高橋恭美子のレビュー一覧

  • 危険な蒸気船オリエント号

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    シリーズ2作目。今回は蒸気船オリエント号の中で起きる事件で、乗客の中に犯人がいる!というクローズドサークルもの。容疑者となる乗客たちが個性的で、なかなか面白かった。プロローグの前に注意書きがあるけど、終盤でクリスティの「オリエント急行の殺人」のネタバレがあるので、ネタバレが嫌な方はクリスティを先に読むのがおすすめ。

    前作から続いてアリシアの恋愛模様も描かれているけど、ちょっと意外な展開かも? 次作ではどうなるのかな。

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    2023年04月15日
  • チェスナットマン

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    最後に畳みかけるような盛り上がりがあり、スピード感もあって読み応えのある作品。元々の作者のスタイルなのか翻訳の関係なのか分からないけど、文体が短文&現在進行形で進んでいくのが特徴。(最初の頃はこの文体に少し疲れてしまったのだが、後半は展開が面白くなったのもあってそこまで気にならなかった。)

    この手の作品のヒロインは、大概、「美人で有能でタフだけど、過去に深い傷があり繊細な一面がある」設定が多いのだが、今回は割とサッパリした感じで描かれていて、「弱い部分を犯人に見破られ、そこを攻められて窮地に陥る」的な、ありがちな流れにならないところが好印象だった。最後までしっかり戦ってくれる、真面目で前向き

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    2023年03月16日
  • マーダー・ミステリ・ブッククラブ

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    ネタバレ

    まあまあ。
    失踪については、クリスティ好きなら察する。
    殺人まで起きたのは驚いたし、犯人わからんかった。

    あれこれ詮索して犯人捜しというか、失踪に首突っ込むところはなんだかなと思った。やるならボランティア的にビラとか配れば良いじゃんと思ってしまった。

    とりあえず次も読もう。

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    2023年03月03日
  • チェスナットマン

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    読ませる。最小限の人間関係で書きつくしている。が、連続殺人の動機は明確に示されない。海外ものはプロット展開は上手いけれど、動機の一点で穴があるものがあるよね。

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    2023年02月26日
  • 危険な蒸気船オリエント号

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    コージーミステリの魅力満載、隅々まで楽しめました。メンバーのプロフィールも読んでいるうちにだんだん思い出してくる、続編読む醍醐味も味わえました。オリエント、というタイトル、まさかあの通りの展開じゃないよね!と若干の懸念がありましたが、いい感じのオマージュで楽しめました。一緒に船旅をしているような気分に浸れて満足です。年齢だけは十分参加資格あるので、財力面でも資格を得ていつかこんなゴージャスな世界に参加したいものです。殺人事件はお断りですが。アリシア、新しい一歩踏めそうですね。次作が楽しみです。

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    2023年02月19日
  • 危険な蒸気船オリエント号

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    ネタバレ

    シドニーからオークランドまでの豪華客船、
    その名も『オリエント』そう来たらクリスティ読者はワクワクしないはずがない。
    プロローグでの女性目線からもう~~

    なかなか、集中出来なくてキレギレに読み終えてしまったけれど、まさかあの人が!という一冊目の驚きがそのまま継続していて謎も推理も二転三転出来て楽しく読み終えました。これからも味わう事の無い豪華客船の旅、味見させていただき有り難かった!
    (と、それはまた別問題⤵️)

    読書会メンバーのそれぞれの持ち味、もっと堪能出来れば良かったけれどそれはそれ。
    次回作も期待が高まります。
    訳者あとがきにもありましたように、また
    楽しみに待っていてよろしいんで

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    2023年01月21日
  • マーダー・ミステリ・ブッククラブ

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    フィンリー姉妹含め七人が集まるマーダーミステリブッククラブ。始まって早々メンバーの一人が行方不明になり、さっそく推理が始まる。メンバーの中には何かを隠しているような雰囲気の人がいるし、出てくる人もいろいろ怪しいから犯人は終盤まで分からなかったけど、アガサクリスティが好きな人は割と早い段階で気づくかも。『昔の罪は長い影を落とす』次回作の舞台は豪華客船ということで、楽しみ!

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    2023年01月18日
  • マーダー・ミステリ・ブッククラブ

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    舞台はオーストラリアのシドニー。マーダー・ミステリ・ブッククラブのメンバーが素人探偵になるのだが、みんなクリスティ好きで、ポワロの台詞を引用したりするのは楽しい。主人公のアリシア、妹のリネット含めてメンバーには独身が多くてロマンス要素もあり、素人探偵らしいドタバタ感もある。こういうのをコージー・ミステリっていうんだろうな。
    真相は予想がついて、中盤ちょっと中だるみした感じがしたけど、終盤は一気に話が進んですっきり。なかなか面白かった。続編も読みたい。

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    2023年01月17日
  • 容疑者

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    徐々に心を通わしていくふたりの様子は、愛犬家にはたまらない物語。

    突然の銃撃戦に巻き込まれ、良き相棒を死なせてしまったロサンゼルス市警のスコット。
    アフガニスタンで軍用犬として従軍していた時に唯一無二の相棒を死なせてしまったジャーマン・シェパードのマギー。
    ともにPTSDを背負ったふたりがバディとして徐々に変化していく。

    相棒の死の責任からかガムシャラに真相に近づこうとするスコット……遭遇した銃撃戦の真相を、ひとりで突き止めていこうとする。

    最初は他人だった主人公スコットに対し、徐々に“守るべき仲間”として認識していくマギー……次第に、本来の優れた能力を発揮していく。

    徐々にマギーが“

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    2023年01月11日
  • 危険な蒸気船オリエント号

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     先月の翻訳ミステリー札幌読書会で取り上げられた『マーダー・ミステリ・ブッククラブ』の続編は、何と、全編、豪華客船オリエント号内での物語。偶然とはいえ、数日前に、妻から世界一周の豪華客船での100日クルーズなる提案資料を受け取ったばかりのぼくは、偶然とはいえ、豪華客船の旅を読書体験で味わうことになってしまったのである。

     但し、本書でのクルーズはオーストラリアのシドニー~ニュージーランドのオークランドまでの5日間。そこに集まるはわれらがブッククラブの面々。今回はアンダースが本業の医師の仕事としてクルーズに乗り込むこととなり、彼の勧めで全員が船上に集結したものの、Dr.アンダースは本業で忙しい

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    2023年01月09日
  • マーダー・ミステリ・ブッククラブ

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    面白かったです。ところどころ軽い表現があるところが引っかかりはしたものの、それでテンポ良く読めた部分はあります。これはクリスティ好きにはこたえられないでしょうね。そして、ミステリーブッククラブなんて、ミステリマニアにはたまらない設定です。こんなクラブあったら参加したい!でも、軽食、飲み物用意して自宅に招く、というのは大負担です。次々に謎が現れてくる展開に、一気読みせざるを得ません。作品がベースになっているところも素晴らしいです。ただ、ファンならもう少し早く仕掛けに気づけたんじゃないの?とは思いましたね。このメンバーが再び登場する次作が実に楽しみです。

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    2022年12月08日
  • マーダー・ミステリ・ブッククラブ

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    ネタバレ

    初の著者。
    コージーミステリとは思わず購入。
    でも、たまには傷つかない小説もいいよね!(人は死ぬ)

    アガサクリスティへの愛?が深い小説だった。
    正直クリスティは5冊ほどしか読んでいないため、逆に面白そうな本も紹介されており気になって。
    クリスティ文庫、全部揃えたくなるよね。。。

    ミステリとしてはそこそこ、キャラ小説だと割り切って読んだ。重い話の間に、サクッと読めたら。

    シリーズ化されているらしく、続編も期待。
    姉と医者との今後が気になる!

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    2022年11月20日
  • マーダー・ミステリ・ブッククラブ

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    クリスティ大好きなので楽しく読めた!
    重たいミステリーの合間や口直しにピッタリのライトな読み心地、でも真相も気になってスラスラ読める
    ブッククラブのメンバーは愛せる人ばかりで、シリーズで続いていくならぜひ読みたい

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    2022年10月22日
  • チェスナットマン

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    ネタバレ

    デンマークコペンハーゲンを舞台に起こった連続殺人。猟奇的な方法と残されたチェスナットマン。二転三転する捜査と警察内部のパワーバランス。主人公二人の反目からお互いを認め合うところなど非常に面白く一気に最後まで読んだ。

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    2022年05月17日
  • 指名手配

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    ネタバレ

    ロスの探偵エルヴィス・コールのシリーズ。

    残念ながら警察犬マギーは出てこない。

    コールは、息子が大金を持っていたので調べてほしい母親からの依頼を受ける。
    息子は仲間たちと金持ちの家に盗みに入っていたが、仲間が殺される。
    行方不明になった息子を探すコールだが、
    盗みの仲間だけでなく、息子の行方を知る者が次々と殺されていく。

    息子の情報を得ては、その証言者を殺してしまう二人組、
    ひどい男たちなのだが、
    なぜかだんだん親近感?感情移入?してしまう自分がいる。
    とくに、昔フィドルという楽器を、酒場で見知らぬ若者と演奏した場面とか。
    著者に乗せられているだけだと思うが、
    映画を作るならそっちが主人

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    2022年04月10日
  • 容疑者

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    ネタバレ

    ロスの探偵エルヴィス・コールと同じ作者だったので。

    海兵隊の一員として、アフガニスタンに出征し、
    相棒を亡くしたジェーマン・シェパードのマギー。
    自分も撃たれたのに、撃たれた相棒を守ろうとそばを離ないとは、
    最初から泣かせる気でまんまん。

    一方、刑事のスコットもパトロール中に銃撃に巻き込まれ、負傷し相棒を失う。
    だが、最後に武器を求めて相棒のそばを離れたことを後悔している。
    騒音に弱くなってしまい、
    警察犬になるには不適格と言われてしまったマギーと、
    いまだに痛みと闘うスコットは共に復帰を目指すことになる。
    もちろん、山あり谷ありで、スコットと相棒が撃たれた事件の謎を追っていく。

    マギー

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    2022年03月26日
  • 危険な男

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    ネタバレ

    ジョー・パイクシリーズ第二弾。

    きっかけはどうあれ、
    またもや女性を守るために闘うジョー・パイク。

    平凡な銀行テラーの彼女は、
    証人保護プラグラムを受けた両親の娘だった。
    一度は誘拐されかけたところをパイクに助けられたが、
    再び誘拐される。
    エルヴィス・コールとジョン・チェンの助けで、
    彼女の居所をつきとめることができるのか。

    市警の科学捜査官ジョン・チェン。
    日本のオタクとは違って、生身の女の子に興味があるギークだし、
    そのためにお金にも昇進にも執着していて、
    決してカッコいい男ではないのだが、だんだん気になってきた。
    パイクのために命がけではないにしろ、
    職をかけて調べものをして頼り

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    2022年02月16日
  • チェスナットマン

    分厚さを感じさせない展開

    凄惨な死体の側に栗の人形という、いかにも猟奇的な殺人の意味するものとは。肝心の栗の人形が表紙にあるにもかかわらずピンとこなくて、前半は気分が乗りませんでしたが、冒頭のシーンと繋がってからの加速が凄かったです。そこからはもう眠れなかった~。デビュー作ですが、ドラマの脚本をやってる方なだけあって、飽きさせずに読ませるのが巧いと思いました。短く気になるシーンで区切られたり、これはこうかも?の匂わせ方はとてもドラマっぽかったです。凄惨さを上回る納得の動機がある、スプラッタと情緒の北欧ミステリを堪能できました。

    #ドキドキハラハラ

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    2022年02月01日
  • チェスナットマン

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    面白かったが、場面が目まぐるしく変わり世界観に引き込まれそうになったのに、急にブレーキを掛けられてしまうので、その都度ページを捲る手が止まる。
    海外ドラマに良くある、手法だが1時間番組だから途中で話が切り替わっても内容を覚えていられるけど、文章しかない小説では、話が途切れて別の話が始まると、前の内容を細かい所を忘れていて、読み直しをしないと話が分からなくなる。
    読み返す場所を探すのも一苦労。700頁近い大作なので読みづらかった。
    ここの所、読む本が小説として読むよりドラマや映画として観た方が面白いと思うものばかりだ。
    内容は、とても面白いだけに読みにくいのは致命的な欠陥だと思う。

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    2022年01月03日
  • チェスナットマン

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    約700ページ。とにかく分厚い。
    ただし章が細かく、どんどん展開していくため、サクサク読み進められる。
    特に、中盤以降はページを捲る手が止まらない。
    正直、犯人については全く予想できなかった。
    次回作もありそう。

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    2021年11月04日