高橋恭美子のレビュー一覧

  • ロンドン、ドッグパーク探偵団

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    犬好き、ミステリー好きの私にはとてもピッタリな本だったUo・ェ・oU
    とにかく犬がかわいくて、犬あるあるがしっかり小説に載っていてミステリーなのに微笑ましかった(*^_^*)
    たくさんの種類の犬種が出てきたのもおもしろかったし、作者さんが犬が大好きなのも伝わってきて嬉しくなった!!!

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    2026年09月27日
  • ビッグ・ドライバー

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    ネタバレ

    個人的には、とても興味深く刺激的な内容でした。超平たく言いますと「面白かった!」という表現になってしまうのですが、、、「面白かった」という表現だと、ちょっと語弊があるくらいに、内容は凄惨です。凄まじい、と言っても良い気がします。スティーブンキング、凄いなあ!と。

    個人的には、スーパーナチュラルや超常現象ありきのキングの小説より、そういった要素が一切ない、単純に「やっぱ一番怖いのは人間だよなあ、、、」な、キングの作品の方が、僕は好きだなあ、ということをね、思いましたね。

    元々の原本は、2010年に刊行されているそうです。「FULL DARK, NO STARS」という、4本の中編が収められた一冊の書物として刊行され、そのうちの「ビッグ・ドライバー」「素晴らしき結婚生活」の二編が、日本では「ビック・ドライバー」という作品として発表された、と。残り二編「1922」「公正な取引」は、「1922」のタイトルで、日本では作品化されている、と。かなりのボリュームの中編4作を一冊にまとめると、日本では、ちょっと売れ行き心配なんで、、、ということで分冊化したんでしょうかね?文春文庫さんの判断なのかなあ?とか思ったり。

    個人的には、原題の「フルダーク、ノースターズ」が、すっごく好きなタイトルですね。「漆黒の闇、星影も無し」ってな感じでしょうか。人間存在の暗黒面を、見事に表題化している感じ?って思いましたねえ。プログレッシブロックの超有名バンド、キング・クリムゾンのアルバム名でいうなら、「Starless And Bible Black(邦題:暗黒の世界)」って感じですよねえ。

    「ビッグ・ドライバー」
    うわあ、、、見事に凄惨な。どギツい作品ですねえ、、、そこそこの売れっ子で、そこそこの美貌もあると思われる中堅女性作家が、講演会の帰り道に極悪人の仕掛けた卑怯な罠にはまり、その途轍もない残酷な大男にレイプされ、そして無残に殺されて「暗渠」に捨てられる、、、はずが、なんとかギリ、その女性(テス)はマジでギリ、生きながらえていた。そして死の淵から生還した、テスが決意したことは、、、という物語。

    超凄惨ですね、レイプの描写とか、その後に容赦なく物のように「暗渠」に捨てられる感じとか。巣穴の蛇のように、暗渠はじっと、テスを待っていた、みたいな表現があるんですが、、、マジ怖い。

    物語としては、結構、どんでん返しもありました。ビッグ・ドライバーが実はビッグ・ドライバーとビッグ・ビッグ・ドライバーの二人いた!とか、まさか母ちゃんまで抜群のサイコ女性で、息子の性欲の為に獲物の女性を物色する女だったとは。ビッグ・ビッグ・ドライバーは、ビッグ・ドライバーの異常性欲を野放しにしていて、戦利品のおこぼれにあずかっていたとは。おっとろしい、、、まるでトビー・フーパー監督の最強スプラッター映画「悪魔のいけにえ」のソーヤー一家みたいなもんやないか。

    あと、超賑やかな音楽かけまくりのバーの女性スタッフのベッツィ・ニール女史。彼女も、実は、、、あれほどに凄惨な、過去を抱えていたとは、、、それが分かる物語の最終盤。そして彼女の、不思議な色をたたえた、あの瞳の秘密。心を完膚なきまでに傷つけられた女性たちへの哀歌であり、、、こんな表現は適切ではないのですが、、、応援歌、、、としか、、、言いようがないか。そんな物語、ですよねえ。

    レイプされ殺されかけて九死に一生を得た、テス。レイプの後に、全ての人目をさけるように、必死に物陰に隠れながら、家までの道のりを、逃げるやないですか。あの時の描写の冷徹さよ。残酷さよ。でもあれはあの時のテスは、真実、「(完璧にプライバシーを守るリムジンタクシーのスタッフ以外には)誰にも、今のこの私の、この姿をみられたくない!」と、本当に強く強く思ったんだろうなあ、、、

    彼女が、民家や店に駆け込んで、助けを求めなかったこと。警察に駆け込んで、ビッグ・ドライバーを訴えなかったこと。公共の善意に頼らず、公の正義に頼ることもなく、善悪の裁きを司法の判断に委ねるわけではなく、「わたしが全て自分でケリをつける」と決断したこと。

    もちろん、そこそこの有名人である自分が浴びるであろう、世間の好奇の目に耐えられない、という思いは勿論あったでしょうが、、、それよりも「自分の人間としての自尊心」が、それを許さなかったのかなあ、と。思いました。「これほどの仕打ちを受けたのだ。なんとしても自分の手でケリをつけない事には気が収まらない」という気持ち。

    レイプ事件の後、テスが、車のナビゲーターや自宅の猫ちゃんとしきりと会話をする、という描写があるやないですか。アレは「とんでもない酷い経験を受けた人の、自分を癒やすための、セルフ治療の一環と考えられる」という分析を、どなかたの読書感想で拝見したんですよ。「なるほど!」と、凄く合点がいきました。

    レイプ、という犯罪は、レイプされた人が生き延びたとしても、その被害者を「ある意味では殺してしまう」ということなんだろうなあ、、、酷い。本当に、酷い、犯罪なのでしょう、、、うむ。

    この話、感じとしては、宮部みゆきさんが編集したアンソロジー集「贈る物語 Terror みんな怖い話が大好き」に収録されていた、ジョイス・キャロル・オーツの短編「パラダイス・モーテルにて」と近い雰囲気を、感じました。個人的には。ジョイス・キャロル・オーツ、全然詳しくはないんですが、、、ちょっと、スティーブン・キングと、共通点、、、あるのかしら?どうなのかしら?

    あと、テスが決断した「私が自分の手でケリをつける」という決断なのですが、、、いわゆる私刑。私的制裁。私人逮捕。2026年の日本では、私人逮捕系ユーチューバー、という言葉は、もう下火になってきているんでしょうかね、、、でも、個人で復讐を果たす、という行為は、、、物語としては、美しい。必殺仕事人、ですよねえ。胸がスカッとする面は、間違いなく、あります。勧善懲悪、が、分かっているならば。

    だが、現実には、、、本当に危うく、難しいところですよねえ、、、我々は、このキングの小説では、テスが完全な被害者で、善人で、そしてビッグ・ドライバーとその家族が、完全な悪でありサイコな人々である、という事実を、読者の視点から、いわば物語世界の外側の神の視点から、知っている訳です。ですので、テスの復讐譚に、深く納得し、感じ入る事が、できるのだろうなあ、と。

    だが。これがもし、現実世界の出来事、本当にリアルな実際の出来事であったとしたら。そしてこの一連の流れを、ニュース番組で知る側の立場だったならば。完全な第三者である我々は、物事の真相が完全に明確に超正しく判明するまでは、はたして、テスが正しいのか?それともビッグ・ドライバーが正しいのか?実際のところは、分かりません、、、よね?ましてや、ビッグ・ドライバーとその家族は、一見外面の良い善人一般市民的生活を普段は装っているわけで。「あのいつもニコニコ親切なビッグ・ドライバー一家が!途轍もない凄惨な殺人事件に巻き込まれて!あまりにも可哀そうすぎる!」って見方も、フツーに発生する案件だと思います。

    このリアルな現実世界では、個人による復讐譚は、極めて全くもって難しい、、、ということを、なんというかまわりまわって、僕は、感じました。なんか、変な感想に、なっちゃったな。

    「素晴らしき結婚生活」
    これも本当に見事な中編だと思います。過不足なさすぎ。本当にまあ、見事にまとめたなあ、と。物語の造形がもう、、、完璧だなあ、と。キング、すっげえなあ!と。痛感する作品でした。まず「素晴らしき結婚生活」という邦題も素晴らしいし、原題は「A Good Marriage」ですがコレもグッド。なんという皮肉の効いたタイトルであることか。うむ、、、素晴らしいです。

    「長年幸せに連れ添ってきた、自分の良き伴侶が、まさか。最悪の性的猟奇的イカレ殺人鬼だったとは」という作品なんですが、、、現実問題だとして、超ウルトラ、怖いですよね。主人公の女性、ダーセレン・マドセン(愛称は「ダーシー」)の、恐怖。それを思うと、、、本当に胸がすくむのです。「これが現実のことだったら」という恐怖感は、人として、本当に凄まじいものが、あるでしょうねえ、、、「自分の身内にシリアルキラーがいる」ということが判明した時の、、、本当に「本当に」どうしようもない恐怖。

    そのシリアルキラー、夫のボブ・アンダースン。コイツが本当に、、、本当にまあ、、、怖い。怖すぎる。ああまで狂った心をしっかりと持ちつつ。でも、ほぼそれを完璧に、基本的には、隠し通して、一般生活を。良き伴侶であり良き市井の一個人として、過ごしていられるものだ!そしてやはり、これが本当に恐怖なんですが、、、このような人間は、間違いなくこの現実の世の中に、存在しているのでしょう、、、いるのでしょう、、、だからこそ、我々の住むリアルな世界は、今「こうなって」いるわけですもの。この小説はフィクションですが、このフィクションの世界で描かれている物語は、間違いなく。完全に「リアル」なのでしょう。怖い。

    でも、、、どうしようもないですよね。それが「人間」ですものね。そういう意味では、もう一つの作品「ビッグ・ドライバー」の世界も、ある意味、完全に「リアル」なんですけどね。

    ボブが、自らを殺人鬼だと認め告白しつつ、ダーシーに「君が全てを白日の下にさらしたとしても。俺はどうなってもいい。君もまあ、いいのだろうともいえるのだろう。でも、、、俺たちの子供は、、、どうなると思う?」と囁いた、あの言葉。悪魔の言葉ですよね。本当に酷い言葉です。だが。どうしようもない剥き出しの現実、ですよね。

    そして、この凄惨すぎる物語に、キングは見事に、見事すぎる結末を、ありていに言えば、本当に見事な「救い」を用意した、と思うんですが、、、物語の最終盤の、ダーシーと、州検事総務局のホルト・ラムジーの会話。なんと見事な。お互いに、おそらく「全てを」知っていながらも、それでも互いに手持ちのカードを、ちょっとずつ見せながらの、真剣をたずさえながらの、会話。もの凄い見事です。そして、救いでもある、というね。

    物語の最後、ホルトがダーシーを抱擁して囁いた「あなたは正しいことをしましたよ」の言葉。あの言葉は、ダーシーを救い、そしておそらくホルト自身の今までのキャリアもポリシーも救い、読者をも救った、と言えるのではないでしょうか。ダーシーは、全てを自分一人で抱え込む必要は、なくなった。「わかってもらえた」ということの心強さ、ですよね。キヨシローさん的にRCサクセション的に言うならば「わかってもらえるさ」ってこと、ですよね。

    物語が終わった後に語られる、著者あとがき。ま、キングのあとがき、ということなんでしょうが、ここでキング自らが語る、物語の語り手としての矜持。物語を生み出すものとしての心構え。これも、凄いなんといいますか、、、素敵でした。

    僕は日本の作家では、宮部みゆきさんが一番好きなのですが、その宮部さんが、超熱烈なスティーブン・キングのファンだという事は、けっこうよく知られた事実だと思います。で、「死者は嘘をつかない」と、この「ビッグ・ドライバー」を読んで、なるほど、宮部みゆきが強烈なスティーブン・キングのファンであること合点がいった!と、心の底から理解しました。宮部さんの作品には、間違いなく、キング的なフィーリングが、あります。作家のベクトルであり、人間としてのベクトルが、相当に、近しいな、と思った次第です。そのことが理解できた点でも、キング作品を読んで、良かったなあ、と。シミジミ、思いましたね。

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    2026年01月31日
  • 約束

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    スコット&マギーは前作に続き、コール&パイクはお初にお目にかかる。両コンビを引き立たせる巧さに感服。

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    2026年01月16日
  • ロンドン、ドッグパーク探偵団

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    ネタバレ

    ネタバレ。犬が病院に連れてかれる描写があります

    いやあの 犬。可愛い。

    出てくる犬さんと飼い主さんが「うちの犬世界一可愛いの」「うちの犬最高だろ」という熱量が伝わってきて、飼い主と犬あるあるとかいっぱい出てきてニコニコしながた読んでた。推し犬ちゃんは主人公の飼い犬のダックスフンドさん。
    飼い主さんも「うちの犬が危険な目に遭うなら容赦しないぞ」という勢い。その勢いで事件解決の熱量がすごかった。
    書いてる作者さんほんっとうに犬好きなんだなと思いを馳せたり。

    外国の翻訳本はあまり読まないのですが、これはおすすめ。特に犬好きの方。犬を飼っている方。よかったら。

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    2025年10月15日
  • 危険な男

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    ネタバレ

    コール&パイクシリーズ、現状翻訳版では最新作。

    今回は傭兵あがりの寡黙な男パイクが主人公。無口で強くてカッチョ良い、愛車がジープってのも似合ってる。(相棒のコールはコルベットってのも似合ってる)

    助けを求める女性依頼人(気は強いが暴力沙汰は素人)を助けるマッチョなバディ、このご時世では叩かれることにもなりかねないような前時代の設定、悪いが俺は大好物で、そういやスペンサーしかり、ジョー・ピケットしかり。
    そんな俺がこのシリーズ、この作品を外せるわけもなくて、案の定無我夢中で読んでしまった。

    バディと依頼人たちも良いが、悪役たちの右往左往ぶりがエエ味出していて、読ませ処になっている。

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    2025年10月04日
  • 指名手配

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    ネタバレ

    お初ロバートクレイス。コール&パイクシリーズという本国アメリカでは長く続いているシリーズらしく、いくつかの作品は日本でも既訳、創元推理文庫では同作家別のシリーズが2作訳出されていて、そのうち1作が本作の前作になるらしい。MCUか(笑

    シリーズ途中からだと、あんまり面白さが理解できなかったらイヤやなぁと思って読みだしたが、いくつか理解できないこともあったが(前半のキャンセルになっらデート相手とか、ラストの格闘技の組み手をする相手のこととか)、本筋にはあんまり関係ないようで、その辺は追いかけて行ったらおいおい分かるのかなと。

    ということで、シリーズを追いかけるのを決めたくらい面白い作品だった。コールの人間臭さは、スペンサーの伝統を引き継ぐ王道アメリカ流ハードボイルド。ジョーピケットほど四角四面ではなく、スペンサーほどマチズムではなく、ニヒルさもウェストコーストっぽい軽さも併せ持つ正義感ってのが、手ごろで良い。
    相方パイクも、戦闘力こそスゲーが、ちょっとマニアック。ホークのような洗練されたお洒落はなく、人づきあいは悪そうだがネイトほど厭世感は持ってなさそう、こちらも手ごろなのだ

    勿論、1作品読んだだけなので、2人、そして物語の背景はこれから深みが増していくのだろう。それもまた楽しみ。何しろ、本作のヒール2人だけでも勿体ないくらいにカッコ良いのだ。音楽談義のシーンは必読。

    いやー、久々に楽しみなシリーズ見つけた。未訳作いっぱいあるってのは勿体ないなぁ。

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    2025年09月08日
  • チェスナットマン

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    これ系統の作品にしてはそこまでグロくもなく、北欧系にしてはそこまで陰鬱で淡々というわけでもなく、読みやすい作品だと思う。
    最初はいいところで毎回違う人物にフォーカスが変わるので、没頭直前にひっぺ剥がされる感覚を覚えたけれど、後半はそれが逆に、あっちの続きはどうなったの?!とぐいぐい読めた。
    ドラマ映えしそうだな~と思いながら読んでいたけれど、キリングの脚本家さんだったのですね。
    しかも既にネトフリで映像化済みだったとは。
    物凄く納得。

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    2025年09月07日
  • チェスナットマン

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    ドラマを見始めたのですが、情報量が多すぎて理解が追いつきませんでした。原作小説があることを知り、原作を読んでからドラマを観ることにしました。結果どちらも楽しむことができました。

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    2025年07月28日
  • 野外上映会の殺人

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    ネタバレ

    シリーズ3作目の事件の舞台は野外上映会。
    アガサ・クリスティの白昼の悪魔を映画化した地中海殺人事件の上映会で殺人事件が起こる。
    この設定だけでもワクワクしてしまう

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    2025年05月27日
  • 危険な蒸気船オリエント号

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    ネタバレ

    大好きなシリーズの2作目。
    航海のさなかオリエント号という豪華客船の密室で起こる殺人事件。この設定に船の名前。
    アガサ好きとしてはワクワクせざるおえません(っ ॑꒳ ॑c)✨
    個性溢れるブッククラブのメンバーに加えオリエント号の乗客たちも魅力溢れる個性派ぞろい。
    謎解きも面白かったしすごく楽しめました。
    前作で恋人となったアンダースとの甘い一時がなかったのがちょっと切なかったけど、ジャクソンという新たな魅力ある人物の登場に恋の予感がしてそれもまた楽しみ

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    2025年04月17日
  • ライルズ山荘の殺人

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    ネタバレ

    4.5くらい。面白かった。

    多視点なところやクローズドサークル具合、因縁などは『そして誰もいなくなった』を彷彿させる。特にそれぞれ山荘に向かう時の場面とか。

    トリックやアリバイについてはそんなに。それぞれ皆がどんな嘘をついているか、どんなことを隠しているか暴いていく話だった。

    多視点でそれぞれが情報を握っているので、読者としてはそれをどう繋げるか大変だった。情報共有しようにも取捨選択や伝言ゲーム状態になったりするので。

    山火事というクローズドサークルの作りも良かった。崖の橋が崩れて~や落石で~はあるあるだと思うが山火事は避難すべきかどう避難すべきかで考えることが多い。
    面白い舞台装置だ。

    次作の課題図書が北欧ミステリー。読んだことが無いので予習しておきたい。なんでこれ選んだんだろう?

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    2025年04月10日
  • マーダー・ミステリ・ブッククラブ

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    間違いなく入りたい読書会。舞台はシドニーで、主人公が住むウールームールーや仲間が働くポッツポイントのビンテージショップにサリーヒルズ、、シドニーの描写も楽しくて、いつもシリーズ新刊を楽しみにしてます。
    ミステリー小説ばかり読むブッククラブの仲間と事件を解くコージーミステリーです。

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    2025年01月22日
  • ライルズ山荘の殺人

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    人気シリーズとのことで、早くも第四弾が読めてとても嬉しい。
    今作は山荘!由緒正しきクローズド・サークル!!
    わたしは“嵐の山荘”ものが大好物なので、好きなシリーズでそれがくるといつもより期待を膨らませてしまう。
    しかも、今作からブッククラブに新メンバーが本格的に参加し、シリーズとしても新たな展開があるだろうなと思って、わくわくして読んだ。

    期待に違わず、とっても面白かった!
    ブッククラブの「初期メンバー」は相変わらずのキャラクターで、わたしはシリーズを通してアリシアにとても共感することが多いのだけれど、今作では妹のリネットの知られざる悩み(残念ながらリネットのような経験をしたことがなく、共感するのは難しかった)を知ることができて、リネットを抱きしめたくなったりもした。
    山荘に着く前のプロローグの段階で何やらそれぞれ思惑ありげな各メンバーたちだったが、真相は切なく、エンタメとして十分に楽しめたし、心に残る余韻となった。何だかまた新たな展開も待ち受けていそう。

    解説によると、本国ではシリーズ第六作まで発表されているそうで、邦訳刊行がすでに楽しみだ。どうか順調に翻訳され、まだまだこのブッククラブの面々とのミステリが楽しめますように。

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    2024年11月09日
  • マーダー・ミステリ・ブッククラブ

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    本格も好きだけど、コージーミステリーも大好きなのでワクワクしながら読みました。
    仲良し姉妹が立ち上げた「マーダー・ミステリー・ブッククラブ」。響きが最高ですね。
    アガサクリスティーの作品がちょこちょこ出てくるので、読み返したくなりますね。
    このシリーズは4作目まで刊行されてるので、メンバーたちの活躍が楽しみです。

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    2024年11月07日
  • マーダー・ミステリ・ブッククラブ

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    ネタバレ

    よく出来たコージーミステリだった!
    うまくクリスティと絡めてて、最後まで読み応えがあった。

    海外のブッククラブは個人の家にお招きしながらやるのねと文化の違いも感じられておもしろかった。

    今後のアリシアとアンダースの関係が気になる!

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    2024年07月08日
  • マーダー・ミステリ・ブッククラブ

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    本好きのミステリ読みにはいろいろな意味で楽しめる、コージーミステリ。

    コージーミステリって厳密にはどういうもの?っていうのは分かってないけど、どこかで「お茶とお菓子と共に謎を楽しむ」みたいなことを見たことがあって、その定義(?)に照らすならばまさにぴったりといった作品だった。
    日本で言うところの読書会?のようなものという認識をしているのだけれど、外国だとブッククラブというのは浸透している文化なのだろうか。特にイギリスの小説でよく見るような気がする。

    物語は、ミステリ、特にアガサ・クリスティーが大好きな姉妹の姉の方が何の間違いか純文学系のお堅いブッククラブに迷い込みむ(のちに理由も明かされる)。当然といえば当然、あまりの水の合わなさに辟易した結果、妹と二人でミステリ専門のブッククラブを立ち上げるというところから始まる。
    古風な手段でメンバーを募った結果、個性豊かなミステリ好き(そしてクリスティーファン)の面々が集まるのだが、その中の一人がある日突然姿を消してしまい……。というストーリー。

    今回読んでいて新たにわかったのは、コージーミステリは作中でお茶会をしながらミステリを楽しむのみでなく、読者である私たちも、気軽に楽しく、しかし気軽ではない事件を楽しめるものなのだなということだ。
    本格ミステリのようなゴリゴリの事件というわけではないけれど、軽妙な会話やそれぞれのシリアスな事情に笑ったり共感したりしながら「楽しめる」ミステリに出会えた。

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    2023年11月10日
  • 容疑者

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    プロローグからやや涙目…
    軍用犬と警察官の傷を負った者同士の
    出会いと第一歩
    犬を相棒にした作品はD・クーンツの何作かと「約束の森」と言う作品くらいだったけれど…これはど直球過ぎて、細かなケチをつける隙もなくのめり込みました。

    この人の作品、シリーズモノ含め復刊して欲しい。

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    2023年09月19日
  • 容疑者

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    犬好きな方。是非読んで下さい。泣けます。
    作者が、特に犬が主人公の小説専門でないというのは驚きだが、絶対絶対この人、犬好きだよね、だってそうでなければリーランド主任のあの台詞は書けないよ! って思います。

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    2023年09月06日
  • チェスナットマン

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    文庫本でこの厚さの本を久しぶりに手にしましたよ。
    上下巻が多い中、1冊に収めているのもいい!

    最後まで一気に読んでしまいました。

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    2023年05月04日
  • 蒼ざめた馬

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    ネタバレ

    なかなか面白かった「ひらいたトランプ」の登場人物が出てくると知って続けて選んだが関連性は全くないといっていいレベル。ただしこちらの方が更に気に入った。手の込んだオカルト演出の殺人組織の種明かしが主眼で、犯罪はひたすら卑近なもの、恐怖心につけこまれて騙されてはいけない、という今のご時世にも大切でありがたいメッセージ性のある良い作品と思う。

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    2023年04月23日