不気味さ

ジョーズ:板子一枚下は地獄

ミザリー(スティーブン・キング原作):狂気の監禁女

アイ・アム・レジェンド(2007):廃墟化した大都市、怪物化した感染者、狩猟、男の隠れ家、サバイバル、愛犬

ナインスゲート(ロマン・ポランスキー監督 1999):ジョニー・デップと岸辺露伴

エイリアン:H・R・ギーガーのアート

ミスト(スティーブン・キング原作):スーパーマーケットの人間模様、霧の中の怪物

悪魔のいけにえ(トビー・フーパー監督 1974):田舎に行ったら襲われた

エクソシスト:君子豹変す

ホステル(イーライ・ロス監督):拷問や殺人を楽しむ秘密クラブ、限界に近い痛み

キューブ:極限状況における人間性の崩壊

シックス・センス:人間と幽霊の交流

セブン:七つの大罪

羊たちの沈黙:悪には悪を、ふざけたやつは追い詰める

0
2022年09月30日

Posted by ブクログ

自分も見た事があるもの。
エクソシスト、ジョーズ、ゾンビ、エイリアン、13日の金曜日、遊星からの物体X、デッドゾーン、エルム街の悪夢、バタリアン、ペットセメタリー、ミザリー、羊たちの沈黙、セブン、フロムダスク・ティルドーン、リング、シックス・センス、マイノリティ・リポート、ドリーム・キャッチャー、アイアム・レジェンド、
もちろん、ジョジョの奇妙な冒険。

0
2014年02月20日

購入済み

ホラー愛

採り上げられている102作はメジャー作中心で評もいたってフツーな感じだが、とにかくホラー映画への愛が感じられる。怖がらせる事を目的とした映画は皆ホラー、という拡大解釈で『羊たちの沈黙』や『エイリアン』も採りあげられて最大級の賛辞が送られているのが乙。ホラーは癒し、とは名言と思う。岸部露伴のモデルがあの人だったとは!

0
2013年03月17日

Posted by ブクログ

 漫画家・荒木飛呂彦が、その創作の源泉である「ホラー映画」について、十の項目に分類して独自の視点で語りつくしたガイドブック。
 60年代以降から現在まで、S級からZ級まで、様々な映画を観てきた作者自身が選ぶホラー映画「ベスト20」のリストつき。
 紹介されている映画を片端から観れば、どの作品が『ジョジョ』のネタに使われているか解っちゃって、ファンにはたまらないかも。
 汚いけど面白いホラーもあれば、怖いけど美しいホラー、笑いと恐怖が程よくブレンドされたホラー、と一口にホラー映画と言っても色々な作品があります。「ホラー映画だから」と忌避するのではなく、まずはこの本を読んで、それから自分の嗜好に合ったホラー映画を探してみてはいかがでしょうか。
 また、恐怖は想像力を豊かにします。子供に温めのホラーを何本か観せれば、危ないことをやったり危険なところに近づいたり、一人で行動して迷子になったりすることがなくなって、親に心配をかけない子になるかもしれませんよ?

0
2014年10月27日

Posted by ブクログ

著者の視点でホラー映画を語るエッセイ。ジョジョのあのシーンやあのキャラクターのネタ元に繋がる話が多く、荒木ファンからして楽しめる一冊。普段ホラー映画は避けていたけど、ナインスゲートと岸辺露伴の関連性、そして古書が題材とのことで早速今晩見てみることにした。

0
2025年11月07日

Posted by ブクログ

84冊目『荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論』(荒木飛呂彦 著、2011年6月、集英社)
『ジョジョの奇妙な冒険』で知られる漫画家、荒木飛呂彦によるホラー映画論。約100本のホラー映画が紹介されており、そのインプット量の多さにまず驚かされる。
ホラー映画を10のジャンルに分類し、ひとつひとつを自身の鑑賞体験を踏まえながら分析する。その読み解きはどれも的確で得心がいく。やはり一流漫画家の物を見るは凄い。

〈そして本当にすぐれた作品は何よりもーーこれが大事な要素なのですけれどもーー「癒される」のです〉

0
2024年06月26日

Posted by ブクログ

荒木先生とホラー映画が大好きなので購入✨
あーわかるわかるって思いながらサクッと読んじゃいました。
この話はきっとジョジョに入ってるなッッと思いながら、ジョジョも映画ももう一度観たくなりましたw

0
2024年03月08日

Posted by ブクログ

基本的には「モダンホラーの基本」と言ってもよい作品たちを、カテゴリーごとに紹介する本で、「論」というよりは入門書・ガイドブック的味わい。
だがいくつかの作品で著者が恐怖を覚えた・見どころと思ったシーンはやっぱり創作者の視点を垣間見る感じがして面白かった。未見の映画(紹介されていた約100本の半分くらい)をメモらせていただきました。

未読の方が気をつけるべき点が一点、「シックス・センス」のネタバレを喰らうおそれ。
文章中でも「未見の人は読み飛ばす」よう書いてあるが、小項目ひとつぶんを飛ばしてもネタバレが終わらないので、その章の最後まで読み飛ばしちゃうように…

0
2023年08月03日

Posted by ブクログ

荒木飛呂彦がこよなく愛するホラー作品の数々は、『ジョジョの奇妙な冒険』をはじめ、自身が描いた漫画作品へ大きな影響を与えている。
本書ではそんな著者が、自身の創作との関係も交えながら、時には作家、そして時には絵描きの視点から作品を分析し、独自のホラー映画論を展開する。
巻頭には「荒木飛呂彦が選ぶホラー映画 Best20」も収録。
ホラー映画には一家言ある著者の、1970年代以降のモダンホラー映画を題材とした偏愛的映画論!

「ゾンビは、無個性だからこそ、怖い」「孤立して逃げ場がない怖さを実感した「田舎で襲われるホラー」、荒木飛呂彦作品に影響を与えたスティーブン・キング作品の魅力、様々なジャンルのホラー映画の魅力の数々に加えて、荒木飛呂彦作品のテーマである「芸術作品は『美しさ』や『正しさ』だけを表現するのではなく、人間の『醜さ』だとか『ゲスさ』とか、そういった暗黒面も描ききれていないと、すぐれた作品とは絶対にいえません。」
この言葉には本書のあとがきに寄せられたものですが、まさに荒木先生の創作に対する姿勢をそのまま表した言葉だと思います。
「ジョジョの奇妙な冒険」や「魔少年ビーティ」、「バオー来訪者」の特徴である個性的な登場人物のルーツが、分かる本でもあります。
悪を魅力的に描くほど、善人が際立つ作風の秘密が、分かってまた荒木飛呂彦さんの作品を読み返したくなります。

0
2023年03月05日

Posted by ブクログ

好きな映画について好きなように語る荒木先生、とても楽しそう。
ただその視点・理論は独特で、荒木先生はやっぱり「一味違う」。

0
2022年04月14日

Posted by ブクログ

自分がホラー映画を(そもそも映画を)全然見ない人間なので、「荒木先生っぽい」と感じていた要素の多くが本書で挙げられた映画に含まれていることが感じられて、驚きと同時にニヤけながら読んだ。
といっても、本人の体験した「怖い」エピソードも非常にジョジョっぽいところから考えるに、荒木先生が映画から「ぽい」要素をつまんできてるんじゃあなくて、荒木先生がそういった表現を内面化してる…もしくは先生と映画が惹きあっているからそういう「ぽい」要素が感じられるのかも。

0
2022年01月10日

Posted by ブクログ

個人的に、非常に面白かった。自分の中で曖昧だったホラーへの興味がすっきりした気がする。ホラー作品のあらすじの分量が多いが、その中に著者荒木飛呂彦氏の嗜好、独特のホラー観というものが読み取れて面白い。観客が怖い、と思えればそれは全てホラーである。

0
2020年01月05日

Posted by ブクログ

人間にとって醜いもの、汚いもの、残酷なものは避けようがない。そういった側面を、自分は安全な位置にいながら体験することができるのがホラー映画だ、という主張は新鮮だった。

ある種予行演習としてホラー映画で学習しておく、という楽しみ方がある。恐怖を相対化することで、フィクションとして楽しむことのカタルシスが生まれると。

序章がそのように始まったのち、10のカテゴリごとに複数のホラー映画の解説がなされる。

そして、恐怖の表現は人間の心や文化の発展に必要であり、癒しの行為であると、東日本大震災と関連付けて締めくくられている。

でもやっぱりホラー映画は見る気になれない。

0
2020年01月02日

Posted by ブクログ

"ホラー映画賛歌。
ダン・オバノンさんも参加している「ゾンゲリア」がエントリーされていないのが残念。
荒木飛呂彦さん、是非ご覧になってください。シックスセンスよりも以前に作成されている傑作の一つです。"

0
2018年10月28日

Posted by ブクログ

「すぐれたホラーは癒される」。
ホラーは苦手でほとんど観たことがなかったのだが、『ドント・ブリーズ』をきっかけに観てみようと思いたち本書を手にとった。
「『まったく見ない』のも極端だ」に納得。
紹介作品が有名なものばかりなので通にはもの足りないかもしれないが、ぼくみたいな初心者にはありがたい。たくさんメモした。

0
2017年01月21日

Posted by ブクログ

年代やジャンルに分けてこまかく解説してあり、荒木さんのホラー映画好きが伝わります。メジャー所をしっかり押さえてくれているのもいい!

0
2015年12月06日

Posted by ブクログ

荒木さんのホラー映画への愛情がひしひしと感じられる本。
ジャンルは、ゾンビからSFホラーへと多岐にわたるので、好きな章も苦手な章もあるけど、全体的に面白い。

0
2014年12月21日

Posted by ブクログ

エンターテイメントそのものより
エンターテイメントをこよなく愛する人が語るものこそが一番のエンターテイメントだと思う。

0
2014年10月31日

Posted by ブクログ

ホラー映画、というより、作者の好きな映画について書いたもの。
一般的なホラーの区分とは違うので、見たことがあるものも含まれていた。ホラーファンでも、すごく怖い、と思って見ていることがわかって面白かった。薀蓄も面白い。
でも、ホラー映画は絶対に見ない気持ちは変わらない。

0
2014年06月23日

Posted by ブクログ

荒木飛呂彦氏による、ホラー映画案内。

まず私、ジョジョファンで、ホラー映画はほとんぞ観ない(ベスト20の中でも「アイ アム レジェンド」しか観たことない)人間です。

まずホラー映画の案内書としてはとても入りやすく、読みやすい。ホラー映画を観る意義の一つを、現実の不幸や悲惨を相対化するため、とするあたりや、ホラー映画に癒しを求めるなど独特の視点が多く、非常に楽しく読める。
「何で金払ってまで怖い思いしなきゃならんのだ!」というのが基本的な私のスタンスだが、恐怖だけでない映画としてのスゴさ・芸術性をもった作品が多く存在すること(もちろん、恐怖が前提だが)を知り、何点か鑑賞したい作品も出てきた。
一方で、「やっぱりこんな作品、死んでも観たくね~」みたいなジャンルも出てくるのも確か(「ファニーゲーム」とか紹介文を読むだけで胸糞悪くなるw)。
勿論それは、紹介している対象の性質の問題であり、本書の価値云々ではないことは断っておく。

他方、ジョジョファンとして読むとどうか。
これはとっても面白い。本書の中では、直接的にジョジョの話題には殆ど触れていないものの、ファンが読めばジョジョがいかに荒木氏のホラー映画体験を色濃く反映しているかが読み取れる。
ジョジョの1部がモロに影響を受けているのはもちろんのこと、スタンドや登場人物のアイデアだけでなく、作品の骨格も、多くの影響を受けているのが垣間見えて非常に楽しい。

というわけで、ホラー映画初心者とジョジョファンには少なくともオススメできる内容。

0
2014年02月19日

Posted by ブクログ

ジョジョが好きじゃないので(今、3-4回目のトライ中…)、本作も何となく避けていたんだけど、映画への興味が俄然湧いている昨今、やっぱり読みたくなったって訳。漫画への言及はあるものの、基本的にはホラー映画論なので、普通に楽しめました。巻頭に掲載されたベスト作品とか、観てみたい作品はチラホラ。ただ、先日観た”グエムル”然り、スーパーナチュラル系の小説然り、殆ど楽しめないのが困ったところ。まずは、比較的あり得そうな内容のものから、かな。

0
2024年07月22日

Posted by ブクログ

ホラー映画は得意じゃないけど、面白く読める。
「田舎に行ったら襲われた」系ホラーが一番気になる。「田舎に行ったら巻き込まれた」系ミステリーが好きなので…

0
2023年06月27日

Posted by ブクログ

荒木飛呂彦ならではのところは薄め。映画論も薄め。フツーのホラー好きによるフツーの映画紹介本。著者が好きなもののみ紹介してるだけあって、どの映画も面白そうでたまらん。自分が視聴済みの映画であっても“何故あのホラーは面白かったのか”と再定義される感覚はなかなか面白い。突飛な視点でもないので映画玄人には物足りないだろうが。僕のようなヌルいホラー映画ファンは他の映画へのとっかかりによいかと。

0
2018年10月20日

Posted by ブクログ

漫画家の荒木飛呂彦が、ホラー映画について語った一冊。

ホラー映画について色々知れたのと同時に、自分がホラー映画について造詣があればもっと知れたと感じた。

0
2018年05月02日

Posted by ブクログ

 ホラー系映画はいろいろあって良くわからない。
 結局は手当たり次第になってしまう。
 でいったい何を見たら良いのだろう。あまりにも作者熱が強いため拾いきれなかった。

0
2015年08月04日

Posted by ブクログ

「キューブ」や「ドリームキャッチャー」など、自分が好きなホラー映画も含め、様々なジャンル100作品についてについて書かれていて「こんな映画もあるんだー」とワクワクした。
先生からのホラー映画作品に対する愛が感じられた。

0
2015年02月16日

Posted by ブクログ

 ジョジョはそこまで詳しくないのだけれども、ホラーで検索していたら出てきたので衝動買い。電子書籍にて購入。
 評論というより感想に近いかな。こういうホラー映画があってこんなの観てきて、っていうおはなしなので、気になる作品探しのひとつとしていいかもしれない。
 だいたい観ていたから似通っているというかホラーは偏るのかなあという印象w

0
2014年05月10日

Posted by ブクログ

ホラー映画初級者〜中級者くらいが読むとちょうどいい感じの本。
見たい映画リスト作成にオススメ

映画論ではなくレビューなのは相変わらず。

サスペンスはジョジョにあるけど、
ホラー要素はあんまりないなと思った。ホラーを漫画で伝えるのって難しいのかもしれん。

0
2014年03月22日

「雑学・エンタメ」ランキング