【感想・ネタバレ】荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論【帯カラーイラスト付】のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2023年09月13日

ホラー映画を理論的に楽しめる良本。
ホラーに対してのクリエイティブな考え方はとても参考になる。
ゾンビにリーダーはいらない理論は納得してしまった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年09月28日

「邪悪なものを描くことで、それに対抗する人間の心の美しさも同時に描くことができる。そういうところも含めてもっとホラー映画を探っていきたいと、そう考えるきっかけになったのがこの『エクソシスト』でした。それほどホラー映画は凄いもの、表現手段として優れたものだということを教えられた作品です。--P.195...続きを読む

荒木飛呂彦が選ぶホラー映画Best20
01.ゾンビ完全版('78)
02.ジョーズ
03.ミザリー
04.アイ・アム・レジェンド
05.ナイスゲート
06.エイリアン
07.リング(TV版)
08.ミスト
09.ファイナル・デスティネーション
10.悪魔のいけにえ('74)
11.脱出
12.ブロブ 宇宙からの不明物体
13.28日後…
14.バスケット・ケース
15.愛がこわれるとき
16.ノーカントリー
17.エクソシスト
18.ファニー・ゲームU.S.A.('07)
19.ホステル
20.クライモリ

・吉良吉影という影
 第四部を連載で読んでいて、吉良吉影は相当、著者のアレコレを背負わされているのではないかと思ったことがある。本書の中でも、若者やカップルへの一方ならぬ思い入れがあることが読み取れ、やはりそうなのかと。

・私的ホラークイーン・コンテスト
 著者が定義する、以下のような特徴を持つヒロインのことを指して言う。
 1.やや暗い性格。心に傷を負っている
 2.キビキビと動ける反射神経の持ち主。トロくない
 3.カワイイけどSEXYではない。清潔感がある。エロくてはいけない
 4.アスリートのような引き締まった筋肉質の体。けれどマッチョではない
 5.恐怖を克服する強い意志の持ち主。恐怖に固まったりしない

 空条徐倫という存在について、ずっと疑問があった。ストーンオーシャンを読み進めてみて、主人公が女性である必要性、必然性といったものが感じられなかったことによる。女性でいけないわけではないが、女性である必要もない。やってることはいつものジョジョだし。
 ホラークイーン論で「ああ、やってみたかったのだな」と腑に落ちた。

・各章の扉絵
 うろ覚えで描いちゃったエイリアン萌えw

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ネタバレ購入済み

厳しい現実に対する予防接種

mac
2022年09月30日

一部ご紹介します。
・かわいいもの、美しいもの、幸せで輝いているものを好むのが人間である。
しかし、現実はそういう美しいもので満たされているわけではない。
むしろ美しくないもののほうが多いことを、人は成長しながら学ぶ。
・この世の中には、汚いものや醜いものがある。
現実の世界は悪意に満ちて...続きを読むいるし、自分の中にも悪意は存在する。
災害、理不尽な暴力、厳しい環境。
人はそういった過酷な体験をしつつ、傷つきながら成長していく。
現実の世界はきれいごとだけではすまない。
そのことを、誰でもいずれ学んでいかざるを得ない。
・ホラー映画の存在意義とはなにか。
世界の醜く汚い面に向き合うための予行演習に他ならない。
それは少年少女のみならず、大人にとっても有効なものだ。
そして恐怖を相対化できるようになればどうか。
ホラー映画はそれをフィクションとして楽しむことのカタルシスを教えてくれる。
ホラー映画が描いているのは人間にとってのもう一つの真実だ。
現実や人間の暗黒面を描いた芸術表現といっていい。

ゾンビ完全版(ジョージ・A・ロメロ監督 ’78):無個性、匿名性がもたらす不気味さ

ジョーズ:板子一枚下は地獄

ミザリー(スティーブン・キング原作):狂気の監禁女

アイ・アム・レジェンド(2007):廃墟化した大都市、怪物化した感染者、狩猟、男の隠れ家、サバイバル、愛犬

ナインスゲート(ロマン・ポランスキー監督 1999):ジョニー・デップと岸辺露伴

エイリアン:H・R・ギーガーのアート

ミスト(スティーブン・キング原作):スーパーマーケットの人間模様、霧の中の怪物

悪魔のいけにえ(トビー・フーパー監督 1974):田舎に行ったら襲われた

エクソシスト:君子豹変す

ホステル(イーライ・ロス監督):拷問や殺人を楽しむ秘密クラブ、限界に近い痛み

キューブ:極限状況における人間性の崩壊

シックス・センス:人間と幽霊の交流

セブン:七つの大罪

羊たちの沈黙:悪には悪を、ふざけたやつは追い詰める

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Posted by ブクログ 2014年02月20日

自分も見た事があるもの。
エクソシスト、ジョーズ、ゾンビ、エイリアン、13日の金曜日、遊星からの物体X、デッドゾーン、エルム街の悪夢、バタリアン、ペットセメタリー、ミザリー、羊たちの沈黙、セブン、フロムダスク・ティルドーン、リング、シックス・センス、マイノリティ・リポート、ドリーム・キャッチャー、ア...続きを読むイアム・レジェンド、
もちろん、ジョジョの奇妙な冒険。

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購入済み

ホラー愛

2013年03月17日

採り上げられている102作はメジャー作中心で評もいたってフツーな感じだが、とにかくホラー映画への愛が感じられる。怖がらせる事を目的とした映画は皆ホラー、という拡大解釈で『羊たちの沈黙』や『エイリアン』も採りあげられて最大級の賛辞が送られているのが乙。ホラーは癒し、とは名言と思う。岸部露伴のモデルがあ...続きを読むの人だったとは!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年01月28日

集英社、やるなー。
荒木飛呂彦で奇妙でゴゴゴゴ…(オビの話)ならば読まねばなるまいて。

と、ほとんど反射神経だけで購入しました。

私がホラー映画初心者だからかもしれませんが、もうもう、アレも観たいコレも観たいってなって大変でしたー。おすすめ上手!
著者なりのカテゴライズが非常に面白く(「田舎に行...続きを読むったら襲われた」系とか)、また、それぞれの映画を系統立てて解説してくれるので、スルスル読めました。
これから観る人のために肝心なところをボカしつつ、でも本当に好きなアレのオチは言っちゃう(勿論、「未見の人は飛ばして下さい」の注意書きはあります)!という所が逆に微笑ましいというか。

未熟な鑑賞者である私ですが、これからはちょっとだけ観方受け取り方が変わるような気にさせてくれる名著だと思います。

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Posted by ブクログ 2014年10月27日

 漫画家・荒木飛呂彦が、その創作の源泉である「ホラー映画」について、十の項目に分類して独自の視点で語りつくしたガイドブック。
 60年代以降から現在まで、S級からZ級まで、様々な映画を観てきた作者自身が選ぶホラー映画「ベスト20」のリストつき。
 紹介されている映画を片端から観れば、どの作品が『ジョ...続きを読むジョ』のネタに使われているか解っちゃって、ファンにはたまらないかも。
 汚いけど面白いホラーもあれば、怖いけど美しいホラー、笑いと恐怖が程よくブレンドされたホラー、と一口にホラー映画と言っても色々な作品があります。「ホラー映画だから」と忌避するのではなく、まずはこの本を読んで、それから自分の嗜好に合ったホラー映画を探してみてはいかがでしょうか。
 また、恐怖は想像力を豊かにします。子供に温めのホラーを何本か観せれば、危ないことをやったり危険なところに近づいたり、一人で行動して迷子になったりすることがなくなって、親に心配をかけない子になるかもしれませんよ?

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Posted by ブクログ 2024年03月08日

荒木先生とホラー映画が大好きなので購入✨
あーわかるわかるって思いながらサクッと読んじゃいました。
この話はきっとジョジョに入ってるなッッと思いながら、ジョジョも映画ももう一度観たくなりましたw

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Posted by ブクログ 2023年08月03日

基本的には「モダンホラーの基本」と言ってもよい作品たちを、カテゴリーごとに紹介する本で、「論」というよりは入門書・ガイドブック的味わい。
だがいくつかの作品で著者が恐怖を覚えた・見どころと思ったシーンはやっぱり創作者の視点を垣間見る感じがして面白かった。未見の映画(紹介されていた約100本の半分くら...続きを読むい)をメモらせていただきました。

未読の方が気をつけるべき点が一点、「シックス・センス」のネタバレを喰らうおそれ。
文章中でも「未見の人は読み飛ばす」よう書いてあるが、小項目ひとつぶんを飛ばしてもネタバレが終わらないので、その章の最後まで読み飛ばしちゃうように…

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Posted by ブクログ 2023年03月05日

荒木飛呂彦がこよなく愛するホラー作品の数々は、『ジョジョの奇妙な冒険』をはじめ、自身が描いた漫画作品へ大きな影響を与えている。
本書ではそんな著者が、自身の創作との関係も交えながら、時には作家、そして時には絵描きの視点から作品を分析し、独自のホラー映画論を展開する。
巻頭には「荒木飛呂彦が選ぶホラー...続きを読む映画 Best20」も収録。
ホラー映画には一家言ある著者の、1970年代以降のモダンホラー映画を題材とした偏愛的映画論!

「ゾンビは、無個性だからこそ、怖い」「孤立して逃げ場がない怖さを実感した「田舎で襲われるホラー」、荒木飛呂彦作品に影響を与えたスティーブン・キング作品の魅力、様々なジャンルのホラー映画の魅力の数々に加えて、荒木飛呂彦作品のテーマである「芸術作品は『美しさ』や『正しさ』だけを表現するのではなく、人間の『醜さ』だとか『ゲスさ』とか、そういった暗黒面も描ききれていないと、すぐれた作品とは絶対にいえません。」
この言葉には本書のあとがきに寄せられたものですが、まさに荒木先生の創作に対する姿勢をそのまま表した言葉だと思います。
「ジョジョの奇妙な冒険」や「魔少年ビーティ」、「バオー来訪者」の特徴である個性的な登場人物のルーツが、分かる本でもあります。
悪を魅力的に描くほど、善人が際立つ作風の秘密が、分かってまた荒木飛呂彦さんの作品を読み返したくなります。

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Posted by ブクログ 2022年04月14日

好きな映画について好きなように語る荒木先生、とても楽しそう。
ただその視点・理論は独特で、荒木先生はやっぱり「一味違う」。

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Posted by ブクログ 2022年01月10日

自分がホラー映画を(そもそも映画を)全然見ない人間なので、「荒木先生っぽい」と感じていた要素の多くが本書で挙げられた映画に含まれていることが感じられて、驚きと同時にニヤけながら読んだ。
といっても、本人の体験した「怖い」エピソードも非常にジョジョっぽいところから考えるに、荒木先生が映画から「ぽい」要...続きを読む素をつまんできてるんじゃあなくて、荒木先生がそういった表現を内面化してる…もしくは先生と映画が惹きあっているからそういう「ぽい」要素が感じられるのかも。

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Posted by ブクログ 2020年01月05日

個人的に、非常に面白かった。自分の中で曖昧だったホラーへの興味がすっきりした気がする。ホラー作品のあらすじの分量が多いが、その中に著者荒木飛呂彦氏の嗜好、独特のホラー観というものが読み取れて面白い。観客が怖い、と思えればそれは全てホラーである。

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Posted by ブクログ 2020年01月02日

人間にとって醜いもの、汚いもの、残酷なものは避けようがない。そういった側面を、自分は安全な位置にいながら体験することができるのがホラー映画だ、という主張は新鮮だった。

ある種予行演習としてホラー映画で学習しておく、という楽しみ方がある。恐怖を相対化することで、フィクションとして楽しむことのカタルシ...続きを読むスが生まれると。

序章がそのように始まったのち、10のカテゴリごとに複数のホラー映画の解説がなされる。

そして、恐怖の表現は人間の心や文化の発展に必要であり、癒しの行為であると、東日本大震災と関連付けて締めくくられている。

でもやっぱりホラー映画は見る気になれない。

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Posted by ブクログ 2018年10月28日

"ホラー映画賛歌。
ダン・オバノンさんも参加している「ゾンゲリア」がエントリーされていないのが残念。
荒木飛呂彦さん、是非ご覧になってください。シックスセンスよりも以前に作成されている傑作の一つです。"

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Posted by ブクログ 2017年01月21日

「すぐれたホラーは癒される」。
ホラーは苦手でほとんど観たことがなかったのだが、『ドント・ブリーズ』をきっかけに観てみようと思いたち本書を手にとった。
「『まったく見ない』のも極端だ」に納得。
紹介作品が有名なものばかりなので通にはもの足りないかもしれないが、ぼくみたいな初心者にはありがたい。たくさ...続きを読むんメモした。

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Posted by ブクログ 2015年12月06日

年代やジャンルに分けてこまかく解説してあり、荒木さんのホラー映画好きが伝わります。メジャー所をしっかり押さえてくれているのもいい!

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Posted by ブクログ 2014年12月21日

荒木さんのホラー映画への愛情がひしひしと感じられる本。
ジャンルは、ゾンビからSFホラーへと多岐にわたるので、好きな章も苦手な章もあるけど、全体的に面白い。

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Posted by ブクログ 2014年10月31日

エンターテイメントそのものより
エンターテイメントをこよなく愛する人が語るものこそが一番のエンターテイメントだと思う。

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Posted by ブクログ 2014年06月23日

ホラー映画、というより、作者の好きな映画について書いたもの。
一般的なホラーの区分とは違うので、見たことがあるものも含まれていた。ホラーファンでも、すごく怖い、と思って見ていることがわかって面白かった。薀蓄も面白い。
でも、ホラー映画は絶対に見ない気持ちは変わらない。

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Posted by ブクログ 2013年11月03日

荒木飛呂彦さんの定義によると、ひたすら「観客を怖がらせるために作られた」映画がホラー映画ということです。さらにエンターテイメントでもあり、恐怖を通して人間の本質にまで踏み込んで描かれているような作品であれば、紛れもない傑作ということです。
正直な話、ホラー映画はかなり苦手で積極的に観ようと思ったこと...続きを読むはないのですが、上記の定義から、『ジョーズ』『ナインスゲート』といった自分好みの映画も含まれていたのには驚きました。(笑)このため、この定義には多少異議あり!なんですが・・・。(笑)また、「ホラー」というか、サイコサスペンスやオカルト系などは割と自分は好きな方なのですが、本書では『エクソシスト』や『オーメン』、ボーダラインに位置付けられている『羊たちの沈黙』や『セブン』も取り上げられていて、何だ自分も「怖いもの」が好きなのかなと。(笑)スリルとカタルシスを求めているんだ、とちょっと抵抗してみたりして。(笑)それも「ホラー」あってだろ!と言われてしまいそうですが・・・。
しかし、これまでいわゆる純前たる「ホラー」と認識していた『13日の金曜日』や『エルム街の悪夢』『ソウ』などはやはり怖くて怖くて観れそうにありません。本書の紹介文を読んだだけで怖くて震えあがってしまったほどです。(笑)『エイリアン』『リング』『ミザリー』『アイ・アム・レジェンド』なども確かに面白くて名作だなと思いますが、あの恐ろしさを観てしまったからには再見の心境へはなかなか到達し難いなあ。(笑)『ゾンビ』を観て癒されるという著者の領域までにはまだまだ遠そうですね。(笑)
「人間の本質」には確かにダークな面があり、こうした映画が作られ観る人がいるということは、やはり人には「恐怖」を見て、味わい、疑似体験したいという欲求があるのでしょう。ただ脳内麻薬を大量発生させたいマニアな方もいるのでしょうけど・・・。(マニアな方、失礼!)そうした「怖さ」を演出するには、かなり緻密な計算やアイデアが必要ということで、観客との「知恵比べ」は今後もますます高度化していくと思われ、これにはちょっと感心ものです。熱狂ファンではないだけに「楽しみ」です、とはなかなか言えないところではありますが。(笑)
単なる猟奇的な部分の「怖さ」だけではなく、異質なものへの「恐怖」や見えないものへの「恐怖」、社会的「恐怖」など、多面的な「恐怖」のアプローチによる人間心理とその行動様式についての視点はなかなか鋭いですね。本書では荒木氏のホラー映画への限りない愛が感じられて、その深奥さにはただただ感銘します。(笑)

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Posted by ブクログ 2013年08月18日

心に響く作品を荒木先生がかけるのは、先生が心に響いた映画を見て、その時の気持ちを誰かに伝えたい衝動がパワフルだからなのだと思いました。
中でも恐怖映画からの影響は一連のジョジョ作品からも良くわかると思います。また、本書は名作恐怖映画のリストとしても満足できるラインナップで、映画方面の教養書としても優...続きを読む秀だと思います。

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Posted by ブクログ 2014年02月19日

荒木飛呂彦氏による、ホラー映画案内。

まず私、ジョジョファンで、ホラー映画はほとんぞ観ない(ベスト20の中でも「アイ アム レジェンド」しか観たことない)人間です。

まずホラー映画の案内書としてはとても入りやすく、読みやすい。ホラー映画を観る意義の一つを、現実の不幸や悲惨を相対化するため、とする...続きを読むあたりや、ホラー映画に癒しを求めるなど独特の視点が多く、非常に楽しく読める。
「何で金払ってまで怖い思いしなきゃならんのだ!」というのが基本的な私のスタンスだが、恐怖だけでない映画としてのスゴさ・芸術性をもった作品が多く存在すること(もちろん、恐怖が前提だが)を知り、何点か鑑賞したい作品も出てきた。
一方で、「やっぱりこんな作品、死んでも観たくね~」みたいなジャンルも出てくるのも確か(「ファニーゲーム」とか紹介文を読むだけで胸糞悪くなるw)。
勿論それは、紹介している対象の性質の問題であり、本書の価値云々ではないことは断っておく。

他方、ジョジョファンとして読むとどうか。
これはとっても面白い。本書の中では、直接的にジョジョの話題には殆ど触れていないものの、ファンが読めばジョジョがいかに荒木氏のホラー映画体験を色濃く反映しているかが読み取れる。
ジョジョの1部がモロに影響を受けているのはもちろんのこと、スタンドや登場人物のアイデアだけでなく、作品の骨格も、多くの影響を受けているのが垣間見えて非常に楽しい。

というわけで、ホラー映画初心者とジョジョファンには少なくともオススメできる内容。

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Posted by ブクログ 2023年06月27日

ホラー映画は得意じゃないけど、面白く読める。
「田舎に行ったら襲われた」系ホラーが一番気になる。「田舎に行ったら巻き込まれた」系ミステリーが好きなので…

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Posted by ブクログ 2018年10月20日

荒木飛呂彦ならではのところは薄め。映画論も薄め。フツーのホラー好きによるフツーの映画紹介本。著者が好きなもののみ紹介してるだけあって、どの映画も面白そうでたまらん。自分が視聴済みの映画であっても“何故あのホラーは面白かったのか”と再定義される感覚はなかなか面白い。突飛な視点でもないので映画玄人には物...続きを読む足りないだろうが。僕のようなヌルいホラー映画ファンは他の映画へのとっかかりによいかと。

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Posted by ブクログ 2018年05月02日

漫画家の荒木飛呂彦が、ホラー映画について語った一冊。

ホラー映画について色々知れたのと同時に、自分がホラー映画について造詣があればもっと知れたと感じた。

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Posted by ブクログ 2016年04月09日

(電子書籍で読んだ)ホラー映画を観たいという気持ちがわいてくる良作です。作品がどのように面白いのか、それぞれどんな工夫がされているのか、平易な言葉でわかりやすく、でもしっかりと荒木先生の言葉で語られており面白かったです。先生の作品にどのように生かされているかを書いているのも興味深い。それとシックス・...続きを読むセンスの評価が高いのも嬉しい。もっと最近のホラー映画や、今回紹介しきれなかった映画のことをまた書いてくれたら嬉しいです。

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Posted by ブクログ 2015年08月04日

 ホラー系映画はいろいろあって良くわからない。
 結局は手当たり次第になってしまう。
 でいったい何を見たら良いのだろう。あまりにも作者熱が強いため拾いきれなかった。

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Posted by ブクログ 2015年02月16日

「キューブ」や「ドリームキャッチャー」など、自分が好きなホラー映画も含め、様々なジャンル100作品についてについて書かれていて「こんな映画もあるんだー」とワクワクした。
先生からのホラー映画作品に対する愛が感じられた。

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Posted by ブクログ 2014年05月10日

 ジョジョはそこまで詳しくないのだけれども、ホラーで検索していたら出てきたので衝動買い。電子書籍にて購入。
 評論というより感想に近いかな。こういうホラー映画があってこんなの観てきて、っていうおはなしなので、気になる作品探しのひとつとしていいかもしれない。
 だいたい観ていたから似通っているというか...続きを読むホラーは偏るのかなあという印象w

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Posted by ブクログ 2014年03月22日

ホラー映画初級者〜中級者くらいが読むとちょうどいい感じの本。
見たい映画リスト作成にオススメ

映画論ではなくレビューなのは相変わらず。

サスペンスはジョジョにあるけど、
ホラー要素はあんまりないなと思った。ホラーを漫画で伝えるのって難しいのかもしれん。

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Posted by ブクログ 2013年07月14日

 この本で言う「田舎にいったら襲われた」系ホラーの分野は、自分では絶対に選択しないところでした。『わらの犬』とかは、面白そうなので今度みてみます。

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