堂場瞬一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレプロ初先発の19歳ルーキー有原のノーヒットノーラン達成間近、そして身売りが決まったチームのシーズン最終ゲーム、最後の20球をめぐる20のストーリー。
1球1球、視点を変え、交差する思いが語られていきます。
低迷が続いた名門チームの選手、監督、コーチ、そしてファン。
コントロールが定まらない気弱なマウンドの有原。
この有原のイライラさせるような性格とピッチングがこの本の味噌ですね(笑)
じれったいのに、何かを感じさせる彼のピッチングに、期待と言うより重々しい緊張感がずっと漂っています。
さぁ、果たして最後の一球まで耐え抜くことができるのか!? -
Posted by ブクログ
ネタバレ堂場瞬一による警察小説シリーズ第三弾。
本作はこれまで以上に本格ミステリ臭が濃い作品という印象。衆人環視の中、演劇の舞台上で殺人が起こり、主人公・大友鉄はその解決に乗り出す。
劇団は大友が学生時代に入っていた劇団で、人気俳優、人気女優も輩出している。捜査の途中、劇団の友人との会話から大友と亡くなった妻の過去も少しずつ明かされて行く。その辺りの物語はさすがに引き込まれるが、肝心のミステリ部分はなんとも、、、、特に今回は警察がほとんど役に立たず、大友が個人的に動き回ることで解決を迎えるという、本格ミステリ調の展開になるのもどうにもいただけない。
大友がもてすぎる上に、それに気がついていなさすぎるの