ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
【帯カラーイラスト付】荒木飛呂彦がこよなく愛するホラー作品の数々は、『ジョジョの奇妙な冒険』をはじめ、自身が描いた漫画作品へも大きな影響を与えている。本書では、自身の創作との関係も交えながら、時には作家、そして時には絵描きの視点から作品を分析し、独自のホラー映画論を展開する。巻頭には「荒木飛呂彦が選ぶホラー映画 Best20」も収録。ホラー映画には一家言ある著者の、1970年代以降のモダンホラー映画を題材とした偏愛的映画論!
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
ホラー映画は実は苦手で、ここに出てきた映画はほとんど見たことがなかったんだけれど、ホラー映画がなぜ面白いのか?という観点から、荒木先生のホラー映画に対する美学を論じていて、非常に面白かった。 怖いのだけれどなぜか観てしまう。それはなぜだろう? と言うようなエッセンスを汲み取ってジョジョはできているの...続きを読むか…と考えさせられた。 あとがきの一節が印象に残っている。 “”芸術作品は「美しさ」や「正しさ」だけを表現するのではなく、人間の「酷さ」だとか「ゲスさ」とか、そういった暗黒面も描き切れていないと、すぐれた作品とは絶対に言えません。 恐怖映画は一見すると、暗くて不幸そうで、下品で、そのうえ変な音楽まで流れていてレベルが低そうであり、異様な雰囲気さえ持っています。しかしすぐれた恐怖映画は、きちんと観てみると精神の暗部をテーマにしていて挑戦的な映画とも言え、どの場面もカット編集や変更ができないほど脚本や演出も完璧なまでに計算構築されています。そして本当にすぐれた作品は何よりもーーこれが大事な要素なのですけれどもーー「癒される」のです。”” 今まで踏み込んでこなかったホラー映画作品を、これからは「怖い」だけではなく「なぜ怖いと思ってしまうのか?」という観点で、食わず嫌いせずに観れるものから観てみようかなと思った。 にしても、さすが荒木先生文章がうますぎる…
ホラー映画を理論的に楽しめる良本。 ホラーに対してのクリエイティブな考え方はとても参考になる。 ゾンビにリーダーはいらない理論は納得してしまった。
自分も見た事があるもの。 エクソシスト、ジョーズ、ゾンビ、エイリアン、13日の金曜日、遊星からの物体X、デッドゾーン、エルム街の悪夢、バタリアン、ペットセメタリー、ミザリー、羊たちの沈黙、セブン、フロムダスク・ティルドーン、リング、シックス・センス、マイノリティ・リポート、ドリーム・キャッチャー、ア...続きを読むイアム・レジェンド、 もちろん、ジョジョの奇妙な冒険。
ホラー愛
採り上げられている102作はメジャー作中心で評もいたってフツーな感じだが、とにかくホラー映画への愛が感じられる。怖がらせる事を目的とした映画は皆ホラー、という拡大解釈で『羊たちの沈黙』や『エイリアン』も採りあげられて最大級の賛辞が送られているのが乙。ホラーは癒し、とは名言と思う。岸部露伴のモデルがあ...続きを読むの人だったとは!
漫画家・荒木飛呂彦が、その創作の源泉である「ホラー映画」について、十の項目に分類して独自の視点で語りつくしたガイドブック。 60年代以降から現在まで、S級からZ級まで、様々な映画を観てきた作者自身が選ぶホラー映画「ベスト20」のリストつき。 紹介されている映画を片端から観れば、どの作品が『ジョ...続きを読むジョ』のネタに使われているか解っちゃって、ファンにはたまらないかも。 汚いけど面白いホラーもあれば、怖いけど美しいホラー、笑いと恐怖が程よくブレンドされたホラー、と一口にホラー映画と言っても色々な作品があります。「ホラー映画だから」と忌避するのではなく、まずはこの本を読んで、それから自分の嗜好に合ったホラー映画を探してみてはいかがでしょうか。 また、恐怖は想像力を豊かにします。子供に温めのホラーを何本か観せれば、危ないことをやったり危険なところに近づいたり、一人で行動して迷子になったりすることがなくなって、親に心配をかけない子になるかもしれませんよ?
著者の視点でホラー映画を語るエッセイ。ジョジョのあのシーンやあのキャラクターのネタ元に繋がる話が多く、荒木ファンからして楽しめる一冊。普段ホラー映画は避けていたけど、ナインスゲートと岸辺露伴の関連性、そして古書が題材とのことで早速今晩見てみることにした。
84冊目『荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論』(荒木飛呂彦 著、2011年6月、集英社) 『ジョジョの奇妙な冒険』で知られる漫画家、荒木飛呂彦によるホラー映画論。約100本のホラー映画が紹介されており、そのインプット量の多さにまず驚かされる。 ホラー映画を10のジャンルに分類し、ひとつひとつを自身の鑑賞...続きを読む体験を踏まえながら分析する。その読み解きはどれも的確で得心がいく。やはり一流漫画家の物を見るは凄い。 〈そして本当にすぐれた作品は何よりもーーこれが大事な要素なのですけれどもーー「癒される」のです〉
荒木先生とホラー映画が大好きなので購入✨ あーわかるわかるって思いながらサクッと読んじゃいました。 この話はきっとジョジョに入ってるなッッと思いながら、ジョジョも映画ももう一度観たくなりましたw
基本的には「モダンホラーの基本」と言ってもよい作品たちを、カテゴリーごとに紹介する本で、「論」というよりは入門書・ガイドブック的味わい。 だがいくつかの作品で著者が恐怖を覚えた・見どころと思ったシーンはやっぱり創作者の視点を垣間見る感じがして面白かった。未見の映画(紹介されていた約100本の半分くら...続きを読むい)をメモらせていただきました。 未読の方が気をつけるべき点が一点、「シックス・センス」のネタバレを喰らうおそれ。 文章中でも「未見の人は読み飛ばす」よう書いてあるが、小項目ひとつぶんを飛ばしてもネタバレが終わらないので、その章の最後まで読み飛ばしちゃうように…
荒木飛呂彦がこよなく愛するホラー作品の数々は、『ジョジョの奇妙な冒険』をはじめ、自身が描いた漫画作品へ大きな影響を与えている。 本書ではそんな著者が、自身の創作との関係も交えながら、時には作家、そして時には絵描きの視点から作品を分析し、独自のホラー映画論を展開する。 巻頭には「荒木飛呂彦が選ぶホラー...続きを読む映画 Best20」も収録。 ホラー映画には一家言ある著者の、1970年代以降のモダンホラー映画を題材とした偏愛的映画論! 「ゾンビは、無個性だからこそ、怖い」「孤立して逃げ場がない怖さを実感した「田舎で襲われるホラー」、荒木飛呂彦作品に影響を与えたスティーブン・キング作品の魅力、様々なジャンルのホラー映画の魅力の数々に加えて、荒木飛呂彦作品のテーマである「芸術作品は『美しさ』や『正しさ』だけを表現するのではなく、人間の『醜さ』だとか『ゲスさ』とか、そういった暗黒面も描ききれていないと、すぐれた作品とは絶対にいえません。」 この言葉には本書のあとがきに寄せられたものですが、まさに荒木先生の創作に対する姿勢をそのまま表した言葉だと思います。 「ジョジョの奇妙な冒険」や「魔少年ビーティ」、「バオー来訪者」の特徴である個性的な登場人物のルーツが、分かる本でもあります。 悪を魅力的に描くほど、善人が際立つ作風の秘密が、分かってまた荒木飛呂彦さんの作品を読み返したくなります。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論【帯カラーイラスト付】
新刊情報をお知らせします。
荒木飛呂彦
フォロー機能について
「集英社新書」の最新刊一覧へ
「雑学・エンタメ」無料一覧へ
「雑学・エンタメ」ランキングの一覧へ
ジョジョの奇妙な冒険 第8部 ジョジョリオン 1
ジョジョの奇妙な冒険 第7部 スティール・ボール・ラン カラー版 1
ジョジョの奇妙な冒険 第3部 スターダストクルセイダース カラー版 1
ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない カラー版 1
ジョジョの奇妙な冒険 第9部 ザ・ジョジョランズ 1
ジョジョの奇妙な冒険 第8部 カラー版 1
ジョジョの奇妙な冒険 第7部 スティール・ボール・ラン 1
ジョジョの奇妙な冒険 第9部 ザ・ジョジョランズ カラー版 1
「荒木飛呂彦」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論【帯カラーイラスト付】 ページトップヘ