常見陽平のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
キャリアパスを持つ
加速度的な成長が必要
2.3年目には重要な仕事を
綿密な話し方をする
形容詞を多用した空気語が多い
自信を持った言い方
面接、過去の事実確認か考えさせられるもの
ほとんどの学生が知っている企業に行きたがる
現役社員への取材、会社周辺での観察(喫茶店)、業界情報誌のチェック、株主からの評価
合コンも遅刻していくと完全アウェーになる
早めに着く
自分の考えを自分の言葉で話す
論点のすり替えはするべきでない
最後の質問こそ最大のチャンス
12個質問を用意しておく
12個用意するまでに会社について知ることができる
優秀な人ほど独善的
周りを巻き込む人望が必要
自分の意見を貫くのは大切だが調和の取れない人材は場を乱すことになる
あえて空気を読まない人材が欲さられることも
面接、お互いのことを確かめ合う場
空気が読めない
用意したことの暗記、ネタ
空気感が大事
自分の空気に合った企業を探すのが重要
嘘は一番よくない
面接官は見破れる
具体的な地名、人名から
質問は理解しようとしてくれている
イライラは厳禁
2ちゃんの質問を実際にして困惑させるのはよくない
仲良くなるだけが協調性ではない
自分の能力は他人に感じとってもらうもの
嘘をついて入社しても結果バレる。内定がゴールでない、会社内の評価が悪くなる
サークルの話、サークルに興味があるわけではなく何をしてきたか
大学入試は自慢できない
トイック、日本人平均500
少し努力したら600
700から自慢できる
協調性が高いと自分で言う人は痛い人が多い
サークル系
目標、計画、結果
雰囲気言葉を使わない
ジョハリの窓、自己分析法
自分相手が気づいている、自分だけ、相手だけ、両方気づいていない
自分を説明できるように。鍛える体験
自分で自分の道を決められない学生が多い
学生1日20通前後メールの送受信
インターンは悪い面も見られる
体験談には証拠が必要
いつも誰かに見られている
選考に進んだ人の名前は検索される
就活は納得解のみ
エントリーシートの写真は写真館で
仕事で求められるのは価値を作り出してお客様に満足してもらうこと
企業も就活マニュアルは見ている
営業はバカにする仕事でない
企業業績を見る
世の中に立ちたいと言う学生は打たれ弱い
リアルな体験に基づいた志望動機
誤前提提示
イエスノーのように選択肢を狭める
福利厚生はこだわるな
稀有な異端児の採用には理由がある
全てに具体的な計画や手段が必要
20〜45の女、7割働いている
自分にとって働きやすい環境
話し方がバカ丁寧
ポケットを裏返すな
相手の意見にすぐ乗っかりすぎない
面接が進むごとに言うことを変える -
Posted by ブクログ
本書は主に「なぜ採用基準が不透明なるのか?」「実際の企業による選抜システムはどのようなものか?」という二つの問いに答えようとする本である。
著者も言うようにアカデミックとジャーナリスティックな書き物の中間ぐらいな所にあり、すらすら読めるけれど判然としない書き方をしている部分もあり、あまり洗礼されていない感じがする。ただし、先行研究のまとめや就活の概要をデータを引っ張て来て逐一説明してくれるため、就活に対して詳しくない人でも読める、悪くない本である。
序章では就職の始まりは明治だとか云々から始まり、先行研究に触れこの本の意義を説く。今までの研究に足りなかったことは、企業側のデータに基づく研究が少ない、入学難易度が低位の大学に関する就職の研究が少ない、中小企業を対象とした研究が少ない、就職ナビ等の大学生の環境変化を捉えられていないこと、などだとする。本書は、著者の中小企業での参与観察などから、竹内洋(1995)「日本のメリトクラシー」と小山治(2010)「なぜ企業の採用基準は不明確になるのか――大卒事務系総合職の面接に着目して」(本田由紀・苅部剛彦編「大卒就職の社会学」東京大学出版会に収録)の先行研究を補完する形で最初の問いに応えつつ、先行研究の問題点を補おうとする。
第一章「新卒一括採用」の特徴では、データを用いてそのデータの読み方の注意点にも配慮しつつ、誤解されがちな就職の現状把握をする。高卒の職業の減少に伴い大学生数・大学の増加、大卒無業者数は、卒業者数に対して10~20%存在、企業の大学への要望の高水準化、国際比較(卒業前就職がほぼ9割にたいして、ヨーロッパはだいたい4割前後。)、卒業したら本当に就職が難しいのか?(まったく相手にされないという訳ではない。応募受付を7割の企業がしているという調査も。)、高偏差値の大学ほど大企業・公務員になる、などである。
第二章 採用基準はなぜ不透明になるのか、では、選考基準が変動するために、学生に伝えられない、などという事情があることを示唆する。実際、選考基準や過去の採用実績などを公開している企業は半分以下である。採用基準がなぜ変動するのかというと、その基準では他の学生との差がつかず意味がないために基準が下げられる、または上げられることや、採用人数が確保していくにしたがって、残りの採用枠の人物を多様性を持たせるべく、従来では落されていた人間が採用される、などということがおきる。「おとなしい人だらけなので、ブチぎれた人が欲しい」などである。
第三章では、選抜システムのモデルを竹中(1995)に従って説明する。このモデルでは、選抜を大きく二段階に分ける。それは補充原理と選抜原理に従って選抜される。補充原理では、選抜に先立ってその候補者の境界を設定する。その時、学歴フィルターなどで狭めるか(閉鎖性)狭めず広く候補者を取るか(開放性)という二種類がある。また選抜原理では、候補者をそのまま競争させるか(普遍主義)、候補者をさらに分けてそれぞれのグループで競争させるか(分断主義)という違いがあり、補充原理(2種類)×分断主義(2種類)で計4種類の選抜システムの類型が存在することになる。分断主義というのは、具体的には、あの学校からは何人、というふうに学校ごとに人数枠を作り、同じ大学の生徒どうしで競争させ、バランスよく採るというようなシステムである。多くの企業は閉鎖的・分断主義的な選抜システムを取っていると予想されるが、それを隠して開放的・普遍的な選抜システムをとっているという平等幻想が存在する。
第四章では、それに加えて、就活ナビによってその平等幻想が強調されているとする。また、就活の問題点は卒業前の学業の阻害だけでなく、こういった「平等幻想」によって採用されないような企業に就職しようと頑張りすぎてしまう人間が出てきてしまうことなのではないかと指摘する。すなわち、身の丈に合った就職をした方が不幸は生まれないよ、と言う。ではどのように身の丈を合わせるか?大学の就職課・キャリアセンターに行き、可能な限り長いスパンで、この大学からどの業界・企業に進んでいるか、業界・企業名と人数、分布などを分析すること。さらに年度ごとの分析を行う。リクルートワークス研究所が発表する有効求人倍率、「学校基本調査」から分かる大学卒業者に対する就職者数の割合、文部科学省・厚生労働省が発表するその年度の内定率を確認する。そして、これらとその年度ごとの就職先の顔ぶれを比較する。売り手市場のときと、買い手市場のときとで、入れる企業が変わるのかを見る。(一般に、売り手市場の時は閉鎖性が緩む)。「会社四季報」「就職四季報」を数年度分読む。女子・中小企業版も存在する。三年以内の離職率、採用実績校が見られることがある。これらをすれば良いのだという。
長々と書いてきたが、就職活動を学生の側だけでなく企業の側からも見る視点を持ち、就職活動の全体像を描くにはもってこいの本なのではないか?と思った。よくまとまっている。 -
Posted by ブクログ
「なぜ、残業はなくならないのか」という問いに著者は答える。残業は企業にとって合理的で、労働者にとって働き方の1つで、マスコミにとって美談だからだ。
たしかにその通りだ。企業にとって繁忙期に人を増やすよりも、現状の人間に残業してもらい、その手当を払う方が雇用面や教育面の効率は良い。労働者にとっても手取りが増えることは悪くないだろう。そして、NHKのプロジェクトXや偉人伝出版社がその苦労話を感動に仕立てあげる。
だから、残業とは、すばらしい制度なのだ。政府は「働き方改革」の名のもと、残業を減らそうと試みるが、本当にそれは正義で誰もが望んでいるのか。しかも政府の容認する残業時間は過労死ラインを越えている。そして、容認残業量を超える場合、サービス残業の強制につながらないのか。
残業にまつわる様々な考え方を並べ、大事なことは残業を減らすのではなく、正しい働き方を模索しようという本書。ズバリの結論は出ていないが、残業で死人が出ちゃいけないってことは間違いないだろう。 -
Posted by ブクログ
『普通に働け』っていうタイトルがまず、秀逸。
短いのに、インパクトがある。サブタイトルもなし。
長くて明らかに狙ったようなタイトルが多い新書の中で、これは良い。
脳内にガツンと響いた。
そして、割と骨太の本だった。
普通の定義が読んでいても難しかったけれど、大企業でも外資系にも勤めていない、天才でも秀才でもない人たちが世の中には大半いて、その人たちが世の中を動かしているということ。
一部の信憑性の薄いデータや都合のいい部分だけをピックアップした、絶望感を煽るもの、反対に奇跡的な成功を夢見させるもの、センセーショナルな話題性を作るための結論ありきの記事に踊らされない(論じられている元のデータを確かめる)こと。
天才も秀才も成功者も、謙虚さを失わずに陰で惜しみない努力を重ねており、努力できるのも才能だということ。
なるほどなぁ、と思う。
情報に翻弄され、一喜一憂することがある。でも、その情報は一元的に都合のいいように切り取られた断片に過ぎないかもしれないし、それで絶望する必要は無いけれど、一部の天才たちが起こした奇跡に自分を無理に寄せることも出来ないのだ。
今できることをしよう、ということが「普通の人」の幸せなのだろうな。
第三章からが特に面白い。
第四章の鹿毛康司氏との対談、海老原嗣生氏の解説まで、なるほどなぁが詰まっていた。