無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
マーダー・ミステリ・ブッククラブシリーズ第二弾。アリシアとブッククラブの愉快な仲間たちが乗船したクルーズ船で事件が発生する。序盤はアンダースに対するアリシアの言動に正直辟易。それでも個性的なメンバーが揃っているお陰でテンポよく和やかな旅が進んでいく。
客船という究極のクローズドサークルだが、ブッククラブの面々だけでなくサラミ姉妹など個性豊かで賑やかな雰囲気なので陰惨さはあまりない。タイトルからも分かる通りアガサ・クリスティの『オリエント急行殺人事件』をオマージュしており、ネタバレが含まれているので注意が必要。
「こういう時こそ少年探偵団の出番だ!」的なノリが良い。メンバーのどのキャラクターも好きだけど特にペリーが最高。
Posted by ブクログ
前作でとある失踪事件に巻き込まれた〈マーダー・ミステリ・ブッククラブ〉の面々。
今作は早くも家のダイニングを飛び出し、蒸気船のクルーズ旅行へ。もちろん、そこでも事件に遭遇し、調査に乗り出す。
船旅中の事件というのはミステリでもよく扱われるシチュエーションだと思う。旅行という非日常感と、海上・船上という密室。私も大好きな舞台のひとつである。
前作の終盤からとある変化をしつつ迎えた今回の船旅で、主人公アリシアの複雑な心境と謎だらけの(しかも複数の)事件。
タイトルからもおわかりのように、アガサ・クリスティーの名作『オリエント急行の殺人』にもなぞらえられそうな船上の密室劇が楽しかった。
限られた空間で限られたメンバー。外界とは隔絶されている。条件は地上の密室も同じだが、そこに「旅」という要素が加わると、より刹那的な人間関係や駆け引きが生まれるのだと、個人的には思っている。
シリーズ2作目にして新しいキャラクターも登場するし、今後もますます楽しみなシリーズだ。
Posted by ブクログ
先月の翻訳ミステリー札幌読書会で取り上げられた『マーダー・ミステリ・ブッククラブ』の続編は、何と、全編、豪華客船オリエント号内での物語。偶然とはいえ、数日前に、妻から世界一周の豪華客船での100日クルーズなる提案資料を受け取ったばかりのぼくは、偶然とはいえ、豪華客船の旅を読書体験で味わうことになってしまったのである。
但し、本書でのクルーズはオーストラリアのシドニー~ニュージーランドのオークランドまでの5日間。そこに集まるはわれらがブッククラブの面々。今回はアンダースが本業の医師の仕事としてクルーズに乗り込むこととなり、彼の勧めで全員が船上に集結したものの、Dr.アンダースは本業で忙しいことと業務上の守秘義務などもあってメンバーとの距離感が目立ち、とりわけ主人公アリシアとの恋愛関係の側面も少しぎすぎすしてくるなど、前作に続きブッククラブ内の混乱が作中に散見される。
今回は女性の海上への転落による行方不明事件の真相を突き止めるべくブッククラブのメンバーはそれぞれに奔走する。メンバー外のゲスト・キャラクターたちも個性豊かで、行儀の悪いバーテンダー、もてもてのダンスホスト、クルーズ経験豊かな謎のご高齢三姉妹、車椅子の老婦人と、年齢差がありすぎる写真家の夫などなど、怪しい人たちが多すぎるのである。
船上という巨大な密室でありながら、限られて逃げられない登場人物たちは、オリエント急行ならぬオリエント号の中でそれぞれの個性を発揮してゆく。本シリーズの作家ラーマーは、個性を描き分けるのがとても上手いように思う。ブッククラブの面々だけでも個性がはっきりしてわかりやすい上、作品毎に変化するゲスト・キャラクターもオリジナルで癖が強く印象に残りやすい。
さらには本書は最後までどんでん返しの連続となる。いわゆる仕掛けの上の仕掛けといった、凝りに凝ったストーリーなので、本格ミステリーの好きな方にもおススメ。容疑者も沢山陳列されているようなので楽しいはず。
さて、この本を読み終えて、とりあえず作品中の事件は無事に解決したのだが、妻からの豪華客船での100日クルーズの提案は課題として未だ残る。ぼくにとっては一番の問題は、100日間のクルーズ中、新刊ミステリーが全く入手できなくなるという状況に耐えられるかどうか? である。例え新刊でなくても100日分の本(30~40冊?)を持ち込む? 豪華客船クルーズは、本中毒のぼくにとって、かくも苦しい選択肢なのである。さて?
Posted by ブクログ
クリスティ大好き読書クラブの面々
2冊目は船上の殺人事件。
モチーフこそ『オリエント急行』ですが
この空気感は『ナイルに死す』だね!
クラブメンバーの医者アンダースが
船上医を勤めることになったおかげで
そろって短期クルーズに招待されたメンバー。
アリシアは本当はアンダースとの
ロマンティックな船旅がしたかったのに
彼は必要以上によそよそしくて何か隠している。
他の皆は普通に旅行を楽しむつもりだったけれど
道中、乗客が突然死したり
船長夫人が海に落ちて行方不明になったりで
ミステリ魂が騒ぎ出し…。
短期だった彼らにくらべ
他の乗客はずっと旅をしているセレブで
いろいろ複雑な人間関係が( ̄▽ ̄)
ああ…クリスティーな味がするよ。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。