高橋恭美子のレビュー一覧
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ネタバレジョー・パイクシリーズ第二弾。
きっかけはどうあれ、
またもや女性を守るために闘うジョー・パイク。
平凡な銀行テラーの彼女は、
証人保護プラグラムを受けた両親の娘だった。
一度は誘拐されかけたところをパイクに助けられたが、
再び誘拐される。
エルヴィス・コールとジョン・チェンの助けで、
彼女の居所をつきとめることができるのか。
市警の科学捜査官ジョン・チェン。
日本のオタクとは違って、生身の女の子に興味があるギークだし、
そのためにお金にも昇進にも執着していて、
決してカッコいい男ではないのだが、だんだん気になってきた。
パイクのために命がけではないにしろ、
職をかけて調べものをして頼り -
Posted by ブクログ
面白かったが、場面が目まぐるしく変わり世界観に引き込まれそうになったのに、急にブレーキを掛けられてしまうので、その都度ページを捲る手が止まる。
海外ドラマに良くある、手法だが1時間番組だから途中で話が切り替わっても内容を覚えていられるけど、文章しかない小説では、話が途切れて別の話が始まると、前の内容を細かい所を忘れていて、読み直しをしないと話が分からなくなる。
読み返す場所を探すのも一苦労。700頁近い大作なので読みづらかった。
ここの所、読む本が小説として読むよりドラマや映画として観た方が面白いと思うものばかりだ。
内容は、とても面白いだけに読みにくいのは致命的な欠陥だと思う。 -
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タイムラインで見つけて気になっていた本。
犬好きにはたまらないとのことでしたが、本当にたまらなかった…冒頭、軍用犬だったマギーがアフガニスタンで最初のパートナーを失うシーンからすでに号泣。
ストーリーとしては、銃撃事件に巻き込まれ、パートナーを失った警察官のスコットが、同じくパートナーを失ったマギーと出会い、警察官と警察犬としてバディを組み、スコットが巻き込まれた銃撃事件の容疑者を探す…というものですが、犬好きとしてはとにかく犬と人間の絆描写が素晴らしくて、本編のストーリーがかすむ(笑)
最初はスコットへ警戒心を抱いていたマギーが、徐々にスコットを信頼するようになり、最後は自分の愛するパートナ -
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ネタバレ爆弾検知犬として戦場で任務中、パートナーを失ったシェパードのマギーと同じくパトロール中に突如車両の衝突事故から始まった銃撃事件でパートナーを失ったジェイムズの絆再生物語。
事件を機にK9という警察犬組織で働くことを願い出たジェイムズ。
そこで出会ったマギーは精神的ストレス障害と断定され、警察犬としては不合格扱いされるところだったが、同じ境遇に惹かれるものを感じ、マギーを自分のパートナーにさせて欲しいと訴える。
ジェイムズがパートナーを失うことになった未解決事件の捜査担当刑事が変わり、新たな展開が見込まれる中、試験的にパートナーとして生活を送るマギーと共に独自の捜査で新たな手掛かりを追い始め -
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前回読んだグレアムヤングが毒殺云々の件で、この本を読んでたとか、読んでないとか。
他にもこの本はタリウムでの毒殺を扱っていて、タリウム殺人の構想の元になったんじゃないか?
と言われてる作品。
ならば!と読んで見たが。ただ単純に面白い!!!ミステリーとして最高に面白い!!!!
海外のミステリーは背景があまりにも違ったり、名前が覚えきれなくて、誰が誰だったのかわからなくなったり、古い本だとさらに時代のバックグラウンドが違いすぎて、なんかなーって思うのに。
全く古びない。
ふつうにラストびっくりした!!!笑笑
読みやすいのもある!なんかちょっとコミカルでもあり、その中で真剣に近づく恐怖に -
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ネタバレデッカー警部補の第十三弾。
小さなヨーロッパの国ぐらいの敷地に、
テニスコートにプール、馬場、滑走路をそろえた
不動産経営の一家が襲われ、
夫と妻が警備員と共に射殺され、
息子の一人がかろうじて命を取り留める…
という大事件ではあるが、それどころではない。
よちよちしていたハンナが、一人で学校へ行っている!と思ったら、十六歳になっていた。
あまり細かいことを気にしない読者の自分でも、
読み飛ばせず調べたら、
五冊分翻訳が飛ばされていることが分かった。
酷すぎる。
このシリーズは、事件と家庭のバランスが、
家庭に寄りすぎているのを少々不満に思っていたものの、
シンディの結婚も引越しも、息子二 -
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ネタバレ傷ついた元海兵隊のK9と、やはり傷ついたLAPDの警察官。その二人が一緒に活躍する物語。
・・・とか言うと、なにかお涙頂戴的な感じなのかと思うかもしれませんが、そうでもありません。確かに、傷ついた者同士、心通じ合わせていると言う事もあるのかもしれませんが、お涙頂戴の話ではありません。むしろ、犬と人が協力して事件を解決していく物語だと思います。そういう意味では、物語の終盤に、二人とも再び傷つく事になるという展開は、ちょっと珍しいかも。
話の色添えとして、女性刑事との交流もちょっとあるんですが、この作品の中では話は進展しませんでした。もし続編があるのならば、進展するのかもしれませんが。 -
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「容疑者」から続いているロバート・クレイスブーム。まだまだ面白いよ。章ごとに話者を変えて多視点で物語を展開する手法は、安易かもしれないが物語にスピードと映画的(テレビ的)な立体感を与えてくれている。
単なるゲームオタクが何で強盗一味に加わったのか、あたりがちょっと曖昧だし、ママに溺愛されてるタイソンがここまで大胆な犯行を繰り返すか、などの疑問は残るが相変わらず物語は一級品。
共犯者の中の女王様アンバーに入れあげて、自分たちに迫る危機(ハーヴェイとステムズは本当に怖い)を全く認識しないタイソン&アンバーには腹が立ち、「アンバー絶対殺されるな」と思ったけど、最後に本当にヒロインになってた。これがリ -
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とっても魅力的だった前作「容疑者」。ロス市警K9のスコット・ジェイムズ巡査と相棒の警察犬マギーが帰ってきてくれた!こんかいは著者ロバート・クレイスの代表作でおなじみの探偵エルビス・コールとのコラボだよ。
探偵コールの軽さとジェイムズ巡査の青臭い一途さが、ちょうど良い塩梅で組み合わさっている。
かわいいマギーの話をもっとじっくり読みたい気もするけど、ここは(コナリーの)ボッシュ刑事とリンカーン弁護士的な豪華コラボを楽しむべきなんだろう。
ストーリー自体はとても楽しめるし、ラストに向けての盛り上がりも上々。しばらくロバート・クレイスを読み続けよう。4.2
"「エルビス・コール探偵事務所、雨天決行