堂場瞬一のレビュー一覧
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一匹狼の新聞記者甲斐昭人と女性刑事浅羽翔子が追う謎の失踪事件―。本社社会部から追われた甲斐は横浜支局に着任早々、失踪した後輩の行方を追うことになった。スクープを掴んでいたらしい彼の足跡を辿るうちに、警察内部の腐敗した実情と謎の外国人犯罪集団の存在に行き着く。そしてその二つは繋がっていた…。情報の鍵を握っているのは、潔癖さゆえ県警内で孤立している女性刑事翔子。「組織の人間としてじゃなくて君個人の正義感。正しいと思ったことをやるべきだと思う」手がかりはブラジル国花のピアス。巨大な組織を相手に二人の孤独な戦いが始まる… というのがあらすじ。
基本的には、新聞記者中心の物語。突然現れた人物が実は・・ -
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ミステリーとしてはこの人が犯人なの?こんな方法で?!なるほど~!みたいな爽快感はない。
ただ登場人物それぞれのキャラクターや生き方価値観など、人間模様の物語としては面白かった。
主人公の検事が職場内の上司や部下の関係や、関係ある人々との対峙の仕方に悩んでいたり、家庭での家族関係に悩んでいたり、核になる事件を通して主人公が模索しながらも、そういったそれぞれの悩みや問題に向かい合って前に進んでいく様子が描かれていて、主人公に人間味があって面白かった。
あと主人公のランニングへの知識の豊富さが、すごいと思った。まさか仕事に生きるとは…。一見役に立たなそうなことでも、極めれば知恵となるのだなぁ、とフィ -
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ネタバレ江夏の21球、野球ファンなら知らない人は少ないはずのこのドキュメント。あれは映像だったけど、あの緊迫感を小説にしたらどうなるか・・・って感じの小説である。
日本一や優勝がかかった試合ではないものの、ノーヒットノーランがかかった最終回の20球をピッチャー、キャッチャー、監督、野手、相手チームはもとより、観客、解説者、ビール売りから近所の中華屋の親父に至るまで様々な目線で追いかける。
その構成を知ったとき「こりゃすげーぞ、是非読んでみたい」と思い手に取ったのだけど・・・、うーんこのギクシャクして読みにくい展開はなんだ?、リズムに乗り切れないストーリー展開はなんだ?、手に握ってる汗の違和感はなん