常見陽平のレビュー一覧
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「普通の僕らは周到な準備をしよう」
一部の人では話題になっているノマドワークスタイル。これまでの流れでは、自由な働き方を実践しているのは、著者も含めて一流大学を卒業して一流企業に就職したというキャリアの人たち。
そこから、自由な人生をおくれるのは優秀な人だというとても一般的な認識に落ち着きます。
でもそこで、一般ピープルな私たちであっても自由に働くためにはどうすればいいのかを教えてくれるハウツー本。
自由に働けるのは、恵まれた環境と高い能力を持つ人のみ。
この常識は果たして当たってるのでしょうか。
もしかするとそれは、挑戦できない自分の自己同一性を保つための、とても都合のいい言い訳なのかも -
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今のポジションで経営者(社長)向けセミナー等に参加していると「意識高いですね」とか言われるのですが、「意識高い」という言葉に違和感があったので読んでみました。
意識高いってなんなの、高い低いってあるの?みたいな。
まぁ、こんなふうに取る人もいるのね、という印象でした。
そんで、もうちょっとポジィティブに書けばいいのに、と(笑)
そうしたら売れないからかなぁ。
最終章の後半が感情的に、というか
酔って書いてるのかなという感じになってますが
そこに書かれている まず目の前の仕事をしろ だとか
そういう 身近なところを疎かにするなよ という点は
大事なことだと思いますね。
いろんな見方がある -
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まあよくある「自分探し」批判の本でした。
「なりたい自分」を探して、それになる努力をするぐらいであれば、今目の前にあることに一生懸命になれ。言うてることは至極まっとう。
そうは言うけど、そういう学生やら社会人やらがそんなにいるものなのか。もうすでに「意識高い系」の人間でさえも古臭くなっているような気がするけど。
あと、いちばん問題なのは「意識高い系」という基準があいまいになっていて、そういう自分だとしても、誰もその事実を認めようとせーへんことちゃうかなあ。
要はバランス、そういう「意識高い系」の人間も、もうちょっとおってもええんちゃうかなあと思うのが自分の結論です。 -
Posted by ブクログ
ノマドの本であるけど読んでいく過程に、雇われ社員(会社で働くこと)についても知ることができる本でした。
自由のイメージであるノマドが自由ではないこと、ある程度の従属関係があること、スタートアップが大変でその過程を乗り切れる仕事スキルと人間力?が必要であることを知れた一冊でした。
ノマドをする上での物質的、精神的なバランスについて書かれており、ノマドについて興味を持っているが漠然としている人にはオススメだと思います◎
大まかに読むと人によっては基本的だと感じることが書いてあるだけの様に感じるかもしれませんが、実行するには大変そうな実情の一部が書かれております。
働くという意味で自分の価値