あらすじ
【ページ数が多いビッグボリューム版!】荒木飛呂彦が描き出す常識では計れない生き様を貫いた実在の変人偏屈たち! 最も忌み嫌われたメジャーリーガー、世間を手玉にとった興行師、チフス菌を持ちながら賄い婦を続けた女性、巨大迷宮のような屋敷を作り続けた未亡人、莫大な財産を持ちながら生涯引きこもった兄弟、エジソンを凌駕したとも言われる悲運の発明家。奇妙だがどこか愛すべき者たちの人生が心を揺さぶるもう一つの人間讃歌!
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Posted by ブクログ
抜粋
「選考基準」イコール「人間讃歌基準」でもあるわけである。その厳正なる選考基準は以下のとおり。
ハードル①
変人偏屈な人は、その行為が人々に「希望」と「安心」を与える魅力がなくてはならない。(たとえば犯罪者だとかはダメである)
ハードル②
変人偏屈な人は、その行為を一生やり続けていなくてはならない(一時の目立とう精神や、人生の途中でやめた人は本物ではなくニセ奇人なので、尊敬に値しない)。つまり彼(彼女)たちは自然体なのだ。
ハードル③
変人偏屈なヒトは、敵に勝利している。(勝利にはいろいろな解釈があるけれど、とにかく敵に勝っている事)
この3点を満たしている人物たちが、本書の収録基準である。「発明家」「スポーツ選手」、我らが誇る「日本人」にもいました。「女性」も2人いるし、「兄弟」もいます。キャラクターは片寄らずに揃ったと思います。
もう一度いいます。彼らを見習えという事ではありません。彼らは決して社会の異端とかではなく、人並み外れた情熱を持った唯一無二の人々であり、これからの人間の未来に生きる「希望」と「安心」を与えてくれる「存在」なのです。
忌み嫌われた生涯打率最高記録保持者
タイ・カッブ
自称『虚業家』、世間を手玉にとった怪人
康芳夫(こうよしお)
貴方ならどう裁く
腸チフスのメアリー・マロン
巨大迷宮を造り続けた未亡人
サラ・パーディ・ウィーンチェスター
引きこもりの先駆け
コリヤー兄弟
電気の魔術師、発明の天才
ニコラ・テスラ
Posted by ブクログ
面白かった!
ジョジョや岸辺露伴シリーズのエピソードの一つとして混ぜ込まれても全然おかしくない内容ばかりでした。
が、これらの話って全部実話っていうのが、またすごい話な訳で。
Posted by ブクログ
一話ごとにジョジョのボスが新たに出てくるような感覚!
ジョジョのボスに惹かれるのは、「突き抜けること」に惹かれることだったということがよくわかる。
それだけじゃあない 実話を基に構成しているとゆーことには、
何ともいえない 表現しがたい凄みがあるぜ・・・ ゴクリ
テスラ、タイカップ、迷路屋敷の奥さんと兄弟、チフス家政婦、虚構の興行師
なかでも テスラ、迷路屋敷両方、タイカップの衝撃!
Posted by ブクログ
「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦が選んだ変人・偏屈者の6エピソードから成る。
取り上げられたのは次の6人。
タイ・カッブ
・・・メジャーリーグ史上、最も偉大かつ最も嫌われた選手
康 芳夫
・・・自称「虚業家」
メアリー・マロン
・・・「腸チフスのメアリー」と呼ばれた人物
サラ・パーディ・ウィンチェスター
・・・館を増築しつづけ、不可思議な間取りの建物を作り上げる
ホーマー&ラングレー・コリヤー
・・・元祖ゴミ屋敷&引きこもり兄弟
ニコラ・テスラ
・・・エジソンのライバルと呼ばれた男
この人選を見るだけでも荒木飛呂彦らしさが滲み出ている。
それぞれかなりクセのある人物だが、ホーマー&ラングレー・コリヤーにいたっては「何もしていない」のに取り上げているのが面白い。
(ゴミ屋敷、引きこもりの元祖のような兄弟ではある)
荒木飛呂彦自身、変人偏屈列伝にリストアップされてもおかしくない気もする。
この人達の行動の根本にあったものは何だったのだろう。
法を犯したわけではない。
つまるところ、自分の「仕事」に熱心であったにすぎない。
(熱心すぎた、とも言えるが・・・)
周囲の人を困惑させたが、意図的に傷つけようとした事はない。
(自分の「我」を貫き通したために、結果的に傷ついた人はいたが・・・)
誰でも自分を中心に物事を考えてしまうが、多くの人は、その途中で周りとの関係を考え、少しずつ「修正」していく。
それでも「修正」をせずに、そのまま突き進もうとする人はいる。それも少なからずの人が。
そういう人達と本書で取り上げられた人達とは、どこが違うのだろう。
突き進もうとするパワーと方向が、多くの人が許容範囲とする中からはみ出しているだけでしかないような気がする。
彼らの行動の結果は眉をひそめるものが多いが、それでもどこか共感を覚えるのは、程度の差こそあれ、誰にでも同じ事をする要素を持っているからだろうか。
・・・とすると、つい使ってしまう「普通」というのは何だろう?
Posted by ブクログ
この勢いのある文体ッ!独特の悪口表現ッ!!実にッ!ジョジョっぽい!
事実は小説より奇なりを地でいく人達の逸話を荒木飛呂彦先生とそのアシスタントの鬼窪先生がコミカライズ。
そう遠くない昔に本当にこんなインパクトの強い人達が実在したんだなぁ、と舌を巻いた。ウィンチェスター・ミステリー・ハウスとニコラ・テスラだけ知っていたけど、あとはほとんど初耳だった。
特に『腸チフスのメアリー』がドラマチックで印象的だった。
Posted by ブクログ
面白い…
とくにウィンチェスターミステリーハウス。
荒木飛呂彦さんの書き方が秀逸。行ってみたいところへ追加。
やっぱり同じような内容でも書き方が違うと読みずらい、と思った。
ミステリーハウスは確かアンビリバボーで何年も前に見た気がする…!そんな記憶を引き出してくれた…!すごい。
Posted by ブクログ
面白い。やはり荒木飛呂彦作画のものが良いが、他の作品も充分。ウィンチェスターの未亡人の話は印象に残った。どれも実話だと思うと、心に迫るものがある。
タイ・カッブの話を調べてみた。父親を殺したのは母親と不倫していた黒人であったこと。車椅子の観客が、触れてはいけない両親のことをなじったこと。漫画を読むとタイ・カッブ最悪だな、と思ったが、何事も裏事情があるものなのですね。
Posted by ブクログ
主線の強さが印象的な漫画家だが、この作品は元々の迫力はそのままに細めで繊細。新たな一面を拝見できた。……と思ったら、荒木先生は二本しか描いてないのね。テスラ、興味あるな。
Posted by ブクログ
荒木先生のマンガが好きなので読んでみた。ニコラ・テスラは読む前から名前は知っていたが残りの人は知らない状態で読んだ。期待していた以上にストーリーは面白かったが、絵が荒木先生だったらもっと良くなっていたと思う。いつか全編荒木先生がマンガも描いてくれたらいいと思う。
Posted by ブクログ
無類の荒木好きである私の脳内ではこの作品を手に取ることに、躊躇するという処理は行われなかった。これを肯定的に受け止められない方は数多くいるはずだ。人の趣味を他人は一部は共感、理解できても、全面的にそれをするのは難しい。ましてや人の生き方、人生では尚更難しいであろう。性質や行動が普通の人とは極端に違う人、理解者を得られない人のことを変人と定義するのであれば!!、この作品は生涯に渡って変人であり続けた人間の物語である!!
匿名
買わなくても良かったかも…。
荒木先生が全て作画もしてると思ってましたが最後の方だけでした。
ちゃんと説明を読んでから買えば良かったものの、先生の短編集かな?くらいの気持ちで買ったので落胆が90%でした。
実話の奇人に興味がある人は楽しめるかもしれませんが、自分は全く興味が持てないので全体的にサラッと読む感じになりました。
特に野球と記事には嫌悪さえ抱くほど好きではないのでつまらない新聞記事を目で追ってるような気分になりました…
荒木先生の作画のものになってからだんだん面白さが出てきて、やはりストーリーだけでなくて作品は絵柄も重要なのだと感じました。
話が興味なくても絵柄で引き込まれて後半は多少楽しめました。
Posted by ブクログ
タイ・カッブ・・・メジャーリーグ史上、最も偉大かつ最も嫌われた選手
康芳夫・・・自称「虚業家」
メアリー・マロン・・・「腸チフスのメアリー」と呼ばれた人物
サラ・パーディ・ウィンチェスター・・・館を増築しつづけ、不可思議な間取りの建物を作り上げる
ホーマー&ラングレー・コリヤー・・・元祖ゴミ屋敷&引きこもり兄弟
ニコラ・テスラ・・・エジソンのライバルと呼ばれた男
やはり荒木先生の回。
Posted by ブクログ
ウィンチェスターミステリーハウス繋がり。
腸チフスのメアリーが良かったけど、康芳夫・荒俣宏・荒木飛呂彦という繋がりのインパクトが凄い。濃すぎる。